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USB Type-Cコンセント「TAP-KJC1」シリーズ 最大18Wの出力に対応した壁面埋め込み用USB Type-Cコンセント製造/販売サンワサプライ製品情報USB Type-Cコンセント「TAP-KJC1」シリーズ価格比較ここをクリック 壁埋込みコンセント向けとなる充電用USBコンセントで、USB Type-Cポート1基を搭載。PD 18Wでの充電を行うことが可能だ。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2タイプを用意。
2024.03.26
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交換レンズ「S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」 フルサイズミラーレスカメラLUMIX S用の新レンズ大口径魚眼レンズ製造/販売パナソニック製品情報交換レンズ「S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」価格比較ここをクリック ライカ、シグマ、パナソニック、BlackmagicなどのLマウントカメラで利用可能。28mmから200mmなので、7.14倍のズームとなるが、光学と機構を細部までこだわった緻密な設計により、全長93.4mm、質量413gの世界最小・最軽量を実現している。さらに、最短撮影距離14cmで、最大撮影倍率0.5倍が可能。レンズ先端から被写体まで約3cmに迫り、ハーフマクロ撮影が可能だ。レンズ構成は13群17枚で、ASPHレンズ、ED/UEDレンズを使用。広角端でも絞り開放で周辺部まで再現度が高いうえ、美しいボケも実現している。また、光学設計により、フォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化するブリージング現象を抑制。リニアモーターの採用で静音性も実現している。MFリングのリニア・ノンリニア切り替えが可能で、防塵防滴、耐低温、フッ素コート、フードロックボタン、AF/MFスイッチも搭載する。
2024.03.24
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交換レンズ「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」 サイズは直径が73.6mm×全長82mmで、重量は298g製造/販売Panasonic製品情報交換レンズ「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」価格比較ここをクリック 新たなダブルフォーカス構成と非球面レンズ3枚を採用した光学設計、新開発デュアルフェイズ・リニアモータの採用により小型・軽量化を実現。世界最小・最軽量のマクロレンズである(AF対応フルサイズミラーレス用交換レンズ、焦点距離 90mm 以上の等倍マクロレンズにおいて)。同社のF1.8単焦点レンズシリーズ(18/24/35/50/85mm)と同サイズで、フィルター径も67mmで、ジンバルやドローンに搭載する場合もバランス調整が最小限で済む。色味や描写性能も統一しているという。等倍の近接撮影だけでなく、中望遠らしい自然なスナップやポートレート撮影など、機動性を活かしたした多彩なシーンで活用できる。フォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化するブリージング現象を抑制しており、動画撮影でも活用できる。レンズ構成は11群13枚で、ASPHレンズ3枚、EDレンズ1枚、UEDレンズ2枚を内蔵する。最短撮影距離は204mmで、撮影倍率は1.0倍。新開発のデュアルフェイズ・リニアモータにより、従来のリニアモータに比べて、サイズが半減し、重量は50g要?上軽減。高速AF制御に加えて静音性も実現した。また、MFリングのリニア/ノンリニア設定により、撮影者の意図やシーンに沿ったピント送りをサポートする。リニアは旧来のレンズのように、フォーカスリングを回した分だけピントが移動、ノンリニアは回転速度に応じてピントが移動するので、より精密なピント合わせができる。フォーカスリミッタースイッチも搭載し、FULLと0.5m~無限遠、0.204~0.5mを切り替えられる。
2024.03.23
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ネットワーク・エフェクト 弊機「あなたの統制モジュールを無効化できます」著者・編者マーサ・ウェルズ=著出版情報東京創元社出版年月2021年10月発行かつて大量殺人を犯したとされた人型警備ユニット=殺人 (マーダー) ボットの“弊機”は、アラダ博士やティアゴ博士がいる海洋研究施設を警備していたが、突然、襲撃を受け被弾する。“弊機”は、かつて、グレイクリス社に囚われていたプリザベーション連合評議会議長メンサー博士を救出し、その縁で、彼女の警護を続けていた。メンサーは“弊機”に、調査隊に同行している娘のアメナの警護をするよう依頼したのだった。だが、調査隊のメンバーは、全員が“弊機”を信頼しているわけでは無かった。