二代目大家の日々。

二代目大家の日々。

2012.07.31
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カテゴリ: 大家業


国選弁護人立会いの下で退去することになりました。
といっても本人は収容中なので、立ち会ったのは
弁護士、内装業者、保証人、ゴッドマザー、私の合計5人です。

前日にゴッドマザーがケガしたので
どうなることかと思っていましたが
本人はケロッとして、歩くのに問題がないというので
一緒に現場に向かいました。

約束の時間に行くと
弁護士と保証人が引越し業者に指示して
家財道具を全て部屋から出していました。

この部屋は中古物件で購入しましたが
いままで一度も室内に立ち入ったことがなく
窓には黒いカーテンが吊り下げられていて
不気味な雰囲気だったし
シャッターが開いているのを一度も見たことがないので
家財道具を運び出した後はカビだらけではないかと
心配していたのだけれど
家賃だけではなく、公共料金も滞納して
水、ガス、水道が止められていたので
本人はここで寝るだけだったので
思ったよりキレイでした。

ただ、タバコを吸っていたようなので
クロスが全面茶色になって
エアコンのフィルターも黄ばんでいます。

内装屋には事前に預かり敷金の範囲内で
何とか工事を完了するようにお願いしています。

立ち会ってくれた連帯保証人の叔父が
全額、支払ってくれるというので
特に問題はないようです。

「まだ兄貴の子供の面倒みるんかって、嫁に怒られましてね…」
「そうですか…」
「兄貴が学校に行かせてくれたけんですな…」
「そうですか…」
「兄貴はもう亡くなりましたけど、せめて…」
「そうですか…」
「もう嫁が最後やて言いますけん…」
「………………」

大家をやっていると、いろいろな人生が見えてきます。
更生してくれるといいですね。





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最終更新日  2012.08.01 03:02:03
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小場 三代

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