二代目大家の日々。

二代目大家の日々。

2013.09.01
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カテゴリ: 大家業
※ ここから先は…食事時間前に読むのを止めましょう!

「別の意味って?」
「第一発見者にならないこと…」
「第一発見者ですか?」
「そう…」

こういう場合、事件性があるのか、ないのか…
警察はとても気にしています。
もし第一発見者になると
警察の調書に名前が出てくるので
内容を詳しく聞かれるから
拘束時間が長くなります。
調書作成のため、数時間も拘束されることがあります。

第一発見者になると見た画面がトラウマになることもあります。
首つり死体は下に垂れ流しており見るに堪えません。
発見が遅れた孤独死も大変な状況です。
肉が腐って布団やフローリングにズルッと落ちています。
腐敗臭も半端ではありません。
半ば腐りかけた肉体を見るのは精神的にもキツイです。

そのうえ、第一発見者ということで
警察からの聞き取り調査で曖昧な記憶を
鮮烈に思い出させる作業を繰り返していくので
精神が悲鳴を上げていくのです。

「特に、女性ケースワーカーは第一発見者にならないほうがいいと思うわ」
「そうですか…」
「第一発見者にならなくても
 ケースワーカーはそれだけでは済まないのよ」

「というと…?」
「必ず遺体の身元確認をするから
 面識があって、顔の特徴が残っていれば
 本人の確認をさせられますから…」
「そうなんですか…」
「半分腐りかけた顔面を見るのもツライわよ…」
「そうですね…」
「この仕事、こういう覚悟がないと務まらないわよ」
「分かりました」





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最終更新日  2013.09.01 12:57:19
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小場 三代

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