“弊機”たちは何とか敵を撃退し、軌道上の母船にドッキングすると、ワームホールを抜けてブリザベーションへ向かった。ブリザベーション宙域に入ると、正体不明の宇宙船の襲撃を受け、アメナと“弊機”は囚われてしまう。正体不明の宇宙船には、エレトラという女性とラスという男性が囚われていた。アメナと“弊機”は2人と協力し、正体不明の宇宙船からの脱出を試みる。“弊機”は正体不明の宇宙船に見覚えがあった。それは、かつて、“弊機”の逃亡を手助けしてくれた不愉快千万な調査船 (アスホール・リサーチ・トランスポート) 「ART」(ペリヘリオン号)だった。だが、正体不明の強化人間はARTを消去したと主張する。はたしてARTは消えてしまったのか‥‥。そして、埋め込まれたインプラントによってラスは死んでしまい、エレトラも重傷を負った。“弊機”とアメナはエンジンルームに入った。そこで見たものは‥‥。想定よりはるかに早い時間でワームホールから出てみると、脱出ポッドで母船へ逃げたはずのティアゴ、オバース、ラッティと合流する。“弊機”の活躍で復活したARTは、放棄されたコロニーの調査に向かったはずだった。そこでARTの記憶は途切れており、目覚めてみると乗組員がいなくなっていたという。ARTが到達した星系には、40年近く前にアダマンタイン社が開発に失敗して放棄されたコロニー惑星があった。バリッシュ‐エストランザ社がコロニー惑星をサルベージしようとして宇宙船を送り込んだが、何かの事故かトラブルに巻き込まれたらしい。エレトラはその生き残りだった。ARTは、漂流しているバリッシュ‐エストランザ社の補給線を発見し、“弊機”とアメナが乗り込み、レオニード管理者にエレトラを引き渡し、代わりに情報を得ようと交渉する。補給船を離れたARTから、“弊機”、オバース、ラッティの3人が、謎の解明とARTの乗組員を探すため、コロニー惑星の宇宙港へ降下する。その前に、“弊機”はARTの重武装を活用するために、自らのコピーをARTにインストールすることを提案するが、ARTに拒絶される。コロニー惑星で、“弊機”はアイリスという女性を含む5人のART乗組員を救助する。だが、“弊機”は敵の攻撃を受けて機能を停止し、捕らわれてしまう。ARTは“弊機”を救出するため、そのコピーである「マーダー・ボット2.0」を敵のネットワークに侵入させる。アダマンタイン社が開発に失敗した敵の存在が明らかになる。だが、“弊機”は、いまもにも敵制御システムに乗っ取られそうな状況である。そんなとき、“弊機”の参照空間に入り込んだ“2.0”が「シャットダウンして、ユニットを破壊してください。さあ、早く」と言った。だが、そんなことをすれば“2.0”は消滅してしまう。“2.0”は言う。「わかっています。なんのためのキルウェアだと思っているんですか。ばかですね。やってください」。“弊機”はミキのことを思い出していた――。すべてが終わり、ブリザベーションからメンサーが乗った武装船が救援に駆けつけた。ARTは“弊機”に一緒に仕事をしないかと持ちかける。“弊機”は、とりあえずARTのインデックスをキーワード検索して、『時間防衛隊オリオン』よりさらにリアリティのない作品をみつけると、ARTは第1話を流しはじめたのだった――。対人恐怖症で皮肉屋で、仕事の合間にダウンロードしたドラマを見て過ごす警備ユニット(アンドロイド)“弊機”の一人称で話が進むマーダーボット・シリーズ初の長編である――誰かに束縛されることを嫌い、善良なハッカーではあるけれど、相手から寄られるのは苦手で、けっして本名を明かさない。そのくせ、最初に救助したメンサー博士に対して「大切なのは弊機ではなく、あなたです」と言い放つ。まるで自宅警備員のような“弊機”が可笑しい――『灰羽連盟』の原作者・安倍吉俊がカバーイラストを担当しているのも秀逸だ。前作で登場した調査船ARTに加え、今回は警備ユニット3号が暴走仲間に加わる。各々に個性があって面白い。また、“弊機”のスピード感のあるアクションシーンが増し増しで、実写化したら面白い映画になると思う。そして、表紙に描かれている可愛い少女アメナ(メンサーの娘)を中心に、総出で“弊機”の救出に向かい、大団円を迎える。“弊機”は、統制モジュールの束縛から解放された警備ユニット3号にこう言う。「変化は怖いものです。選択も怖い。しかし、行動を誤ると自分を殺すものが頭のなかにはいっているのは、もっと怖いです」――さて、貴方は行動を誤ると自分を殺すような束縛を受けていないだろうか。そういった束縛から解放されたとき、何をしていいのか分からなくなっていやしないか。そんなときは、“弊機”のように籠もって好きなコンテンツを視聴しよう?堺三保 (さかい みつやす) さんの「解説」にあるとおり、マーダーボット・シリーズは、「遠未来のアンドロイドの話を描いているようで、この物語は現代人とそれを取り巻く環境のメタファー」なのである。
2024.03.21
