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2011.07.11
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日曜日の夕方、日本テレビ系の「バンキシャ」を途中から見たのですが、伊達市の除染活動について、アドバイザーである田中俊一さんの指導のもと、小学校のアスファルト表面を削る作業が紹介されていました。

具体的な放射線量は忘れてしまったのですが、グラウンド表土と同じように処理前と後では1/10まで放射線量が下がっていました。グラウンド(砂)は5cmの剥ぎ取りでしたが、アスファルトは5mmほどを取り除くだけだったかと思います。 洗浄する方式と削る方式では費用に違いがあるかと思いますが、除去効果は段違いだし、除染した後に発生する放射性廃棄物の行方をきちんと管理できる方法としては洗浄よりも確かではないかなと思います。

番組のコメンテーターも話をしていましたが、「本来は国が積極的に実施すべき」ことだと思いますが、待ったなしの状況から地方自治体(市町村)が実施しているが、同調して除染作業をする市町村も増えることでしょう。国は全面的にバックアップしなければならない・・・旨の発言内容でした。

 伊達市長の行動力に、福島市民としては羨望のまなざしを向けてしまいます。 当然かかった費用については東京電力へ請求すると発言していますし、東京電力の副社長がお詫びに来た際にもその旨を伝え、「お詫びが遅いとかいうことは気にしていない、一緒になって元の状況を取り戻す」という言葉は、疑惑の福島県知事とは大違い、方向性を見失っている福島市長とも大違いという感じを強く受けました。

今後どれくらいの期間がかかるか分からないが、原子力に関わったものの責任として「元のきれいな古里を取り戻す」ことが私の役目、という田中さんの反省と活動を今後も期待します。


県議会議員として今回の放射能汚染の対応に誠心誠意頑張ってくれている石原信市郎さんのブログに2つのことが掲載されていました。 ひとつは「山下アドバイザーが医師向けの講演会で発言した内容」(http://blog.goo.ne.jp/isihara_fukushima/e/138b4f89f898bc05410253dc1197b0db)
それからもう一つは「原子力災害に対する損害賠償について」(http://blog.goo.ne.jp/isihara_fukushima/e/8e3dcc2e42851b883249d7593e3babaa)

私が余計なコメントを付け加えてしまうと誤解を招くかもしれませんので、後半の件についてだけ。

私も含めて、避難指示区域外で原発事故に起因する費用の発生や損害の発生に対する損害賠償請求の一つの方法として、東京電力に対しての相談と請求方法の具体的事例として参考になるのではないでしょうか。 例えば農産物の風評被害に対する損害賠償、あるいは製造業の放射線量検査にかかる費用の賠償請求、もちろん避難指示区域外で放射線の影響を考慮した自主避難にかかる費用の賠償など、国の原子力賠償紛争審査会の議題に乗らない案件で泣き寝入りしないためにも、被害状況とその請求を行っていかなければなりません。

自主避難については、福島県からの避難について山形県では被災証明書が無くても(自主避難であっても)受け入れているという事実があります。 たぶん、山形県だってお人よしで財政に余裕があるわけでもないでしょうから、かかった費用を東京電力に対して請求することでしょう。 逆に考えれば、避難区域外でも自主避難した人については東京電力に対して被害の申告をしておくことが『泣き寝入りしない』第一歩である気がします。


昨日の日記で、「ベルデさんへという内容」を書いた後に、今までの自分の日記をできるだけさかのぼって読んでみたのですが、5月末から自分の心境にも変化があるなぁ~と思えました。 どちらかといえば私の意識は「このままでは福島は危ない」だったのですが、最近は「本当に危ないのだろうか?」に変化しているような気がします。 この状況がいつまで続くのだろう?という不安があります。

 今までの生活とは違う量の放射線を受けているのは間違いありません。 それが福島県以外からの人にしてみれば「大丈夫なの?」と心配してくれる気持ちは当然ありがたく、そう思う気持ちがあって当然だとも思います。 私は「余計な心配しないで」という気持ちはありません。しかし「どうして避難しないの?」と言われると、非常に難しいことに改めて思い知らされた気がします。 だって街が普通なんですから。 普通だからこそ危機感が無く、このまま普通に過ぎていくんだろう・・・と思ってしまいます、どこかに変化点がでない限り。

 そして「変化点」が現れてから騒いでも遅いと思うのですが、現実に暮らしている中で(まだ事故発生から4ヶ月)「4ヶ月」という時間が長いのか短いのか?日々生活している中では4ヶ月変化が無いということは大きな変化は起きないと思い込み?したくなるのが人間であるような気もします。 自分自身で「茹で蛙」といっていながら、その状況にはまりつつあるような気もします。





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Last updated  2011.07.11 11:13:47
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