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2011.07.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ようやく福島の地元新聞でも、放射線量が高い福島市や郡山市などの子供を持つ親の苦悩について記事を書き始めましたね。それとあわせて地元市町村の放射性物質に対する対応や住民に対する考え方についての動向を記事に載せることも増えてきたような気がします。

大手新聞や河北新報に比べて遅い感じがするのは、やはり行政である福島県の影響が大きいからなのでしょうか? そのくせ地元紙に記事が載ってから福島県のHPや福島市のHPに掲載される情報が更新されるという、行政と地元マスコミの連携?(癒着???)が、本来信じようとしていた情報さえ歪曲されているのではないか? 信じるべきものと認識できないほどの不信が福島では生じています。

ネットを駆使できる人はネットで情報を収集し、普通の人は新聞やテレビからの情報を鵜呑みにし、あまり新聞を読まない、テレビを見ないという人は何から情報を得ているのでしょう? 情報の発信源によって発信している情報の確からしさや重要度を認識する指標が微妙にずれているような気がします。

ネットには玉石混交、本当なのか疑わしいものから、深い考察が含まれているものまでありとあらゆるものが溢れています。(だからゆえに情報に振り回されてしまいそうでもありますが)新聞、テレビは一方的な見方の情報を「与えられている」感がありすぎます。危険だという意見の多くは、マスコミによる功罪の罪の重さを追求する意見が多いような気がします。 マスコミが流した情報によって安堵した人が被曝の危機に晒されている・・・ 政府がマスコミを利用しているのは事実ですが、マスコミが政府に利用されていることに気が付いていないのでは???と考えるのはどうでしょうか。

しかしながら、多くのマスコミによって、汚染の状況が分かるようになってきたのは事実であり、(一部の過激なものを除く)その汚染に対応する組織(行政)の動きが緩慢で、事故後4ヶ月も過ぎた今になって大騒ぎされている元になっているのは確かですね。

福島はもとより、東日本、日本が原発による放射性物質に汚染されたという事実は隠しようがありません。それによってどの程度危険なのか?そこが明らかにされていない(当初から「ただちに影響は無い」といい続けていただけ)少なくとも警戒区域とか避難区域、計画的避難準備区域、などといった国の避難指示を受けた地域は危険であると誰もが認識するでしょう。問題は、国がそういった地域指定をしていない地域。 心配をしている大多数の人が、この地域に住んでいる人だと思うのです。 これらの地域を国が「安全です」と宣言しても住民はもとより他の都道府県からも信用されることはないでしょう。 事故発生後は緊急時だとしても、事故後避難地域でもなく、国が安全だと宣言したわけでもなく、ただなんとなく「ただちに影響がない」という言葉を信じて、住民は避難することもできず悶々と不安だけを募らせている。

そこに危険の度合いを知るには目にも見えない、匂いも色もない放射線(放射性物質)をどう判断すればいいのか?それは一つに線種(α、β、γ線、中性子線)によって危険度が違うこと、それそれを放射する核種によって、放射線を出し続ける期間(半減期)が違うことなどは一般知識として調べることができますが、今回の事故で放出された核種が報道などに公開されるまでにかかった時間は? 放出された放射性物質の量は線量で判断することになるわけですが、これまた調査と公表にかかる時間が・・・


「危険だと思えば逃げればいい、安全だと思えば住み続ければいい」という意見が一番多くて、実は一番無責任な意見である気がします。その意見は点での判断であって、時間軸を考慮した線での判断は難しいし、これに他の要素(経済的理由、社会的理由、健康上の理由など)を考慮すると、無数に判断しなければならない条件が増えて、結局何も身動きが取れない状況になっているのです。

放射線の危険度については、多種多様な理論や意見があるのですが、根底にあるのは「期間が不充分で、どの理論にも確かさは無い」ということが、不安を増す原因にもなっているかと思います。 最悪なのは、危険の可能性をほぼ全否定した上で原子力発電所を設置運営していたということ。危険ではないから事故発生を想定していないし、事故発生後の影響も環境アセスメントしていなかった。 法的な規制についても「放射性廃棄物は除く」という一文で除外され、危険なものなのか危険なものでないのかがあやふやになってしまっている(確実に危険だとは思うのですが)

危険度を多方面から判断する情報が欲しいですね。





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Last updated  2011.07.18 13:55:11
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