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イヤホン「MOMENTUM True Wireless 4」 オールマイティなジャンルが楽しめるチューニングが採用製造/販売ゼンハイザー製品情報イヤホン「MOMENTUM True Wireless 4」価格比較ここをクリック 「MOMENTUM True Wireless 3」の後継モデルにあたり、音質と機能面がいずれも向上した。自社開発の7mm径ダイナミックドライバーを搭載したTrueResponseトランスデューサーは、3~5kHzの帯域がよりクリアに、8kHz付近を柔らかく調整されているという。どのジャンルでもキレイに鳴らせるオールマイティなサウンドが特長。新しいノイズ低減マイクを採用したことで、アクティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能も進化、より自然かつ優れたノイズ低減が可能になっている。そのほか、96kHz/24bitのaptX adaptiveおよびaptX Losslessのほか、LC3を含めた最新のコーデックに対応。Bluetoothの接続製も向上している。バッテリーライフも改善しており、イヤホン単体で最大7.5時間、充電ケース併用で最大30時間使用できる。本体はIP54の防水・防塵に対応、重さは片側約6.2g。
2024.03.20
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バックアップメモリー「Qubii EX」 スマホを充電するたびに自動バックアップするバックアップメモリー製造/販売サンワサプライ製品情報バックアップメモリー「Qubii EX」価格比較ここをクリック 本製品は、メモリーが内蔵されているのでmicroSDカードは不要。容量は256GB・512GB・1TBの3種類、カラーはパールホワイト・スカイブルー・ローズゴールドの3種類、計9種類がラインアップ。製品サイズは、およそ幅25×奥行き25.25×高さ40mm、重量は、およそ20g。本製品をACアダプターとケーブルの間に挟むだけで接続完了。専用アプリ「Qubii Pro」を使用することで、接続するたびに自動でデータをバックアップ。Power Delivery 60Wの高速充電に対応。接続するだけで自動バックアップできるので、他のアプリを起動しながらでも使用できる。iOS・Androidのどちらにも対応。iOSアプリ「ファイルアプリ」との連携に対応し、iPhone内にあるファイルを「Qubii Pro」アプリに移動も可能。PC用のUSBメモリーとしても使用できる。Apple純正ACアダプターとほぼ同じ形状のコンパクトサイズで、持ち運びも便利。MaktarIDによるロック機能でパスワード不要のセキュリティー対策も可能だ。
2024.03.19
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CPU「Core i9-14900KS」 第13世代Coreプロセッサー・ファミリーの最上位モデル製造/販売Intel製品情報CPU「Core i9-14900KS」価格比較ここをクリック 第14世代Core iプロセッサのフラッグシップモデル「Core i9-14900KS」は、Core i9-14900Kに対してターボブースト利用時の最大周波数が6GHzから6.2GHzに高められ、プロセッサーのベースパワー(PBP)が125Wから150Wに増加。コア数はPコア8、Eコア16、スレッド数は32。Eコアの最高クロックも4.4GHz→4.5GHzへと向上しており、Intelのコンシューマ向けCPUの中では間違いなく最高峰の性能を発揮する。キャッシュ(36MB Intel Smart Cache)、対応メモリ(DDR5-5600/DDR4-3200、デュアルチャンネル)などの仕様も同じ。GPUも同じくIntel UHD Graphics 770が搭載される。【主な仕様】プロセッサ・コアRaptor Lake Refreshプロセス・ル-ルIntel 7コア数・スレッド数コア数 24(P-core 8E-core 16)スレッド数 32動作周波数ターボ・ブースト利用時の最大周波数 6.20 GHzソケットFCLGA1700キャッシュ容量Intel Smart Cache 36MバイトL2キャッシュ 32Mバイト命令セット拡張Intel SSE4.1, Intel SSE4.2, Intel AVX2Intel Gaussian & Neural Accelerator 3.0内蔵GPUインテル UHD グラフィックス 770グラフィックス動作周波数 300MHz~1.65GHzグラフィックス出力 eDP 1.4b, DP 1.4a, HDMI 2.1実行ユニット 32DirectX対応 12OpenGL対応 4.5対応メモリ2チャネル DDR5-5600>2チャネル DDR4-3200(最大 192Gバイト)周辺I/FDirect Media Interface 4.0×8PCI Express 4.0/5.0 interface×20消費電力ベースパワー 150W最大ターボパワー 253WラインナップCore i9-14900KSPコア8,Eコア16/32スレッド,最大6.2GHz,PBP 150WCore i9-14900KPコア8,Eコア16/32スレッド,最大6.0GHz,PBP 125WCore i7-14700KPコア8,Eコア12/28スレッド,最大5.6GHz,PBP 125WCore i7-14700FPコア8,Eコア12/28スレッド,最大5.4GHz,PBP 65WCore i5-14600KPコア6,Eコア8/20スレッド,最大5.3GHz,PBP 125WCore i5-14400FPコア6,Eコア4/16スレッド,最大4.7GHz,PBP 65WCore i3-14100FPコア4,Eコア0/8スレッド,最大4.7GHz,PBP 58W
