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2010年12月16日
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2日がかりでようやく映画『インセプション』を見終わりました。
夢の中の世界を描いているので、
現実世界には不可能なシーンがたくさん出てくるのですが、
どのへんからCGでどのへんから実写なのか
ますます境界がわからなくなっているのは、
やはり技術が進歩しているからだよなぁ、と感心しきり。

夢の中で、また夢を見て、その夢の中でまた別の夢を見る…、と
何階層も進むにつれて場面も変わっていきます。
パリのカフェだと思ったら、ホテルのバーになったり、
路上でカーチェイスしていたと思いきや
いきなり雪山の頂上に現れたり、…と、息が抜けません。



予想外の映像はもちろん、ストーリーのほうもスリリングです。
他人の夢に入り込み、アイディアを盗むスパイの主人公、
コブ (レオナルド・ディカプリオ) が自分の潜在意識に苦しみ、
妻への罪悪感が仕事の妨げとなります。
そして、金と権力を持ち、コブに仕事を依頼したサイトーを演じる
渡辺謙の圧倒的な存在感に目が離せません。

ストーリー展開の中でおもしろいと思ったのは、
夢の階層が進んでも、元のレベルの夢の影響を受けること。
たとえば、元の夢でメンバー全員が乗り込んだバンが横転すると、
次の階層の夢の中でも重力が狂うところや、
元の夢で負傷していると、次の階層の夢の中でも流血しているなどです。

チームの中では、夢を「設計する」アリアドネの役どころが
いちばん興味深く、エッシャーのリトグラフを思い出しました。
前半は、どれが夢でどれが現実か区別できませんでしたが、
それがこの映画の醍醐味なのかもしれません。
しかし、字幕なしではディテールが理解できなかったので、
まだまだ勉強しなくちゃです!





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最終更新日  2010年12月16日 23時08分31秒
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