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台北ノスタルジー　龍山寺そばの『剥皮寮』200年前の街並みが歩けます。

テーマ：オール台湾！(1550)

カテゴリ：旅

台北最古のお寺、 龍山寺のすぐそば に

『剥皮寮(ポーピーリャオ)歴史街区』

はあります。

地図中の青枠が龍山寺で、赤枠(上側)が

剥皮寮です。

100メートルほどしか距離が無いので、

歩くとすぐに着きます

龍山寺及び周辺夜市は以前、ブログに

書いたことがあります。

ちょうど、安室ちゃんの引退時期で、

イッテＱの収録が龍山寺周辺の夜市で

行われた為、その夜市や収録で使われた

お店の紹介も合わせてしました。

なお、龍山寺周辺は少々治安が悪く、

気を付けないといけない場所があり、

それについても書きました。

よかったら、ご覧ください。

(過去ブログ)龍山寺、華西街夜市、危険な場所マップ

さて、この剥皮寮ですが、中国（清）に

統治されていた時代から栄えはじめ

ましたが、清は台湾統治にあまり力を

入れていませんでした。

その当時は福皮寮、福地寮街と呼ばれており、

のちの日本統治時代には北皮寮と称され、

戦後（日本の敗戦で撤退したのち）、

現在の剥皮寮の名前に定着しました。

これは中国から淡水川経由で届いた

杉木材の 加工を行う際、皮を剥いでいた

ことに由来します。

また、この付近(廣州街）一帯は石炭の

集散地及び販売所として栄え、俗に「上炭地」

と呼ばれ、やはり淡水川を利用しての

貨物輸送が盛んに行われていました。

なお、淡水川は台湾に於いて貨物輸送に利用

された数少ない川です。

具体的な場所をGoogleマップで貼りますね。

電車で行く場合、最寄り駅は台北MRT

龍山寺駅(3番出口) です。

駅から雑多な商店街を横目に僅か5分歩くと、

とつぜん信号の角に、明らかに他とは違う

佇まいの建造物が目に飛び込んでくるので、

驚きとともに、 その荘厳さに目を奪われます

一応、歴史的な地区のため、気を使って

信号機はモスグリーンになっています

信号を渡り、そばに近寄って見ますと、

廣州街の道路沿いにずっとこの建造物が

軒を連ねています。

ここは、普通の歩道扱いなので24時間

いつでも歩けます

（当たり前ですね・・）

但し、剥皮寮歴史街区のなかに入るには

見学時間内に訪れる必要があります。

見学時間：

　火曜日～日曜日　9:00～21:00

　※インフォメーションセンターは17:00迄

　（月曜と国定祝祭日は休み）

となっています。

入り口は先ほど貼ったGoogleマップで

示した場所になります。（東側）

この場所は当時、消防用の貯水池でした。