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2010.02.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類


ところで政治家のヤジと云えば、鳩山首相の祖父鳩山一郎氏の盟友で、保守合同(自由民主党結党)の立役者といわれた三木武吉氏は大臣にこそならなかったが、「ヤジ将軍」として名を残した。
勿論、直接見聞きしたわけではないから、彼のヤジがどんなものであったかは知る由もないが、次の話しはウイットに富んだやりとりとして、いまだに語り継がれている。

選挙の立会演説会において、相手候補から「ある有力候補のごときは、妾を4人も持っている。かかる人物が国政に関係する資格があるか」と批判された。
次に演壇に立った三木武吉は「私の前に立った候補者がある有力候補と申したのは、不肖この三木武吉であります。正確を期さねばならんので、さきの数字的間違いを、ここで訂正しておきます。私には、妾が4人あると申されたが、事実は5人であります。
5を4と数えるごときは、小学校一年生といえども、恥とすべきであります。
1つ数え損なったとみえます。ただし、5人の女性たちは、今日ではいずれも老来廃馬と相成り、役には立ちませぬ。が、これを捨て去るごとき不人情は、三木武吉にはできませんから、みな今日も養っております」

宇野宗佑氏が神楽坂の芸妓から告発された事件や、週刊文春にすっぱ抜かれた夜這い不倫疑惑の山崎拓氏のスキャンダルなどと違って、このあっけらかんとした発言は、彼の人物評価に貢献こそすれマイナスには働かなかった様である。

ところで渡部昇一氏の著作「日本の歴史」戦後編のなかで、「保守合同から五十年以上経った今、日本は桁違いに経済力がついた。にもかかわらず、政治的には幼稚になってしまった。(中略)若い頃から女性に鍛えられたことのない男性が政治家になっているからではないか」と嘆いている。
同氏によれば、昔は日本の男は花柳界で鍛えられたと言う。
そういえば確かに花柳界の女性にモテないような男は出世できないとよく聞かされたものである。酸いも甘いも噛み分け、男を見る目が誰よりも確かと云われるこの世界の女性にそっぽを向かれる様な魅力のない男では、政治の世界に限らずあまり見込みはないのかも知れない。

モテると云えば、最近「非モテ」というSNS(social networking service)サイトに出会った。
異性から好意を寄せられない人々を対象に「非モテが互いに傷を舐めあったり、非モテ男女が出逢ったりするSNS」として開設され、会員は「恋人ができたら即、退会」、「日記は『非モテ』に関する悲惨な話題に限る」といった決まりがある。
別のサイトに、「あなたの非モテ度は」と診断してくれコーナーがあったので、質問項目を入力して診断して貰ったら、
「非モテの兆候が確実にあらわれています。ぎりぎり一般人のレベルですが年齢と共に非モテレベルは深まっていくでしょう。これ以上踏み込むと非モテ街道まっしぐらです。
とりあえず、こんなサイトを見ているヒマがあるなら自分を磨くことをお薦めします」
とあった。
今後、政治家になるつもりもないので、いまさら女性に鍛えられる必要もないが、老いたりとはいえ、それなりにはモテたいので、お勧め通りせめて知性と教養ぐらいは更に磨きをかけたいと思っている。

ところが先日、テレビの番組で「非モテ」に関する驚愕の放送を目にした。
従来「非モテ」といえば、恋愛したいのに異性にモテない人のはずだった。
それが最近は「自主的にモテたくない人」を指す言葉に変化しているのだという。
異性に興味はないが性欲はあり、異性ではない別の何かで興奮するといった人たちだ。
彼女、彼氏は趣味の邪魔になるだけであり、「切ない」と云った感覚や「好き」という感情が湧かないというのである。まさに人間に興味を失った人たちである。
もしかしたら、アバター(ウェブサービス上に用意された仮想空間で、自分の分身として顔・髪型・服装・装飾品などを自由に選択して作成できるオリジナルキャラクター)が、現実の世界にまで舞い降りてきてしまったのだろうか。
人に接することがなくて、彼らは何によって己を鍛えるというのだろうか。
はたまた自分を鍛えること、そんなことにすらも関心を抱くことがなくなったのだろうか。

むかしむかしあるところに、「女性によって鍛えられた男たち」がありました。
そんな時代が懐かしい。





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Last updated  2010.02.05 14:21:47
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