産後リカバリーヨーガ embrace  <東京都調布市・世田谷区>

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2004.01.20
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カテゴリ: 上美知代の日常
 4日に一度はパパが夜勤。そんな日の夜は息子と娘と肩よせあってごはんを食べ,ごっこ遊びをしてお風呂に入って絵本を読んで足よせあって眠る。息子は家にあるぬいぐるみを大集合させ自分のふとんに入れる。ふとんの半分はぬいぐるみだ。ミッフィーちゃんがいないと騒ぎ,どーもくんは今日は旅に出ていると寂しがる。どんな夢をみているんだろーって夢の中をのぞきたくなるような寝言もある。「ママー,着いたよー!」おっ,そこは何処だ?

 太郎を眠らせ,太郎の屋根に雪降りつむ
 次郎を眠らせ,次郎の屋根に雪降りつむ

 三好達治の詩は小さい頃から大好きだった。小さな幸福が,屋根の下で寝息をたてている。


 息子を産んで1年半後に流産したことがある。明らかに私の中にあったストレスで。それから東洋医学やアロマの勉強するため,多い日は週3日夜,家を空けていた。息子は泣きながらパパに抱っこされながら私を見送っていた。あの頃はいっぱいいっぱいだった。自分が認められる場所が欲しかった。役に立つひとになりたがっていた。パパも子どもを私を必要としていたにもかかわらず。私は心から元気になりたいと願い,元気になろうと一生懸命になりすぎていた。自分のせいで消えていった命に我慢できずにいた。
 私がいない夜はパパがすべて家事,育児をやっていた。息子を保育園に迎えにゆき,ご飯を作って一緒に食べ,オムツを洗濯して干し,お風呂に入ってまた遊び,どっと布団に倒れるように眠ったんだと思う。あの頃は意地になってたこともある,ってパパはいつか漏らした。いまとなっては懐かしい小さな夜に支えられて,この家族の体温もしっかり感じられる。

 この年齢になっても自分さがしをするのは逃避だっていった友人がいる。それも実際通ってきた身としてはとても頷ける。ただ,自分の傷があまりに大きすぎて直視できないと,がむしゃらに自分の場所を探し,手応えをつかんでようやく客観的に自分を見つめられるようになる。あの当時の自分の愚かさやその原因も,パパがほんとに大きな支えになってくれていたことも。

 いつもいつも,このひといいひとだなーと,子どものようにお腹をだして,ときにパンツまで脱いで寝ているパパ(あー,すまんすまん,どーもエッチモードになんなくて,ほんとにごめんよー)に,ひそかにラブラブビームを送っている,小さな夜もある。





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最終更新日  2004.01.20 16:42:50


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