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2014.01.29
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カテゴリ: ドラマ・映画感想
「明日、スポンサーがいない」と話題になっている例のドラマの面白さについての感想。

(おことわり)
あくまでも個人的主観による感想です。
「このドラマが感動的で大好き」って人は見ない方がいいかと。


【すべての母親に、これから母親になる全ての女性に届ける
───21世紀で一番泣けるドラマ】

(番組HPの紹介文より引用)

21世紀で一番泣ける……うーん…
一応2話まで見ましたが、
この謳い文句は間違いやろ…というのが正直な感想。
すべての母親にオススメしたいと思えるほどの部分はなかった。

泣けるドラマとして脳裏に浮かんだ「とんび」のように
誰の心にも深く響くような感動を期待して見ると
肩透かしをくらいます。


★見どころ

この作品の見どころは、子役達の演技でしょう。

お話としては、設定こそ特殊なものの
「今週のいい人・悪い人・オチ」…が
なんとなく途中で読めてしまうので
安易でわかりやすい…まあベタな展開です。
コミカルなやりとりも多く、重い設定の割にじめっとしすぎない仕上がりになっているのは好感が持てます。

ただどちらかというと社会派ドラマとか感動ドラマって大袈裟なものではなく、
ベタだけど王道、過激なセリフや演出が売りの「昼ドラ」系に分類されると思います。

ラストの泣かせどころ(?)では今のところ毎回「♪かわいそうな かわいそうな~♪」というやたら物悲しい歌声がかぶってきて、哀れさや涙を誘う構成となっています。(泣けないけど)

子供たちのセリフに、インパクトの強いものが多いのも見どころ。

私達は親に捨てられたんじゃない、私達が親を捨てたんだ…と、辛い事実を前向きに受け止めようとするセリフは印象深いです。

とあるキラキラネームを子供達が「DQN」だとはっきり言い切ってしまうシーンもなかなか爽快で笑えました。





★問題点

第三者の立場なら娯楽作品として楽しめるのかもしれない。
けど、自分がもし関係者だったら見て凍りつくだろうな…と感じるえげつない描写が随所にでてきます。

「お前らはペットなんだ。新しい飼い主に好かれてもらわれるためにはまずかわいげのある泣き方ができないとダメだから泣け。ちゃんと泣けたやつから朝メシ食っていい(セリフはうろ覚え)」と所長が子供達に強制するシーン。
女の子達が罰としてバケツを持って立たされている男風呂に男性が裸で入浴してるシーン。
あと気になるのが、登場する里親が一見よさげでも実は恐ろしい人ばかりな点。

関係者がこれ見て不快に思うとか、その後の社会的な影響とかを想像せずにこの脚本書いたというなら配慮に欠けてると批難されても仕方ない。
尚、わかってて視聴率狙いでやったんなら悪趣味。

「日本の里親制度に一石を投じる衝撃の問題作」として、施設や里親の問題点や闇の部分を(※ちゃんと取材・調査した上で)世に問う覚悟で本気で作ったんなら堂々と胸張ってればいいと思います。

ただ関係者に不快感与えたり、当事者を傷つけるの必至な内容の割には、
ちゃんと取材して制作したようには見えない。

病院の抗議は受け付けないし謝罪も中止もしない、最後まで見てもらえればきっとわかってもらえる、とか胸張って言える日テレの対応というか神経もすごいなと思いました。

変更できない大人の事情はあるにせよ、モデルとなっているのが明らかな実在する病院からの訴えを真摯に受け止める姿勢すら見せられないのか…。

これで「すべての母親に届ける21世紀で一番泣けるドラマ」とか言われてもなんだかなぁ。

登場人物の誰かを殺して無理矢理泣かす展開だけは勘弁してほしいな。





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最終更新日  2014.01.29 16:34:11
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