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先日、千島列島沖で地震が起きた際、津波警報と津波注意報(脚注)が発令されました。 今回の場合、予想波高が数十センチという数値だったためでしょうか、関係する市町村が発令した避難勧告や避難指示あるいは海岸への接近または海水中から上る様に勧告ないしは指示があっても、それを守らない人が数多く居たと言うことです。 この予想波高というものは港湾などに設置された験潮儀で観測される海面の高さに対するものであって、実際に津波が来た場合には、それぞれの地形や潮汐あるいは気象条件などによって大きく異なってきます。このため予想波高が50cmであっても、実際の波高は1m以上になることがあります。そのため、たかが30cmくらいの津波だからと侮ることは非常に危険です。 地震は「何日の何時何分に襲来する。」と予測されることは現状では有得ません。ですが、その被害を最小限に抑えることはできます。それは「日頃の準備」です。「来ない。来ない。」と思っていたばかりに、イザ来てしまったら手も足も出ない状態で、ただ呆然と立尽したと言うのでは困るわけです。 地震であれば、建物の強度ですとか、避難用品の準備、避難経路や避難場所の確認。家族が一緒に居ない場合の集合予定場所(これは複数の候補地が必要になります)津波の場合には、自分の居る場所は危険地域にあるのか(広報車などが巡回、防災放送が流れるようなら該当)通常の避難場所ではなく、高台や比較的強固なビルなど高い場所に避難しなければなりませんので、そういった場所の確認も行います。脚注: 津波に関わる警報注意報について 予想される津波の規模に応じて津波注意報、津波警報、 大津波警報がそれぞれ発令される。 津波注意報は予想波高1m未満 津波警報は予想波高1m以上3m未満(2m程度) 大津波警報は予想波高3m以上 予想波高は験潮場における標準海面高の偏差をいう。あんしんの殿堂防災館(下のQRコードでも飛べます)
2007.01.21
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左サイドにリンクページを作成しました。以前からある「日本国憲法」のページも併せてご利用下さい。食品の店 ショッピングモール
2007.01.17
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