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少しずつ高度が上がってきたC/2023 A3彗星。今朝の様子がいろんなところから報告されています。先日の雲→失敗で少し気落ちしていたのですが、熊本のけむけむさん、佐賀の古川さんからの報告が背中を押してくれました。どうもありがとうございます。・・・というわけで出撃してきました。彗星が上がってくるまでは、まだまだ時間があります。今日は80EDなので、先日C5ではみ出しまくっていたM31を撮ってました。なかなかいい感じ(^^)M31撮影の終盤、4時前ぐらいに、一台クルマが上がってきました。ふむ、こんな時間にくるのは・・・やっぱり。SYさんでした。笑。さて、そろそろ上がってくるころです。今日はめずらしく複数のカメラで撮影してみることにしました。ま、けむけむさんの影響だな。笑。こちらは固定撮影からの一枚。機材はOlympus E-PL6 40mm F4です。150mmにして撮る余裕はなかったです。こちらは真ん中を切り出したものです。固定撮影したものをSiriusCompで比較明合成したものです。固定撮影のタイムラプス動画はこちらです。2024.9.27 C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS) Time Lapse E-PL6 40mm F4.0 10s次がガイドスコープで撮った動画です。明け方の彗星はガイドできないと思ったので、こちらでも撮像してみました。2024.9.27 C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS) with GuideScope SVBONY SV165 30mm F4 ZWO ASI-290MC 30sこちらは今日のメイン機材で撮影したものです。30s*26fで13minの露出になります。 William Optics Megretz 80 II ED F7 APO with 0.8x Reducer SVBONY SV405CC 0℃ Gain240 Ofs30 ZWO AM5 N.I.N.A.3.1HF2, DeepSkyStacker5(Median), GIMP今日はうまく行きました(^^)
2024.09.27
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C/2023 A3(Tsusinshan-ATLAS)彗星が明け方の空にそろそろ戻ってくるということで、出撃しました。結果は惨敗!やっぱり。。。笑。低空に雲があって、存在すらわからないまま、明るくなりました。需要はまったくないと思うのですが、そのときの様子を動画にしました。2024.9.20 C/2023 A3 Challenge(Failure)撮影終了後の風景はこんな感じです。こりゃ写らんなぁ。。。山の上にアンテナが見えるので、おそらく熊本の金峰山かな?さて、例によって、こういう出だしかぁ。どうなるんやろ?
2024.09.19
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(その1の続きです)イスに戻って、またしばし談笑。お。星見人さんが来た。なんだかスリムになったんじゃないの?いやいや、最近、だいぶ戻ってきてますよ、とMGさん。クルマから出てくるNinja320。おー、やっぱりスリムになってるじゃんw(400比)とりあえず双眼で土星を覗かせてもらう。え?(無言)え?(再度、観察)なんだ?このコントラストの良さ。これまで何本か320を覗かせてもらってきたが、これは別格。薄くなった輪っかの向こうの土星本体が透けてみえる気がするぐらいに抜けてるんだよな。強いて言えば、Ninja400に軸外しの口径絞りを入れたときのコントラストに似てるけど、口径はしっかり活きてて、細部もよく見えてる。その後、いくつか二重星に向けてもらったが、伴星の芯の食い方が半端じゃない。主星は若干散る気がするけど、これぐらい散るのはむしろ正常だよね。ジフリングの明るさがストンと落ちていってるし。スパイダーは?上から覗く。確かに純正のままだ。でも、光条がぜんぜん気にならない。どうして?木星の衛星でもジフリングがしっかり見えるんだよな。屈折で視てる気がするわ。いやいやいや、大口径ドブソニアンの見え方じゃないでしょ?こりゃ、Ninja400にとって最大の競争相手だな。夜な夜な二台並べて見比べてるっつーのは、まあしょうがないですな。爆。席に戻る。お。ten.さんが野菜コンソメスープを出すみたい。SKさんのウインナーソーセージのラストも出てきた。お、おなかいっぱいでございます。至福の一服を済ませて、大学生のところへ行ってみる。どこまで行った?ふむ、カメラに写らないか。視野には入ってるのかな?一等星に向けてもらって視野に入ったのを確認してカメラに付け替えてみたが、何も映らない。ねぇ?これ、追ってる?えーっと、アライメントした?何?してない?(それだ)笑。とりあえずアライメントしよっか?そしたら追尾してくれるようになるから。北に向けて水平を出して、空を見上げると一面の雲だ。。。どうしよっか?土星なんかどう?とMさん。え?惑星でもアライメントできるんスか!(時代は変わったな)んじゃ、土星でお願いします。向けてる間に雲がやってくる。(あー、このパターンか)雲が切れて、木星が顔をのぞかせた。よし、木星へゴー!なんとか木星でワンスターアライメントできた。よし、カメラじゃ。カメラに付け替えてるときに、「ああ、確か、結構引き出しておかないとピントがでなかったんです。」とのコメントが。ふむ。まだいろいろあるのね。とりあえずいっぱいまで引き出した後、カメラを前後させて、ピント位置を探る。なんとかガリレオ衛星が点像になりました。ホッ。木星本体は完全にオーバーで少しイビツな形に見える。こんなもんなのかしらね?ホントは露出(ゲイン)調整とかいろいろしてもらいたいけど、ノートPCのバッテリーが切れそうだ。。。クルマからポータブルバッテリーを持ってきて貸出し。んじゃ、あとは適当にやってみてねー。席に戻っていくと、ten.さんから声が掛かる。カシオペアのイオタだ。FSQで見ても、昨日のC5と同じ配置に見えるな。よかった。見間違いとか光軸ずれじゃなかった。笑。遅ればせながら、認定である。>昨日のC5ふむふむ、と思いながら、星見人さんのところへ。カシオペアのイオタを入れてもらう。おーーーー!これです。C5でもFSQでもジフラクションリングの上に載っていた伴星が完全に分離してる。配置を見て、完全認定。はぁ、久しぶりに大口径のパワーを実感したわ。一段落して、イスをクルマの横に戻して、しばしくつろぐ。今日はもういっかな?ふぅ。カストル観てみます?と星見人さん。そりゃ見ますよ。ふむ。きれいだなぁ。やっぱコントラストがいいわ。トラペジウムは?うん。見るよ。ちょっとまって。オリオン大星雲のコントラストが半端じゃない。こんな表現力のオリオンネビュラは記憶にないぞ。あ。でも、トラペジウムは400の迫力には及ばないね。うんうん。ここまで見てしまうとねぇ。シリウスをリクエスト。はぁ。見えるねぇ。伴星の位置は星見人さんと一致してるから認定ということで。ホントに限界だわ。イスに座って、MGさんからもらった早生のみかんをいただく。そだ。顔洗ってこよう。ふぅ。さっぱり。ついでに水分も補給して、リフレッシュ。よし。これで家まで持ちこたえそうだな。大学生がバッテリーを返しにきた。(忘れてた。笑)どうやった?次回は一人でアライメントできるようになってきます!うん。楽しみにしてるよー。んじゃ、自分が完全放電する前に、そろそろ帰るか。みなさんにごあいさつをして、帰路に着く。今夜も楽しい夜でした。しかし、二日連続はこのトシではつらいねぇ。笑。(終わり。その1へ戻る)
2024.09.07
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夕飯を食べて、顔を洗って、さっぱりしたところで出撃!小一時間ぐらいのドライブだ。日が落ちると、エアコンが要らなくなってきたなぁ。まだ暑いけど、これくらいの気温に慣れておかないと、スタパーの夜は過ごせないような気がする。笑。到着。空いているところにクルマを進めると、止めようと思ったところにポツンと黒猫。笑。ソーッと近づけていくと、よこに退いてくれた。ありがと!クルマを止めてみなさんにあいさつをした後、クルマの横にイスを出して、ボーッと空を見上げてた。今夜は機材を出す気分にならないなぁ。体力的にも厳しいし。そうこうしていると、SBさんが二人連れてきた。こんばんわー、星見に来たんですねぇ? SBさんの機材の前であいさつを交わしていると、「かずはんさん、お願いしまーす」とSBさん。え?おれなの?笑。霞んでいる空で、SBさんのドブを借りて、土星を入れる。私の効き目は左だから、ドブのファインダーはちとのぞきにくい。メガネだし。まあ、入ったからヨシとしよう。笑。夏の三角形ってどれですか?と聞かれたので、一通り説明した。SBさんがレーザーをすかさず貸してくれたので今回は使ったけど、私はレーザーを使うのは個人的にあんまり好きではないので、観望会で使うのはもっぱら懐中電灯ばかり。まあ、街中の小学校の観望会とかだったら、一等星すら見えにくくなる空になるから、レーザーは強い味方ではある。なお、使う場合でも私は自分の肩より上の位置でしか使わない、と星見の場で強力なレーザーポインタが使われるようになった当初から心に決めています。誰かを失明させる可能性があるものは持ち込まないのがいちばんだと個人的には思っております。あ、講演や発表会で普通の出力のレーザーポインタは使いますよ。最近はとんと機会がないのでほとんど忘れてましたけどね。笑。お二人をFJさんのところにお連れして、またイスに座る。ふぅ。CX-5がやってきた。Niさんご夫婦だ。とたんに場がにぎやかになる。笑。ミルの音もしだしたし、Niさんからお声も掛かったので、カップとイスをもって移動。しばし談笑しながら、昨夜に引き続き、ten.さんの珈琲をいただく。SBさんがかき氷を持ってきてくれた。星見中にかき氷を食べるのは初めての経験だ。縁日の出店で食べるよりもしっかり蜜をかけてあるみたいだ。大サービスだな。お、別のコーヒーもいただけた!文字通り、Another cup of coffeeだ。こちらはエチオピア(ナチュラル)とのこと。香りが特徴的だったなぁ。Mさん、どうもありがとうございました。ん?SKさんがなにやら発泡スチロールの箱を開けている。。。あ、ウインナーソーセージだ!なになに?北九州のヤギシタハムという老舗らしい。出てくる出てくる。たくさんある!柚子胡椒、レモンハーブ、紅ショウガ、ガーリック、、、いろんなお味があるらしい。ふむ。一本を二つか三つに切り分けて、味ルーレットで食べることにしましょう。笑。みんなでパクパク食べてもウインナーがなくならないってシアワセよねー。SKさん、どうもおごちそうさまでした。ふぅ。たくさん食べたなぁ、と思っていると、どうやら向こうの方に大学生が到着したらしい。ちょっと様子を見に行ってくるかな?・・・ふむふむ。院の一年生なのね。うちの次男と同じ学年だよ。学部は違うけどね。笑。お。AZ-GTiにFMAか。なかなか機動的なセットだなぁ。横からMさんに解説してもらう。こちらはMさんに任せてっと。お。こちらは段ボールから、AZ-Go2架台と(たぶん)BKP130が出てくる!あ、ネットで見かけて、その必要もないのに、セール価格につられて思わずポチりかけたやつだ。ここで会うことになるとは。。。爆。こちらはどうもファーストライトっぽいな。聞いてみると、やっぱりそう。なるほどねぇ。鏡筒を載っけてカメラを挿して、いきなり動かそうとしてたから、ちょっとだけ。。。ねぇ。前後バランス取れてるのかな?ま、最初だからいっか。ファインダー付いてないけど、大丈夫?あ。スターポインタなんだ。まあ、つけとかないとね。笑。(たぶん、軸が合ってないな。。。)んじゃ、まずあそこの街灯を主鏡で導入ね。アイピースあるのかい?ふむ、10mmと20mmだね。(軽いなぁ。プラレンズっぽい。)とりあえずおれの25mm貸すから今日はこれ使ってやってみよう。うん。ここに置いとくね。あ。アイピースはまだはめないでいいよ。えっとね。こういうときは鏡筒の後ろに回って、だいたいの方向を合わせるのさ。接眼部を覗いてるとだいたい近くまで来たわ。よし。自分で覗いてセンタリングしてみて。んで、アイピースを挿して、またセンタリング。おけ。そうそう。この状態でスターポインタを合わせるのよ。ここが左右で、ここが上下ね。うん。あ。スターポインタは両目を開けてみるんだよ。ポイントを一つずつ説明するんだけど、反応をみてるとちゃんと伝わっているのがわかる。さすが理系の学生さんって感じ。スポンジみたいに吸収してる気がする。NexStar5を手に入れたときを思い出すわ。なんか懐かしいな。だいたいの準備は整ったから、あとは自分でアライメントしてみてね。・・・一服しに戻る。(ちょっと長くなったので、その2へ続く)
2024.09.07
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9時に目が覚めた。ふむ。三時間ぐらい寝た感じ?いや、まだ寝ていたいんだけど、寝室もだいぶ気温が上がってきて、そうも言ってられん。奥さんは昨日は遅かったみたいで、まだ寝ている。いや、東側のそっちの部屋はもっと気温が上がってるだろうに。。。笑。二階に上がってみると、ミィ専用爪とぎの上辺が外れてる。ああ。たぶん再利用可能タイラップのポッチが押されたんだなぁ。やっぱり上の紐の長さをもう少し長くしておいた方がいいか。紐を付け替えて、奥さんの部屋を覗く。さっきと体勢が変わっているから、やはり暑いんだろうな。声を掛けてみると起きてきた。睡眠不足でボーッとしてたら、朝ごはんができてきた。いや、この間、何やってたか、あんまり記憶がないんだけど。笑。推しの子を見ながら朝食。スマホを観ていると、どうやら昨日、高城町で火事があったらしい。どれどれ?ん?ニュースの動画を見た感じ、よく知っている辺りだ。。。ああ、知人がやってる店がどうやら延焼で巻き込まれたっぽい。メッセンジャーで聞いてみて、やはりそうらしい。言葉もないわ。。。さらに脱力して、ボーッと過ごす。これまた記憶がないんだけど。。。お昼を回ったので、さきほどの推しの子の影響か、焼き肉が食べたくなった。お昼はお得なランチを食べに行くことにして、カステラ屋さんに寄った。ランチを食べて満足した後、知人の家を訪ねる。ずーーーっと前に一度送っていったことがあるだけだから、うろ覚えだけど、合ってた。カステラを渡して、少し話をした。ご本人も気分を切り替えるしかないことをわかっておられるようだったので、たわいもない会話だ。買い物をして帰宅。今日は竹崎城のスタパーだから、出撃前提なんだけど、なんか頭が回っておらず、さきほど夕食を食べずに出撃すると買い物の前に言ったものの、やっぱり夕食を食べてから出かけることにしてもらう。朝からボーッとしているのをわかってくれてたみたい。17時の自動給餌機のアナウンスで目が覚める。あれ?寝てたみたいだ。重たい身体を動かして、給餌機のカリカリを受けて、缶の生エサを準備して出す。ふぅ。どうも30分ぐらい寝落ちしてたみたいで、寝入りばなみたいだったから、きつかったみたい。笑。なんか気分が乗ってこないなぁ、と思いながら、準備を進めて出撃する。
2024.09.07
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今日の夜は嫁さんが飲み会に行くとのことで、フリー(^^)少し早めに出撃できるのて、久しぶりに去り行く13Pを撮影したいなぁ。ときどき外に出て空を見上げるが、最近の傾向通り、透明度がイマイチ。うーん。こればっかりは、まあ、しょうがないか。近くの山に上がることにして、準備へ。山に上がって、Comet Viewerで沈んでいく13Pの方向を確認しながら、どこに機材を広げるのか、考える。駐車場の西にある木が昔と比べてずいぶん大きくなってるから、結構シビア。スマホの方位磁針はどうも毎回イマイチ信頼度が低い気がするから、気を遣うなぁ。とりあえずここ!って決めて、設置しました。西の空はこんな感じです。長崎に戻ってきたころは真ん中の木はほとんどじゃまにならなかったんだけどなぁ(^^;気づくと木の横にお月様がありました。三日月かぁ。さっきまで山の端でピントをざっくり合わせてたんですけど、せっかくなので月に向けて撮ってみました。だいぶオーバーだったけど。まあ、記念に。笑。なかなか霞みが取れなくて薄明中は北極星すら見つかりません。もちろんプレートソルブもできず。ようやく北極星が見えたときには薄明がほぼほぼ終わってました。早く沈む彗星だったらもう沈んでたなぁ。アークトゥルスで同期を掛けて、13Pへ。おお、入った。まだしばらく撮れそう。というわけで彗星基準でスタックした13P/Olbers彗星です。こちらは彗星&恒星基準でスタックしたものです。13Pに電線が掛かってきたので、撮影終了。途中で上がってきてくれたten.さんが珈琲を淹れてくれようとしているようなので、とりあえずM27に向けて撮影しながらコーヒーブレイクです。あ。そういえば、持ってきたパンも食べてなかったわ。モグモグ。というわけで、コーヒーブレイクの間にN.I.N.A.が撮影してくれていた(笑)、M27です。実は月を撮った後に時間に余裕があったので、N.I.N.A.のフラットウィザードを天頂付近の空で使ってみました。あとで気づいたのですが、フラットダークフレームを撮るのを忘れていました。たまたまかもしれないのですが、ちゃんとしたフラットフレームを撮ると後から合わせこむ必要がないんですねぇ。びっくりしました。次回は面倒がらずにちゃんとやってみる必要がありそうですね。。。コーヒーブレイクのあと、のんびりしていると、別のクルマが上がってきました。ほぅ、珍しいな。・・・お。止まった。・・・あ。巡回なのね。久しぶりだな。とりあえずちゃんと星を見ていることをご確認いただいて、お見送りしました。いつもおつかれさまです。さて、明日の竹崎城スタパーに備えて、C5の光軸を合わせます。撮影→眼視に切り替えです。結構ずれてきてました。撮影ばっかりやってるからあんまり気にしてなかったんですが、ときどきは必要だわね。せっかく光軸が合ったので、なんか観てみるかな?・土星・ダブルダブル・いるか座ガンマ・アルビレオ・ポラリス・カシオペア座エータ・ケフェウス座デルタふむ。だいたいいい感じだな。今日は透明度が悪いけど、シーイングはいいみたい。ここでten.さんからのリクエスト。ん?こうま座のイプシロン。ふむ、三重星なの?んじゃ、確認してみようか。向けてみる。なるほどねぇ。・こうま座イプシロン・カシオペア座プサイ(36番星)・カシオペア座イオタ透明度が悪いから、O-7mmで180xぐらいがいい感じかなぁ、と思っていたけれど、カシオペアのイオタではTOEの4mm、3.3mmまで試すことに。ふむふむ。光軸テストになってるけど、C5だとこんな感じに見えるんだねぇ。倍率によって、明るさが変わって、伴星が見えやすくなったり、見えにくくなったりするので、重星全体のバランスで適性な倍率を探して観てました。少しスイッチが入ったので、観てみようと思っていたやつをいくつか流します。ふむふむ。こんな感じかぁ。おもしろいね。・Ο∑64(スバルの下)・おひつじ座パイ(42番星)・木星今日の木星はすごくきれいね。衛星が後ろから出てきて、おできみたいに見えました。衛星の明るさと並びのせいか、かなり奥行が感じられる立体的な眺めになってました。ten.さんは明日の竹崎城スタパーで、FSQ-85でカシオペアのイオタを観てみよう!と張り切ってました。楽しみですね。結局、4:30ぐらいまで観てました。つ、つらい。明日、いやすでに今日だけど、ちゃんと動けるのかしらね?笑。
