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2023.08.11

アルゴ探検隊の大冒険★午前十時の映画祭

テーマ：映画館で観た映画(8515)

カテゴリ：映画

アルゴ探検隊の大冒険 ■

かつてのギリシャ王・アリストの子、
ジェイソン（トッド・アームストロング）は、
亡き父の仇ペリアス（ダグラス・ウィルマー）の謀略が張り巡らされているとも知らず、 国に繁栄をもたらすという奇跡の力を秘めた“黄金の羊の毛皮”を求め、選び抜かれた勇者たちと大型帆船アルゴ号に乗って旅立った。
恐ろしい怪物たちの襲来やさまざまな危機を乗り越え、
王女メディア（ナンシー・コヴァック）を助けた一行は、
目的地コルキス国に辿り着くがーー。

　『シンバッド七回目の航海』『恐竜100万年』などで知られるモデル・アニメーションの巨匠、
レイ・ハリーハウゼンの最高傑作。
ギリシャ神話を基にした物語。

★製作国イギリス
★ジャンルファンタジー
★製作年 1963年
★カラーカラー
★上映時間 104分
★監督ドン・チャフィ

　この映画、国に繁栄をもたらすという奇跡の力を秘めた“黄金の羊の毛皮”を求め旅をして、王女メディアに会うという物語で、
「■ 去年見た「王女メディア」 ■と同じ話。
「王女メディア」の方は、
パゾリーニが古代ギリシャ悲劇を「生贄」「呪術」「儀式」「舞踏」などのプリミティブなモチーフにフォークロアな衣装や日本の地唄や筝曲など世界各地の民族音楽を使って鮮烈に描き出す。
独自で大胆な世界観と圧巻の映像美は観客を目くるめく映像体験にいざなう。
この悲劇を支えるマリア・カラスの彫刻の如き美しさも際立ち、フィルムから溢れる生と死、愛情と憎悪の激情がパゾリーニならではのビジュアル・イメージで紡がれる。

　一方、「アルゴ探検隊の大冒険」は、青銅の巨人タロス、巨大蛇ヒドラ、怪鳥ハーピー、
7人の骸骨剣士など、奇怪な怪物たちが続々登場。
どっちかというと漫画チックな映画だった。
1963年の作品だから今のような技術がないので、コマ撮りと実写を合成した驚異のファンタジー・アドベンチャー。
モデル・アニメーションの巨匠、レイ・ハリーハウゼンの最高傑作
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