しろうと自然科学者の自然観察日記

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2012.11.27
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カテゴリ: 山野草
☆写真整理と自然観察の振り返り(その22)は、アザミと類似植物です。

◎キツネアザミ(キク科キツネアザミ属)

☆6月、ウォーキングコースでアザミのような花を見つけました。キツネアザミでした。キツネアザミは、本州から沖縄に分布し、道端や田畑に生える植物です。古い時代に、農耕とともに中国か朝鮮から入ってきたと考えられているそうです。(2012年6月7日撮影)。
  • 001キツネアザミ2012.6.7-1.JPG

  • ☆キツネアザミ(狐薊)の名は、花の姿がアザミに似ているが、アザミと違って葉は柔らかくトゲも無く、キツネにだまされるということから。地方によっては、猟師に追われた狐が、アザミに化ける時に慌てたのでトゲを付けるのを忘れたと言う伝承もあるとのこと。(2012年6月7日撮影)。
  • 001キツネアザミ2012.6.7-2.JPG


  • ◎アメリカオニアザミ(キク科アザミ属)

    ☆ウォーキングコースで、葉や茎・総苞片など全身トゲトゲのアザミを見かけました。ヨーロッパ原産ですが、北アメリカを経由して日本に渡来した帰化植物アメリカオニアザミです。(2012年8月18日撮影)。
  • 002アメリカオニアザミ2012.8.18-1.JPG

  • ☆1960年代に北海道で確認され、全国に広がっているそうです。格別に鋭いトゲなので、家畜やシカなどにも食べられることがなく、繁殖していくようです。アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)の名は、アメリカ経由で渡来した鬼のような薊のようで、名は体を表すでしょうか。(2012年8月18日撮影)。
  • 002アメリカオニアザミ2012.8.18-2.JPG

  • ☆アメリカオニアザミは、8月末には種が飛び始めています。この種が、また来年、どこかで芽を出し増えていくのでしょうか。(2012年8月25日撮影)。
  • 002アメリカオニアザミ2012.8.25.JPG


  • ◎ノハラアザミ(キク科アザミ属)

    ☆ノハラアザミは、ウォーキングコースで8月から11月まで咲いています。ノハラアザミは、本州中部以北に分布する多年草です。 (2012年8月18日撮影)。
  • 003ノハラアザミ2012.08.18.JPG

  • ☆花は上向きで、クモ毛があり反り返らない短く規則的な総苞片が特徴です。(2012年9月27日撮影)。
  • 003ノハラアザミ2012.09.27.JPG

  • ☆ノハラアザミは、花の時期にも根生葉があることが特徴で、それを確認することができました。(2012年10月17日撮影)。
  • 003ノハラアザミ2012.10.17.JPG


  • ◎ノアザミ(キク科アザミ属)

    ☆裏磐梯での自然観察で、ノアザミを見つけました。ノアザミの花期は、5月から8月です。(2012年8月21日撮影)。
  • 004ノアザミ2012.8.21-1.JPG

  • ☆花は上向きで紅紫色、葉が羽状に中裂して縁の鋸歯の先端が鋭いトゲになっていること、総苞片の先端がそり返らず直立し、総苞片の背部が膨れて粘っているように見えることなどから、ノアザミと考えました。(2012年8月21日撮影)。
  • 004ノアザミ2012.8.21-2.JPG


  • ◎タイアザミ(キク科アザミ属)

    ☆タイアザミは、本州の関東地方から近畿地方に分布し、関東地方の日当たりの良い草原や林縁で秋に最もよく見かけるアザミだそうです。(2012年9月14日撮影)。
  • 005タイアザミ2012.9.14-1.JPG

  • ☆タイアザミの特徴は、花が横や下を向いており、総苞片が反り返っているのが特徴です。タイアザミ(大薊)の名は、文字通り大きい薊です。関東地方に多いので、別名はトネアザミ。(2012年9月14日撮影)。
  • 005タイアザミ2012.9.14-2.JPG


  • ◎マアザミ(キク科アザミ属)

    ☆マアザミです。本州・四国・九州の湿地に生える多年草で、箱根湿生花園の掲示板で名前を知りました。マアザミ(真薊)の名は、若い葉を食用にする真の薊(?)という意味だそうです。(2012年9月14日撮影)。
  • 006マアザミ2012.9.14.JPG

  • ☆別名のキセルアザミの名は、直立した茎の先端に下向きに花を付けるのが特徴で、その形から煙草を吸う煙管(キセル)に見立てて、名前が付いたそうです。

    ◎タムラソウ(キク科タムラソウ属)

    ☆タムラソウは、本州・四国・九州の山地の草原に生える多年草です。花はアザミに似ていますが、葉に棘がないので区別しやすいと思います。箱根湿生花園の掲示板で確認しました。(2012年9月14日撮影)。
  • 007タムラソウ2012.9.14-1.JPG

  • ☆茎が枝分かれして花が付いている形や、総苞片が棘にならないのも特徴的です。タムラソウ(田村草)の名は、由来がはっきりしないそうです。(2012年9月14日撮影)。
  • 007タムラソウ2012.9.14-2.JPG





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    Last updated  2012.11.27 05:54:21
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    Re:キツネアザミ、アメリカオニアザミ、ノハラアザミ、ノアザミ、タイアザミ、マアザミ、タムラソウ。アザミと類似植物。写真整理と自然観察の振り返り(その22)。(11/27)  
    タイアザミの別名がトネアザミなのですね。
    アメリカオニアザミ、やっと分かりました。
    タムラソウは今年八ヶ島湿原で見てきました。
    いつも勉強させて頂いています。 (2012.11.27 20:16:33)

    Re[1]:キツネアザミ、アメリカオニアザミ、ノハラアザミ、ノアザミ、タイアザミ、マアザミ、タムラソウ。アザミと類似植物。写真整理と自然観察の振り返り(その22)。(11/27)  
    hiro1803さん
    >タイアザミの別名がトネアザミなのですね。
    >アメリカオニアザミ、やっと分かりました。
    >タムラソウは今年八ヶ島湿原で見てきました。
    >いつも勉強させて頂いています。
    -----
    コメントありがとうございます。
    来年は、アザミの世界を広げたいと思っています。今年は、ここまでが精一杯でした。 (2012.11.27 20:48:19)

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