2024.09.06
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当初は関東から東海に向かうとされていた台風10号。予報を見る度、進路が西へ。あれよあれよと言う間に、九州西方海上を北上してくることになりました。先行する雲で日差しがなくなったので、すだれをはずして備えます。朝起きて、まだ鹿児島の南方海上に居るのに、結構な強風。電線が風を切る音がビュービュー言ってます。こりゃ直撃するととんでもないことになるかもねぇ。。。不安に思いながら、2Fの雨戸シャッターを下ろします。夜になって雨が降り出す前に、バイクをロープで固定して、1Fのシャッターも閉めました。こんなもんだろかね?夜中はずっとビュービュー言ってました。なかなかの風だわね。。。朝起きてみると、天気は大荒れ。ふーむ。この雨風の中、嫁さんは出勤していったらしい。カッパ着ていったな。えらい。不安だったろうなぁ。起こせばいいのに。「到着」の連絡が来た。まあ、無事にたどり着いたらしい。昼過ぎに嫁さんから、帰ってもいいと言われたとの連絡。いや、夕方には風が弱まってるだろうから、逆に今帰る方があぶないよ。と返事。とりあえず、昼ごはん食べようっと。・・・あれ、風が止んだみたい。台風どっか行った?台風の目?外に出てみると、東も西も雲は東に流れてる。ふむ。そっちにいるんだよな?ネットでチェックすると、島原半島の雲仙岳に居るみたいなんだけどな。気象衛星の画像を見ても、南方海上に居たときの台風の目は消滅しているし。台風の目というわけではなさそうだな。。。近所に居るのに、どうも終わった感が強い。しばらくしてみてもまだ熊本に居るみたい。すごく足が遅い台風だなぁ。・・・いやはやなんとも不思議な台風だったな。気象庁もだいぶ悩んだに違いない。というわけで、台風一過の、月がない週末となったわけですが、土曜日はなんやかやで出撃できず。。。日曜になってようやく出撃できました。なんか北風が吹いてるなぁ。雲が沸くかもしれないけど、そう遠出するわけにもいかなかったので、近場の山へ。まずは、T CrB。台風で天気が悪いところが多いから、観察しとかないとね。変化なしでした。次はM110。言わずとしれたM31 アンドロメダ銀河の伴銀河です。C5でメシエ天体を撮ってきてるから、とりあえず主役としてのM110を撮影してみました。次はM32。こちらはM31のすぐ近くにある伴銀河ですね。C5の画角でもM31が顔を出しますが、ここでの主役はあくまでもM32でございます。次はM33。さんかく座にある渦巻銀河です。きれいですね。いちおう180sを16枚撮って、48分露出を掛けてみたのですが、こんな感じです。もうちょい露出時間を延ばしたい感じですね。次はM34。ペルセウス座にある散開星団になります。最後にM52を撮っていたところで、雲が沸いて、補正板もまっしろになったので、撤収しました。前回と比べて、なかなか残念な写りになりました。笑。まあ、ひさしぶりに撮影できたので、よかったです。
2024.09.01
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普段、スタック処理に使っているDeep Sky Stacker(DSS)が5.1.6にバージョンアップされてました。DSS 5の配布元はこちら:https://github.com/deepskystacker/DSS/releases/tag/5.1.6以前のバージョン(こちらの最新は4.2.6)のDSSのサイトは最近は更新されていないみたいですね。ご注意くださいませ。更新内容(下記、一部切り出しです。全項目は上記のサイトを確認ください)を見ていると、うれしい記述を発見!(邦訳 by Google)3.バグ修正: 明るい星の中心が黒くなっていました (この問題のもう一つの原因が修正されました)。ということみたいです。おー!いろいろやって回避してたけど、結局原因がよくわからないままとなっていた件が修正されたようです。というわけで、DSS 5.1.6で3/2に撮影して、いろいろ画像処理を試行錯誤してたM81&M82の画像を再処理してみました。私は忘れっぽいので、一連の画像処理を順番に書いておこうと思います。まずは、いちばん最初にスタックした画像(M81のところのアップ)です。このときはダークフレームの温度が合ってなくて、みみずみたいなノイズが発生していました。撮影中に零下(確か-3℃ぐらい)まで気温が下がったので、CMOSの温度が当初の設定の0℃を下回ってしまいました。そこで冷却の設定を-5℃に変更して撮影したのを忘れていて、撮りためておいた0℃のダークを当ててしまっていたからということが分かりました。(そのときの顛末はこちらに。あぷらなーとさんのおかげです)-5℃のダークフレームで処理することで、みみずみたいなノイズはなくなりました。が、明るいところに丸い黒い模様がでています。んー?なんだろう?ネットで検索すると、副鏡の影じゃない?みたいな意見がありました。私も最近C5で撮りだしたばかりなので、そうなんかなぁ、と思いながら、過去に撮影した画像を何気に眺めていると、80ED屈折で撮影した画像でも同現象がちらほら発生していることがわかりました。んじゃ、副鏡の影じゃないじゃん。笑。んじゃ、DSSのダークの減算処理関係なんじゃね?ということで、別にマスターダークファイルを作ってそちらで処理してみると、(今回は)みごとに黒い部分が消えました。実は、他の要因もあるみたいで時々出るんですよね。この現象。これの回避策については後述してます。ついでに初のフラット処理を行った画像がこれです。このときは初のフラット処理チャレンジだったので、単純に減算しただけだったからあんまり変わってないですけど。まあ、記念に。で、今回、DSS 5.1.6で処理した画像はこちらです。あら、すっきり。よかったよかった。ダークフレームは普通にダークフレーム群を指定する方法でスタックして、その後、GIMPでフラット減算もいちおうやってます。これでずいぶん手間が減るなぁ。もうやらなくてもよくなりそうだけど、黒い部分がでてしまった際に、いちおうやってたことを備忘録としてメモっておこうかな。まず、現象がでる画像の場合はDSSを使うのをやめてASTAPを使う。安直な対応ですが。。。彗星を撮った画像などで、どうしてもDSSを使って処理したい場合は下記のようにして回避してました。GIMPで元画像を開く。元画像のレイヤーを複製する。(この時点で同じものが二つ)2のレイヤーを選択して、フィルター→ぼかし→ガウスぼかしを選択。ブレンディングオプションで「差の絶対値」を選択する。(ぼかしが入れることで黒いところが目立たなくなる画像が得られます。これと元画像の差分を撮ることでで黒くなっていたところのデータを抽出するわけです)2のレイヤーを加算してみる。(おそらく若干目立たなくなるのが分かると思います)2のレイヤーを複製して増やしていくと、だんだんと目立たなくなります。あとはフラットフレームを減算します。最近はフラット画像のレベル調整でフラットのかかり具合を調整してます。右側のマックス値を100→50にして、真ん中の調整を徐々に大きくしてみて、減光が目立たなくなるぐらいに調整。今回のDSS 5.1.6で再処理しなおした画像はこんな感じです。C5での撮影だと周辺の星像が崩れるので、クロップしてます。バックフォーカスの調整っていまだにちゃんとやれてないんですよね。笑。このときは標準と言われている105mmではなく、フリップミラーを間に入れて131mmぐらいで撮ってたみたいですね。最近は、とりあえずバックフォーカス調整の試行錯誤を行うよりもいろんな対象を撮ってみたい気持ちが勝っているので、とりあえずバックフォーカスは105mmで撮ってクロップしてます。まあ、ボチボチですけど、楽しんでやってるので、いいかな?笑。
2024.08.28
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スタパー明けはボーッとしている。ほとんど寝てないから。笑。帰宅して、とりあえずシャワーを浴びて布団に転がるが、あんまり寝た感じがしないまま、朝ごはん。ボーッとしながら、北口榛花選手のやり投げの決勝の様子を観て、しばしまどろむ。お昼に起きてラーメン食べて、また爆睡。夕方から出かけて温泉入って、だいぶ整いました。さて夕飯はどこで食べようかね。若竹丸なんかどう?いいんじゃない?そんじゃそれで。諫早方面へ向かう。正面にポッカリと半月が暗い空に浮かんでいる。昨日より星の数は少なく感じるけど、その分、背景がまっくらに感じられて、月がきれいだなぁ。・・・などと、ボーッとしながら走っていると、とつぜん目の前に明るい光が!メラメラ燃えるように、痕を残しながら、右ななめ下に落ちていく。時計をみると、20:13。明るさは半月ぐらいかな。嫁さんの話では、最初は黄色、それから緑色だったみたい。方角は月の方向、月の下側を右ななめ下に落ちていった。「最初、花火か、と思った」と嫁さん。そうだねぇ。こんな感じのゆっくりしたメラメラ燃える感じの火球は二回めだな。北諫早小の観望会で観て以来かもしれない。なんだかとってもラッキーでした。夕食がでてくるのを待ちながら、Xに報告を上げました。帰宅してXを眺めていると、鹿児島のライブカメラ映像が上がっていました。時間も20:12-13頃で方角も同じだったので、同じものでしょうね。あと、沖縄、佐賀・嬉野(ちょうど花火大会だった模様)からも報告が上がっていましたね。たくさんの人が見ていてくれたので、よかったです。
2024.08.11
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さて、スタパーです。今夜は20時過ぎにスピカ食があるということで、明るいうちに山に上がります。着きました。あ、暑い~。蚊よけの長袖シャツをイスにかけて、Tシャツ姿で作業します。受付を設置した後、スピカ食観測用に80EDとポルタを出します。お手軽セットですね。月を導入してみて、準備完了。撮影しないから、ま、これぐらいで。途中で買ってきたサンドイッチをほおばります。晩飯食べておかないと、途中で電池切れするもんね。潜入まで、まだ時間があるので、やってきた親子連れの方に、月(とスピカ)を観てもらいます。電視観望で見せる機材も隣に出てるから、まあ大丈夫でしょうけど、親子連れにいちおう双眼鏡を貸出しておきました。こちらの双眼鏡は、先日SVBONYさんのキャンペーンで当選していただいたSV30になります。なんとピント調整機構がないんです。いただいたときは半信半疑だったのですが、私の矯正視力ではちゃんとピントが出ることは確認済みですが、本格的に出すのは今夜がはじめて。最初に親子連れさんに代わる代わる覗いてもらって、覗き方を説明して、月がちゃんと見えることを確認してもらいました。小さなお子さんでも持てるようなので、結構使えそうですね。よかったよかった。Ksさん家族がやってきた。潜入までの時間があまりないので、いそいで機材の設置中。この緊張感は、家族にはあんまり伝わらないよねー。手は出さずに、手元を照らしながら、様子を見る。PoleMasterは薄明じゃ極軸がでないんですよー。うんうん。AM5も似たようなもんだよ。宵の彗星は大変よねー。さて、潜入です。だいぶ近づいてきました。周りでは子供たちがカウントダウンをしています。最初は30秒ぐらいから始まってましたけど、ゼロまで行って、何度も10秒前にさかのぼってカウントダウン。まあ気分でいいんです。笑。あ、消えた。恒星食だとホントに一瞬ですねぇ。さて、出現は20分か30分ぐらい後?Fさんのタイマーお任せして、しばし月を鑑賞。やっぱり月はきれいだわ。懐中電灯を取り出して親子連れに夏の星座を一通り解説して、あとは周りの望遠鏡陣におまかせ。笑。今日は、先日FJさんが仕入れてきたばかりの銀次30cmの白木峰デビューということで、そちらが主役だな。いちおうC5も外に出して温度順応させてるけど、他の人の望遠鏡を覗かせてもらうのも楽しいからね。いろいろ見せてもらって、やっぱり口径の威力ってすごいんだなぁ、と実感しました。あ。アラームが。そろそろ出現の時間だ。赤道儀で追っかけているわけじゃないから、だいたいこの辺かな?というところをジーッと観続ける。あ。出てきた。まるで月面に隕石がぶつかったみたいに月の縁がピカッと明るく輝く。さすがにスピカ。明るいわー。潜入と出現を両方観測できたな。好天に感謝だわね。あとは、私はのんびり観望だな。撮影もしないし。Ksさんところを覗いてみる。撮影画像のチェック中か。Yくんから質問。土星はまだ見えないですかね?そろそろ上がってきてるんじゃね?自分のところに戻って探す。お。居た居た。土星だ。お団子。おー、今日はシーイングがいいな。Yくんに声を掛けて、位置を確認してもらう。自分の機材に戻っていった。ドブソニアンで覗くにはまだ高さが足りないので、周りに居る人たちに、80EDでちっちゃい土星を観てもらう。ねー、串にささったお団子みたいですよねぇ。おもしろいですよね。アルビレオ、コートハンガー、ミザール-アルコル、コルカロリなどを観てもらって、さりげなく目を慣らしてもらう。見えているものを頭の中でイメージ化できるようになっておくのは、とても大切だものね。笑。hiroさんからお声がかかる。オライオンのマクカセ(OMC140DX 14cm)と笠井のニュートン(スーパー銀次 15cm)の見比べだ。同じアイピースとのことなので、望遠鏡の性格がそのまま比較できる。どちらもすごい土星なんだけど。いざサイドバイサイドで覗いてみると、ぜんぜん違うのねぇ。笑。14cmマクカセは背景がストンと暗くなる。その中でしっとりした土星が宇宙に浮かんでるみたいな感じ。土星本体の模様のコントラストもいい。ひさしぶりにマクカセ覗かせてもらったわー。極小斜鏡の15cmニュートンは反射らしいきれいなカラッとした星像を見せてくれる。カチッとしたこの見え方、私はとっても好きだなぁ。隣りではFJさんがいろんな天体を導入しては見せてくれる。すごくうれしそう。ずっと13cmで、念願の大口径だものねぇ。気持ちはよく分かります。13P/Olbers彗星を入れてくれたときはちょっと驚いた。口径が大きいと、これぐらいの等級でもとっても彗星らしく見えますね。「彗星らしい」とコメントさせてもらったけど、うまく伝わったかしらん。笑。・・・13P、やっぱり撮影してみてもよかったのか?いやいやスピカ食と両方は厳しいもんね。よくばってどっちも失敗するのがオチだわ。爆。ENさんとしばしクルマ談義。おー、なつかしい。NA、FCの話は言うに及ばず、ファミリアターボの四駆の話とかスリーローターのコスモの話とかまでできて、とってもおもしろかった。電池切れする前に買ってきておいたおにぎりをほおばる。・・・nob.さんが雲仙ハムを焼いてくれた!おいしー。・・・ten.さんからは恒例の野菜コンソメスープ。大満足だな。お。星見人さんがやってきた。今日は観望会をこなしてから到着なので、すでに夜半は回ってる。観望会はうまくいったらしい。そりゃ晴天だったからね。私はすでにバテバテで動きがスローモーなんだけど、やっぱり覗かせてもらわないわけにはいかないよねぇ。笑。いろいろ覗かせてもらいながら話をしていると、ten.さんが二人組を連れてきた。少し雲がでてきてるけど、星見人さんだと開いてるところでなんとかするから問題ないね。私は横からチャチャを入れながら、ミニ観望会だ。自分が観たいものを提案しながら見せてもらってるから一挙両得。爆。木星と火星を覗かせてもらって、少し雲がでてきたから一服しに席に戻った。いやあ、木星は言うにおよばず、火星はまだまだ小さいのに模様が見えるわ。40cmおそるべし、とイスに座って、しばし感慨にふける。hiroさんのニュートン、木星ですか?はりゃー、15cmでフェストーンのモヤモヤまで見えてるわ。こりゃすごい。今夜のシーイングがめちゃいいのもあるけど、この望遠鏡の底力はすごいなぁ。お宝望遠鏡ですねぇ。さて、一休み終了。いつのまにかすっかりピーカンだわ。今度はニンジャの近くにイスを持っていって、体力節約。。。。いろいろ横から見せてもらう。ニンジャの口径を活かした低倍率のラインアップもずいぶんと充実した感じ。もともと頭の中にはいろんな対象がぎっしり詰まってるから、空さえ見えていれば、そりゃ次々と。エンドレスだな。4時を回ったところで、体力の限界。寝落ちしそうだから、一足お先に帰路につく。スタパー、今夜もよく晴れてくれました。ご参加いただいたみなさん、覗かせてもらったみなさん、どうもありがとうございました。あ。そうだ。Pixel8aで撮った天の川です。Yくんが使ってたポラリエUに載せてもらって撮影しました。南の方は諫早の明りがけっこう明るいですね。こちらは夏の大三角です。七夕(旧暦)ですからね。年に一度の逢瀬です(^^)