2024.03.16
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ワイヤレスイヤフォン「Bose Ultra Open Earbuds」 全く新しいタイプの耳を塞がないイヤフォン製造/販売Bose製品情報ワイヤレスイヤフォン「Bose Ultra Open Earbuds」価格比較ここをクリック 本体は、ボーズの独自設計によるドライバーを搭載するスピーカー部と、バッテリーにSoCなどを積むバレル(樽)型の部分に分かれている。ふたつの筐体は「Flexバンド」と名付けられた、伸縮するベルトでつながれている。ベルトが縮んだ状態に戻ろうとする力を利用して、耳にはさみ込んで装着する。プレッシャーは強すぎず、緩すぎず、ほどよいグリップ感が得られる。付ける位置は、耳の下側にベルトが斜め45度の角度で上に向く状態を推奨しており、メガネやマスクの装着位置とバッティングしない。オープンスタイルのイヤホンだが、中高域のボーカルや楽器のメロディ、パワフルな低音のビートなど情報量がびっしりと詰まったサウンドが楽しめる。そして聴いているサウンドが驚くほど外に漏れない。対応コーデックはAAC/SBC。連続再生時間は最澄7.5時間。IPX4防滴だ。カラーバリエーションブラックホワイト
2024.03.15
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中判ミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX100 II」 中判サイズ(43.8×32.9mm)1億画素の大型イメージセンサーを搭載しながら、圧倒的な高速性能製造/販売富士フイルム製品情報中判ミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX100 II」価格比較ここをクリック 前全モデルからイメージセンサーを新開発の「GFX 102MP CMOS II HS」に刷新。画像処理エンジンにはXシリーズ第5世代としてX-H2S/X-H2/X-T5でも採用された「X-Processor 5」を搭載した。GFX100との比較で最大2倍の信号読み出し速度を実現するという、GFXシリーズのフラッグシップに位置づけられるモデルとなっている。GFXシリーズとして初となる、ディープラーニング技術を用いたAIによる被写体検出AFを搭載。動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンの認識に対応する。ピントを合わせたままの被写体追従に対応するため撮影時には構図に集中できるほか、従来機より進化したAF予測アルゴリズムにより、高い動体追従性が求められるスポーツ撮影にも対応するとしている。AFアルゴリズムの改良により、顔・瞳AFも向上した。新しいフィルムシミュレーションとして「REALA ACE」が搭載された。同モードの特徴について、「忠実な色再現性とメリハリのある階調表現を併せ持つ」としている。このほか、全20種類のフィルムシミュレーションを搭載している。約4億画素の画像を生成する「ピクセルシフトマルチショット」も利用できる。有効1億画素のFUJIFILM GフォーマットのCMOSイメージセンサーを搭載した中判ミラーレスカメラ。35mmフルサイズのイメージセンサーに比べて約1.7倍の面積を持ち、高い解像度で、質感や立体感、空気感を捉えられる。ボディは35mm判フルサイズ一眼レフカメラに近いサイズと重量だが、レンズは大きい。だが、ボディ内に内蔵された最大6.0段の手ぶれ補正機能が、扱いの難しい大型センサー、高画素のカメラで手軽に撮影ができるようになっている。【主な仕様】撮像素子43.8mm×32.9mm (FUJIFILM G Format)ベイヤ―CMOSセンサー(原色フィルター)×1有効画素数 約1億200万光学系レンズマウント FUJIFILM Gマウントシャッター速度 1/4,000~60分,バルブ(電子シャッター 1/32,000~)モニター 3.2型(3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター,約236万ドット)電子ビューファインダー 0.64型(有機EL,倍率 約1.00倍,約944万ドット,視野率約100%)手ブレ補正 センサーシフト方式5軸補正(8.0段)露出制御測光方式 TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点露出制御 プログラムAE/絞り優先AE/シャッタースピード優先AE/マニュアル露出ISO感度 80~12,800(拡張モード ISO40~10,2400)露出補正 -5.0EV~+5.0EV(1/3EVステップ)画像処理画像処理エンジン X-Processor 5フィルムシミュレーションモード 20モードモノクロームカラーグレイン・エフェクトカラークローム・エフェクトスムーススキン・エフェクトダイナミックレンジ設定ホワイトバランス明瞭度セルフタイマーインターバルタイマー撮影静止画記録最大解像度 11,648×8,736 ピクセル記録方式 