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2016.10.04
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カテゴリ: 読んだ本
タイトルは一見なかなか過激ですが、内容はそう過激ではありません。

著者はただ淡々と正しい歴史的事実を年代順に並べていくだけなのですが、
それを読んでいくと
このタイトル(結論)に至った理由が、ああなるほど~…と理解できます。


韓民族こそ歴史の加害者である [ 石平 ]


「告げ口外交」「コウモリ外交」と揶揄されたパククネ大統領の政治手法。
実はこれ、特に目新しいものではなく
古来から韓民族のDNAに深く刻まれた「事大主義」によるものだということを
この本では朝鮮半島の歴史を順に辿りながら明らかにしていきます。

強大な大国と陸続きだった朝鮮半島の歴代王朝は
古来より周辺国の中で今後最も頼りになりそうな強国をかぎ分ける能力に長けており、
いち早くその国に服従して忠誠を誓い、その権威を利用することで存続してきました。

たとえば王朝内で勢力争いが起き、ライバルに負けそうになった場合。

自力でライバルを倒そう、とか
地道に勢力をのばして再起をはかろう…なんていう考えにはなぜか至らず
まず強大な他国に泣きついて
ライバル打倒のための協力を乞う。

さらに国内のライバルを追い落とすためなら
他国の敵兵を領内に引き入れ、自国民を攻撃させてしまう。

普通、自分とこの民を守ってこその領主じゃないのかな…って思うんですが。


常に周辺国の勢力の動向には敏感で、より強い国が現れればすぐ乗り換える。
とにかく一番強い国を宗主国とし、
その中でも「特に可愛がられる子分」である、という事が重要。

国内でゴタゴタしたお家騒動やらちょっとしたトラブルがおこるたび
宗主国に泣きつき、その強大な力を利用して
自分の一族だけピンチを乗り切れればそれでいい──

何かあるたびにいちいち他国を引っ張り込むという国民性は
かなり特殊ですね。

でもこの本で古代から現代に至るまで延々と続く「特殊すぎる歴史」を順に見ていくと
私たち日本人にはいまひとつ理解しづらかった
パククネ大統領の「告げ口外交」や「コウモリ外交」といったものも
あ、なるほど、これは韓民族特有の政治姿勢なのだな、と深く納得できました。

あと島国で海外からの侵略がほとんどなかった日本人には
いまいちピンとこない「事大主義」。

なんで韓国が(というかパククネ大統領が)
あそこまで中国に媚びへつらうのか?反日仲間だから?
てな感じで、
事大主義と言われても、ぶっちゃけいまひとつよくわかってませんでした。

その「事大主義」、どれほど韓民族のDNAに刻まれた思想なのかが
この本を読むことで非常によく理解できた気がします。

本来ならすぐ終了し、少ない犠牲で済むはずだった朝鮮戦争が、
ああも長引き多くの犠牲を出してしまったのは一体誰のせいなのか。
そのあたりは詳しく記されており、非常に読み応えがありました。


私は最初このタイトル見た時
「当時は日本人だったことを棚に上げて被害者ぶり、
国をあげて日本バッシングに全力を注ぐ攻撃的な民族って意味なのかな?」と勝手に思ってました。
読んでみるとそうじゃない。

タイトルの「歴史の加害者」とは
朝鮮半島歴代王朝が、
自国でのトラブルや、宗主国から重用されたい等の小さな理由で
いちいち他国を巻き込んでは、必要なかった戦争をいくつも引き起こし、
結果的に多くの無駄な犠牲を生んだ事を指しています。

パククネ大統領が就任時に
「1000年経っても日本は加害者であることに変わりはない」という内容の演説をしましたが
筆者は元寇を計画、進言、実行した当時の朝鮮王朝の話や、
元寇で対馬の日本人が手の甲にあけられた穴に縄を繋がれ全員連れ去られたという話を挙げ、
だったら元寇からまだ1000年経っていないが、
その件についてはどうするのだと問うています。

正論すぎるw





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最終更新日  2016.10.04 03:48:22
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