2024.08.10
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(その1の続きです)次に撮ったのは、M52。カシオペア座の散開星団です。英語だと、Cassiopeia Salt-and-Pepper Cluserだそうです。塩と胡椒か。なかなかユニークな呼び方ですね。細かい星がギュッと集まっていて、とてもきれいだと思います。次はM103。こちらもカシオペア座の散開星団です。M52と比べると少し小さい感じですが、明るい星もあり、なかなかにぎやかな感じだと思います。次はM31 アンドロメダ銀河です。すごくおっきいので、写野に収まりきれるはずもありませんが、秋の星座が上がってくると、やっぱり向けてみたくなりますね。これは3分を8フレームで24分の露出になります。次もM31。こちらは5分露出を4フレームで、20分の露出になります。淡い部分がさらに広がりますね。はみ出しているのが分かりやすくなってしまいました。笑。最後は二重星団。Double Clusterです。C5の写野だとやっとこさという感じですね。これはもう少し引いて、背景とのコントラストを楽しみたい対象ですが。。。まあ、素のC5に32mmPLを挿して使った視野に近いイメージですね。来週末はいよいよスタパーになります。いい天気に恵まれるといいなぁ。(終わり)
2024.08.01
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オリンピックもはじまり、すっかり夏らしい気候になりました。めっちゃ暑いわー。今週はずっと晴れの予報なので、夕飯のあと、近くの山に上ってみました。あわよくばA3を、と設置してみるも、設置が終わったときにはほぼ沈みかけていたので、A3の撮影は諦めて、13Pから撮ることにしました。13P/Olbers彗星です。こないだよりはしっぽの感じがでている気がします。次はお約束のT CrB。まだ増光してないようでした。次はM101 回転花火銀河です。こないだ3分露出でかなり淡かったので、今回は5分露出してみました。だいぶ濃くなった気がします。次はM39。はくちょう座の散開星団です。・・・とはいうものの、C5+Reducerではちょっと拡大率が高すぎて、どこ撮ってるんだか、という感じでした。元々双眼鏡で楽しめる対象なのでね。。。次回のチャレンジでは80EDで撮ってみることにします。(続く)
2024.08.01
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(その2の続きです)北の空を撮っている間に、南の空を覆っていた雲はなくなりました。西に傾いたさそり座とまもなく南中する天の川がポッカリ見えています。とりあえず、スマホでパシャリ。オリンピックの柔道の実況中継をラジオで聞きながら、夜空を眺めます。 阿部一二三選手、金メダル、おめでとうございます(^^) 映像を観るのは帰宅してからのお楽しみです。 真夜中の山の上で、「よっしゃ~っ!」と叫んでいるのは私ぐらいでしょうか。。。ふむ。せっかくだから、NGC7293でも撮ってみようかな。どのくらい写るんだろう?NGC7293はらせん星雲(Helix Nebula)と言われていて、みずがめ座にあります。すごくおっきいんだけどそんなに明るくないので、眼視だと結構暗い空じゃないとなかなかに厳しい対象ですね。ハッブルのド派手な画像のイメージで見てもぜんぜんあんな感じには見えません。笑。30分ぐらい撮ってみたけれど、こんな感じでした。らせん構造がうっすら分かる感じですね。ネット上にはもっと鮮やかな画像がたくさんありますけど、まあ、私的にはこれでもシアワセでございます。ボーッと待っているのもなんなので、横にカメラを出して固定撮影してみました。とはいうもののメインの主力レンズが先日故障してしまったので、Nikon用のSIGMA(28mm F1.8)をアダプタでつないでマニュアル撮影です。あんまりド派手にならない感じで。笑。こちらは右がさそり座。左に天の川の構図。これぐらいの画角なんですね。ふむふむ。今夜はこんな感じでした。さ。帰って、オリンピック観ようっと!フェンシング(ちなみに次男が県の高総体のエペ個人で優勝してインターハイに行った関係でずっと見てる。笑)、スケートボード、もおめでとうございます。すごいですね。もちろん、帰ってからぜんぶ観ました。(おわり。その1へ)
2024.07.28
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(その1の続きです)北斗七星の周りか。M81/M82のところには雲があるから、今夜はパス。まずは、M106です。りょうけん座にある渦巻銀河です。りょうけん座ではいつも二重星のコルカロリ(αCVn)ばっかり観てるけど、撮影だと銀河も観られるからすごいなぁ。次はM94。こちらもりょうけん座にある渦巻銀河です。英語名だと、Croc's eye Galaxy(ワニの目銀河)、Cat's eye Galaxy(ネコの目銀河)という呼称があるみたいです。たしかに目に見えるわ。ちなみに、キャッツアイ星雲とは別物です。次はM63。ひまわり銀河とも呼ばれるそうです。もうちょっと大きく写せると、銀河の腕がひまわりの花びらみたいにグルリと回っているのがわかるのですが。。。NASAの画像はこちらです。英語名もSunflower Galaxyですね。次はM51。これもりょうけん座にある渦巻銀河。日本では子持ち銀河と呼ばれてますね。英語名ではWhirlpool Galaxy。そのまんま「渦巻銀河」って意味だそうです。次はM101。こちらはおおくま座にある渦巻銀河。回転花火銀河と呼んでます。英語名だとPinwheel Galaxy。昨年(2023年)5月に超新星が発見されたときに話題になりましたね。(続く)
2024.07.28
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さて、日曜日。バーンと西に張り出した太平洋高気圧のおかげで、天気予報によると、これから一週間ぐらいは雲マークなし。まあ、実際の空には雲が結構あるし、すっきり青空って感じでもない。台風の影響か、湿った空気が来てるんだろうかね?まあ、高気圧の端に位置する長崎ではこんなもんかなぁ。気分はいいからヨシとしよう。海水浴か、温泉にでも行こうか?と奥さんを誘ってみるが、あんまり乗り気じゃないみたいだ。まあ、外はめっちゃ暑いし、無理やり行ってもねぇ。んじゃ、オリンピックでも観てようか。今夜は晴れそうな予報だから早めにごはん食べて出ようかな?とつぶやいてみると、オーケーらしい。よかった。今日もみなと祭りみたいだから、山の方に行ってみるわ。阿部一二三の初戦を観た後、後ろ髪をひかれながら、ようやく家を出た。車庫まで見送りに来てくれた奥さんと空を見上げて、このすじ状に広がってる雲がどうなるか、だよね。とりあえず行ってはみるけど、とブツブツいいながら出撃。現地に到着。こんな感じ。北西の空はまあなんとか撮れるかなぁ。西の雲は分厚いからダメだな。A3をスキップして、13Pへ向ける。13pは遠ざかってだいぶ暗くなってきた感じだが、日没時の高度が結構高いので、まだまだいける。今日はなんと1時間半ぐらい露出することができた。最盛期/近いときにこれぐらい長く撮れればねぇ、とは思います。こちらはAuto Adaptive Weighted Averageで重みづけして彗星基準でアライメントしてみたものです。こちらはいつものMedianで彗星基準でスタックしたものになります。次はT CrBです。光度に変化はなさそうでした。13Pは沈んだものの、北斗七星辺りは雲がまだ少ないので、この辺りを撮影してみることにしました。(続く)
2024.07.28
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さて、土曜日。天気予報によると、晴れ間が出るのは明日の日曜から、ということだったが、待ちきれずに出撃。現地に到着するも、こないだ以上に雲が多い。。。やっぱし。どうかなぁ?と思いながら、機材を組み上げたが、北極星は見えないし、みるみる雲が厚くなってきた。雲間に見え隠れしているアークトゥルスでピントは出したものの、肝心の北西の空はダメダメだ。星が一つも見えない。ふぅ。。。とため息をつきながら、一服していると、ピカッと空が光る。げ、山向こうに積乱雲でも居るかいな?まあ、撮れる気はしないから、撤収しようっと。ボチボチ、一般道で帰るか。ん?なんでこんなところで渋滞してるの?あ。みなと祭りだった。しまった。やっぱり茂木から帰ればよかったのね。。。今日は踏んだり蹴ったりだったな。ふぅ。
2024.07.27
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九州北部地方もようやく梅雨明けはしたらしいけど、夕方になると雲が増えてくる感じは変わらず。まあ、昼間の空は初夏っぽくなったから、季節は進んでるんだろうけどねぇ。星見やさんにとってはあんまりうれしくない傾向の空が続いております。とりあえず台風が海を撹拌して、海からの水蒸気が減ってくれんことにはどうしようもないのかな。ひさしぶりにできた台風3号に期待してもいいのかしらね?今年の梅雨明けの時期をよくよく考えてみると、九州北部地方は対馬・山口県まで含んでいるので、思っている以上に南北・東西に広いわ。梅雨明け宣言がいつも微妙に遅れるのはこのせいかも知れないね。もっと早く気づくべきだったか。笑。とはいえ、梅雨明けは梅雨明けっつーことで出撃してきました。早めの夕飯を済ませて、近場の北西の空が開いているところへ行ってみた。まあ、北極星は見えているものの、雲が多いね。普通に定位置からTPPAしたらソルブできない感じね。極望ファインダーで極軸出してから、ガイドスコープでTPPAしたんだけど、調整過程(要は3回目)がなんかイマイチ。そんなに大きく動かしてないのに、結果が大きく変わる。なんでかなー。このまま行くと大失敗になりそうな気がしたので、主鏡のピントを合わせてTPPAしなおしてみたけど、最初の極望セッティングのまま使った方がよかったような気がしてしょうがない。まあ、比較してみたわけじゃないから、ヨシとするか。ドゥーヘでピントを合わせようとマスクをかぶせた。すでにほぼ合ってたけど、追い込もうと操作をしてると曇ってくる。こら、どうしようもないな。雲がどんどん沸いてる感じだわ。というわけで、13P。撮ってる最中に雲が厚くなってきたので、計4分30秒の露出になります。天頂がすこし開いていたので、T CrBも。大きな変化なし。最後はアルカルロプス。うしかい座のμ星です。拡大して眼視で観たい対象だけど、今日の空ではいろいろやってられんから、記念撮影レベルです。今日はこんな感じでした。・古いノートPC+Newドライバでフレーム落ちが発生するか、の検証はできませんでした。・PC上のASIMountで左右矢印ボタンでなんか動かなかった。上下矢印ボタンは普通。コントローラ、N.I.N.A.の導入は普通。なんやったんやろうか?・SV405CCのUSBケーブルで、接触不良っぽい現象あり。次回はケーブル替えてやってみよう。・Stellariumが途中で落ちる問題、望遠鏡操作ダイアログを導入終了後、×を押してクローズしておくと、落ちないっぽいです。閉じるのを忘れてるといつのまにか落ちる。要は使ってないときは、望遠鏡設定ダイアログも望遠鏡操作ダイアログも閉じておくのが正解っぽいですね。
2024.07.22
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全国各地から届く快晴の知らせ。なんじゃ、九州も、福岡、大分、宮崎から星見の報告がでてるわ。。。長崎はずーーーーーっと曇天・雨天。昼間にちょっといい感じの青空がのぞいても、夕方になるとどん曇りなんだよなぁ。総替わりする10日間天気予報に一喜一憂しながら、梅雨明けを待つ毎日でした。ん?今日(金曜)の昼間の天気はいい感じ。雲間の青空の抜け方が梅雨明け間近って感じだわ。夜はどうかいな?・・・雨でした。今日(土曜)はどうかいな?昨日よりはよさそうだけど、SCW見てもどこも雲来るなぁ。南風が吹いてるから、島原半島は天草で雲が沸いてきそうだし。南の海岸沿いはときどきは切れるだろうけど、まあ駆け上がりで雲が沸くわな。山は雨まで降りそうな感じだわね。この南の雲の列が北に行ってくれないと、梅雨明けはないし、来週は雨が続く予報なんだよなぁ。今週末はとりあえず曇ってもいいから、どっか出たいな。おんなじようなことを考えているらしいten.さんから現地からのレポートが届く。ふむ。この状態ならもしかしたら雲の切れ間から観られるかもしれん。西はどうかいな?西の写真をアップしてくれた。お。これなら日没後には雲が切れるかもしれんから、ひさしぶりに13Pいけるかもしれん。雲次第だけど、13P途中で撮ってから、現地に行くわ、とten.さんへ連絡を入れる。今日はおいしそうな嬉野茶があるらしいから、それも楽しみである。(晴れるの?物好きねぇ、という表情の)嫁さんの了解をもらって、機材をクルマへ積み込む。いや、まだTシャツ短パンなんだけど、汗だく。やっぱ湿度が高くて暑いわ。笑。夕方の混雑する時間にかかってきたので、長崎市内をスキップするために高速を使って、一気に野母崎へ。高速使うと一時間かからずに野母崎に着けるんだよなぁ。便利になったもんだ。逆に西海岸へ出る方が時間かかるかもしれないなぁ。ま、いずれにしても、今日の風向きだと、南に行けるだけ行った方がよいと思うわ。撮影を予定していた夫婦岩に着いた。低いところには雲があるけど、さっきよりいい感じだな。写真左手が夫婦岩で、中央左手が軍艦島(端島)。さて、そろそろ北極星が見えてきてもいい頃合いだが。北を見上げるとぽっかり雲が。。。ああ。んじゃ、ちょっとずらしてTPPA(そっから開始)だな。まだ薄明中なので、ASPSね。ASTAPも試してみたけど、速攻でソルブ失敗になる。一点目、おっけ。二点目、おっけ。三点め、ソルブ失敗。うーん。。。いろんな位置で試してみたけど、どうも三点続けて取れるポイントがないわ。どうすっかなぁ。双眼鏡で空を探る。あ。北極星が見えた!イソイソと極望ファインダーで極軸合わせ。真上でよかったー。その後もTPPAを試してみたけど、あんまり変わらない。もういっかぁ。空を見上げて、天頂付近に輝いていたアークトゥルスへ向ける。とはいうものの、厳密に極軸出せてないから、入るはずもないし、主鏡のピントもでてないし。笑。PHD2でガイド鏡の画面を見ると左上ぐらいに輝星が。きっとこれがアークトゥルスだな。これを画面のこの辺りにもってくれば、主鏡に入るんじゃなかったっけ?よし、入った。ホッ。注:私のガイドスコープの脚はセンタリングできないタイプの脚なので、主鏡とセンターの位置が違うんです。どうにかして台座の向きで調整できないかなぁ、と思っているけど、そのまんまになってる。笑。ピントを出して、ソルブ掛けて同期します。ホッ。これでなんとかなるかな。時間もおしてるので、いきなり13Pを導入してみる。おー、入ってきた。んじゃ、雲に隠れる前に、とりあえず撮影開始ーっ!何枚か撮ったところで気づく。あ、冷却忘れてた。まあ、しょうがない。ひさびさだもの。撮影しながら、冷却開始!ガイドはキャリブレーションしてる時間がもったいないから、今日はパス。30sぐらいならそこまでずれないでしょ、と正常化バイアス全開で希望的観測。笑。というわけで、一枚目の画像は19分30秒の露出した13Pです。二枚目は、目の前をバスが通って視界を塞いだタイミングで一旦撮影を止めて構図を変更したものになります。きっとバスが通らなかったら変更する踏ん切りはつかなかったんじゃないか、と思います。こちらは27分の露出です。三枚目は一枚目と二枚目をぜんぶ使ったものになります。しっぽの先の方は一枚目の構図があんまりよくなかったのであんまり変わりませんけど、彗星の核に近い部分については二枚目よりもなめらかになった気がするので、アップしておきますね。トータル46m30sの露出になります。さて、念願の13Pも撮影できたことだし、撤収を速攻で終わらせて、一路、当初の目的地へ向かう。到着。今はずいぶん行きやすくなってるんだ。昔は途中の道がずいぶん細かったからなぁ。クルマを降りるとかなりの強風。でも、正面にはさそりと天の川がポッカリ。おお、久しぶりにこんな感じの天の川を観たわ。今は諫早の明かりが昔と比べてずいぶん明るくなってるから、白木峰の南天の低いところは結構明るいもんね。飯盛とか野母崎とか南の方に行かないともう観られないよね。ま、漁火はあるけどさ。しかたないか。早速、楽しみにしていた嬉野茶をいただく。うまーっ!こりゃいいお茶だわ。イスに座って、双眼鏡で天の川を流す。このところ撮影していた対象がポンポン視界に入ってくる。いやいや、こんな天の川はホントに久しぶりだわ。あ。さそりがいなくなった。天の川も雲に変わった。あ。また出てきた。うーん。ここは雲が産まれる場所なんだな。霧に覆われたり、すっきり抜けたりを繰り返してる。ま、この天の川を観られたら、それだけで十分だわ。出てきて、よかった。おまけでスカイフラット(ご近所フラット)用に撮影した画像でイメージインスペクションしてみた結果をアップしておきます。こないだ光軸調整してからいい感じを継続してるっぽいです(^^)梅雨明けが待ち遠しいですねぇ。8月に入ったらスタパーもあるし。いい夏になるといいなぁ。あ。そだ。今年は海に泳ぎに行きたいなぁ。去年、行けなかったから。
