お霊参り2

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清之助^^ @ Re[1]:怪談実話系6 著者9名の競作集(01/14) 風船猫~☆彡さん 大根は痙攣しないものと…
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2022.12.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類

「正直に言うからだ」
それは今から三十年ほど前の話。まだ駆け出しのS水さんは、不動産会社で同じく新人のT中さんと
コンビを組んで、担当するエリアのマンションを管理していた。
その日もT中さんとマンションへ向かうと、六階へ上がりチェックを始めた。六階、五階と終わり
四階に
差し掛かった時だった。
階段を降り、廊下の電気をチェックしていると、突然廊下の突き当りで何かが動いた。

二人でその方向を見ると、下着姿の男が部屋のドアの方を向いたまま、何かに驚いている。
薄手の黄ばんだランニングシャツに紺色のトランクス姿で裸足のまま廊下に立っているのだ。
気になった二人は、男の元へと廊下を歩いていく。
すると男はそのことに気付いたのか、こちらを振り向くと驚いた表情をした後、薄笑いを浮かべ
会釈を
しながらドアの中へと消えた。
『え?』
驚いた二人が慌てて近寄るが、ドアが開いた様子も音もない。
ただドアの中に吸い込まれたように見えた。

慌ててチャイムを鳴らしたが応答がない。ドアノブを回しても鍵がかかっている。
『S水さん、何か臭いませんか?』
確かにドアの前に立つと、ものすごい臭いがする。
二人は急いで一一〇番に連絡をすると警察官の到着を待った。
やがて警察官が到着し、立ち合いのもと、合鍵でドアを開けると玄関の前に男の腐乱死体があった。
服装はさっき二人が見たままの姿。さっき見た男に間違いないだろう。
『ご苦労さまです。どうしてお二人はここで死んでいると思われたのですか?』
おもむろに警察官がS水さんに聞いた。
S水さんは、さっき見た光景をそのまま警察官に話した。
『幽霊ですか?』
警察官は怪訝そうな顔をすると
『では死体の検案が終わるまでは、お二人は第一発見者兼、容疑者ということで署まで
来てもらえますか』


『結局、検案が終わったのはその日の夕方で、会社に戻ったのは夜だったんですよ』
会社に戻ると何人かの社員は残っていた。てっきり自分たちの苦労に、お疲れ様と労いの
言葉をかけてくれると
思っていたが、返って来たのは
『正直に幽霊なんて話すから、そういう目に遭うんだよ』 

以来、S水さんは、管理先で何を見ても幽霊とは絶対に言わないことにしている。





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Last updated  2022.12.24 13:58:40
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