「Ibanez Pat Metheny Signatures Series PM200-NT フルアコ」と検索したところ 島村楽器のサイト で見つかりました。
「フルアコは、空洞のあるボディにエレキ用のマイクを搭載しています。アンプ無しで弾いても、生音がある程度の音量で鳴ります。その生鳴りが含まれたサウンドは、通常のエレキでは出ないふくよかで甘い音色です。強弱の出方も独特のニュアンスが現れます。反面、大きな音量ではハウリングしてしまう為、ロックなどで使うにはかなり神経を使う事になります。」
たしかにアンプなしで弾いてもそれなりの気持ちの良い音がして、アンプを通しても甘い音ができています・
今、このギターの販売情報を検索して見ると以下のサイトで見つかりました。
Ibanez Signatures Series PM200-NT [Pat Metheny / パット・メセニー](ピックプレゼント)(ご予約受付中)【ONLINE STORE】
価格:313500円(税込、送料無料)
(2022/6/29時点)
その 楽天のサイト内容 を見ると以下の説明がありました。
これまで数々の音楽的功績を残し、そして昨今益々コンテンポラリーな音楽領域に到達しつつあるPat Methenyですが、2012年からはChris Potter(sax)、Ben Williams(bass)、Antonio Sanchez(dr)と、3人の天才を迎え入れての新プロジェクト”Unity Band”を始動。2013年5月にはブルー・ノートでの来日公演を控え、今後の活動に益々期待が高まっています。そのPat Metheny本人が最初期より愛用してきた 4 1/4インチ厚のボディにシングル・カッタウェイ仕様のプロト・タイプIbanezギターをベースに、PM200として遂に商品化しました。
特長
うまくこのギターを表現していると思います。
このIbanez Pat Metheny Signatures Series PM200-NTは僕がアン・ミュージックスクールで故小嶋利勝氏(昨年亡くなったそうです。)のジャズギターのレッスンを受けていたときの頃だと思います。
在りし日の僕の恩師のアン・ミュージックスクール時代の小嶋利勝氏
水戸でのライブ前の小嶋利勝氏、愛用のD'Aquisto(ダキスト)は購入ばかりで、まだリアのピックアップが等いていますが、その後取り外しています。(1999年1月)
ある日、横浜の島村楽器にふらっとよったときに、懇意にしている担当のスタッフM氏が「良い出物がはいりましたよ。これはもしかしらこの世で最初に登場したものかのしれません。」その言葉にだまされて(~~;、実際に試奏してみました。(M氏の甘い誘惑にはだいぶひっかかり、アンプのラックシステムをはじめ数本のギターとM氏がアトエリZの工房に移ってからは、マホガニーのボディーの制作前の作品を見せられて。ストラトタイプのギターを特注で製作させられました。)
このギター Ibanez Pat Metheny Signatures Series PM200-NT は本当に甘い、豊かな音がする。一発で購入と相成りました。その当時の価格で18万円ぐらいだったと思います。
この製造年代を調べるために、Googleで「ibanez ギター 製造年代 シリアルナンバー」で検索すると「iPhoneと仕事っぽい何か。(https://biost.hatenadiary.org/entry/20110405/1301977988)」というサイトで見つかりました。
そのサイトでは
「1997年以降(2004年まで。2005年以降も同じかどうかは不明です。)
F:Fujigen factory
「F」で始まっていればフジゲン製、つまり日本製です。
2、3桁目:製造年を表します(例えば 04は2004年)
次の5桁:製造月と製造連番」
という記述がありました。僕のモデルは「F97608」ですから、フジゲン製の97年製で6月生で製図連番が08ということになります。要は製造年が知りたかったので、1997年製だということが改めてわかりました。
この楽器を購入したのは、故小嶋利勝氏のレッスンをフルアコのギターで受講したかったことが挙げられます。故小嶋利勝氏はダキスト製の世界に何本あるかという貴重なモデルを受講生の僕たち(僕と山根尚道氏)の前でその素晴らしいモデルと音を披露していただきました。それに対抗するためにも僕たちは、この「Ibanez Pat Metheny Signatures Series PM200」で対抗したのだと思います。山根尚道氏はブラックのモデル、僕はナチュラルのモデルです。
山根尚道氏とは、その後、フルアコ2本とうちのかみさんをボーカルにしたジャズバンドでライブをしました。
このギターは購入当時、ギター弦のフレットとの高さが異常(まま)に高かったので、あちこちいじって、小嶋先生が納得できる高さに下げました。なるほど、小嶋先生の所有するギターはどのギターも弦高が低くて、とても弾きやすくなっています。僕のIbanezのフルアコも弦高がとても低くなってすごく弾きやすくなりました。
小嶋先生を偲んで、2002年の夏に先生のお宅(京都)に小嶋先生の教え子が集まってパーティーをしました。そのときも僕は、横浜から京都までIbanez を持って行きました。そのときの写真がファイルを整理したら出てきたので防備録として披露しておきます。
小嶋先生の教え子が集まってパーティーにて
小嶋先生宅でIbanezを弾く筆者
D'Aquisto(ダキスト)のピックアップのレスのフルアコ(ピックギター)を弾く小嶋先生
小嶋先生のメインのギター D'Aquisto(ダキスト)
このギターは、今住んでいる北海道のオホーツクで参加していたジャズバンド等でも大活躍しました。
網走の喫茶店「ちぱしりでのセッションでIbanezを弾く筆者(2006年)
網走の喫茶店「ちぱしり(http://tipasiri.sakura.ne.jp/)でのセッション(2006年)」 Ibanez Pat Metheny Signatures Series PM200を僕が弾いています。僕の北海道・オホーツクでのギターデビューでした。その後、オホーツクではジャズバンド等でIbanezを弾いていました。
今、左手の小指と薬指にしびれが出て通院していますが、もう少し指の調子が元に戻ったらどこかのジャズバンド等でIbanezを活躍させたいです。
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