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2024.11.23
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カテゴリ: GSX-R1000・電装系
 のはずが、暖機していよいよマシンにまたがろうとしたところで、ライトが急に点滅し始めて、ダウン。真っ暗になりました!
 えっ・・・、先週安定器を付けて試走したときは大丈夫だったのに?なんという気まぐれ。困る!
 急いでヒューズを確認。切れてない。じゃあ、球切れか?
 安定器を外して、シート内からハロゲンバルブを取り出します。
 暗闇の中急いでバルブ交換。点灯!
 うっ・・・、点かねぇ!素子ならまだしもただの電球すら点かねぇ!これは配線、カプラが怪しい。とてもじゃないけど暗闇の中じゃあお手上げ。時間もないし、今日のツーリングは泣く泣く中止に。
 出発前のトラブル。今日はなかなかのパワースポットに行こうと思ってたけど、神様が来るな、っていってるんだろうな。
 といいながら、今月は2か所も恵方参りが残ってるので1か所は行っておきます。急遽クルマに変えてスタート。今どきの賢いスマホで手振れ。なんか光源だけぶれてます。変な写真。こわっ。来るな、来るなメッセージ。
 エンジンをかけると、これまた不穏!エンジン故障アラートとエンジンオイル補充警告。エンジン故障はオオカミ少年だけど、このタイミングで出るとプリモニション。オイルも先週たっぷり足したけど。
 だけど押しかける迷惑参拝者。夜というか夜明け前の名古屋高速もたまにはいいもんです。
 無事到着。
 先週龍雲を見たし方位もこっちだったので押しかけてきました。ほんとうはツーリングでここにも寄るはずでした。6時半前なので散歩してる人が数人程度。参拝客はいません。
 ということで龍神さまに、お参り、お参り。夜間はライティングされてるんだな、かっこいい。
 あれやこれや、嫁さんや子供からお願いされたこともお願い、お願い。安いお賽銭でほんと申し訳ない。
 ついでに、バイクも直りますように・・・。
 ふぅ・・・。なんか朝からバタバタ。で、60キロくらいドライブ。疲れたのでホットコーヒーを。旨い・・・。けど、確かに今日は寒いな。風もあるし。そういう意味ではツーリング日和ではないのは確か。けどトラブルはノーサンキュー。どっちがいいんだか。
 さて、また高速で帰るか。
 犬山辺りで朝日が昇ってきました。ひとりのドライブは退屈。
 帰宅後すぐにバイクをチェック。暗くて見間違えたかもしれないので、もう一度ヒューズをチェック。ロービーム、ハイビームともにヒューズは切れてません。
 ヒューズを抜いたので電圧チェック。ロービームのヒューズはOK。
 ちなみにハイビームのほうは・・・、
 えっ?ゼロ??こっちは来てないのか。うわぁ、嫌な感じ。どっかで断線してるならどっちもゼロならわかりやすいけど、片方だけ死んでるとかどんな故障?そういう結線になってるのか?イメージできなくてげんなり。
 とりあえず奥でどっかが接触不良になってるんでしょう。ついこの前もばらしたけど、またサイドカウルをはずしてカプラにアプローチです。
 寒い、風強い。凍えます。
 ん-、本当は走ってるころだったんだけどな、ほんと日頃の行い。
 いちばん怪しいカプラ。てっきり以前修理したギボシ端子が焼けてるんだと思いました。ぱっと見異変なし。
 中も先日と変わらず。以前焼けた2極をのぞいては変わらず。このカプラじゃないか。
 3つカプラがあって、そういえば先日の接点ブライト処理したとき、やってなかったカプラを発見。これはまだギボシ化されてないカプラだったので、勝手にライトに関係ないカプラだと思い込んでそのままにしてたやつ。
 中を確認。
 うーん、なんか左下の隅っこの端子が明らかにほかの端子に比べて黒いです。ぱっとみ目視できないくらい黒い。溶けてはいないけど。
 じゃあオス側は?
 さっきのメス側に対応するのは右上の端子。こっちも黒いかな??
