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夕刻のピア39上空に現れた飛行船
飛行船の拡大像
前回からの続き
ながら、間が開きすぎて記憶が曖昧になりつつあります。
当面の目標、自分の記録として旅日記は年内に完結させる!(・・・と毎年言ってる気が)
さて、ゴールデンゲートブリッジに別れを告げ、夕闇迫るSFO市内の港へ最終フェリーで戻ると、急いで自転車を漕ぎレンタルバイク屋へと向かう。
もうお尻もすり減りそうなくらい痛いのに、ひたすら漕ぎ続ける過酷な修行のようだ。
18:30を過ぎると閉店になり延滞金がつくばかりか、急な坂道を数キロ漕いでホテルまで持ち帰り、また翌朝漕いでここまで来なければならない。それだけは避けたい。
祈るような思いで漕ぎ続けると、上空に遊覧飛行船が出現した!
ゆっくりと近づいてくる飛行船に見とれ、立ち止まって撮影すること暫し。
いや、こんなこ事している場合じゃないのだが、疲弊しきった心身に一服の清涼剤を得たかのような清々しさに心洗われる。
何とかレンタルバイク屋に時間ギリギリ滑り込み、破損箇所が無いかチェックを受けた後、手続きをして店を後にする。
いやはや疲れた。
そう言えばオレンジジュース1本で過酷なサイクリングを成し遂げ、空腹である事にようやく気がついた。
ピア39エリアに灯りがともり始め、昼にも増して人々の往来が盛んになった。
港町SFOはシーフード料理が充実しており、それを目当てに観光客がここを目指してやってくる。
ピア39のシンボル、カニ看板。
SFO名物クラムチャウダーの老舗、 『ボーディンカフェ』
店内で焼く自家製サワーブレッド(硬め)をくりぬいた器に、熱々のクラムチャウダーが溢れんばかりに入っている。
日本人女性にはボリュームがありすぎて、外側のパンまで完食するのは結構ハードかもしれない。
残ったパンを付近のカモメに与える観光客が多いせいで、この辺り一帯はカモメの無法地帯と化している。
残飯を漁る姿はまさにカラス然としており、糞害に悩まされている。
ピア39の目抜き通り、蟹を加えて闊歩するカモメ。
ボーディンカフェで購入、オリジナルキーホルダー($5)
食事を終え、ひとしきり満腹感を味わうと、辺りはもう暗闇に包まれていた。
通りはネオンサインが眩しく輝き、昼とは全く別の顔で賑わい続けている。
自転車を漕ぎ続けて日焼けした肌に、夜風が心地良く通り過ぎる2月下旬のSFO。
やはり西海岸、日本とは違って温暖だ。
お土産を買うためにボーディンカフェの斜向かい、チョコレートストアへ足を運ぶ。
SFOを代表する老舗チョコレートと言えば ギラデリチョコレート 。
ギラデリチョコは市内のあらゆるスーパーやドラッグストア、ギフトショップなどで購入できるが、ここでは豊富な種類や珈琲、ホットチョコなどがGETできる。
またここから10分弱歩くと、SFO湾を見下ろす小高い丘に ギラデリスクエア もあり、市民の憩いの場となっている。
店内にズラリと並んだギラデリコーナー。
このようなキャンディーショップはいかにもアメリカン。童話の世界に入ったような錯覚。
アメリカでも大人気のキャラメルポップコーン。
$100以上お買い上げの客にプレゼントされた濃厚チョコファッジ。7~8cmの立方体くらいあってデカイ!
夜のピア39を散策した後、午後9時過ぎの MUMIメトロ Fライン にて、海沿いの街を周回してユニオンスクエアまで戻る。
ネオンに照らされた夜景の美しさを車窓から眺めながら、足が動くうちにもっともっと世界中を旅したいと願った。
実際、普段は超ド級の運動不足のくせして、旅に出れば朝から晩まで歩き通しだから厄介だ。
老化は足からと言うが、旅をするなら足は重要なアイテムだ。
やはり普段から足腰だけは鍛えておきたい。
宿泊ホテルに面したユニオンスクエアの目抜き通り Powell Street。 この辺りはケーブルカーの発着地でもあって、アクセスに非常に便利。
アスファルトに埋め込んである、ゴールドラッシュを描いた銅版。いかにもSFOらしい。
~つづく~
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