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2009.01.26
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漫画を描くのによく使われるソフト・Comic Studio4.0には、
ペンタブの付属おためしソフトとしてついてくる、mini、
いろいろ制限があるDebut、さらに上位ソフトのPro、最上位タイプのEX…と4タイプあります。

ペンタブ同梱のminiは、正直なところ、データ保存などに制限が多すぎて全く使い物になりません。描き味を知るためにあるようなもんだと思ってた方がいいです。

★デビューとは? プロとEXの違いとは?

コミックスタジオデビュー (ComicStudioDebut)Ver.4.0 (for MAC OS X) 一万円ぐらいの手頃な価格で買えるデビューですが、肝心なトコに制限が多すぎです。
これだけ制限があったら、一万円は逆に高い。
コミスタで質問される方は、Proを使われてる方が多いです。ProとEXの機能はほぼ一緒なので私も答えやすいのですが、先日Debut使用の方から初めてご質問を受けてちょっと驚きました。質問に対する操作方法をお答えしても「その機能はこちらにはない」という場合が多すぎて、アドバイスも全く役立たないのです…。
私もデビューの機能がどの程度制限されてるか、全部把握してるわけじゃないのですが、デビューで不便なのは下記の機能が使えないことです。

・ベクターレイヤー(線画をベクターで描く私にとって、これがないというのは致命的)
・枠線定規カットツール(その機能がなければ、枠線定規を自在に使いこなすのは厳しい)
・筆ペンかすれ(かすれ具合を調整することができない、と聞きました。公式を見る限り筆ペン自体がないような感じですが…)
・フキダシ自作(もともとあるテンプレートのフキダシはもちろん使えますが、自分で好きな形に作れる機能がないのは残念)
・文字にルビ(ルビをふりたいセリフとか出てきた時、不便。いや、別にルビ用のミニサイズのテキストレイヤーを作れば問題ないんでしょうが、一発入力で自動でできるのとできないのとでは作業効率が違う)
・大量の素材データ(3D含む)…4.0はこの大量の素材データが付属っていうところが売りなわけですが、なんとデビューにはこれがついてない!! ええええ?!
・いろんな定規(同心円定規とかパース定規とか…そーいうのが全然ついてない)

てなわけで、コミスタが安く欲しい…と思ってもこのデビューだけは絶対に買っちゃだめです。はい。保存とかはminiよりいいので、そりゃまあこれで原稿描こうと思えば描けますが……ぶっちゃけ…機能制限はminiの方がマシかもしれません。(miniにはベクターレイヤーがある)

お値段はちょっとアップしますが、コミスタPro、こちらは最上位モデルのEXとほぼ遜色ない内容で素材もばっちり揃ってますし、コストパフォーマンス的にも一番オススメできるモデルでしょう。

コミックスタジオ(ComicStudio)Pro 4.0(WIN)
二万円ちょいですね。ええ、デビューに比べて付属してる素材だけでもそのぐらいの価値は十分あると思うので、絶対こちらの方がいいです。

では、さらに上位機種のEXとの差はどうなのか?

CELSYS コミックスタジオ(ComicStudio)EX4.0(for MAC OS X)
一気にお値段ポーンと上がりますね。4万円ぐらい。その価格差は一体何っ?!っちゅー感じですね。
3D・2LDTレンダリング機能の有無、アクション機能の有無…あたりでしょうか。
その他のちまちました差は…あんまりどうってことありません。雲模様とか…別にそんなん雲模様のトーンなんて腐るほど入ってますしね。

3Dレンダリング機能というのは、コミスタに付属している3D素材を好きな角度や大きさに調整して一発でそれを線画とトーンで構成された背景にできるという、背景の描けない人間にとってはまさに夢のような機能です(笑)。
ちなみにコミスタ付属の3D素材は、学校、家、小物、等が多いです。学園モノの漫画を描くなら重宝すること間違いなし。私は学園モノじゃないので、あんまりこの素材をフルに使ってはいませんが、それでも、保健室とかベッドとかカーテンとか…ちょくちょく背景に使用してます。ちなみに3D素材のすごい所は、たとえば教室素材とかあったら、部屋の机とかいらん家具とかを移動させたり消したりして使用できるものもあります。保健室のベッドなんかは全てのベッドがひとかたまりなので、一個残したい場合とかは…難しいんですが、机とイスがあったら、イスの位置を好きな場所に回転して移動させたりもできます。
EXなら使いたい素材そのままにボタン一つで背景が仕上がるわけです。
が、もちろんその3D素材が自分の思ったデザインと少し違うからちょっとテイストを変えたい…とか思ったら、構図を下書きにし、自分で上から線を引いて背景を描けばいいでしょう。

3D素材は下書きとして利用、背景は自分できっちり描く、という人はこの機能はいらんわけなので、Proで十分です。

ちなみに3D素材には、地球や月も入ってるので、地球を好きな大きさに拡大縮小してトーン化することもできます。私は…よく使います(笑)。


2LDTレンダリングは…自分で取った写真とかを、漫画素材として使用できるように一発でトーン化してくれる機能。ローソクの火の写真でこの機能使ったことがあります。これも便利ですね。フォトショップとかお持ちの方であれば、写真をトーン化したデータをコミスタに読み込んでも綺麗ですよ。

ま、私のように「背景描けないからできるだけソフトに頼りたい…少々高くても」という方は、EXにしとくといいかと思います。
逆に、EXにしたのなら3D素材とかばんばん使って慣れましょう。(使うのはちとコツがいるんですが)使わないともったいない。

・アクション機能は…フォトショップにもあるような、一連の決まった動作を全て記憶させる機能のことです。

たとえば筆文字の黒部分を選択した後、選択範囲を白でフチドリ…などの動作を覚えさせるわけですが…まあなくてもそんな…(私はあんまり使わないので)…
でも、フォトショップでこの機能をよく使う…って人は考慮してもいいかなと。

以上、4.0の3バージョンを選ぶ際のポイントなど…でした。
次回は3.0を持ってるが、4.0にした方がいいのかどうか…について書いてみたいと思います。(私は3.0と4.0両方持ってます)





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最終更新日  2009.01.26 15:19:19
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