家曜日~うちようび~

家曜日~うちようび~

2018.12.24
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​​​​​​​ イエぇぇぇぇイ! 
​​
みんなぁぁぁぁぁ! 


ふりかけ、かけてるかぁーーーい!

・・・・・お持たせしました、Q輔です。


例年ですと、この時期は仕事が超多忙で、
暮れまで休日出勤びっちり、おお!ばっちこーい!って感じなのですが、
今年は不思議と暦どおり休みが取れました。
んで、たまにゃ街に繰り出してクリスマス気分を満喫すっかってことで、
昨日なんて日は、名古屋市中区、久屋大通公園あたりを、家族でぶらぶらしてきました。


名古屋クリスマスマーケットという催しが、開催中でした。
今回の目的は子供に ​「夜遊び」​ させてやること。ははは。
都市の夜景や、クリスマスイルミネーションを見せてやりたくてね。


会場中央にある、クリスマスツリー。大賑わいでした。


オアシス21のライトアップ。


あら、素敵ぃ。テレビ塔のライトアップ。
1954年より、名古屋の街のシンボルとして長らく愛されたこのテレビ塔、
来年より、大規模なリニューアル工事が行われます。
この雄姿も、あと数日で見納めです。
お疲れさま、ありがとさん。


テレビ塔展望台から見る、都市の夜景。絶景なりぃ~~~~。
いやはや、鳥の視点で見れば、人間社会なんてちっぽけなもんだなぁ。
曇天模様の空の下、気分は晴れ晴れ、最高潮。愛娘二人も、初めての夜遊び、満喫してました。
ただ、まわりのカップルや若いおネーちゃん達に感化されてか、はしゃぎ方にギャルギャルしい一面が垣間見えたりして、
うーん、いつかP子もOちゃんも、どこの馬の骨とも知れぬ輩に、後からハグされて夜景を眺め、
うふふ、えへへ、 なんつって、 ぶちゅー、 なんつってやるのかしら、と思ったら、
たまらなく腹立たしくなってきて、 まったく夜遊びなんてけしからん!ガキは公文へ行け!公文へ!
なんつって、思ったりしたパパなのでした。ははは。


さて。


​​最近妻が、読書をしています。​​


え? それが何か???

と、お思いになるかもしれませんが、僕は妻と知り合ってこのかた、雑誌や資格の参考書以外で、
妻が書物に向かっている姿なんぞ、いつぞ見かけたことが無かったのです。

「君はこの生涯で、一冊でも本を読んだことがあるのかね?」 と以前妻にたずねたことがあります。

あるわっ!​

と、喰い気味に、馬鹿にすんなって表情で、

はりーぽったー!

と、お答えになられました。

・・・そーか、そーか、よし、よし。

と、僕は妻の頭を撫でたものでした。

てかさ、うちの妻に限らず、読書に興味のない人と読書の話をすると、
「ハリーポッターは読んだ。」 と答える人が、結構な確率でいるんだよなぁ。
ピアノちょっとだけ弾ける奴が、 「ねこふんじゃった」 を鍵盤のそこらかしこで弾き散らかすみたいな感覚かね。ははは。
何故か、読書嫌いに愛され続ける奇書 「ハリーポッター」。 僕はまだ読んでません。いつか読むぞ。

とにかく、そんな妻が、最近読書をするようになったのです。こりゃあ、未曾有の大事件!


え~、ちなみに、僕、読書が好きです。


このブログを昔から読んでくださっている読者様には、
とっくに見透かされているような気が、何となくはしています。
僕、読書、大好きなんです。
母が本を読む人でしたので、単純にその影響です。

十代の頃、太宰、芥川、坂口などの古典の青春文学から漏れなく入り、
二十代は、村上龍と村上春樹を片っ端から読んだな。
そうそう、バタイユ、カミュなどの海外文学もあれこれ読んだ。
が、正直、僕にはよく分らなかった。ははは。
三十を超えてからは、もっぱら歴史小説、歴史書ばかり読んでいた。
なかでも司馬遼太郎は無我夢中で全て読破した。

僕は、歴史小説を、どこかビジネス書として読んでいるところがあります。
昔の侍や将校たちを、会社に勤めるサラリーマンに置き換えて読んでいくと、大変面白いです。
なお且つ、ビジネスにも役立つことが多々あります。
若きサラリーマ諸君には、陳腐なビジネス書なんか読むより、日本の歴史小説をお薦めしますよ。

まあ、僕等みたいな現代を生きるサラリーマンが、
「死ぬ気で頑張る」 とか、 「腹を割って話す」 とか、 「クビを覚悟で」 とか、
いくらカッコつけてほざいてみたところで、昔の侍にはとても適いませんよ。
「死ぬ気で」って時は、ほんとに死んじゃうからね。
「腹を割って」って時は、ほんとに腹切っちゃうからね。
「クビを覚悟で」って時は、ほんとに首切られちゃうからね。
敵わねー。別に「死」を賛美しているわけでは決してなく、
仕事に対する責任感と覚悟のほどが、我々現代人にゃ、とても太刀打ちできない。
ただもう、敵わねー。ただもう、学ぶことばかり。