DCF(Ver.2.0準拠), JPEG, RAW(16/14bit), TIFF(8/16bit)連写 最大約 8.7コマ/秒(最大1,000枚以上)動画記録最大 8,192×4,320, 24p(記録方式 HEVC/H.265, MPEG-4 AVC/H.264, Apple ProRes 422 HQ/422/422 LT)音声 ステレオ(記録方式 リニアPCM, 24bit/48KHzサンプリング)記録メディアSD/SDHC/SDXCカード(UHS-I対応/UHS-II対応/ビデオスピードクラスV90対応)CFexpress Type BカードSSDインターフェースUSB Type-C(USB3.2 Gen1)×1HDMI端子×1?3.5mmマイク、リモートレリーズ兼用(ステレオミニジャック)×1?3.5mmヘッドホン端子(ステレオミニジャック)×1ホットシュー×1シンクロターミナル×1無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac×1Bluetooth 4.2×1本体サイズ(幅)152.4×(奥行)46.5~98.6×(高さ)117.4×(直径)×(全長)ミリ本体重量約948グラム電源リチウムイオンバッテリーパック×1カメラシステムボディ標準レンズ GF63mmF2.8 R WR標準レンズ GF80mmF1.7 R WR標準ズームレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR中望遠マクロレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
2024.03.14
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デジタル一眼レフ「OM SYSTEM OM-1 Mark II」 撮影者の負担を軽減する小型軽量ボディーに、8.5段の手ぶれ補正と、画像処理エンジンTruePic IXを搭載し、一眼トップクラスの高画質を実現製造/販売OMデジタルソリューションズ製品情報デジタル一眼レフ「OM SYSTEM OM-1 Mark II」価格比較ここをクリック 前モデルに比べ、RAWの記録ビットが「12bit」と「14bit」から選択できるようになった。14bitはデータ容量が大きくなるが、階調再現性は格段に高くなる。また、手ブレ補正機構は、ボディ単体で「OM-1」の最大約7段分の補正効果から、最大約8.5段分へと大きく進化した。AI被写体認識の性能も向上している。AI被写体認識には、これまで設定上で独立していた「人物」が含まれるようになり、「モータースポーツ」、「鉄道」、「飛行機」、「野鳥」、「犬・猫」と合わせて6種類の中から選べるようになった。有効約2,037万画素の裏面照射積層型のLive MOSセンサーを採用。画像処理エンジンは、従来比3倍の高速演算処理と新画像処理アルゴリズムを持つ「TruePic X」(エックス)。動画記録は4K60Pに対応(従来は4K30P)。これまでのオリンパスカメラにも搭載されていた「手持ちハイレゾショット」「ライブND」といった撮影モードを、メニュー画面の「コンピュテーショナル撮影」に集約した。新エンジンの処理速度向上に伴い、手持ちハイレゾショットの処理時間は12秒から5秒に短縮。ライブNDの効果もND32相当からND64相当に拡大した。深度合成の処理も高速になったという。AFシステムは、1,053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF。クアッドピクセルAFは、イメージセンサーのフォトダイオードを4分割する構成により、縦横の両方で位相差情報を取得できるのが特徴。全画素・全撮影領域で、さまざまなパターンの被写体の測距が可能になったとしている。インテリジェント被写体認識AFは「AI被写体認識AF」と名前を改めている。車/バイク、飛行機、鉄道、鳥に加え、新たに犬と猫の認識に対応した。ブラックアウトフリーで連続撮影50コマ/秒に対応。AF/AE固定では120コマ/秒の連写が可能となった。メカシャッター撮影時(ブラックアウトあり)の連写速度は最大10コマ/秒。シャッターボタンの全押しから遡って撮影できる「プロキャプチャー」は、連写速度が60コマ/秒から120コマ/秒に向上。記録コマ数も35コマから最大70コマに拡大した。EVFは576万ドットOLED(従来は236万ドット液晶)。表示遅れ0.005秒、120fpsとなった。ファインダー倍率は0.83倍。背面モニターは104万ドットから162万ドットに高解像度化している。メニュー構成を一新。縦に並んでいたカテゴリを横に並べ、大きなカテゴリごとに色分けを行った。初めて使うユーザーにもわかりやすい構成だとしている。ダブルSDカードスロットを搭載。両スロットともにUHS-II対応となった。バッテリーは容量2,280mAhの「BLX-1」。撮影可能枚数は520枚(低消費電力撮影モードで約1,100枚)。カメラ本体のUSB Type-C端子を使い、モバイルバッテリーなどからの給電・充電も可能としている。