2024.07.06
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さて、勢いで庭に機材を再度展開したものの、薄雲がでてきました。。。まあいい。とりあえずやれるところまでやっておこう。まずは、N.I.N.A.3.1HFをアンインストールして、再度3.0をインストール。・N.I.N.A.のバージョンを戻すときはアンインストールする必要がありました。・アンインストールしても機材のパラメタは消えませんでした。ホッ。・SVBONYのSDKのDLLは3.0に同梱のものに戻りました。これは再度入れ直し。 (Ver.1.12.8の動作確認がしたいからね)N.I.N.A.3.0+SVBONY1.12.8で撮像が正常にできることを確認して、一段落。とはいうものの、今日撮ろうと思ってた13Pはとっくに沈んでるし、A3も角度的に無理か。西の空に傾いてる月のまわりにはうっすらと雲がかかってる。どんどん雲が来てるみたいだな。東の空を見上げると、夏の大三角はまだ見えている。・・・こないだ結構撮ったところだけど、テストだから、ま。いっか。笑。というわけで、まずはM15 ペガサスクラスターです。30sの25フレームだから、12m30sですね。次はM27 ダンベルネビュラ。露出時間はM15と同じです。こないだと比べるとずいぶん薄い感じですね。まあ、こないだは180sを9fだから27分露出してるしねぇ。次はM57 リングネビュラ。これも前回(180s 9フレーム)とはぜんぜん違う感じだわー。露出時間は30sを41フレームだから20m30s露出を掛けてるんだけどね。一枚当たりの露出時間の違いが大きい気がします。もちろん、空の透明度も違うから一概には言えないけどね。場所はどちらも庭なんだよなぁ。次はな、な、なんと、NGC6960網状星雲です。というのは私の機材そのまんま(IRCutフィルター付)で特別なフィルター(買える予定はない)もつけずにどれくらい写るのか、とにかく一度試してみよう、と思ったからなんです。今夜は月もおっきいし、まずは試し撮りみたいな感覚ですね。日本では三つまとめて網状星雲って呼んでますね。英語圏ではそのまんまのWestern VeilNebula(西の方の網状星雲)のほかに、Filamentary Nebula(フィラメント状星雲)とかいう呼び方もあるみたいです。・・・と解説は書いてみたものの、ボワーンと電球みたいに写っただけでした。F6.3で180s 3フレームでこんな感じです。ノーフィルターでドーンと長く(5分ぐらい?もっと?)撮ってみたいな、と思いました。次はNGC6992 網状星雲(東側)です。英語圏でもそのまんま、Eastern Veil Neburaらしい。こちらは望遠鏡でみる感じのモワモワというかフニョフニョの部分がすこーし写ってました。次がNGC7000 北アメリカ星雲です。と言ってもよく写らないだろうから、ちょっとメキシコ湾辺りを中心にフレーミングしてみました。うっすらですね。ま、12minだとこんなもんでしょうか。この辺りのおっきい星雲だと、80EDで長時間撮った方がいいんだろうなぁ、と思いました。今日は勢いだけでC5でそのまま撮影してみた感じです。笑。この後、いくつか撮ってたのですが、どれも雲しか映ってませんでした。ええ、無加工でスカイフラットにさせていただきましたよ。こんなに何セットもいらないっつーの。笑。しかし、13Pにはとことん縁がないなぁ。まだ暗いときに一回撮っただけだわ。次の梅雨の中休みが早く来てくれないかなぁ。でも、天気予報だと7月に入るまでお日様マークないんだよなぁ。。。
2024.06.20
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昨夜、SVBONYカメラドライバ Ver.1.12.8の動作確認をしたところ、SV405CCで発生していた、時々黒い画像を送ってくる不具合が解消されているようです。3,4時間撮りましたが、一度も発生しませんでした。SVBONYのカメラをお使いの方はぜひアップデートを行ってくださいませ。メーカーさん、どうもありがとうございました。ドライバの更新内容や履歴も公開していただけるようになると、すごく助かります。---(8/28追記)---他のSV405CCユーザさんのお話を伺ったところ、環境要因で発生するケースもあるらしいとのことでした。ちょうど私の撮影環境はノートPCからミニPCに切り替えたタイミングだったので、再度検証を行ってみました。これまで現象が発生していたノートPCで、ソフトウェアはN.I.N.A. 3.1HF+ドライバ・SDK 1.12.8です。白い箱を写して真っ白な画像の代わりに黒い画像が混じらないか、という検証になります。レガシーシーケンスで、1s、10s、30s、60sを各32枚。一枚も黒い画像が撮れませんでした。ドライバのおかげなのか、N.I.N.A.のおかげなのか、わかりませんけど、結果として改善されているように思えました。ただ、他のユーザさんに二つの環境で確認していただいた結果をお聞きすると、一つ目の環境では不具合が解消されたが、もうひとつの環境では解消されなかったとのことでした。現状の結論(推測)としては、そもそもの現象が明白なバグによるものかどうかは分かっておらす、ドライバ側で合わせこんで、発生する可能性を減らしたということなんだろうな、と思います。
2024.06.19
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きれいに晴れているのに、せっかく山まで来たのに、ボロボロすぎる。。。N.I.N.A.もSV405CCも使えないから、C5とASI290MCの組み合わせをASIStudioのASICapを使って月を撮ってみました。さすがに1250mmは長くて、写る範囲が狭いわ。各コマ10秒ずつ撮影。AutoStakkert!3でスタックして、MS-ICEでつなぎました。(上の画像をクリックすると、フル画像が表示されます。Xにフル画像を出したので、こちらでも。笑)思いつきで撮った割にはきれいに写っていたので、満足です。モザイク撮影、自動化して撮れないもんかなぁ。自分でやると結構ガタガタです(^^;で、撤収して家に帰ったのですが、あんまりにも悶々としてたのと、撮影できない状態で機材を梅雨の間放置しておきたくなかったので、再度庭に機材を展開することにしました。
2024.06.19
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梅雨入りしたにもかかわらず、今日は快晴。ということで、山へ出撃してみたものの。。。出撃前にシーケンスセットを作るためにPCを立ち上げた際に、N.I.N.A. Ver.3.1のホットフィックス(HF)が出ていたので何気にアップデートしてきたのだが。。。なんとSV405CCのネイティブカメラが見えなくなってる!3.0をアップデートでインストールしたときの症状と同じだ。ああ、ファイルをダウンロードして、全インストールしなければいけなかったのか。・・・まあ、いい。認識できているASCOMドライバで撮像しようっと。SV165と290MCで極軸を出して、さて主鏡のピント合わせを。。。ん?撮像結果がなんかおかしい。オートストレッチした画像がボロボロ。とりあえず明るい星に合わせて、パーティノフマスクをセットしてみたが、なんか画像がモザイクかかったみたいになってて、こじんまりとした感じで、いつもの光条がでてこないわ。オートストレッチのバグかしらね?こりゃピント合わせどころじゃないな。せっかく来たのに。セットアップイメージも持ってきてないし、出先でダウンロードできる大きさじゃないしな。というわけで早々に断念。帰路へつく。あーあ。せっかくの梅雨入り後の晴れ間なのに。ブツブツ。帰宅。うーん。やっぱりすごい欲求不満。庭にもう一回だして、N.I.N.A.を3.0のセットに戻す。SV405CCのドライバは最新のまま。ちゃんとピント出しもできたし、撮像できるわ。ホッ。なんだかよくわからない状態で梅雨の間を悶々としなくてよくなった。というわけで、N.I.N.A.の3.1HFはダメっぽいので、しばらく待ってから使った方がいいみたいです。→間違い。セットアップイメージからセットアップすれば問題なし。若干、薄雲がでてきたが、ここまで来たらちょっと意固地になっているみたい。とりあえずSV405CCの新ドライバの調子もみたいし、撮影シーケンスを仕込んで、シャワーでも浴びてくることにしよう。結果はのちほど。ーーー8/28追記---その後、帰宅して、セットアップイメージからセットアップしなおして、検証しなおしたところ、結果としては、3.1HFは正常に動作することが分かりました。要は、オンラインアップデートがうまくいってない現象がまた発生していたわけです。出撃準備でドタバタしてるときに、更新してはダメですね。
2024.06.19
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夕方になると曇ってくる空。しばらくは快晴の夜にはなりそうにないな。そういや、ミニPC、最近アップデートあててなかったなぁ。こういうときは機材のメンテナンスをするぐらいしかできないわ。というわけで、クルマからミニPCの箱を持ってくる。家の中なので、ACアダプタで起動。電力を気にしなくていい環境はありがたい。WindowsUpdateを掛けて待ちながら、そうだ。6月になったし、最新のステナビの軌道要素でも入れておこうかな。何の気なしにN.I.N.A.を起動すると、3.1へのアップデートのお知らせが。・N.I.N.A.のサイト:https://nighttime-imaging.eu/・リリースノートなになに、ふむ。SktAtlasの画像をオフラインスカイマップから抽出するようにしたんや。結構容量食うから、ストレージに余裕がないPCだと助かるね。お。撮影時にテンポラリファイルを経由してターゲットフォルダへ移動してたのを直接ターゲットフォルダに書くようにしたんや。確かにワンテンポ遅かったものね。こりゃずいぶんレスポンスが早くなりそうだなぁ。ついでにカメラ関係のアップデートもしとくか。・ZWOのサイト:https://www.zwoastro.com/software/ZWOはASIStudioをV.1.11にアップデートしてるな。カメラのドライバは変わってない。・SVBONYのサイト:https://www.svbony.com/support-software-driver/SVBONYはカメラのドライバがV1.12.8に上がってるわ。ネイティブだけじゃなく、ASCOMドライバとSDKも忘れずにダウンロード。SDKから抽出したDLLをN.I.N.A.のフォルダに入れておかないと、ちゃんと認識されないからねぇ。今回のドライバ更新で、黒いフレームを送ってこなくなるとすごくうれしいんだけど。まあ、期待しすぎないようにしておこう。笑。・N.I.N.A.のSVBONYドライバフォルダ:C:\Program Files\N.I.N.A. - Nighttime Imaging 'N' Astronomy\External\x64\SVBony・ファイル名称:SVBCameraSDK.dll一通りアップデートを掛けて、実際にカメラをつないで動作確認しておく。290MC、オッケー。405CC、オッケー。おー、N.I.N.A.の画像表示のレスポンス、半端じゃなく速くなってるわ。フォーカス合わせがずいぶん楽になりそうだな。たぶん、これは大きな画素数のカメラをお持ちの方ほど助かる仕様変更かもしれない。そんなこんなでアップデート&メンテナンス作業終了。あとは晴れる夜を待つだけか。これが今はいちばん難しいのかもね。
2024.06.13
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(その2の続きです)次はM26。たて座にある散開星団。Wikipediaだとあんまり目立たないと書かれてましたが、なかなかきれいな散開星団だと思います。なるほど、周りに暗黒星雲が入り込んでるから、目立つのか。本体も大事だけど、とりまく環境って大事なんですね。きっとM18さんがうらやましがるに違いない。。。次はM29。はくちょう座の散開星団です。英語だとCooling Tower Cluster。冷却塔の星団?確かに四角形に並んでる星の並びは特徴的ではありますが、なんか星団の名前としてはどうなんかな?本日の撮影ラストは、NGC7086。はくちょう座にある散開星団です。さくらさんがツィートで紹介しておられたので向けてみました。この感じだと中・小口径だとちょっと暗いですかねぇ。とは言うものの散開星団なので、眼視でもいけるんじゃないか、と思いました。最後のおまけはM22。以前撮影していた分とこないだ庭から撮った分を一緒にして処理してみました。トータル41分です。M22は見ればみるほど立派よねぇ。この夜はこんな感じでした。今年の梅雨はすっきりした晴れ間が多いといいなぁ。まあ、雨はしっかり降ってほしいけど。被害が出るようなドカ雨はどうぞ勘弁してください。(終わり。その1はこちら)
2024.06.04
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(その1の続きです)次はM7。さそり座のしっぽの二つ星を東(左)に伸ばしたところにある散開星団です。プトレミーってなんだろ?と思っていたのですが、Ptolemyはトレミーと呼んで、プトレマイオスさんの記述が残っているってことからの名称とのことです。その辺りが天文学は昔から脈々と続いてきた学問で、そういうところがいいんだよなぁ、と改めて感心したりもします。次はT CrB。今日も変化は見られなかったです。日本変光星研究会さんで、SeestarS50を用いた観測キャンペーンを実施しておられるので、Seestarをお持ちの方はぜひご参加ください。このキャンペーンはお題の通り、Seestarを用いたデータだけを取り扱うとのことで、その他の機材による測光結果はVSOLにて報告ということになっているそうでした。VSOLかぁ。なんちゃって観察者の私にはなんか恐れ多い感じがしますね。ホントはそんなことはないんだろうけど。掩蔽のMLで初心者さんが結構ボロクソに言われたりするのを読んだりしてたからなぁ。uGemさんに会ったらお話を聴かせてもらおうっと。次はM18。いて座にある散開星団で、ブラックスワン星団とのこと。Wikipediaによると、「最も軽視された星団」だって。ひぇー、そんな異名はうれしくないだろうなぁ。まあ、周りに結構きらびやかな星雲、星団があるからねぇ。天の川の中にあるし。気を取り直して、「黒鳥」ねぇ。なんとなーくそんな感じに見えないこともないけど、はっきりとはわかりませんでした。M18さん、どうもごめんなさい。次はM24。いて座の(スモール)スタークラウドです。右側に写っているのはNGC6603という散開星団とのこと。これは他のメシエ天体と違って、星がすごくたくさん集まっている領域を指しているそうです。以前、NexStarで向けてどれだろう?と思ってたんですけど、さもありなん。笑。次はM25。いて座にある散開星団です。なかなかまばらな星の並びですね。NGCナンバーは付いてなくて、理由はわからないそうです。結構きれいだと思うんだけどなぁ。(続く)
2024.06.04
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今年は梅雨入りは遅くなりそうとは言うものの、天気予報を見ると週末崩れたあとは雲が多そうな気配。最近の天気予報は直前になって、これまでの予報を忘れたか、のように総入れ替えみたいなパターンが多いので、まったく信用できないわけですが、まあ、それしか情報がないのでしかたないか。一時期、グッと予報精度が上がってきていた傾向があったんだけど、今は昔と大して変わらないぐらいボロボロな印象ですね。悪くなってどうする?とは思いますが、長崎も海洋気象台が地方気象台に格下げされて長期に渡る観測データの価値を軽視する部分が見えたりもするから、気象庁も予算がなくて質が落ちているのかなあ、などと考えております。まあ、日本全国、軽薄短小な考え方が蔓延しているから、そういう時代なんでしょうかね。今日は奥さんが休みだけど知人とランチということで(もうちょい早よ言うてくれると助かるんですが)、私は夕方から13Pを撮りにいきたいから出撃するかも、と承諾を得ました。昼の快晴にもかかわらず、夕方になると西側に雲がでてきて、ぜんぜん動かず。とりあえず13Pは次回に持ち越しにして、様子見です。夕飯を食べて一服していると、だんだんと空が開けてきます。これは晴れるなぁ、と21時頃から出撃しました。梅雨入り前のラスト(と思われる)出撃ですね。笑。前回は光軸調整から急に撮影までタブレットPCでやったわけですが、今日は撮影が主だからミニPC(Ryzen7 5700U)を使うことにしました。このセットは電力はちょっと食うんだけど、速度が速いのと画面が広いのがいいんですよね。こんなことならもうちょい大きなポータブルバッテリーにしとけばよかったけど、買いなおしはできないしね。現地に到着。空にうっすら薄雲がかかっていますが、さそり座は見えてます。まあ、徐々に抜けてくるだろう、と思いながら、早速C/2023 A3の撮影を開始。30s、60s、90s、120sを試した後、今日は90s露光で撮ることにしました。半分ぐらい撮った後、画質が急激に悪くなります。空を見上げると星の数が極端に減ってきています。ああ、西の空に薄雲がかかってきたのね。まあ、しょうがないか。。。彗星基準でスタックしたものがこちらになります。次がM3。なんか星の数が少なくてコントラストがイマイチだけど、今の空だとしょうがないのかな。春の星座にあるM3は西に傾くのがだんだんと早くなってくるから、今のうちって感じです。次はM10。ホントはM6、M7を撮ろうと思ってたんだけど、ちょうどその方向に雲があったらしく、まったく映らなかった(ソルブもできない)ので、後で撮ることにして、M10から撮影しました。こないだM12は撮ったんだけど、そのすぐそばにあったんですね。へびつかい座の球状星団です。次がM11。散開星団ですが、結構まんなかに集まっているんですね。なかなかきれい。次回は眼視でもみてみたいな、と思います。たて座だそうです。たて座、意識してみたことないなぁ(^^;次がM6。さっきチャレンジしたときはぜんぜん見えなかったけど、雲が退いてくれたみたいでした。よかったよかった。さそり座にある散開星団で、バタフライ星団と呼ばれているそうです。言われてみたらそんな感じに見えますね。M11と比べても明るい星が結構あるので、小口径/低倍率でも楽しめるんじゃないかなぁ、と思いました。(続く)