ちなみに僕は、僕の大好きな 「趣味としての読書」 の入り口を狭めているのは、
他でもない、一部のコアな読書家たちであると思っています。
ゴルフ、バイク、ギター、ピアノ、自転車、ダンス、登山、スキューバーダイビング、
世の中には、数多くの趣味があるけれど、どれもある程度のレベルに達するまでには 「練習」 が必要です。
また、その道の達人たちも、まわりに 「練習」 をすすめ、 「練習」 の大切さを説きます。

が、

読書家は、違います。

どんな分厚い本も 「あたちぃ、はじめから簡単に読めちゃったぁ。」 と言う。
どんな難解な小説も 「あたちぃ、はじめから簡単に理解出来ちゃったぁ。」 と言う。
「何故読めないの? 何故理解出来ないの? あんた馬鹿なんじゃないの?」 と言う。
具体的に口に出さずとも、活字にせずとも、そんな雰囲気を文学界隈にぷんぷんとふりまき、悪臭を放つ。

ように、まわりは感じる。

サーフショップやバイクショップに、一般の人がぶらりと入りづらいように、

一部の馬鹿な読書家が 「趣味としての読書」 を、

一般の人が取っ付きにくいものにしてしまっている。

本屋に入りづらくしている。

まったく嘆かわしい。


さてと。


そんじゃ、今日は、僕が本当のことを言いますね。

読書も ​「練習」​ ​ありき です

当たり前だ、バカヤロー。

僕だって、読書を始めた頃は、いったい何が面白いのかよく分らなかった。
途中で読むのを止めてしまったこともしばしばです。
ただ 「練習」 だと思って、数冊は無理矢理読破しました。
ちんぷんかんぷんのまま、更に数冊、更に数冊。
そのうちに、文章がすっと頭に染み入るようになってきて、
活字が情景として浮かぶようになってきて、
読むスピードも速くなってきて、
だんだん、わかった。
だんだん、面白くなった。
だんだん、読書が好きになった。

これ、「練習」のおかげです。

本は、練習しないと、読めませんよ。

逆に、練習さえすれば、これほどリーズナブルで面白い趣味はありません。これホント。



え~、それでは本日は最後に、最近妻が読んだ本をご紹介。

先ずは、長谷川博一氏さんの

「お母さんはしつけをしないで」​

一時期妻は、この本を大変熱心に読んでいました。

育児に行き詰まっていたようです。

妻、この本を読んだ後、きっぱりと、

​しつけを放棄しました。​

いやぁ~、長谷川先生ありがとう。

いやいや!ありがとうじゃなってばっ!


次に読んでいたのが、千原せいじさんの

「がさつ力」​

​んでもって、 最近読んでいるのが、渡辺淳一さんの


「鈍感力」​

うーーーーん。

私のような、繊細な人間に足らないもの、
それは「がさつ力」! そして「鈍感力」だわ!

私、もっと、がさつになる!
もっと、もっと、鈍感に生きる!

・・・とのこと。

てーゆーか、この本、まるであんたをモデルに書いてるみたい。
よっ!鈍感の貴公子!
私、あんたが羨ましい!


・・・とのこと。

うーーーーーーーーーーーーーーーーん。

うんこ詰まらせて、トイレのバッコンをデパートに買いに行って、
袋に入れず、剥きだしのトイレのバッコンを肩に担いで店内を歩く僕の妻の、
どこに「がさつ力」がないのだろう?

僕の要らなくなったエレキギターを、知り合いの娘さんが欲しいというので、
楽器屋さんに修理に出した後、その娘さんにプレゼントするのだと、
次女がお腹にいる、ちょうど臨月の大変な時期に、
はち切れんばかりのお腹を抱え、肩にエレキギターを担いで、楽器屋を訪れ、
「妊婦が、エレキ担いでやって来た!」 と店員の度肝を抜く僕の妻の、
どこに「鈍感力」がないのだろう?


六年勤めたパートを、今年いっぱいで辞めるのはいいけれど。
お世話になった会社の人、一人一人にお礼のお菓子を手渡したいのはいいけれど。


「みんなのビスコがあなたとコラボ!!」 だかなんだか知らないけれど。


自分の写真と名前の入った、こんなお菓子を業者につくらせ。


こんな馬鹿面さらして、六年働いた会社に別れを告げる僕の妻の、

どこに「がさつ力」がないのだろう?

どこに「鈍感力」がないのだろう?


妻よ、

僕は、あんたが羨ましい。


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最終更新日  2019.04.17 18:00:21
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