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タイ語が出来なくてもOK！謎だらけの『元グレート上海』カオマンガイが美味しい隠れた名店(プロンポン)

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テーマ：タイ(3307)

カテゴリ：旅

バンコク の ローカルフード店 をご紹介します。

今回は プロンポン駅前 という好立地の割には

あまり情報が出てこない 隠れた名店 をレポートします

『グレート上海』・・・

と言いたいところですが、グレート上海は自分が前回

駐在していた2020年に閉店しています。

しかし店名が分かりません

タイでたまにある「店名なんて無い」というパターン

でしょうか。

ちなみに店の看板には昔のまま「グレート上海」と

書かれています

もしかして、高級中華料理店からローカルタイ料理店

へと業態を変えたのでしょうか・・・

謎は深まるばかりです。

昔のグレート上海はけっこうしっかりした中華料理店で、

2階には接待で使えるスペースが用意されており、

北京ダックなどの高級食材もありました。

今となっては、ガラスの扉などは 全て外され 、

ペプシのビニールシートで円卓を覆いつくす

ローカル感満載 仕様の店舗になってしまったので、

入りにくい雰囲気はあります

しかし自分はルンルアンでタイ風ラーメンを食べた後、

ここで カオマンガイ を食べるルートが多いです

カオマンガイしか頼んだことが無いので、メニュー

なるものは見たことが無いですが、店内に貼られている

メニュー には 写真と英語、中国語 での表記があるので

指さしで簡単に注文できると思います

カオマンガイが 45バーツ(約167円) とローカルでの

適正価格 です

少し有名なローカル店ですと60バーツとかします。

BTS プロンポン駅 の真下にありますので、

駅から徒歩1分です

なお、Googleマップではいまだにグレート上海

と表示されています・・

店前でカオマンガイを作るスタイルは非常に

スタンダードで、自分はここで注文をしてから

着席します。

カオマンガイの美味しさを決める三大要素は

・鶏肉の瑞々しさ

・タレ

・米の味付け

ですが、どれもこの店は整っています

鶏肉はタレ無しで食べると ふっくら としていて

瑞々しく 、旨味が詰まっています

タレは生姜ベースで唐辛子の辛味はあまり無い

タイプですが、 水っぽくない のが鶏肉にとても

マッチして秀逸です。

米も鶏の出汁で炊いているだけあって、ほんのりと

鶏の味と香りがあります。

ピンクのプレートは会計のときに提示するための

もので45バーツを意味しています

鶏の血 を固めて豆腐状にしたものが添えられるのは

伝統的なカオマンガイですが、最近はこれを

付けないお店の方が多いと思います。

けっこう不気味ですが、味に変な臭みは無いです

自分も昔はなんとなく避けていたのですが、最近は

普通に食べられるようになりました

60年の歴史を持つ老舗の中華料理店グレート上海が

タイドメスティック料理店になってもマイペンライな

タイ人たちは即座にそれを受け入れ、美味しければ

どんどん来客するんですね

コロナの影響もあって持ち帰り客も大勢来ます。

いかにもローカル店という店内になっています。

昔、高級店であった面影はかなり薄れています・・。

ペプシの青いビニール が チープ さを出すのに

貢献しています

当時は真紅の絹が掛けられていたのですが・・・

席数がとにかく多いので、この店で待ったことは

一度も無いです。

一階席は一人で来るお客さんが多いです。

ごちゃごちゃしていますが、不潔な感じでは無いです。

壁や椅子、ライトなどグレート上海時代のタイ伝統

内装が良い雰囲気です

ただ、中国提灯や飾りは全て無くなり、扇風機が柱に

追加設置されていますね。

クーラー無しはローカル店の基本でもあります。