2024.06.04
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(その2の続きです)やっとこさ、機材をしまい終えたところで、横から声がかかる。ラスアルゲチとかどう?ニンジャが西を向いてる。・・・あれ、さっきまでニンジャの夜露を拭きとってたから終わりか?と思ってたんだけど、こないだブログにつぶやいてたのを思い出してくれたらしい。ありがたや。笑。ねー。アルファのくせになんでそんなに遠くにあるんや。星座に参加せーや、だよねー。笑。プルケリマとかどう?ニンジャがスーっと下がっていく。ふむ。きれいだねぇ。そーだ、アルカルロプスもみてみましょ。ten.さんが入れてくれようとするが苦労してる。そりゃそうだわ。おれもたぶん無理。笑。星見人さんに星図を見てもらって、導入してもらう。この人、星図をチラッと見ただけで、この倍率そのままで入れるんだよな。やっぱりすごいわ。あー。ちょっと低すぎるね。分離せんわ。これはちゃんと見てもらいたいから、次回は上にあるときにリクエストしますね。おっと、この倍率だったら白鳥のデルタとかどう?うんうん。きれいだねぇー。ten.さんがつぶやく。「こないだ説明きいてたから6cmを向けてみたんだけど、ちっとも二重星に見えなかったのよ。2xバローとオルソ25mmでしょ?」「あー。そりゃそうだ。笑。バローは双眼装置の向こうだから。2xというのはアイピースに直接付けたときの倍率ね。天プリの向こうだと3x。双眼装置は普通の天プリの先に着けるよりも光路長が長いでしょ。だから3xとかいうレベルじゃないよ」「あー、そうか」「そうそう。たぶん離角からみる感じでは400xぐらいは平気で出てると思うよ、これ。星見人さんが普通にシュパシュパ入れてくるから、そんな風に感じないだけ」星見人さんはたぶん横でニヤニヤしてる。(と思う。顔は見えてないけど。)エータカシオペアです、と星見人さん。「ね。普通はそばにチョコンと見えるはずの伴星が、100xオーバーで見たアルビレオですかい?ちょっと倍率上げすぎやね、っていうぐらい離れてるでしょ」「あー」「んじゃ、次はイオタカシオペアをお願い」ふむふむ。きれいねー。・・・あー。空がすっかり明るくなってきたわ。スタパーじゃないときに、久しぶりに朝まで見たねー。昔みたいで、たまにはいいねぇ。うんうん。今日はミニ観望会も二回やったしね。当初の目的どころか、撮影までやってしまったし。というわけで、大変盛りだくさんな夜が終わりました。(ようやく終わり。笑)
2024.05.31
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(その1の続きです)さて、光軸も出たことだし、極望ファインダーを合わせようかなぁ。ということで、ガイドスコープSV165+ASI290MCを装着して、タブレットPCを取り出す。12PではノートPC中心で、三夜連続庭から観望ではミニPCを使っていたので、タブレットPC使うのは久しぶりだなぁ。あら、N.I.N.A.の設定ファイル、ちゃんと作ってないじゃん。そうか、N.I.N.A.駆け出しの時に使ってたままなんだなぁ。ポチポチ設定を入れながら、設定ファイルを改めて作る。今日はガイドスコープのピントは出ているし、雲もないから、ASTAPですぐにソルブできるわ。先日、曇天の中でうまくいかない作業しか見せてないten.さんに、TPPAによる極軸合わせの様子を説明を交えながら見てもらう。極軸が合ったところで、極望ファインダーを天の北極へ微調整。よし!これで次回はもっと楽になるわ。夕刻の13Pを撮りたいと思っているから、極望大事なのよね。笑。よし、これで光軸、極望、終わり。さて、この光軸がどれくらい撮像結果に影響するんやろうかねぇ?と思ったので、ついでに撮影をやってみることにした。SV405CCを装着して、N.I.N.A.を起動する。あれ?SV405CCが出てこない。。。どうやらドライバすら入ってないみたい。。。そういや、このタブレットPC使ってた頃はまだSV405CCを手に入れてないわ(^^;まったくしょうがないなぁ。。。スマホをテザリングさせてPCにドライバをダウンロードしてインストールした。電波があるロケーションでよかったわ、あー、んじゃ、設定ファイルとかも作らないといけないのね。などとゴソゴソ作業していると、両横から楽しそうな声が。「おー、M22。すげー!」なに?ニンジャのM22か。散開星団みたいな球状星団、これは見ておかないと。。。なに?おまる(注:スワンね)?そりゃ見るでしょ。おお、きれいだー。なに?M13。そりゃとーぜん見るでしょ。あ。そうだ。西に傾いてるM5も見せてー。とついリクエストしてしまったり。。。作業、ぜんぜん進まず。。。おれが作業しているの、二人とも知ってるのに、ぜってー、確信犯でしょ。爆。すると、白木峰の丘の方から話し声が下ってきた。四人で案内図を見てる。ふむ。「ねー、星見てるけど、見てみる?」と声掛け。「見ますー!やったー」との応え。んじゃ、こちらへどうぞー。星見人さんのニンジャの方へいざなう。星見人さんが自己紹介をしていると、どうやら昔、少年自然の家で行った観望会に参加していた人がいたらしい。おー、これは奇遇な。で、解説を交えながら、ミニ観望会のはじまりー。よしっ。これで準備に専念できるわ。笑。SV405CCも認識した。設定もおわり。あとはガイドか。PHD2に切り替える。んー?画面に星が写ってないなぁ。なんでやろ?ガンマを調整しても星がでてこない。。。なんでじゃ?またドライバ?ん-?ん-?んー?とりあえずノーガイドでM22を撮影開始。30s露光の繰り返しだけど、まあ、きれいに写ってるわねー。さて、ガイドじゃ!あ。。。そういやガイドスコープ、さっきファインダーに付け替えたときに、三角板の上に置いたんやった。。。そりゃ地面向いてるから、星は映らんわなぁ。爆。一旦撮影を止めて、いつものところにガイドスコープを装着して星が写ることを確認。キャリブレーションに入る。よし、できた。再び、M22の撮影開始!撮影結果はこんな感じ。30s 16フレームで8分しか撮ってないのに、いい感じ(^^)庭から30分撮ったやつとあんまり変わらない気がする。気のせいだろうか?次は星見人さんからリクエストされたM17スワン。通称おまる、だ。こっちは30s 35フレームで17分半撮りました。もちろん、もうちょっとあぶりだすこともできるけど、今夜の思い出だからニンジャで見せてもらったイメージに近く、仕上げてみました。上ってきた土星を見せてもらい、「お団子みたいな感じねー」と感想を述べて、次は月。下弦すぎってところかしらん?クレータのでこぼこを双眼で見せてもらって堪能する。記念撮影を終えた四人が去っていったところで、すでに夜露でビショビショになっている機材をフキフキ、ブロワーでシュコシュコしながら一個ずつしまう。いや、今日は眼視から予定外の撮影までやってしまったから、濡れてる機材の数が半端ない。。。しまったわ。笑。(まだ続く)
2024.05.31
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さて、先日の撤収時、C5の副鏡、補正板の方向合わせと補正板のセンタリングをやりなおしたわけだけど、ようやく晴れそうな予報の夜がやってきた。とは言うものの、夕方になっても路面は濡れてるし、ほとんど曇り空。。。まあ、嫁さんの事前承諾も取れてるし、せっかくだから出撃するしかないわね。笑。明るいうちから機材をイソイソと車に積み込む。庭に出してた関係でほぼほぼ全部の大移動。夕ごはん(たれカツ丼。新潟名物らしい。ちょっと甘い)を食べて、満足して、出撃へ。白木峰第3駐車場に到着。まずは一服。うーん。。。全天、雲だし、誰もいない。第3はだだっ広いから、ちとさみしいな。一服したところで、来るって言ってたten.さんに一報入れて、第4に移る。第4に移ったけど、まあ、まだ機材を出すような空じゃないな、と助手席に移動して、座席を倒す。まもなく、一台のクルマがやってきた。ten.さん到着。空を見上げて、とりあえずまったりしましょ、とイスとカップを出す。あ。そうだ。まったりするにしても、C5だけは温度順応させとこ。鏡筒だけだして、カバーを外す。今日の主目的は、C5の光軸合わせだもんね。おお。今日の珈琲もおいしいね。いつもありがとう。これで、出撃したけど徒労に終わったという記憶ではなくなるから、すごく大事だわ。笑。経緯台の目盛りの話。うんうん。Neonさんすごいよねぇ。毎回感心するわ。そうそう。昔は自動導入だったけど、今は手元にすごいコンピュータがあるからね。どんなアプローチでもぜんぜん構わないと思うよ。要は楽しく見られればいいのさ。まだまだ雲が多いけど、雲の切れ間から北極星や北斗七星も見えだした。ここで星見人さんから連絡が来た。なに来る?そりゃありがたい。調整が済んだ望遠鏡をその場で覗いてもらって、感想が聞けるなぁ。笑。3,40分ぐらいやろうかね?んじゃ、先に脚だけでも組んどこうか。北極星の周りはまだ雲が多いな。まだ追い込むほどではないか。そういや北極星野の話してたね。アンケート結果にはちょっと驚いたわ。意外と北極星野を意識されてる方が少なかったねぇ。まあ、そんなものなのかしらね。そうそう!とten.さんがなにか持ってくる。お。これは北極星野だね。ちょうど同じ時期にKWさんが遠征用の赤道儀に貼り付けたっていうのを見てて、おれもやろうかなぁ、と思ってたところだったのよ。ありがたやー。できたら正立用も。うん。ありがとう。早速実践。AM5の横に6x30を差して、天の北極を見る。と言っても、まずはファインダーのピントの追い込み。これはビクセンのファインダーだけど、ガイド鏡に使ってるSV165よりも大きく動かしても大丈夫だな。ネジのピッチが違うんでしょうね。SV165だと少しずらすと大きくボケるもん。この辺りが国産の細やかなところよねぇ。水準器の感度もそうだし。タカハシの水準器ぐらい鋭敏なのがAM5に付いてたらすごく助かるんだけどなぁ。とりあえずこの状態で天の北極をセンターへ。こんなもんかな?ten.さんが覗く。ちょっと調整。こんな感じですよ。ふむふむ。おれにはこの精度はまだ出せないね。何より経験値と、これまで極軸に求めてきてた精度が違うからなぁ。ま、これはだんだん慣れていくしかないよね。いつものこっちゃ。笑。二人組が通りかかる。星見る?と聞いてみると、観ます!と即返事が。笑。おれの光軸合ってないから、そっちでお願いね、とten.さんに全振り。爆。ふむふむ。ミザールの解説始めたわ。さすがに二重星マニア。笑。何?次はM13?星見人さんが来る前の前振りらしい。爆。その間にアークトゥルスで光軸を合わせる。赤道儀だと追っかけてくれるから楽だなぁ。まだ極軸ずれてるけど。(これはこの時点で極軸用ファインダーの軸が追い込めてないからです)そうこうしている内に星見人さんが到着!おお、来た来た。ニンジャ出し始めた。ふむふむ。ここで二人組を星見人さんにお任せする。その間に光軸を追い込む。急げー。笑。二人組が去っていたところで、星見人さん、ten.さんに星像を見てもらう。よかった。同じ感想だ。これでこそNexStar(C5ね。笑)の星像です!とのこと。すごくホッとしました。(続く)
2024.05.31
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今日は朝から薄曇り。やっぱりか。なんとなくさみしい気分になりながら、機材を片づけます。あ。そういえば、C5の副鏡の向き(要はマークの向き)が以前と変わってたのを思い出した。前回の出撃時は、光軸調整しながら、結果にぜんぜん納得できなかったので、いいかげんしびれをきらして、暗い中、押さえをゆるめて補正板を回して副鏡の向きを合わせてみたのだった。これによって、4~5等の比較的暗いものについては星像が改善した(芯を食った)ものの、明るい恒星についてはまだ納得いってなかったんだよな。ただ屋外に長いこと出したままだったから、とりあえずブロワーを持ってきて、まずはホコリを飛ばす。こういうときに電動ブロワーは楽だわ。と言っても、こないだ黄砂の舞う中、12P撮影を強行したときにゲットしたんだけどね。笑。C5の調整はあとからポルタで行うことにして、まずは赤道儀。あれ?ケースに入らないわ。あ。そうか。撮影終了後のパークポジションになったまんまだわ。バッテリーにもう一回つないでホームポジションに戻す。AM5赤道儀のケース、とってもいいんだけど、この辺りに余裕があるといいなぁ。そうしたらパークポジションでも経緯台モードでもそのまま収納できるのに。さて、あらかた片付いた。ポルタを持ってきて、C5を載せる。うーん、やっぱり補正板のセンタリングが若干ずれてるな。さすが暗闇の中での作業だわ。今日は曇り空だから、センタリングがやりやすいわ。笑。ついでに、補正板の内側もブロワー。あ。補正板の内側の副鏡のカバーが緩んでるわ。副鏡が回ってた理由はこれかぁ。。。補正板のマーキングと鏡筒のマークを合わせなおしたところで、副鏡の向きも合わせる。よし。これで次回光軸を再度合わせなおせば、本来の星像が戻ってくるはずだ。ホッ。忘れないようにまとめておこう。ーーーここまでのまとめ(推論)ーーー要は副鏡が回ってしまっていたので、主鏡とのマッチングがイマイチだったこと。追い込むのにえらい苦労していたのは、副鏡の調整ネジを回すタイミングで副鏡も若干回っていたことによる(のかもしれない)。副鏡の向きをムリヤリ合わせたことで、星像は再び芯を食うようになった。が、暗闇での作業により、補正板&副鏡のセンタリングがちょっとずれた状態だったので、明るい恒星の星像がイマイチ納得いかなかった。
2024.05.20
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(その1の続きです)なんか球状星団ばかりになってきたので、次の対象は散開星団 M23です。さきほどのM9の近くにありますが、こちらはいて座になります。こんな感じの目立つ明るい星がない散開星団、結構好きなんですよね。天の川と重なっているので、ちょっとわかりづらい感じですが、次回は自分の眼で見てみたいと思います。もちろん低倍率で。笑。次はM21。こちらも散開星団です。Webb's Crossというらしいです。Wikipediaによると、「M20を土台として、M21を北端とする「十字形の群れ」は「ウェッブの十字架」と呼ばれている。腕の曲がった十字形の星の一団である」とのことですが、どこのことを指しているのか、よくわかりません(^^; わかった方はぜひ教えてください。次はM22。いて座の球状星団です。5/9にも撮っていたのですが、あの時は120sだったので、今回は180sで撮ってみました。次はM15。ペガスス座の球状星団です。Pegasus Clusterと言うそうです。今夜は春の星座から始めたのに、すでに秋の星座になりました。これも立派な球状星団ですね。次はM2。みずがめ座の球状星団です。薄明が迫っており、次のM30まで撮りたかったので、180s 4フレームしか撮ってませんけど、とりあえずアップしておきます。最後はM30。やぎ座の球状星団です。これを撮っている間に薄明が始まってしまいました。他のものより露出時間が短いのはそのせいです。Jellyfish Clusterと呼ばれているそうです。クラゲですか。。。言われてみると、脚が伸びてるようにもみえるかな。庭からだとちょっと高度が低いので、もう少し季節が進んだら再度チャレンジしてみようと思います。三夜連続の撮影チャレンジはなかなか楽しかったです。たいがい寝不足になりましたけれども。笑。だんだんと梅雨入りが近づいてきているので、このあとは続けて快晴というタイミングはなかなかないような気がします。(2024.5.22 M2を追加しました。フラット補正をやりなおしてみました)
2024.05.19
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さて、庭に出しっぱなしの機材。天気予報からすると明日ぐらいから曇りそうなので、今日が今回の最終夜となりそうです。昨夜は開始が遅かったので、今日は少し早い時間から別の対象を撮ってみました。まずはM3。りょうけん座の球状星団です。北天ではヘラクレス座のM13に次ぐ見栄えと大きさの球状星団と言われています。確かにきれいですよねぇ。うちの庭から今の時期だと結構早い時間じゃないと電線がじゃまになってしまうので、今回が今シーズンのラストチャンスかな。撮れてよかったです。実はこの前に、M87とM53も撮ってみたのですが、おおきな月の影響がでていたので、中断してここからアップです。空が開けたところに行ったら撮り増ししてみたいと思います。M3はコルカロリとアークトゥルスを結んだ線の真ん中から少しアークトゥルスに寄ったところにあります。次がT CrB/Braze Starです。前回と変化ないようです。北半球から見える内に増光してほしいですね。次はM107。さそり座のアンタレスの北側にある、へびつかい座の球状星団です。The Crucifix Clusterというそうです。「十字架星団」ということらしいです。言われてみるとうすいところが十字上に見えますね。球状星団とはいえ、星の分布は結構まばらです。次はM14。へびつかい座の球状星団です。ステナビの解説によると、いびつな五角形の中にある球状星団とのこと。なるほど!次はM9。これも、へびつかい座の球状星団です。このパターン、ホントに多いな(^^;小さいですけど、結構明るいですね。天の川と重なる位置にあるので、背景の星が多いですね。(2024.5.22 フラット補正をやりなおしてみました)(続く)
