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2006.09.10
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文庫 戸惑う瞳の優美な罠/水城薫/高座朗/ルビー文庫


戸惑う瞳の優美な罠

8月発売文庫戸惑う瞳の優美な罠

文庫 戸惑う瞳の優美な罠/水城薫

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あらすじ



就職活動中の上村総を拾ってくれたのは、噂のゲーム会社・ブランチラインの社長・関口雅也。
見た目軟派なくせに構いたがりな雅也は、子供っぽい総を過保護に甘やかし、優しく見つめてくる。その甘い視線が、総は何故だか照れ臭くて…?
けれど、彼の幼なじみという同僚の氷山へ向ける親密さが気になり始める。
「特別」なのは氷山だけ…?
雅也への気持ちに気付き始めた頃、総を陥れるある事件が起きて――。
世話焼きベンチャー社長×やんちゃ新入社員の甘やかされラブ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お薦め度的には★3.8(★1~満点★5)好き度的には★3.8


かなり、微妙~(苦笑)

面白かったかと言われれば、それなりに。
何だけれども、まどろっこしいとでも言うのか、展開に堂々巡り感があって、
そこら辺をもっとサクットスッキリして欲しかった。

シリーズももの、主役を変えての2作目になります。

そう、最初シリーズ物だって気が付かなかったのよ。
読み始めて、何かこの人知っている……この設定解る……って事は続き物?シリーズ展開?
と読み進み、結構早い段階で気が付きました。
が、ん~、ちょっと時間軸どうなっているんだろう、とか、
キャラ相関図欲しいなぁと思ってしまいました。

話は、ひょんなことから知り合った総が関口の会社で働く事になり、総と関口の関係を軸に、
社員になった総を良く思わない、関口の崇拝者、契約社員・佐藤の嫌がらせ事件を絡め、
総と関口が両思いになるまで。

幼馴染で従兄弟の氷山の面倒を見続けてきた関口は、恋人を作って関口離れをし始めた氷山の変わりに、思わず手を出さずには居られない総を構い始める。

やんちゃだけれど、自立した総は最初ウザがるのだけれど、
次第に関口の甘やかしが心地よくなってきて――。

しかし関口は氷山が居れば、やっぱり手のかかる氷山の方を構ってばかりで、
この気持ちは何?と総は自問自答の日々。

そんな中、関口の崇拝者・佐藤は邪魔な氷山や総をネチネチと苛め、
ついには機密漏洩の濡れ義務を着せる。

関口に疑われたと勘違いする総は退職届を出し、慌てて関口が慰留に走り――。

まぁ、その後も実は関口を好きなんだという自分の気持ちに悶々としてしまった総は、
関口が氷山を好きなんだと勘違いして、酔っ払った弾みで関口に告白してしまい、
関口もここに至って自分の気持ちに気が付いて、めでたしめでたし。

何がまどろっこしいかって、この関口が氷山を好きなんじゃないかと総が誤解する件。
また、この関口の……この人は一体何を考えて行動しているのだろう???と思われる言動。

総が佐藤に嵌められた時、関口が総に対して「帰れ」としか言わなかったのは、
あまりにも誤解してください、と言うか、それとしか受け取れない言動過ぎて、白々しい。
その後もフォロウ無しだったし。
関口は総が居ると、拗れるだけだから、取り敢えず休ませて、と思っていた訳なんだけれど、
誰があの展開でそう思う。

関口は総への思いを認識するのがギリギリ最後になるのまぁ良いのだけれど、
そこに至るまでがともかく思わせ振り過ぎ。
総は総で、自覚は早いのに、憶測で思い込みばかりで堂々巡りをしてばかりってのが。

総のあのハッキリした性格なら、もっと押しても良いんじゃないかと思うのですが。

また、総は大学を出て23歳と言う設定なのかな。
それで、会社から逃げ帰ったり、途中で帰ってお酒を飲んだりというのは、
状況であったにしても如何かと思う。

こんなのが社会人として同僚だったら……遠慮したい。

だから、もっとコンパクトに纏められたんじゃないかなぁと思ったわけです。

イラスト、高座朗だったんですよね。
最初、気が付きませんでした。他の人だと思っていたのです。
何か、何時も見ている絵とは感じが違う……。


















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Last updated  2006.09.10 15:59:47
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