シーズン本拠地25発は2000年グロス超え球団新記録
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・レンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場し、6回の第3打席で4試合ぶりの43号3ランを放った。メジャー通算90本塁打とし、本塁打王争いで2位に3本差を付けた。4打数2安打3打点で打率.260。チームは4-1で快勝して2連勝。勝率5割に復帰した。
【動画】瞬く間に右翼席へ! 登板翌日は9発目、大谷の4試合ぶり特大43号3ラン
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待望の一発は1点リードの6回無死一、二塁だった。左腕アラードの甘く入ったカットボールを完璧に捉えた。右翼席中段へ両リーグトップを走る43号3ラン。本塁打王争いでは1試合2発でリーグ2位に浮上したロイヤルズ・ペレス(40本)に再び3本差を付けた。
飛距離426フィート(約129.8メートル)、打球速度107.2マイル(約172.5キロ)、打球角度31度。打った瞬間にそれと分かる一発だった。年間51発ペース。シーズン本拠地25発は2000年トロイ・グロスが記録した24本を超えて球団新記録。また、グロスが同年に記録したシーズン球団記録47本塁打にも4本差に迫った。
初回1死は左飛。4回先頭は一ゴロに倒れ、8月30日(同31日)の本拠地・ヤンキース戦の第4打席から15打席連続無安打。この一発は16打席ぶりの安打となった。さらに8回の第4打席では右前打を放ち13試合ぶりのマルチ安打をマークした。投打同時出場した前日3日(同4日)の同戦では7回7安打2失点。渡米後最多117球を投げて今季9勝目を挙げた。登板翌日の9本目の一発。ラストスパートへ勢いをつけたい。
Full-Count編集部
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