2024.05.19
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今日は、長崎の七輪亭でホルモン焼きを食べて燻されてきたので、ちょっと遅くなりましたが、庭に機材を設置したままになっている(万一のにわか雨に備えてカバーは掛けてます)ので、昨夜に続いてもう少し撮影してみたいと思います。すでに極軸が出ている状態なので、カバーを取って電源を入れるだけで始められるなんてホントにすごいわー。カメラを冷却している間に、イソイソと、南中前の東の空にある対象をピックアップします。このところの一連の撮影&アップ作業で、これまで見たことがなかった対象のことを調べたりすることが増えたので、なかなか楽しんでおります。知っているようで知らないことばかりなんですよね。まずは、M19。へびつかい座にある球状星団です。さそり座にあるM4(※クリックすると前回画像が出ます)と比べるとずいぶん小さくて、こじんまりとしているのですが、なかなか明るいです。小さい球状星団はC5だと厳しいので、これまでノーマークでした。撮影しだしたから観てみようかな、と思えるんですね。こういう楽しみ方もこれはこれでありなのかも。SeeStarS50など気軽に撮影できる機種も出てきてるので、天文ファンがもっと増えてくるといいなぁ。でも、キャンプみたいにアウトドアブームにはなってほしくないんです。メディアにあおられて人が急激に増えると、どうしてもマナーを守れない自己中心的な方が来るようになってしまうから。せっかくの楽しい時間が台無しになるのは困ります。次はM62。これもへびつかい座にある球状星団です。見てわかる通り、球状星団にしては、星の配置のバランスが崩れてる感じです。これは天の川銀河の中心から近い(といっても6,100光年らしい。宇宙は広いわ。笑)ので、その潮汐力(って言うんだ。重力とか引力じゃないのね)による影響とWikipediaには記載してありました。英語版では、地球から21,500光年、銀河の中心から5,500光年になってました。あと、この星団は少なくとも二つの異なる集団から成り立っていると記載がありました。こんなに遠いのに、そんなことまで分かるんですね。すごいわ。。。おっと英語圏では、”Flickering Globular Cluster”だそうです。ちらつき球状星団って感じでしょうか。別にM62の周りはいつも気流が荒れてるってわけじゃないとは思います。バビル二世が住んでる塔じゃないんだから。次はM12。これまたへびつかい座で、またまた球状星団。へびつかい座は天空でいちばん大きな星座なので、守備範囲がめっちゃ広いんですね。ちなみに十三星座占いだと私はへびつかい座に属しているらしいです。十二星座占いだといて座でございます。こちらもそれほど大きくない球状星団ですね。次のM10と並んでいるので、双眼鏡だと同じ視野に入りますね。次はM10。こちらも球状星団です。先ほどのM12の東側(左側)にあります。広がり方が違うので、見比べてみるのも楽しいですね。本日のラストはM28。またまた球状星団です。これはいて座にあって、ティーポットのフタの取っ手の右側ちょっと上にあります。そうです。取っ手の反対側の左側にはおっきな球状星団M22がありますね。大きさはぜんぜん違うのですが、こちらもなかなか明るいです。今日はこんな感じでした。(2024.5.22 スマホで見るとフラットが合ってなかったので、再処理してみました。)
2024.05.18
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(続きです)次の対象は、M27、亜鈴(あれい)状星雲。はじめて聞いたときはどんな漢字なのかわかってなくて、しばらくしてから「ああ、「鉄アレイ」のあれいなのね!」とわかりました。英語だと、Dumbbell Nebula。なるほど、ダンベルなんだー、って感じ。これはおっきいですけど、惑星状星雲に分類されています。C5で観ると真ん中の濃いところぐらいです。40cmにフィルターをつけて見ると、周りの丸い部分まで見えて楕円っぽくなるので、ダンベルでもアレイでもなくなってしまう感じです。次は、M71。や座にある”球状星団”です。Wikipediaによると、球状星団なのか、散開星団なのか、で20世紀半ばまで意見が分かれていたそうな。。。要は「集中度の低い球状星団」なのか、「最も密集した散開星団」なのか、ということですね。今は「非常に緩い集中度の球状星団」ということになっているそうです。この辺りの経緯については英語版のWikipediaが分かりやすいと思いました。最後は、Stellariumで、ηCygの近くに領域が示されていたCygnus Star Cloudです。が、よくわかりませんでした(^^; とりあえず、めだった輝星がないので、せっかくですからご近所フラットに使わせてもらいました。ちょっと星が多めですけど、なかなかいい感じのフラットでした。この日はここまででした。今の時期は4時前後には明るくなるので、スタートがゆっくりだとあっという間ですね。
2024.05.17
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しばらく快晴が続く予報(^^)残念ながら、夕方は月が西の空に居るので、13Pを撮るのはもうちょいあとかなぁ。ようやくPC関係を入れ替えることにしたので、まずは自宅の庭で動作確認をやることにしました。うちの東側の庭は東の空から南の空まで。北極星はもちろん見えませんので、N.I.N.A.のTPPAで極軸を合わせる感じです。あらかた家の中でセットアップしてはいたのですが、結局使ってみないと気づかないことばかり。あれが入ってなかったとか、これの設定どうだっけ?とか、ブツブツ言いながら作業してました。やっぱりいきなり出先じゃなくてよかった。。。というわけで、今夜の撮影結果です。まずは、M13。英語圏では、Great Globular Cluster in Herculesか。ヘラクレス座のすっごい球状星団という感じかな。まさにその通りですね。笑。M13は双眼鏡でわかります。C5で観ると気流がいいときはツブツブが見えます。が、やっぱり大口径ドブソニアンで見せてもらうM13は圧巻です。見とれてしまうぐらい、本当に迫力があります。まさに球状星団の王様って感じですよね。おっきいおっきいω星団は日本からだと季節も観望場所もかなり限定されてしまうし、実は私たちの銀河の伴銀河という話もあるので、まあ、いいでしょ。笑。次はM5。英語圏ではRose Cluster と呼び名があるんですね。知らなかったわ。言われてみればそんな感じにも見えるなぁ。M5は星のまとまり方がすごく好きなんですよね。私にとっては初めて自分のC5でツブツブに見えた記念すべき球状星団でもあるし。次はM57。リング星雲とかドーナッツ星雲と呼んでます。英語圏では、Ring Nebula。惑星状星雲です。恒星が超新星にならずに赤色巨星になった際に放出したガスが、中心の星が出す紫外線で輝いてみえる、ということらしいです。結構明るいのですがいかんせん小さいので、C5だとちょっと迫力不足な気がします。40cmではたばこの煙の輪っかみたいにポッカリ浮いているのが見えます。50cmで覗かせてもらったときは圧巻でした。次はM56、こちらも球状星団です。こと座にあります。実ははじめて意識して観ました。(^^;見ての通り、M57ぐらいの大きさの結構小さめの球状星団ですね。C5だとつらいわ。なになに?「口径30cmでは構造がはっきりしてくるが、全部の星を分離して見ることはできない。全部の星を分離するためには口径40cm程度の望遠鏡が必要である。」だって。これは40cmで見せてもらわんといかんですねー。笑。(続く)
2024.05.17
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球状星団は球状星団でそれぞれ趣きが違ってて楽しいんだけど、天の川がすっかり上がってきたから、小口径の友、散光星雲も撮ってみることにしました。なにより、IRCutフィルターを入れた後、火炎星雲と馬頭星雲の写りがうすーくなってた気がしたから、散光星雲にどんくらい影響があるのか、確認しておきたくなっていたのです。#あくまでも「友」。やっぱり細部まで見るには口径がほしいところなんですよねー。#小口径SCTの「親友」は二重星。小口径屈折の「親友」は散開星団かな。笑。でもね、でもね。画像を処理してて思ったんだけど、端に行くに従って星像がすごーく劣化していってたんですよね。球状星団の辺りでは(私には)気にならない程度だったんですけど。なんでだろ?とりあえず、あんまりにも見苦しい端っこの方は切り落として、2/3ぐらいにクロップしました。いつも場当たり的な対応でスミマセン。解析とか対策はボチボチで。。。でも、正直忘れてしまいたいわ。まったく。まずは、M8。干潟星雲です。どうして干潟なんやろ?ムツゴロウが居るというわけでもないし。英語では、Lagoon Nebulaと言うらしい。なになに?潟、小さな沼、礁湖/サンゴ環礁によって囲まれた海面という意味か。あんまりピンとこんなぁ。(名付けた偉い方々、どうもスミマセン)そういや「青い珊瑚礁」という映画が。ブルックシールズ主演の。まあいいけど。同じ年ぐらいだったから結構ファンだったわけですが。。。聖子ちゃんファンだった方にはきっとそっちが思い出されたことでしょう。笑。なお、散光星雲についてはあれこれ言うより写真を見てもらった方がいいかなぁ、と思いまして、与太話でございます。前置きが長くなってスミマセン。今日は謝ってばかりだな。次がM20。三裂星雲です。英語でもTrifid Nebula。三裂ですね。私らは「パンジー」って呼んでます。別に、「三裂」の字面がこわいからではないと思うんですけど。イメージで。80ED(F7,560mm)にSWAN40mmで見ると、M8とM20は同視野に入ってくるので、夏のお気に入りではありますが、私の最大口径であるC5(口径127mm、1250mm)ではパンジーに見えたことは数えるぐらいしかありません。というか、見えてビックリ。見えるのねー、って思ったぐらい。えっと、シーイングがいいときは風がなくて湿度が高い夜が多いので、要は、暑い暑い、汗ビッショリって感じの夜だとバッチリ見えます。笑。次は、M16。わし星雲です。英語でも、Eagle Nebula。ハッブル宇宙望遠鏡(HST)のどアップ画像。「創造の柱」はこの中にあります。ドアップで見たくなった人はご自由に画像検索してくださいませ。笑。ちなみに、最新のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による「創造の柱」はこちらです。HSTの立場がなくなるぐらい高性能なのが、すごいんですけど、オールドファンは同時にさみしさも覚えるような。。。今日のラストはM17 スワン星雲です。英語だとOmega Nebulaか。もちろんSwan Nebulaと呼ぶのもありみたいね。眼視ではどっちかというとスワン(白鳥)の部分が明るく見えるので、スワンと呼んでます。写真で撮るとΩの形に見える(と言われているが、撮ってみてもよくわからん。笑)ので、Omega Nebulaなんでしょう。でもね。40cmにネビュラフィルター付けて見せてもらうと、白鳥の首がぶっとくなって、どう見てもアヒルなんだわな。ぜいたくな「アヒル」でございます。こんな感じでした。
2024.05.09
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さて、目標にしていた三つの天体の撮影がどうにか終わりましたが、空はとっても良い感じ。東から南へ少し雲の帯が視認できるものの、上がってきた天の川もよく見えています。もう日付が替わってるけど、せっかくだからもうちょっと撮影するかねぇ。笑。というわけで、前回、雲間からちょっとだけ観られたM80を思い出して、南の球状星団を撮ってみました。まずは、M4。さそり座のアンタレスのすぐ右(天文学的には西と言う)にあるおっきな球状星団です。英語圏だと、Crab Globular Clusterとか、Spider Globular Clusterとか言うらしい。カニか、クモだな。イメージすると、なんとなくその愛称を使わない気持ちが分かるような。。。次はM80。アンタレス(αSco)からアクラブ(βSco)への直線上のちょうど真ん中辺りにあります。M4と比べてしまうとちっちゃい気がするけど、しっかり球状星団なので、結構好きです。Wikipediaによると、「メシエ天体の中で、もっとも彗星によく似て見えるものの一つ」らしいです。確かに双眼鏡で見ると間違いなく彗星っぽいですものね。次はM22。ティーポットと言われる「やかん」のフタの取っ手の左側(天文学的には東と言う。笑)にあります。Great Sagittarius Clusterだって。「偉大ないて座の星団」って呼ぶらしい。「球状」はどこに行ったんだろう?この球状星団はメシエ天体の中では結構明るい方かな。40cmで倍率をドンと上げてみると、散開星団みたいにきれいに分離して見えます。笑。いや、私の小口径ラインアップの望遠鏡だと、どこまで行っても球状星団。天体上の分類もやっぱり球状星団なんですけどね。爆。こんな感じでした。
2024.05.09
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前回の惨敗から少し悶々としていたので、平日でまだ曇ってるけど、出撃してきました。もちろん、こないだ、最後にロケハンしてきたところへ。到着したときは曇ってましたが、予測通り、だんだんと晴天へ。よかった。今日は極軸合わせもスムーズでした。ガイドスコープ(SV165)で合わせました。主鏡で南天をソルブして同期を掛けようとしたんだけど、ASTAPでソルブできず。あれ?さっきはソルブできたんだけどな。拡大してみてみる。あ。ピントが少しずれてるわ。近くの明るい星に向けてざっくり画面で見て合わせただけだったからか。スピカを入れてバーティノフマスクを使ってピントを出して、解決。ホッ。とりあえず、今夜のメインターゲットをば。ω星団。やっぱり大きいわー。撮れてよかった。。。前回、子午線越えで望遠鏡が西に行ったり東に行ったりするのを初体験したわけですが(注:撮影はときどき彗星撮ってただけの駆け出しなんです。しかも自動制御の赤道儀なんて、所有することすら考えてなかった)、今回はあんまりびっくりしないで、撮影することができました。他の方の言ってた意味がようやくわかりました。爆。あ。ケーブルの取り回しに課題が残った(やっぱどっかに引っかかりそうだわ)けど、とりあえずAM5→SV405CCの冷却用DCケーブルはグルグル巻きにならないようになりました。笑。次は、C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS)彗星。あいかわらずA3のあとの名前をすぐに言えない状態ですが。。。まだまだ遠いけど、しっぽが結構でてました。次がT CrB。かんむり座の激変(NR)型(というらしい)変光星です。変光星観察者のuGemさんに会ったら、訊いてみようっと。と言ってもどれがどれだかさっぱりわからないので、Astrometryで解析した結果もアップしておきますね。中央のHD143454、Braze Starが被って表記されている星が、T CrBです。横にIC4587があること、そして30s露光でも解析可であることが分かったのが収穫です。ちなみに、ちゃんと中央に入ってるのは、ASTAPによるプレートソルブと再導入のおかげです。しっぽが見える彗星、星雲・星団、二重星ならまだしも、単なる恒星だと星図みながらの作業はめっちゃ大変だと思います。
2024.05.08
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めでたく、StellariumのObserving Listの存在を再発見したので、ついうれしくなって、季節の観たい対象を追加してました。この件、どうも単にボケてただけっぽいけど。プラグインだったのが、デフォルト組み込みになってオプションの指定によって使う使わないを選択する形に変わってたんじゃないかな。最近、このパターン多いわ。フリーで使えるソフトウェアだし、改善方向だからしょうがないけどね。笑。デスクトップでリストをメンテナンスしようと思ったときに気づいたけど、23.1ではjsonファイルだったのが、24.1ではファイルがsol形式になってるのね。要は、Stellariumの中に組み込んだから、Stellariumなんちゃらというファイル拡張子を使うようになったらしい。少し悩んだわ。笑。・・・あ。依然として、リストにある観望に関する記録欄は使い方がよくわかってないんですけどね。笑。ご存じの方は教えてくださいませ。さて、どんな対象を考えていたのか、というと、こんな感じ。ω星団 ケンタウルス座にあるから、今の季節しか観られないもんね。C/2023 A3 秋の接近にめっちゃ期待されてる彗星。先日、KS氏がアップしてたから、撮ってみたいわ。T CrB 今年から来年の間に、めっちゃ増光しそうな変光星。増光前に記録しときたい。んー、今夜は晴れそうな予報だわ。雲が多そうだけど。どうすっかなぁ。ωだし。そうだ。ずっと気になってた飯盛の方に行ってみよう。あそこなら南天は海だから大丈夫っぽい。というわけで、イソイソと出撃。結果は惨敗。。。向ける方向、向ける方向に、雲がやってくるわ。極軸合わせすらできんやった。ま、ten.さんに珈琲飲ませてもらったから、いいんだけどね。もう一か所、候補にしてたところをロケハンして、今日は終了。上がってきた雲間の月がきれいだったので、まあ、よかろう。また、次回!
