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2008/04/19
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カテゴリ: 今日、考えたこと
 事務局を仰せつかっている関係で、飯田鐵齋愛好会の研修旅行に引っ張り出された。70歳代を中心に中には80歳代も何人かおられる。自身のバス酔いの心配ばかりしているわけにはいかないと思いきや、これらの年寄りはまぁ、元気だ。おまけに旅先で一行を迎えてくれたのが、94歳の地元の郷土史家というのだから、開いた口が塞がらない。しかし、それとは別に、その郷土史家の執念のような郷土愛に発する鐵齋顕彰活動には、その人柄とも相まって、頭の下がる思いがした。
 しかし、寄る年波と、町村合併による文化予算の削減はいかんともしがたく、鐵齋の石碑も藪の中、道を整備する予算もつかないようだ。月ヶ瀬梅林が観光資源だが、うわっつらの観光資源だけ売り物にしてもやがてうわっつらはうわっつらに流れていく。それならばはじめから大勢を相手にするのではなく、深部をわかっている人だけを相手にすればいいようなものだが、それでは地元に金が落ちないのだろう。なんとなくアンビバレントなジレンマがそこにはある。
 足をすべらせば間違いなく10メートル以上はあろうかと思われるダム湖に落ちるだろうなぁ、と思いながらもその懸崖にある「遊雲」の石碑まで行きたくなったのはなぜだろう。やっとのことで行き着いたものの、石碑から離れてシャッターを切ることが出来ないほどの斜面で、ようやく1枚の写真を得た。明治末期、鐵齋さんが月ヶ瀬に遊んだ折りの揮毫である。





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最終更新日  2008/04/21 05:21:37 PM
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