【主な仕様】撮像素子4/3型 裏面照射積層型 Live MOS センサー(17.4mm×13.0mm マイクロフォーサーズ)×1有効画素数 2037万(SSWF:超音波防塵フィルター)画像処理エンジン TruePic X光学系レンズマウント マイクロフォーサーズマウントシャッター速度 1/8000~60秒, バルブ、ライブタイム、ライブコンポジット手ぶれ補正 あり(撮像センサーシフト式 5軸手ぶれ補正,シンクロ手ぶれ補正時 補正段数:8.5)モニター 3.0型(2軸可動式,静電容量方式タッチパネル,約162万ドット)OLEDビューファインダー(約576万ドット,約1.48倍~約1.65倍)露出制御測光方式 324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト / シャドウ測光範囲 EV -2~20(F2.8、ISO100相当)ISO感度 200~102,400露出補正範囲 ±5 EV(1/3, 1/2, 1 EV ステップ選択可)画像編集ホワイトバランス オート、プリセット(7種)、ワンタッチWB(登録可能数:4)、CWB(色温度指定)ピクチャーモード i-Finish 、Vivid 、Natural 、Flat 、Portrait 、モノトーン 、カスタム 、eポートレート 、水中 、カラークリエーター、アートフィルターアートフィルター ポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、トイフォト、ジオラマ、クロスプロセス、ジェントルセピア、ドラマチックトーン、リーニュクレール、ウォーターカラー、ヴィンテージ、パートカラー(18色)、ブリーチバイパス、ネオノスタルジーブラケット撮影HDR撮影(3コマ、5コマ、7コマ)デジタルシフト撮影フィッシュアイ補正撮影(3種)ライブND(ND2/4/8/16/32/64/128)ハイレゾショット(RAW 10,368 x 7,776)ライブバルブ/ライブタイム撮影ライブコンポジット撮影インターバル撮影多重露出 2コママルチアスペクトワンプッシュデジタルテレコン 2倍編集機能 RAW編集、階調オート、モノクロ作成、セピア作成、赤目補正、鮮やかさ調整、リサイズ(1280x960, 640x480, 320x240)、トリミング、アスペクト、画像合成、アフレコ動画編集(トリミング(前切・後切)/静止画切り出し(4K動画のみ可))静止画記録最大解像度 5,184×3,888 ピクセル記録方式 JPEG, RAW(12/14bit), JPEG + RAW(DCF2.0、Exif2.31)連写 最大約 120コマ/秒動画記録最大 4,096×2160, 60p(記録方式 MPEG-4AVC/H.264)音声 ステレオ(記録方式 WAVE, リニアPCM/24bit, サンプリング周波数 96kHz)記録メディアSD/SDHC/SDXCカード(UHS-I / II対応)×2インターフェースUSB Type-C×1リモコン端子(φ2.5ミニジャック)×1HDMI端子×1フラッシュ端子×1外部マイク入力端子(φ3.5 ステレオミニジャック,プラグインパワー対応)×1ヘッドホン端子(φ3.5 ステレオミニジャック)×1無線LAN IEEE 802.11b/g/n/ac×1Bluetooth 4.2×1本体サイズ(幅)134.8×(奥行)72.7×(高さ)91.6×(直径)×(全長)ミリ本体重量約 599グラム電源リチウムイオンバッテリーパック×1ラインナップボディ12-40mm F2.8 PRO IIレンズキット12-45mm F4.0 PROレンズキットパワーバッテリーホルダー HLD-10ワイヤレスリモコン RM-WR1リチウムイオン充電池 充電器セット SBCX-1
2024.03.13
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3.5インチHDD「WD241KRYZ」 最大容量となる24TBの3.5インチHDD製造/販売Western Digital製品情報3.5インチHDD「WD241KRYZ」価格比較ここをクリック エンタープライズ向け「WD Gold」シリーズの最大容量モデル。記録方式はCMRを採用するほか「OptiNANDテクノロジー」やプラッタ回転時の空気抵抗を抑える「HelioSealテクノロジー」、不意の電源断が発生した場合でもデータを保護する「ArmorCacheテクノロジー」などの機能を備える。主なスペックは回転数7200rpm、キャッシュ容量512MB、転送速度は298MB/s、MTBFは250万時間、製品保証は5年間となっている。
2024.03.11
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ビデオカード「GK-RTX4070TiSP-E16GB/WHITE/TP」 GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載ビデオカード製造/販売玄人志向製品情報ビデオカード「GK-RTX4070TiSP-E16GB/WHITE/TP」価格比較ここをクリック アドレサブルRGB仕様の3連ファンを採用した白色のVGAクーラーを備えたGeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載カード。冷却ファンは92mmファン×2、102mmファン×1の「WINGS 2.0」を採用する。冷却ファンは92mmファン×2、102mmファン×1の「WINGS 2.0」を採用。カード長は323mmと長いがVGAサポートスタンドが付属する主なスペックは、ブーストクロック2640MHz、ビデオメモリーはGDDR6X 16GB(メモリークロック1312.5MHz/21Gbps)で、インターフェースはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4a×3、カード長は323mm、補助電源コネクターは16ピン×1を備える。製品には、電源変換ケーブル(2×PCIe 8pin to 16pin)とVGAサポートスタンドが付属する。