2024.05.02
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二重星仲間のLuisが記事をアップしてくれました。Luis Argüelles氏の記事: ”Estrellas dobles con telescopios inteligentes”(スマート望遠鏡で二重星を観察)なるほどねぇ。SeeStarS50みたいなスマート望遠鏡だと、どんどん観られるからねぇ。(NexStarはその走りだったわけですな。笑)ま、私はスマート望遠鏡は持ってないし、眼視で見るのが好きな人だから、見られるうちは眼視でもうしばらくはいっかな?笑。s33で一緒に観てたのは2000年ぐらいだからもうそんなに経ったのかぁ。。。ちょっと感慨深いわ。当時はEUができたばっかりで、通貨がユーロになったから金銭感覚がマヒしてるらしく、機材を増やすなら今がチャーンス!と欧州のみなさまがすごく張りきってたのが懐かしいわね。注)いいことばかりではなく、奥様がロスマンディを手に入れて「おれのより高いんだよー」と言って嘆いている方も居ました。さて、記事の中に掲載されていた、しし座の33個の二重星のリストを、私も観たくなったので、ステラナビゲータ用のADFファイルを作ってアップしました。やっぱり33個というのがウケましたけどね。頑張れ!我が家のNexStar5!:二重星カタログの3番目の項目です。スマート望遠鏡での電視観望用を意識しているらしく、離角は比較的離れているものが多いので、小口径の望遠鏡でも楽しめるリストになっていると思います。なお、ステナビ持ってなくても、3-3に星図も入れてるのでこっちを使ってくださいませ。記事に出てきたStellariumで、そういや昔あったObservingListはどうなったんだろう?と思って改めて見てみたら、Stellariumはv24.1になってて、ObservingListが復活していることに気づきました。いつからだ?見落としてたのかな?まあ、いい。・・・ということで、ついでに、きれいな二重星のリストに、Stellarium用のObservingListも追加しておきました。2-5の項目です。20年ぶりの追加ですが。。。なんか二か所ほど間違いがあったんですけど、既存のファイルは今回は直していません。リクエストがあったら直そう。笑。備忘録:57 Aqr(みずがめ)→57 Aql(わし)、ηPup(ともエタ,H19)→H N 19 なのかな?その後、Luis氏とs33の二重星のリストデータの件でやりとりしていたら、ライカ(Leica)の電子ブックを書いててこんな感じにまとめようかな、と思ってるというお話になって、最新号の電子ブックをもらいました。リンクはシェアしていいよー、ってお話だったので、写真やカメラに興味をお持ちの方は、ぜひ下記のリンクからダウンロードしてごらんください。(Googleドライブからのダウンロードになるので、ちょっと時間がかかります)Club Wetzlar Magazine(April-May issue)PDF版:こちらeBook版:こちら普通に見ても、きれいな写真(人々、風景、滝、鳥などなど)がたくさん載ってました。イイ感じの雑誌ですよね。光学系のレビューは、Luis氏らしいですけど。さすがです。爆。
2024.05.01
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こないだの春のスタパーで、C5の光軸がボロボロだったので、補正板のセンタリングを行って、晴れるのを待ってたのですが、なかなか晴れてくれませんでした。ひさしぶりにスッキリ晴れました。若干、気流は荒れている気がするけど、ぜいたくは言ってられん。夕飯の前に望遠鏡を庭に設置して、鏡筒の温度順応を行います。私の経験では、C5はだいたい40分程度で落ち着きます。この状態で普通に見る分には十分なのですが、光軸調整するときは特別で、外に出してから二時間ぐらいしてから行うようにしています。ま、庭からの今日の気流だとこれぐらいかなぁ。ヨシとしよう。ちょうど満月だったので、嫁さんを呼んで、ひさしぶりに観てもらいました。スマホで望遠鏡を覗かせて撮ったので、いまいち甘いですが、まあ、記念に。この後は、ひさしぶりに出してきたVixenのPL25mmのチェックを行って、二重星を少しだけ観ました。ポリマ γVirプルケリマ εBooダブルダブル εLyrNセンパイに望遠鏡とセットで貸しているCelestronのPL25mmは元気にしてるのかしらん?そのうち回収しにいかないとなぁ。N家にはSeeStarS50がすでに来てるしね。
2024.04.25
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今日は奥さんがお休みだったので、大村のみやざき園に行ってきました。こちらは、すでに有名になった松本つつじ園さんの一つ上にあります。朝の会話。「今日はいい天気みたいだけど、どっか行く?」と私。「藤の花を観にいきたいな。黒木って遠いんだっけ?」と奥さん。・・・えらく軽く言ってるなぁ。きっと前回の道中も寝てたんだろうな。どんぐらいの距離かわかってないと思われる。まあ、いつものこっちゃ。小倉にある”河内藤園”と言わなかっただけ、まだマシじゃ。前回は河内藤園から黒木の大藤を一気に回ったからなぁ。笑。「八女だな。」「あ。遠いのね。」「うん。まあ行ってもいいけど、それだったらすぐに出ないとね」「んじゃ、近場でどこか?」「佐世保の藤山神社はもうちょっとみたいだな。あとは御船山楽園ぐらいかなぁ?あ。そうだ。松本つつじ園の上の藤園はどうやろ?前回、行けなかったし」「そこにしよう!」ということで、みやざき園へ。到着すると、ちょうど見ごろでした。藤だけじゃなくて、オオデマリ、コデマリ、八重桜も見ごろでした。畑一面のルピナスはなかなか壮観でした。ルピナス畑の横にも藤棚を造ろうとされているようで、二、三年先がとっても楽しみですね。このあとは、嬉野のみゆき公園のそばにある藤棚を見物して、武雄のたけのこカフェに寄って、武雄温泉へ。やっぱり温泉はいいなぁ(^^)
2024.04.18
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今日はスタパー「春の大観望会!」です。夕方から快晴の予報。でも、昼間気温が上がりすぎてるから、たぶん宵のうちは曇るな。(他人には言わんけど)というわけで、会場入りする前にちょっと寄り道して、12P/Pons-Brooks彗星の撮影へ。笑。なんといっても、ときどき一緒に撮影しているSYさんが、12Pにはここまでトコトン運がなくて、快晴と用事が重なったり、機材の調子が悪かったり、で、ちゃんと撮影できてないからね。去り行く12Pについてはラストチャンスと思って、一緒に行こうと誘ったわけ。もちろん本人も最初からそのつもりだったみたい。考えることはおんなじだわね。4/13の12P/Pons-Brooks彗星です。まあ、陽が落ちてから12Pが沈むまでがずいぶん早くなっているから、こんな感じ。撮影も終わったので、そそくさと機材を撤収して、満足げにフラット/ダーク撮影をしているSY氏を残して、一足先にスタパー会場の白木峰に向かう。会場に到着。やっぱり雲だ。まあ、この雲は気温が落ち着く夜半前には消えるでしょう。今日は望遠鏡がいつもより多い気がするなぁ。やっぱり天気のおかげかな?というわけで、受付を設営して、会場のみなさんへ一声かける。ふむ。今日は福岡からNinja400三兄弟(注:私が勝手にそう呼んでる)も来てくれてるので、40cmが四本も立ってるね。すごいな。みなさん、おひさしぶりですー。今日は、いつもの常連さんたちに加えて、ネットでお世話になっている、すたくまさん、鶺鴒さんとそのご友人のKさんも遠方から来られているし、船長っさんやスナフキリンさんも来てくれてる。なんだかおおにぎわいな感じ。なんかスタパーをはじめたころ、初心者親子の天文同好会の面々やNexStar5仲間が全国から次々とやってきてくれたことを思い出すなぁ。ありがたいことです。さて、受付も順調に進んでるし、一息つくかな?機材も出さずに、Oさんところに腰を落ち着けて、今日最初の一服。お。KSさん。Yくん来てる?おお、Yくん、高校合格おめでとう!でも、プレゼントしようと思ってた、たいげいのパンフと海自のクリアファイル持ってくるの忘れてきたわ、ごめん。近くに行ったら持っていくわ。Aちゃんもすっかり元気になってた。なんか前より生命力のオーラが立ち上がってる気がする。ホントによかった(*^^*) 何?修学旅行で北海道?スキーやってジンギスカン?なんかぜいたくやな。お母さんのARちゃんが、私だけどこも行ってない、とぼやいてたのも無理ないかもしれん。。。笑。YSさん(元Oさん)とこのCちゃんがやってきた。ほぅ、今日は一人か?差し入れもあるのね。ウインナー?すげー。焼こう焼こう。Aちゃんが早速、炭火で焼いてくれてる。お姉ちゃんになったなぁ。nob.さんがうしろからやってきて、あ、これ焼いて。そこのコンロで。お。雲仙ハムだー。おごちそう。一回めは私が焼いたんだけど、二回めからはCちゃんが焼いてくれる。まあ、私が焼くと不安だからねぇ。笑。次々と焼きあがるウインナーと雲仙ハム。しあわせー。あー、ごはんがほしくなるよね。途中で買ってきたおにぎりをクルマから持ってくるか?Oさんが「いや。そろそろできるけん、こっち」とさきほどから仕込んでいた筍ごはんを出してくれた。うまーっ!Oさんの薄味の味付けと雲仙ハムの濃い味がいい感じにマッチングしてる。笑。いやあ、食べたなぁ。まだ星見てないわ。爆。雲もとれてきたみたいだな。星見人さんからここでお呼びがかかる。ちょっと行ってきます。(実はここからは順不同。記憶があいまいだから。ツッコミはなしで)M92。おお、Ninja400だとおっきいなぁ。13みたい。今日はいい感じね。M5。やっぱり立派ねぇ。もうちょい背景が暗いと、ホントにビロードに砂金ばらまいた感じになるんだけどなぁ。諫早の空もだいぶ明るくなったもんねぇ。M13。おっきいなぁ。オメガ観てるみたい。はみ出してるんじゃないの?春になると、星見人さんがイキイキと球状星団めぐりしてくれるからなぁ。小口径しかもってない私にとってはめっちゃぜいたくなツアーだわ。ありがと。んじゃ、まずは一回りしてあいさつしてくるわー。いろんな方たちのいろんな望遠鏡。すごいねぇ。みんなそれぞれの趣向で楽しんでるみたい。晴れてくれてホントによかったわ。一回りして席に戻って筍ごはんを食べていると、ten.さんから声がかかる。ほぅ。6cmでアンタレスチャレンジですか。好きねぇ。まだ気流が安定してないのか?ジフラクションリングもクルクル回って安定しない。エアリーディスクがなんか横に伸びて見えるなぁ。ちょっと回してみよう。ん?あ、伸び方が斜めになった。そういうことか。自分のアメリカンの天プリを持ってきて、これ使ってみて、と渡す。ふむ。コントラストが上がって星像がだいぶスッキリした気がする。これでいいかな。でも、私の目ではまだアンタレスBは確定しきれん。こないだ見せてもらったこの望遠鏡の素性からして、これは気流だわね。もうちょい様子見だなぁ。星見人さんからふたたびお声が。笑。アンタレスか。ということはスラッシュ(15.5cm相当の軸外し口径絞り)ね。ふむふむ。すごいコントラストだわねぇ。これだとアンタレスBもはっきり見えるわ。リゲル観てるみたい。笑。プリケルマ。いいねぇ。すごくきれい。ポリマ。なつかしいねぇ。今やダブルダブルの片割れ観てるみたいだわ。はくちょうデルタ。はぁ。きれいねぇ。エータカシオペア。いや、これは、ちっちゃい伴星がちょこんと載ってるからいいのよ!笑。#あ。アルゲチ見せてもらうの忘れた。また次回。その奥でnob.さんの15cmF12(自作)。nob.さんもアンタレス?見せて見せて。覗く。でかっ!笑。ずっと昔、最初に会ったときに覗かせてもらった木星を思い出した。確か、あの時はLV4mmだか2mmだかにバローだったような。。。光軸でも合わせてるのか、と思いました。笑。席に戻ると、tenさんが「お隣の10cm(だったか?)だと見えるんですよねぇ。口径かなぁ」とつぶやく。覗かせてもらう。うーん。今のこの気流でこの星像だと、私には確定しきれないけどねぇ。。。さっきは気流がよかったんだろうなぁ。んじゃ、自分の望遠鏡出してみるか。ターゲットからして、C5である。設置終わり。覗く。うーん。星像がいまいちだな。筒内気流かしら?とりあえず放置することにして、ぶらつく。SYさん、ほぅ、アンタレス付近。M4がきれいねぇ。ここにあるのは?M80?(あとで確認したら、NGC6144だった。M80はもうちょい遠くにあるわ。ごめん)すたくまさんの電視観望の様子をみながら、ステラリウムの活用方法を学ぶ。あ。なるほど、そういう使い方もありですねぇ。私のノートPCだとパワーが足りないかもしれませんが。。。先ほど呼んでた星見人さんのところへ。ほぅ。M22。いやいやこれは散開星団にしか見えんよ。ツブツブだけじゃなくて、星の分布まで見えるんだもん。笑。M3。(こないだ撮影したけど)眼視でこんなのがリアルタイムで見えるなんてすごいねぇ。M82。ひぇー。かまぼこ状のものがよこからやってくる。天の川観てるみたい。笑。M81。ははーん。こんなにおっきく見えるのねぇ。席に戻る。さて、C5だ。アンタレスへ。んー?なんかおかしいな。ten.さん、6cmの見え味に納得いかなかったらしく、ついにFSQ85投入。笑。ひたすらアンタレス。笑。どう?うーん、私にはまだ。ごめん。通りすがりの方(ごめん。どなたか、訊くの忘れてました)がFSQを覗いたときのコメントで、お、もしかして二重星はあまり見ていないですか?そうですね、あんまりみていません、ということだったので、C5のところに来てもらって、とりあえず二重星を見る目を。。。ミザールーアルコルコル・カロリ24Com39Booあ。そろそろ相方さんのところへ戻らないと。あ。そうですかぁ。ちょっと残念。んじゃ、アンタレスへ。んー?伴星はくっきりしたのが見えてるけど、なんか違うなぁ。どうも納得いかん。。。おー。FSQのアンタレス。いきなり気流が安定したね。これは確定。間違いないです。よかったね。ねばった甲斐がありました。星見人さんとNinjaスラッシュでアンタレスを覗いたあと、意気揚々としながらプリケルマへ。あら。なんか残念。西の方の気流は荒れてるのかぁ。。。星見人さんに「なんか納得いかないんだよねぇ」とC5を覗いてもらう。「これ見てみて」と星見人さん。あら、中心の点像が左にずれてる。笑。これか。・・・なんでじゃ?まあいいわ。光軸を調整して、センターへ持ってくる。センターは出たけど、なんか甘いなぁ。気にいらん。「うーん。センターは出てるけど、いつもの感じじゃないねぇ」と星見人さん。まったくそのとーり。。。明るいところで見てみることにしよう。ドタバタして光軸合わせたしなぁ。一旦、ぜんぶ緩めて副鏡を解放してから仕舞う。あ。東の空を見ると、そろそろ薄明が始まった。今日は夕方から動きっぱなしだったなぁ。席に戻ると、Oさんが起きてきた。横ではten.さんがお湯を沸かしている。ふーむ。これはカップを出すしかないでしょう。。。いつもありがとう。カフェインが切れないうちに、家路に着く。ふぅ。今日は忙しかったなぁ。遊びに来てくれたみなさん、どうもありがとうございました。とても楽しい夜でした。さて、とりあえず寝ようっと。。。翌日(日曜日)起きだして(宅急便にムリヤリ起こされたからかなり不機嫌)、明るいところでC5の状態を確認すると、補正板のセンターが出てない。。。こないだ洗浄した後の締め込みがゆるかったのかぁ、それで移動中の振動でずれてたのね。補正板外して、ついでにホコリを飛ばして、センターリングしなおして、あとはスターテスト待ち。ふぅ。原因が分かってよかった。次回はちゃんとしたC5を見てもらえると思います。笑。
2024.04.13
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夕暮れに一服しに外に出ると、西の空にうすーいお月様が見えました。そういえば、今夜は12P/Pons-Brooks彗星が月齢1.4の月と木星の間にいるので、位置がわかりやすい。ベランダから撮ってみました。まずは、木星と月です。だいぶ暗くなってきたので、12Pが写るようになってきました。電線がジャマですが(^^;少し拡大率を上げてみました。木星は写野の外になりましたけど、月の地球照(地球が反射した光が月の暗い面に当たって明るく見える現象)がわかりやすくなりますね。こんな感じでした。Pen Liteにも12Pを見せられて、ちょっとうれしい(^^)
2024.04.10