 オレンジに赤のストライプの線。これはなんの線だろう。ライト関係だったらここを疑ってみる価値ありです。類似年式の電気配線図を確認。オレンジに赤、つまりO/R線をたどるとディマースイッチに行ってる線。
 自分のマシンにはパッシングスイッチはないので少し違うかもだけど、ホーンとかウィンカーではなさそう。あとこの線は仕様によるけどライトオンオフスイッチにもいってます。だから両目同時に切れるのか。この線、疑わしいです。
 接触不良を起こしてるかどうか、ジャンパー線を作って、カプラの裏から差し込みます。カシメ側はまだ焼損してないでしょう。
 ジャンパーします。
 キーオン。
 お、点いた。ハイ、ローとも切り替わります。やっぱりこの線が接触不良を起こしてたのか。
 よし、この線をギボシ化しよう。精密ドライバーを差し込んで、カプラの端子の爪を外して押し出します。
 両方のオスメス端子をカプラから抜きました。黒いかな?この状態でキーオンにして端子を接触させるとバチバチスパークが飛びます。毎回キーオンするたびにこういうスパークで焼損が進んでるんでしょうか。酸化膜云々もあるけど、明らかに緩いです。瘦せていそう。これは振動で接触不良にもなるか。キーオンで抜き差ししてもライトが点いたりしない。相当な接触不良。よく今までそれなりに点いてたもんです。
 このゆるゆるがLED不点灯の真因だったのかな。
 遠慮なくギボシ端子化します。前は配線を切り詰めるのにはすごい抵抗がありました。もう現状回復できねぇ!って感じで。でも今は、細いカプラの端子による接続よりギボシ端子のほうが確実なんじゃね?って思えるので、むしろグレードアップ感大。
 金メッキ仕様を奢ります。ギボシ端子のストックも減ってきました。また補充要。写真をみるとギボシ端子化が進んでるのが分かります。全部ライト不点灯の際の処置の歴史です。どんだけ持病か、って話です。
 このカプラは前回接点ブライト処理をしてないので、ついでにやっておきます。
 カウルを装着してしまう前に点灯試験。
 キーオン、よし、ちゃんと点灯。ロー、ハイとも大丈夫です。
 毎回大丈夫、って言ってます。もうこれ以上接触不良個所が出なきゃいいけど。
 ・・・。
 多分、LEDが点いたり点かなかったりしたのは、この大元の配線の接触不良が原因だったんだろう、とまたまた素人判断。大元が悪かったから点灯不点灯の症状が両目に出たんだろうな、と理屈は合います。
 ハロゲンでも点いたり消えたりしてたのかもだけど、そういう細かい断絶はアナログ電球だとちらつきみたいな感じであまり感じなかったけど、素子には相性が悪かったのかもな、と無理やり自分を納得させます。
 よし、ならLEDバルブもいよいよ大丈夫なんでは?ついでLEDバルブに組み替え。安定器も外します。
 点灯チェック。LEDも点きます。ハイ、ローともOKです。
 これでしばらくは機能維持できる・・・、ような?
 もう四半世紀前のマシンなので目に見えない不良個所がたくさんあるんだろうな。だけど残念ながら不具合がでたら都度対処していくしかないのであきらめ。
 今回はここまで。カウルを組み戻して終了です。
 なんでLED化したら不具合が顕在化したのかは少しもやもやします。上に書いたけどアナログ電球のうちは懐が深く。不具合を感じさせないレベルだったのかな。
 いや、LEDにしたから一気に焼損が進んだ、ってことがあれば嫌だな、と。でも流れる電流値は明らかに下がったのはテスタで確認したし、あの黒くなり方は経年の年季を感じたのでたぶんLED化は原因じゃないと思います。
 ま、修理が終わってみれば今回は少し大元の不良個所に手を付けれたのでよかったかなと。これ、下手に出発してからライトがダウンしなくてよかったです。安定器云々、ハロゲンに戻して云々、じゃなかったので太陽が昇って明るくなるまで遭難してたかも。そう思えば、この出発前にライトを消してくれたのは神様のご加護?神様ありがとうございます。おー、すげーポジティブシンキング。
 明日もう一度、行き先を変えてショートツーリングに出てみようかな。本当に行きたかった場所は、そうはいっても、来るなサインだったかもなのでまた来年にでも。だけど明日も寒そう。やっぱりショートツーリングに変更です。

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最終更新日  2024.11.23 22:28:32
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