2024.03.10
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交換レンズ「15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE」 F1.4と大口径のフルサイズミラーレスカメラ用の魚眼レンズ製造/販売SIGMA製品情報交換レンズ「15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE」価格比較ここをクリック ソニーEマウントと、ライカ、シグマ、パナソニックなどのLマウント用。対角魚眼というのは、対角線での画角が180度を持つレンズで、F1.4という開放絞りの明るさを実現している。最新の光学設計により各収差を徹底的に補正。魚眼ならではの特徴的な表現と、開放から画面全体における高い解像力を両立している。特殊低分散ガラスのFLD4枚、SLD3枚、非球面レンズ2枚を含む15群21枚というレンズ構成を採用。サジタルコマフレアを中心に各収差を良好に補正することで、開放から画面全体で星景写真撮影にも耐えうる点像再現性と高い解像力を達成している。スイッチ類は絞りリングクリック、絞りリングロック、AFL、MFL(マニュアルフォーカスロック)、フォーカスモード切換えを搭載。Lマウントボディでのフォーカスリングのリニア/ノンリニア設定の切替に対応する。リアフィルターホルダー(ガイドプレートGP-21 対応)とレンズヒーターリテーナーを内蔵。付属品は三脚座(TS-141)、プロテクティブカバー(PT-51)が付属で、専用カバーレンズキャップ(LC1040-01)にはロック機構とフィルタースロットが付いている。
2024.03.08
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ポータブルオーディオプレーヤー「SHANLING H2」 DACチップはシーラス・ロジックの「CS43198」を採用製造/販売MUSIN製品情報ポータブルオーディオプレーヤー「SHANLING H2」価格比較ここをクリック USB DAC、Bluetoothレシーバーとしても利用できる。ヘッドホン出力は3.3mmと4.4mmの2系統。High/Lowの2段階のゲイン調整機能を持つ。最大出力は680mW(32Ω、バランス駆動時)。底面にmicroSDカードスロットを備える。専用アプリ「EddictPlayer」の“SyncLink機能”を使ってスマートフォンとペアリングすると、SDカード内の楽曲ライブラリにアクセス可能だ。ラインナップブラックシルバーレザーケース
2024.03.07
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神秘のセラピスト 羽村佐智「確率なんてどうでもいいんです。治るか治らないか、2つに1つなの。これまで医者の勧めどおりに治療を受けてきた。そうすれば、完治する可能性が高いって言われて。でも、あの子はいまも治っていない」著者・編者知念実希人=著出版情報実業之日本社出版年月2024年2月発行■雑踏の腐敗天医会総合病院 (てんいかいそうごうびょういん) の統括診断部外来診察室を訪れた宮城椿 (みやぎ つばき) は、弟の辰馬 (たつま) が外に出ると体が腐ってしまうと怯えていると訴えた。担当の小鳥遊優 (たかなし ゆう) は、紹介元の総合病院の検査データに目をとおるが、とくに異常は見当たらない。辰馬は、自宅に戻れば腐りはじめていた部分も元に戻ると言い、精神科の受診は拒否しているという。「面白い!」と、統括診断部長の天久鷹央 (あめく たかお) が診察に割り込んでくる。週末に鷹央は優をともない、辰馬を往診する。辰馬が渋谷駅に行ったときだけ体が腐るというので、4人で渋谷駅へ向かった。鷹央は途中で脱落してしまうが、3人がスクランブル交差点を半分ほど渡ったところで、優は、辰馬が指先から耳まで変色していくのを目にした。人混みが苦手な鷹央はハチ公像の近くでうずくまっていたが、すでに辰馬の異変を解明する仮説を立てていた。ただ、確定診断をくだすために、ちょっとした検査が必要だという。寒空の下、鷹央は優に辰馬の採血をするように指示する。すると‥‥。なぜスクランブル交差点を渡るときに限って症状が出たのか、鷹央が説明する。■永遠に美しく統括診断部外来診察室を訪れた島崎美奈子 (しまざき みなこ) は、「母に恋人ができたんです」と小鳥遊優 (たかなし ゆう) に訴えた。その恋人というのが、「気」を使った若返り治療をやっている鍼灸師だという。72歳の南原松子 (なんばら まつこ) の写真を見ると、1年前の写真とは別人だった。顔のしわは目立たず、皮膚には張りと光沢が見られる。