二代目大家の日々。

二代目大家の日々。

2024.06.20
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カテゴリ: 法律


日本最古の憲法は、推古天皇12(604)年
聖徳太子が作成したとされる「十七条憲法」。
年代や作者に疑問はあるが、日本人の感覚にはピッタンこ。
ざっと大まかな内容を見てみよう。

1 和を貴び、相争うな
2 篤く仏法を敬え
3 詔は謹んで承けよ
4 群臣は令を重んじよ
5 私慾を捨て、訴訟を裁け
6 悪を匡し、善を勧めよ
7 官職は人を得なければならぬ
8 群臣百官は早く朝廷に上がり、遅く退け
9 信は義の本である。万事に信であれ
10 寛大であれ
11 賞罰を明らかにせよ
12 国に二君なく民に領主なし。国中の万民は皆天皇を主とする。
 役人が勝手に人民から税を取り立てるのは不法である。
13 役人は自分の任務をよくわきまえて遂行せよ
14 役人は互いに嫉視反目するな
15 私事を忘れて、公事につくのが臣たるの道である
16 民を使役するには時を考えよ
17 大事を決するときには衆と議せよ

これは役人や貴族が守る道徳規範であって
心構え以上の意味はなかったようですが
室町時代「建武式目」、鎌倉時代「御成敗式目」に引き継がれています。
5条、12条~17条は,いまの政治家や官僚に強く言ってやりたい!!!

人は権力を手にすると都合よく使いたがるもの。
役人達を戒める ための「十七条憲法」なのだ。





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最終更新日  2024.06.20 08:20:07
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小場 三代

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