産後リカバリーヨーガ embrace  <東京都調布市・世田谷区>

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2012.12.31
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 どうしてもこれだけは。

 書き留めなくてはいけないと。


 高橋大輔は、
世界のフィギュアースケーターとそのファンの間では、
「フィギュアスケートの体現者」
と呼ばれている。

 ダイスケの素晴らしさは、
演技を観ていただけたらすぐに理解できると思うが、
わたしの母ですら「なんでダイスケが優勝じゃないの?」
と聞いてくるほどだ。


 彼の得意技はいろいろあるんだけど、
たとえばその中のほんのひとつ、
「行かないで」
がある。

 前に差し出された腕の指先までもその哀切が自然とこめられ、
去ってしまった愛したひとの残像をリアルに描いてみせる。

 ちなみにダイスケはカパなので、指も長くないし、
爪もごろっとしている。

 だけどうつくしいのだ。
 ダイスケの「行かないで」に対抗できるのは、
おそらくフィギュア界随一のフェロモン王であり、
カンブレ(胸を前に突き出して顎と肩のラインを
うつくしく見せるバレエの技)王のランビエールくらいだろう。

 (ま、わたしはダイスケに杯をあげるけどね)


 同じく哀切を表現するのに欠かせない、
「顔撫で」

 これを「首振り」と組み合わせたときの
ダイスケのファンの心臓の鼓動は最高値になる。


 全日本での「道化師」の、
最後のトリプルフリップジャンプが決まり、
(次々とジャンプが決まってたのね〜、
 いやぁ〜、もうぞくぞくが最高潮でしたよ〜〜〜)
コレオシークエンスに入る直前の、
この「顔撫で」&「首振り」の!!!

 ここを一番リピートしました、にゃはっ

 ダイスケは興奮してくると、
ラストのステップシークエンスがだいたい早くなる。

 バンクーバーのときも、
明らかに早くて、あのザンパノの苦悩に満ちた
すばらしいコレオが、あぁこれが音に完璧に合ってたら
あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、
なんて、映像を見返す度に思ってしまう。

 この時のダイスケは、
マラソンでいうところの「ゾーン」に
入っていたのではないかくらいな集中だったから、
音が合ってようとなかろうと、
ひとつひとつのジャンプが決まる度、
観る者はぐいぐいと魂をわしづかみにされてしまっていたけど。


 愛憎の果てに妻に手をかけてしまった道化師の
取り返せない、踏み込んではいけない世界を破ってしまった
人間の狂おしい熱に、観る者はさらされたのだ。

 あんな熱にさらされるというのは、
フィギュアスケートを観ていて、
一生に一度、あるかないかじゃないか。

 ダイスケは、
ザンパノで、ブルースで、そしてこの道化師で、
世界を現すことの進化を、
それを目にすることのできる幸福を、
みせてくれた。


 レフリーを務めた岡部さんという女性は、
「審判じゃなかったらスタンディングオベーションをしていた」
とおっしゃっていた。

 (レフリーに関しては、
  もうフィギュア問題の悪の原点になるつつあるけど)


 また、生きる勇気をもらってしまった。


 ひとの真摯に何かに向かう努力は、
他の誰かを勇気づけたりすることがある。

 誰かの背をまっすぐにすることも、
心が落ち着かなくなって、熱を出すこともある。

 わたしたちは、影響しあっている。


 この一年も、
仕事を通じて、地域を通じて、
友人、家族に、その姿を通して、
生きる勇気をいただきました。

 そのひとの中にある、愛を感じ、
自分の中にあるそれと重ねてみたり、
ひとりごとのようにつぶやいてみたり、
修造のように熱く語り合ったり。

 ひとつひとつの瞬間に、
あなたの真摯さに、
支えてくれたひとたちに、
出会えたみなさんに、
お世話になりました。


 ありがとう。

 来る年も、
あなたの熱とわたしの熱を交換させてくださいね。


 ありがとう。






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最終更新日  2012.12.31 08:14:53
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