家曜日~うちようび~

家曜日~うちようび~

2017.09.28
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はいどうも~!

Q輔で~す!

U子で~す!

Q輔とU子で~す!

近況報告! 前々回の記事の件について!
妻、長女、次女のアタマジラミにつきましては、無事、完全駆除出来ました!
いや~よかった、お騒がせいたしやした~っとぉ~!


いや~、すっかり秋めいてきましたねってことで、
階段の吹き抜けの、マリメッコのファブリックパネルを秋・冬仕様に変えました。


デザイン名は「メトサンヴァギ」。フィンランド語で「森の住人」という意味。
やっぱ、アレだね。タイトルって大事ですね。
これ、「無題」だったら、なんじゃコレ?って感じですけど、「森の住人」って名前でね。広がりますな。世界観。
なんか知らん、いわくつきの作品らしいですけどね。僕的にはあまり関係なく。いーね。好きっす。

では、本題。
三年前の今頃、僕は1日50本吸っていた煙草をやめました。
ここ、「男らしくキッパリとやめました!」と胸を張って言いたいところですが、
僕は、うめき、あがき、もがき苦しんで、何とか禁煙に成功したって感じです。
んで。どのような手段で禁煙に成功したかと言いますと。

結論から言います。

僕は「禁煙外来」にて、煙草をやめました。


【僕の喫煙歴】

さて、僕の喫煙歴は実に長く、実に重度です。
実際はさておき、法律通り20歳から喫煙したとして、やめたのが40歳ですので、喫煙歴20年ということになります。
吸いはじめの数年は1日1箱(20本)ぐらいだったのが、やめる10年前ぐらいからは1日2箱(40本)、
やめる2・3年前には1日50本という超ヘビースモーカーに成り果てていました。
もともと僕、幼少の頃、爪を噛む癖がありまして、口さみしいのが嫌というか何というか、
ですから煙草をはじめて吸った時は、「むせる!不味い!」なんて拒絶反応もあまりなく、
それよりも、 「おお、これは実に良い嗜好品に出会えたものだ」 という喜びが確かにありました。
それからはもう、坂を転げ落ちるように煙草が大好きになってしまい、気が付けば、
ストレスを感じれば吸い、集中する為に吸い、リラックスする為に吸い、何もなければ何もないで吸い、
車の運転中に吸い、食事の最中でも吸い、寝る寸前まで吸い続け、挙句の果てに夜中に煙草が欲しくて目が覚める、
という生活でしたね。
禁煙を試みたことは何度もありましたが、ダメでした。失敗するに決まってます。理由は簡単、気持ちのどこかで、
「本当はやめる気なんてさらさらないから」 です。ダメだこりゃ。

【禁煙へのステップ①】

そんな僕が、本気で禁煙する気になったきっかけは、これまた笑っちゃうぐらい単純な理由で、
40歳にもなると、体に不調を感じるようになってきたんですね。
20代、30代では感じられなかった 「胸が痛い。疲れやすい。食欲不振」 といった症状です。
なんか体の調子わるいなぁ・・。
もう、うんさり。
糞!何なんだよ・・煙草って・・・。
なんてふと思ったんです。本当にその程度の 微かな心境の変化 がきっかけです。

【禁煙へのステップ②】

んで。なんか煙草を本気でやめたくなってきたので、禁煙への次のステップとして、
「何故自分は煙草を吸うのか?」 ということを恐れずに理論立ててみようと思ったんですね。
僕はどちらかと言うと、理屈っぽい人間。
て言うか、我ながらだぶんスゲー屁理屈こきな人間の部類に入るのではないかという自覚はありまして。
ですから普段から物事を理詰めで追及していくのが大好きなのだけれど、
こと自分が煙草を吸うという理由に関しては、真正面から考えてみたことがコレ一度もなかったのです。
何故って?理詰めの先にある結論が薄々自分で解っていたからでしょう。
この時 「何故自分は煙草を吸うのか?」 を、逃げずに真向から理詰めしてみて確信しましたね。

煙草に理論なんてねーよ!

中毒だから吸う!以上!

【禁煙へのステップ③】

さて、一大決心して、いよいよ近所のお医者さんに禁煙外来に行きました。
診察の内容としては特に医療的な行為はなく、ただ、先生と10分程お話しするだけ。
薬局でも売っている体に張るニコパッチを貰うだけ。
ただし先生との問診のなかで、 「Q輔さん、あなたは重度のニコチン中毒者です」 と面と向かってハッキリ言われたのはキツかった。
この一言が僕の禁煙への意識を決定づけましたね。
やっぱりね。他人に、医者に、あんた中毒者ですとハッキリと病名をいただくってのはね。
解りきってたことなんですけどね。なんかすげーキツかったです。

【禁煙へのステップ④】

その日から、禁煙スタートした訳ですが、はじめの2週間ぐらいは、離脱症状で、なんかずっとフワッフワしていて、
視界もクラクラしてして、仕事も手に付かないような状態でした。
キッパリと苦も無くやめましたという人もいますが、僕はダメでした。
離脱症状で、うめき、あがき、もがき苦しみましたよ。
でも、 2週間を過ぎるとだんだん煙草に対する飢えは薄れてきて、
禁煙1ヶ月目には吸いたいという欲求は、ほぼなくなっていました。

【禁煙へのステップ⑤】

2か月目にはニコパッチなしで生活していましたし、3か月目には 「よし!煙草やめた!」 という実感がありました。
それでも半年間の禁煙外来の期間中、決められた検診日にはサボらず全て行きました。
なんかね、禁煙外来を最後までやり遂げれば、きっと煙草の呪縛から解放される、間違いない、と漠然と思ってました。
んで。半年後、先生に 「本日で禁煙外来卒業です。Q輔さん!おめでとう!」 と言われた時は、やっぱり嬉しかったです。
病院から出て夕空を見た時 新しい世界が開けた感じがしましたもん!両手を広げ、大声で、

​​「見よ!ニューワールドだ!」

​​​
なんて叫びたかったっすもん!

【僕の煙草論】

あれから3年。以前は煙草で使い切ってしまっていたお小遣いで、今では仲間と登山に行ったり、温泉巡りをしています。
あと、U子さんに強制的に昼飯をおごらされたりしています。
都心の駅周辺や、ショッピングセンター内や、テーマパーク内等でも、
以前のように煙草を吸える場所を探してソワソワするようなこともなくなり、ゆっくりとレジャーや買い物を楽しめるようになりました。
あと、煙草による味覚の麻痺がなくなり、飯が美味い美味い!若干太りました。
そして何より、家族の評判が良い。娘達が、パパ煙草臭いといって逃げない。
妻とは僕の煙草のことで何度も大喧嘩してきましたが、今はそれもなくなった。
その節はすまなかったね。U子さん。

僕にとって煙草とは何だったのだろう?

あれだけ大好きだったのに、

今じゃ未練のかけらもねーや。

今、目の前に100万円積まれて、煙草1本吸ったら、この現金をやると言われても、
僕は吸わない。
もう、吸いたくない。
もう、あのような生活に戻りたくない。

今回「煙草論」なんて題して、いろいろ書いてみたけど、
やっぱり、先に述べたように、煙草に理論はない。絶対にないと思う。

少なくとも、僕には見つけられませんでした。

屁理屈こきな自分としては、理詰めで追及出来ないようなものに、

興味がなくなったのだろうと思う。


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最終更新日  2018.11.29 12:02:03
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