おしゃれ手紙

2020.01.14
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カテゴリ: 映画
カツベン!

映画のはじまりを駆け抜けたスーパースター「活動弁士(カツベン)」

一流の活動弁士になることを目指す俊太郎(成田凌)は、隣町のライバル映画館に客も人材も取られて閑古鳥の鳴く映画館・青木館に流れ着く。
人使いの荒い館主夫婦、傲慢で自信過剰な弁士、酔っぱらってばかりの弁士、気難しい職人気質な映写技師といった曲者ばかりが残った青木館で、雑用ばかり任される俊太郎。
そんな彼の前に、大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手が現れ……。
 「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、無声映画上映時に作品の内容を解説する活動弁士を取り上げた青春喜劇。
一流の活動弁士を目指す俊太郎は、隣町のライバル館に客も人材も取られ人使いの荒い館主夫婦ら曲者ばかりが残った映画館・青木館に流れ着く。
主人公の俊太郎を「愛がなんだ」の成田凌が演じる。
作中には、「椿姫」(1921)を再現した「椿姫」や1932年版を参考に制作した「金色夜叉」などの元のある再現作品や、「南方のロマンス」などといった本作オリジナルの無声映画が登場する。

 音のない映画を解説する「活動弁士」は、時代の寵児だったようだ。

映画の中には、アイドルのように女性から黄色い声援を受け、流し目を送る弁士もいた。
 横溝正史の「悪魔の手毬唄」は、人気活動弁士のもてるが故に悲劇がはじまる、それほど活動弁士はスターだったようだ。

映画の中に、いろんなタイプの弁士が登場する。
アイドル弁士、かつて人気のあった弁士、汗かき弁士・・・。

そんな中で、俊太郎(成田凌)は、群を抜いて面白い。
同じ映画でも、弁士によってこんなに違うのかと納得した。

主演の成田凌は、100人を超えるオーディションで主役を勝ち取ったという。
周りの出演者も面白くて、大いに笑った。
痛快コメディだ。
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Last updated  2020.01.14 01:06:09
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