ハードボイルドで行こう

ハードボイルドで行こう

PR

×

Calendar

Profile

ともあ さいとー

ともあ さいとー

Archives

2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01
2005/04/03
XML
カテゴリ: 何気ない日常
最初から嫌な予感はあった。

だが彼女のマンションへ行くには、この公園を通るのが近道なので、足場に突っ切るつもりだった。

公園の奥にあるすべり台の前に、ひとかたまりの集団が座り込んでいた。

ブレザーを着ているところを見ると、どうやら高校生らしい。

薄暗くてはっきりと判別できないが、全部で五人いるようだ。

その中に女子が一人混じっているようだ。

スカートの裾が見て取れた。

視線を合わせないように、公園の出口まで急ぐ。

ところが、ゆっくりとした足取りで五人が横並びになって俺の前を塞いだ。

予感的中か。

腹を決めて、連中から視線を逸らさずに、ゆっくりと全員の顔を眺める。

一番左側に、女子が立っていた。

五人の中で四人は、口元に薄笑いを浮かべているのに対して、中央に立っている奴だけは、下から睨むように俺を見ていた。

特にそいつに見覚えはなく、恨みを買うような事もしていなはずだった。

理由が思い当たらないとすれば、流行遅れのオヤジ狩りか、小遣い欲しさに因縁をつけてくるつもりなのだろう。

走って逃げるには出口までの距離は遠く、連中との距離も近過ぎた。

仕方ないが、相手するしかないだろう。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/04/30 09:51:03 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Favorite Blog

愛しあってるか~い? 時我字産人 デューク=フリードさん

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: