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Nov 15, 2007

ゴッホがベルナールに宛てた手紙＠モルガン・ライブラリー

(2)

テーマ：美術館・博物館(1563)

カテゴリ：マンハッタン・NYC 5Borough

久しぶりに The Morgan Library & Museum へ行きました。

Morgan Library4

お目当ては、 Painted with Words: Vincent van Gogh's Letters to Emile Bernard （1/6まで）です。

The Metropolitan Museum of Art や
Neue Galerie でも、ゴッホ展が催されましたが
今回の特別展では、ゴッホが南仏アルルに滞在した1887- 89年の間
画友エミル・ベルナールに宛てた20通の手紙
（ゴーギャン宛の1通を含む）を
絵画、素描と共に展示されています。

弟テオにも沢山の手紙を書いたゴッホは
手紙好きで知られています。

直筆の手紙は、フランス語？
入口近くに置いてあったブックレットの英語訳で解読。
この手紙が一般公開されるのは、約70年ぶりだそうで
オランダ以外での展示では、最も規模が大きいものだとか。

生涯1枚の絵が売れただけで
無名のままこの世を去ったゴッホですが
手紙から感じた印象は
私が思い描いていたイメージとは違って
迷いのない強い意志が感じられます。

日本への憧憬が文章に表れていて
ゴッホが浮世絵の構図や色使い、影の無い世界に
影響を受けたことを思い出しました。

手紙には、絵のスケッチと一緒に
色や構想が書かれていたのが興味深かったです。

ベルナールとゴッホの絵画が比較して展示されてあり
特にゴッホの梨の木の絵が美しかった～

隣の部屋では、 Drawing Connections: Baselitz, Kelly, Penone, Rockburne, and the Old Masters の展示があり
1階にあった常設展が、2階に移動されていて
前回来た時よりも、写本や直筆原稿の展示が少なかったような。

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