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12Pは霞みの中に沈んでいった。さきほどまでカメラで撮影しておられたおじさんも帰っていった。独りになった。ポツン。低空には霞みがあいかわらずありますが、今や空はきれいに晴れています。12Pのときにこの空だったらなぁ、と思います。遠くからは小排気量マルチ、たぶんZX-25Rの甲高い音が響いていた。ふむ。練習中だね。最近のやつは、アシストスリッパークラッチが着いてるらしいから、シフトダウンが楽でいいわね。2ストみたいな感じなのかしらね? FZ250 PHASERだと回転合わせずにシフトダウンするとケツが大きく暴れるから、そんなに簡単じゃなかったなぁ。おかげでFZ400R乗りの友達に貸したときに、裏金峰でこかしてくれるし。。。金峰山つながりというわけではないですが、いつも参考にさせてもらってるけむけむさんの真似をして(真似は大事)、13P/Olbers彗星へ向けてみました。といっても、12Pほど明るくないから、中心にボンヤリ写っているだけですが(^^;せっかくだから、去り行くオリオン、M42でも撮ってみようかな。画像を拡大するとわかるのですが、DSSでなにげにコンポジットすると、明るい星や星雲の明るいところに黒い円のようなものが出ます。これは私には原因がまだわかっていません。。。C5のときは副鏡の影かしら?と思っていたのですが、今日は80EDなので副鏡はありませんし。なんだろうなぁ?ま、そのうちなんかわかるだろう、ということで今後の課題として棚上げすることにしました。ということでASTAPのAstroMモードでコンポジットしたものはこちらです。AstroCモードだとなぞの青いエリアが出てきた(こちらは画像が上書きされて、もうなかった)ので、AstroMにて。GIMPでレベル調整などしてみましたが、ちょっとさみしい。。。画像調整はまだまだまだまだ修行が必要なようです。あーあ。と思って、ASTAPのコンポジットしたFits画像を見てみたら、ASIFitsViewのオートストレッチした画像がいちばんきれい。笑。ふーむ。どうやら私は最初のレベル範囲の抽出のしかたがヘタクソなんだなぁ、ということが分かりました。ということでこの画像をファイルに落としてGIMPでトーンカーブを調整したのがこれです。私史上、最高のデキということでアップします。さすがオート。ZWO様ありがとうございます。いちおうAM5/ASI290MCオーナーだから、SVBONYのFitsでも使わせてね。爆。M42を撮っているときに、スマホ(Pixel6a。おくさんは7aなんだけどさ。おれだけまだ6a。。。8a出ても手が出なさそうだし)の星空モードでも撮ってみました。なにやら三脚に固定すると、星撮影モードに切り替わるらしいし、やってみたかったのよ。実はE-PL6を居間に忘れてきただけだったりします。だって、三脚に載せるならPen Liteの方がきれいに写るのはまちがいないしね。手元にあったらそっちですよね。スマホで撮るのがいいとか、機材がどうこうとか、あんまりそういうこだわりがない人だし、私。これがオリオン座付近。下の明かりはイカ釣り(?)船でしょう、たぶん。こっちがぎょしゃ座付近。こんな感じでした。帰宅して、おくさんに「もう12Pは終わりかなぁ。だいぶ頑張ったわ。」と言ったものの、「明日も晴れるみたいだけど。空をみてガマンできなくなったら出てるかもね」と付け足す辺りが、とってもいいかげんな私でした。。。いつもありがとうございます。>おくさま
2024.04.09
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週末の雨模様も今朝の雨で終わり、ようやく日が差しました。先週時点の予報とはガラリと変わって(最近こういうのが非常に多いけど、それでいいのか?笑)、今週は傘のマークがなくなりました。とりあえずよかった、よかった。湿度がまだ高いので、今夜は雲が多そうですねぇ。この風向きだと内陸はホントに厳しい。それでも山に上るか、西に出るか、ですけど、こないだ出損ねた西に行ってみることにしました。薄明終了時の12Pはずいぶん低くなってきているので、低空まで開けている方がいいだろうし、なんといっても、こないだずいぶんくやしかったからなぁ。。。そこメイン。笑。到着すると、こんな感じです。いやいや雲が多いです。やっぱし。笑。北から晴れてくるとは思うんですけど、間に合うのか?もしかしたら、海に沈む12Pが撮れるかも?ということで、高く設置してみました。座って撮ったからすごく上に見えてるんだけど、いずれにしても赤道儀の台座がフェンスよりも高くなってる感じです。ま、富士山の歌みたいでいっか。さて、まずは主鏡のピント出しですが、薄明も終盤なのに、木星が見えません。ありゃあ。しかたないしヒマなので、E2を出してきて探します。。。えーっとここったへんかな。。。うーん。。。居た!これだ。んじゃこれをレッドドットファインダー(等倍)で。あれ、どこ行った?(3回ぐらい繰り返す)・・・途中、ファインダーに差し替えて入れようとしたけど、設置が高くて覗けなかった。。。爆。ふぅ。やっとピントが出た。バーティノフマスクが使えたので、こないだよりはイイ。笑。次は極軸。土地勘がない観望地だと、ジンクスとしてはスマホの北がずれてるはず!笑。ということで横づけファインダーを覗きながら、赤道儀を左右に動かしてみる。おー、やっと北極星が入った。えーっと、ここらへんでいっかな?今日は主鏡でソルブしながらTPPAしようと思ってたんだけど、それにしても星の数が少ない。こりゃ無理だな。どうすっかな?お、カペラ辺りは雲が少ないな。あそこ使おう。その辺りから少し東側へ振って、TPPAの「そっから開始」をON。よしソルブできた。おー。ASTAP速いなぁ。すごく助かるわ。極軸出た。いつもより早いし、合ってるっぽい。今日はガイドのキャリブレーションをやってる時間がもったいないので、ノーガイドの予定だからちょっとうれしい。カペラを導入して、プレートソルブして再導入&同期。12Pへ。撮りだしたものの、上辺のノイズが気になったので、12Pを少し下にずらして、再開始!・・・よかった。とりあえず始まったわ。とりあえず低空の霞みで尾がぜんぜん見えなくなるまで、85フレームぐらい撮ったけど、後半はやっぱり使えず。Comet and Star Align、要は彗星と星基準でコンポジットしたのがこれです。30s×40フレームなので、20分露出ですね。なんのきなしに彗星基準(Comet Align.)でコンポジットしてみたら、尾の詳細が分かりやすかったので、こちらも。これは30s×50フレームで25分露出です。上記の中心部を切り出したもの。撮れてよかった。。。
2024.04.09
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なんか夕方から晴れるらしい。いちおう昨日の夜というか、夜中過ぎ(3時頃)天気を読んでみると、どうも西海岸は晴れるんじゃ?この風向き(北~北東)だと、山に風が当たる内陸は雲が沸くから低空はダメだろうな。・・・などと考えながら、ten.さんに訊いてみた。(繰り返すが、3時ごろ)なぜか、返事が来た。「明日の最新情報で動きましょう」あ。すまん、起こしたか?まあ、いい。とりあえず今日は西海岸へ行くことに。でも、朝、雨ぱらついてたし、今はどん曇りなんだけどね。まあいいか、タイヤ交換ですっからかんになっているクルマへ荷物を戻す。大変だわー。16時になってもどん曇り。ああ、今日はダメっぽいな。。。17時。ん?雲の切れ間が見え始めた。太陽も明るさを取り戻しつつある。こりゃ晴れるかも?気を取り直して、出撃することにした。とはいうものの西海岸へ出向くにはちと出遅れたので、近場の山へ。到着したときはこんな感じ。まだまだ雲。それでも機材を組み上げて見上げると北の方から晴れてきた。ふむ。予想より早いかな。今日は主鏡を入れ替えたので、主鏡のピントを木星で合わせておこう。とは言うものの、雲を通してみる今の木星ではバーティノフマスクの線が見えん。笑。しょうがないので、木星のシマを目安にピント合わせ。まあ、よかろう。だいぶ暗くなってきた。北極星を横づけファインダーで見つけて、北を出す。さて、TPPA。あー、ソルブできないわ。星が写ってない。薄雲だな。主鏡でやってもダメか。これは雲のせいだな。辺りがすっかり暗くなったころ、雲が切れたらしい。やっとソルブできた。極軸は出た。木星へ向けて、手動でセンタリングして、ピントを再度追い込み。プレートソルブを試してみるも、やはりソルブできない。こりゃ今日の西の空はダメだな。次はハマル。ふむ。ピントは出てるけど、ソルブできんなぁ。手動でセンタリングして同期。今日はソルブによるフレーミングとガイドは諦めて、12Pへ。うん。12Pはドンピシャ。真ん中だ。この空だから、このまま行くことにした。あ。カメラの冷却忘れてた。冷やしながら、試写を繰り返す。やっと冷えたけど、撮ってる像はずっとこんな感じ。あんたはホームズ彗星かっ!とツッコミ入れたくなるような写りだ。。。まあ、いい。見えてるだけでもいいわ。とりあえず沈むまで撮ろうっと。で、いちおうたくさん撮ってはみたけれど、結局使えず。最初の8フレームだけ無理やりスタックしたものがこちらです。当初の読み通り、低空はやっぱり雲が沸いたなぁ。自分の読みを信じないといかんわ。笑。少し高度が上がったところはきれいに晴れている。北極星も今やバッチリ(^^;ま、この状態で、ガイドスコープ、主鏡とも正常にプレートソルブできるのを確認して、やっぱり雲だったんだー、と振り返り。いちおー、またなんかポカしたのか、とドキドキはしてた。あ。そうだ。スタパーもあるし、せっかくC5だから、光軸見とこう。こないだバラして補正板洗ったしね。アルニタクへ。撮影では向けてたけど、眼視で見るのはひさしぶりだ。2.4秒角ぐらいと思ったけど、10.5XL(120x)だと結構近く見えるな。目が鈍ったかなあ(^^;ふむ。内外像をチェック。まあ、いい感じ。次はカストル。あー、やっぱりいいわー。近くにもっとあったな。。。おもむろに二重星観望モードへ。SMC O-7(188x)を持ってくる。笑。次はテグミン。かに座のゼータ星。主星が二重星の三重星。こないだボケたやつね。笑。かに座のシータ。かに座のイオタ。この伴星の色はきれいねぇ。かに座の57番。やまねこ座の38番。あ。やまねこに入った。んじゃ、こっちも観ないとね。笑。やまねこ座の19番。やまねこ座の12番。ふぅ。これだよなぁ。やっぱり。もうこんな時期なんだ。やまねこが沈んでいく季節だものね。忘れてたら、しばらく会えなかったわ。SV405CCをゲットしてから、撮影チャレンジが続いてたから、冬はあんまり見てなかったものね。あぶねー。上記の二重星の位置はこんな感じです。詳しくはお手元の星図もしくは星図ソフトでごらんください。爆。やっぱり二重星はいいわー。スタパー、気流がよかったら、みんなにも見てもらうことにしよう。もちろん、むりやりではなく、観てみたい人に、ですが。。。マイナーな趣向だからね。笑。・・・と撮影はあんまりうまくいかなかったんですけど、二重星観望を少しやれたので、なかなかいい出撃でしたとさ。
2024.04.05
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今日はいい天気。このところひどかった黄砂もようやく抜けてきたみたいだ。とは言え、若干春霞みが残っているようで、超スッキリ青空って感じじゃないけど、晴れてるはずなのに曇ってるみたいな天気は終わり。ホッ。ヤボ用を長崎で済ませて、自宅へ戻り、イソイソと近くの山へ出撃。春霞みの季節は海沿いは雲が発生しやすいと、身をもって三回も体験しているので、行くなら山だな。今日は、出撃予定の連絡に夕飯の献立が返信されてきたから、撮影後は早急に帰宅して夕飯というプランである。笑。18時前に山へ到着。今日は少し早い。このところ、ドタバタ続きだったから、ちょっとうれしい。西の方の低空に若干雲が見えるが、今のところ、北西~北は大丈夫。設営は30分弱で終わり、ちょうど日没ぐらいのタイミングだった。まだまだ空は明るいが、西の空に木星が輝きだした。天リフさんやけむけむさんの記事を読んでいたら、どうも私が設置しているカメラの向きがおかしいっぽいと考えた。いつもはどちらも文字が正立している方向にしてたけど、なんか違うらしい。ああ。あんまり考えたことなかったわ。というわけで、今日はこんな感じにしてみた。北極星が見えるにはもうちょっと時間があるので、とりあえず木星に向けて、主鏡のピントの調整を行う。明るいところでマジマジとみるとフォーカス部がかなり引き出された状態でピントが合うので、いずれは2インチ延長筒をもう一個かませて、もう少し奥に入った状態でピントが合うようにした方がいいかな?などと考える。さて、だいぶ北の空が暗くなってきた。SV165+290MCでASPSでTPPA開始。ん?撮像結果の解析では星の数はそこそこ検出してるんだけど、いまいちソルブができん。PHD2で星像のグラフみながら半径?が小さくなるところにしてあるんだけど、撮像した結果もすごく眠いし、これは調整がうまくいってない気がする。というわけで、今日はすでにピントがでている主鏡の設定に切り替えて、80ED+SV405CCでASTAPでTPPA。ふむ。すぐにソルブできるな。ホッ。極軸を合わせる。だいたいこんなもんかな。一旦、木星を導入してみる。若干ずれてるみたいだな。手動でセンタリングして、同期。ここでカメラの向きの恩恵がわかる。ASIMountの操作と星の動きが上下方向と左右方向が一致している。なるほど、そういうことか。いつも斜め矢印で試行錯誤していたけど、カメラの向きって重要だわね。もっと早く気づけばよかった。にぶいね。笑。さて、シーケンスを起動して、ハマルを導入&再センタリング。ふむ、バッチリだな。ガイドのキャリブレーションに入るが、PHD2を見ているとすごく苦労しているっぽい。そりゃそうだな。今日はガイドを使わないことにしよう。ガイドをキャンセルして、1s撮像させて、12Pへ進む。ふむ。ハマルと12Pが写る。少しずれてるな。自動でプレートソルブして再センタリングされたけど、狙った位置に12Pがいない。なんかフレーミング位置が間違っていたっぽい。笑。ステラリウムを起動するの面倒だから、今日はシーケンスじゃない方がいいな。手動で12Pの位置を調整して、撮像開始。なんかトラブル耐性が若干上がったみたいだな、トラブル連発の出撃は無駄ではなかったらしい。しかし、人工衛星が多いな。撮る画像、撮る画像、次々と人工衛星が写る。天文撮影もいつまで楽しめるか、わからない状態になってきたなぁ。というわけで、今夜の12Pはこんな感じでした。もっと背景を暗くしようか、と思っていたけれど、FITSのオートストレッチを見ていた奥さんがこっちの方がいい反応だったので、これで。笑。さて、最後はSV165+290MCに戻して調整ですな。ピントが合っているガイドスコープというのはとっても重要なので。落ち着いてN.I.N.A.の画像を見ながら確認すると、やっぱりぜんぜんピントが違うじゃないですか。調整後はこんな感じです。Astrometryの解析結果はこんな感じ。なるほどカメラの向きは180度近く回っているということだから、今日のセッティングと左右が逆だから、次回は左右を逆にしてみようっと。
2024.04.01
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というわけで、こんな感じで陰干ししていたわけですが。。。ようやく湿気も飛んだようなので、チェックしました。あらー、やっぱりとんでもない状態に。。。ひたすらシュコシュコ、ブロワーです。コンプレッサーがあれば一発ですが、せめて電動のブロワーほしいなぁ。とりあえず前面のほこり(黄砂)は飛ばしました。が、三枚玉のいちばん裏側、接眼部に近い方にもホコリが見えます。これは積年のホコリだろうなぁ。どうしようかなぁ。接眼部からブロワー入れてやってみたけど、いまいち。・・・でしょうねぇ。というわけで少し大がかりになりますが、フードをずらしてレンズセルを外して清掃することに。あ。私の80ED Triplet APOには調整機構がレンズセルにあります。購入した際に、WOのマーケティングマネージャを担当されていた方が教えてくれたのですが、Williamさんが直々に検品して選んでくれた三枚玉の鏡筒を、私が調整することはこれからもまずないでしょうね。笑。というわけでクリーニングしたレンズセルです。まあ、いいかな(^^)実は今回分解する前に気づいたのですが、鏡筒内で遮光環が前後に動くようになっていました。セル外したときに、はめなおしたら落ち着いたみたいなので、これも結果オーライですね。これは特に今回の清掃とは関係ないのですが、後々のために(笑)鏡筒リングの間の間隔を測っておきました。んでもって、SV405CCと290MCのCMOS面、IRCutフィルターを清掃しました。写りこみ方からたぶん原因はIRCutフィルターだと思うんですけど、私の目では原因が分からなかったです。そこで今回は清掃後にSV405CCと290MCのIRCutフィルターを入れ替えてみました。次回撮影したらどこに原因があったか、たぶんわかるでしょ。発生しなくなったらいいなぁ。そういうことでひさしぶりの清掃は終わり。次はいつ晴れるんだろう?
2024.03.31
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(その1のつづきです)なんとか撮像も始まったことだし、ちょっと一息。。。ポワーン、ポワーン。あ、やな音。ガイド星を見失ったらしい。PHD2の画面を見てみると画面の半分ぐらいが白く写ってる。お。雲か。顔を上げて、西空に目を凝らす。確かに雲が沸いてるみたいだ。こりゃ無理だな。ガイドを停止する。まあ、今日は極軸出てるから、ノーガイドでもなんとかなるさ。ん?なんか彗星の尾が暗くなった気がする。次の画像。いや、ホントに暗くなってきた。あらー、雲が12Pのところまで来たのね。。。もしかして途中で切れるタイミングがあるかもしれないから、撮像は継続することにするけどね。あ。見てる内に山の端が。とりあえずここまでか。ご近所フラットのシーケンスを追加して、その後、カメラの温度を戻す設定にした。あとは終わるまでほっとくしかないから、途中で買ってきたチキンカツ弁当を食べることにする。ま、何枚か撮れたからいいさ。180sでの12Pの撮像ははじめてだし。(前回の試写を除く)うちに帰って分析してみると、二枚毎ぐらいにSCOREが半分ぐらいに落ちてる。最後の二枚とかボロボロ。結局、最初の4枚で仕上げることにしました。というわけで、こんな感じでした。12min(180s*4)になります。えっと、思ったより写ってたんですけど、しっぽを明るく出そうとすると、実は真ん中と右上に、宮崎駿のアニメにでてくるような丸いものがでてくるんです。(前回の撮影時のオートストレッチされた画像でもわかります)んー?雲かな?と思ったんですけど、スカイフラットでも同じところに写っていたので、これは光学系ですね。。。とりあえず、夜露でぐっしょり濡れていたので、今は陰干し中ですが、これが済んだら、黄砂を飛ばしたあとで、光路をチェック&クリーニングしてみないとなぁ。ふぅ。毎度のことながら、いろいろありますな。
2024.03.29
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