のんびりのびっこ

のんびりのびっこ

2011年03月15日
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こんな大変な時にブログなんて、申し訳ない気持ちでいっぱいですし、何を書いたらいいのかも
わかりません。

地震発生直後から停電となり、およそ28時間後に電気が復旧しました。
幸いなことに水とガスだけは使用できたので、なんとかご飯を食べることはできました。
どこも停電で真っ暗闇でしたが、ゆうちゃんの職場の病院だけは緊急用の備蓄電源で明るく
暖かく、テレビで情報を得ることができたので、11日の夕方~夜、12日の日中は病院に
おりました。車のライトだけで辺り一面真っ暗の道路を歩くのは、とても恐かったです。
同僚の皆さんも同じく緊急に備えて待機しつつ、身を寄せていました。
たった一晩でしたが、暖房もなく明かりはろうそくだけの我が家で眠るのはとても寒く、
何度か余震もあり、夜が明けてくるまでほとんど眠れませんでした。

地震は恐い。津波も恐い。だけど、どこかで地震慣れしていた自分がいたような気がします。
災害に対する備えや考えの甘さを本当に反省しています。

こんなに恐ろしいことが起こるなんて。
テレビで被災地の状況を目の当たりにして、ただただ涙がこぼれるばかり。
暗闇が恐い。眠るのが恐い。
風で窓ガラスが鳴る音、2階の住人のミシッという足音にもビクッとしてしまう。
被害の少ない私でさえこんなになってしまうのだから、被害にあわれた方々のことを思うと
本当にいたたまれなく、心が痛みます。


いつまでもメソメソ泣いてばかりはいられませんね。
今自分にできることを一生懸命頑張りたいと思います。
お互いを思いやり、支え合い、譲り合う優しい気持ちが、生きていく強さをもたらして
くれると信じています。
大丈夫、東北人は粘り強いんです。
きっとそれが亡くなられた方々の供養にもなると信じています。

ガソリンはありませんが(エンプティ点灯のところ、並んでようやく10リットルだけ
入れられました)、ゆうちゃんは自転車で通勤しています。
お店からは食料も消えつつありますが、今あるものでなんとかやっていきます。
必要物資が早く全ての被災地に届きますように。
私達はほんの少し不便なだけ。それでも贅沢。
電車も少しずつ動き始めています。
焦らずじっと我慢していれば、いずれ元の生活が送られるはず。

被災しながら懸命に救助活動を続けている警察・消防の方々、他県や外国から救援に来て
くださっている方々、自分の家族の安否がわからないのに、避難所のために尽くしている
役所等の方々など、沢山の方々の援助をいただき私も本当にありがたく、感謝しています。

テレビで偶然見かけた東京の青年。スーパーで我先にと保存できる飲食物を買い占める人々の
中で、「物資を自衛隊基地に持参すると被災地に届けてくれると聞いたので、これから持って
行く。こっちはまだ余裕があるのだから、みんな自分のことだけじゃなく考えてほしい」の
ような内容のことを話していました。その気持ちがありがたくて、涙が止まりませんでした。


まだまだ被害の全容はつかみきれません。
あまりにも恐ろしい現実に、ただ涙が溢れ出ます。
やっぱりショックだし、自分だけではなくみんな大きな傷を負っていると思います。
自分達で生きているんじゃない。自然に生かされているんだと改めて思い知らされました。
生きているだけでありがたい。

節電、募金…今自分にできることはほんの些細なことですが、できることをやっていく。
何か力になりたいと思っている方は沢山いると思います。
復興まではまだまだ長い道のりだと思いますが、支援できることをずっと続けていきたいです。






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最終更新日  2011年03月15日 22時34分55秒
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