この日、さしたる事も無し

 年末に観た、ＮＨＫ　ＢＳのドキュメンタリー番組がとても素敵でした。

「初女さんのおむすび～岩木山麓・ぬくもりの食卓～」

佐藤初女さんの奉仕活動・ドキュメンタリーです。

【佐藤初女さん】

１９２１年　青森市生まれ

１９８３年、悩み苦しんで訪れる人を受け入れるため自宅を改装して「弘前イスキア」を開設。

１９９２年、多くの寄付や尽力により岩木山の麓に「森のイスキア」が完成。

心をこめた手作りの料理でもてなしながら全国各地から訪れる人を迎えている。

１９９５年、龍村仁監督のドキュメンタリー映画「ガイアシンフォニー（地球交響曲）第二番」で、

ダライ・ラマらとともにとりあげられ、その活動が広く知られるようになった。

「食べることはいのちの移しかえ」と、国内外で「おむすび講習会」や講演活動を続けている。

（ＨＰより）

初女さんが主宰する「森のイスキア」

訪れた人々は、初女さんと一緒に料理をして、同じテーブルで食事をする。

初女さんは、ただにこやかに話を聞き、受け入れ、静かに頷く。

翌朝、森のイスキアを発つ人々に、初女さんはおむすびを作る。

ご自分で漬けた梅干で、ひとつひとつ、慈しむように、にぎっていく。

人々は皆、大切な宝物のように、初女さんのおむすびを持って、

晴れやかな笑顔で自分の生きるべき場所へ、帰っていく。

体中にしみ入るような感動を覚えました。

早速、初女さんの御著書「おむすびの祈り」を読んでいます。

明日の夕方、再放送があるそうです。

ご覧にならなかった方は、是非。

私も、もう一度観ようと思います。

NHK BS hi(ハイビジョン) 

「初女さんのおむすび～岩木山麓・ぬくもりの食卓～」

2009年　1月10日（土）16：00～17：29（再放送）