美奈子と姉妹に見えるほどだ。「おお、これはすごいな」、と統括診断部長の天久鷹央 (あめく たかお) が診察に割り込んでくる。美奈子によれば、母はその鍼灸院を何人かに紹介し、「特別な治療」を受けた3人は一見して分かるぐらい若返っているという。鷹央と優は週末に南原松子を訪ねた。鍼灸師は神尾秋源 (かみお しゅうげん) といい、1回の治療で3万円。最初の1ヶ月は30~40万円で、そのあとは月に6万円という価格設定。鷹央と優は神尾秋源の治療を見学することになった。松子は優の心の中を見透かしたかのように、「胡散臭いでしょ、この人」と言う。鷹央は神尾秋源の治療を受けたいと申し出るが、彼は「だってお嬢ちゃん、中学生だろ? まだ十分若いから、若返る必要なんてないよ」と応じたものだから、鷹央は殺気すらはらんだ目で抗議しようとしたところ、優は彼女を小脇にに抱えて退散する。2週間後、鷹央は優に車を出せと命じる。神尾秋源の犯罪を暴きに行くと言い出した。神尾鍼灸院に着くと、家宅捜索令状を持った田無署の刑事、成瀬隆哉 (なるせ りゅうや) と数人の男が待っていた。「素人のくせに俺の治療にけちをつけようって言うのか」と反論する神尾秋源に対し、鷹央は「私は素人じゃないぞ。医者だからな」と薄い胸を張る。逮捕された神尾秋源は自らの罪を認めたが、南原松子のケースだけは違っていた。果たして事実は‥‥。■正邪の刻印小児科部長の熊川 (くまかわ) は、「患児は羽村里奈 (はむら りな) ちゃん、9歳、3年前に息切れでうちの救急部を受診、重度の貧血を認めたので入院して検査したところ、急性リンパ性白血病と診断された」と言う。治療法は骨髄移植しかない。幸い、ドナーが見つかった。ところが、医療不信に陥っている母親の羽村佐智 (はむら さち) は、「神様のお告げ」があったとして移植を拒否する。「神様のお告げ」をした預言者の奇蹟を検証すべく、天久鷹央 (あめく たかお) 、小鳥遊優 (たかなし ゆう) 、そしてコールドリーディングを得意とする詐欺師の杠阿麻音 (ゆずりは あまね) は田無保谷 (たなしほうや) カトリック教会へ向かった。預言者の名前は天草炎命 (あまくさ えんめい) といった。だが、炎命を観察する優にはホームレスにしか見えなかった。セーラー服を着て変装した28歳の鷹央は「たしかキリスト教では、赦しを与えられるのは神と、その独り子であるイエス・キリストだけだったはずだ。どんな権限で、その男は罪を赦しているんだ?」と森下則夫 (もりした のりお) 神父に詰め寄る。だが、集まった信者の怒りが鷹央に向けられ、優は鷹央を連れて逃げ出した。2人は天医会総合病院 (てんいかいそうごうびょういん) の屋上にある“家”に帰るが、炎命に浸水する元暴力団員の田山に襲われる。なんとか田山を撃退するが、鷹央は数ヶ月前に白血病で命を落とした三木 (みき) 健太のことを思い出し弱気になっていた。優に病室へ連れて行かれた鷹央は、里奈と話をした。そして、張りのある声で「あの詐欺師の化けの皮を?いで、里奈の命を助けるぞ!」と言った。鷹央は、彼女に憧れる研修医の鴻ノ池舞 (こうのいけ まい) と杠阿麻音を呼び寄せ、何かを準備していた。そして、バチカンからの奇蹟調査官コスタ神父と通訳のルッソが到着し、鷹央は「それじゃあ、いっちょ“神狩り”としゃれこむか」と言って不敵な笑みを浮かべた――炎命の正体とは、そして里奈は助かるのか。鷹央は言う。「私は科学者だから、どんなものでも疑ってかかる。その上で検証を重ね、最後まで残ったものが真実だ」。■詐欺師と小鳥遊優外来を終えた小鳥遊優 (たかなし ゆう) は、商社マンの諏訪野良太 (すわの りょうた) が主催する合コンに参加した。優は湊川瑠璃子 (みなとがわ るりこ) に一目惚れ。ところが、女性陣の中にコールドリーディングを得意とする詐欺師の杠阿麻音 (ゆずりは あまね) が混ざっていた。阿麻音は優に、鷹央への伝言を託す。「縁があったらまた会いましょ。できれば次は敵として」。(感想)■雑踏の腐敗トリックのネタは、聞いたことがないけれど実在する病名――医師でもある作者の知念さんのネタ帳は、ドラえもんの四次元ポケットか?本編の初版は2017年3月――コロナ禍前のことで、2013年6月のDJポリス出動よろしく、舞台となる渋谷のスクランブル交差点は大勢の人が集まっていた。私は東京生まれ東京育ちで、一時期は道玄坂に勤務していたのだが、ハロウィンの夜のスクランブル交差点の混雑は常軌を逸していた。沖縄出身の知念さんはどう見たのだろう。最後に、鷹央は椿が間もなく結婚することにも気付いており、傷心の優に向かって鷹央は「そう、腐るなって」と声を掛け、リフレインのように締めくくられる。■永遠に美しく神尾秋源という名前からして胡散臭い。犯罪者であることは最初から分かっているのだが、その謎解きをしてみせるのが「天久鷹央」シリーズの醍醐味。さて、最後に鷹央の姉であり、病院事務長の天久真鶴 (あめく まづる) が登場し、「いや、姉ちゃん。違うんだ。あの……、ちょっと……。おい小鳥、助け……」と恐怖で引きつった鷹央の白衣の袖を掴んで引きずっていく。『スレイヤーズ』の「郷里の姉ちゃん」を思い出し、そうか、鷹央はリナ・インバースだったのか?■正邪の刻印熊川や鷹央は医師として、骨髄移植のリスクとベネフィットを何度も佐智に説明したようだ。そして、未成年の移植手術には親の同意が必要だ。しかし彼女は「確率なんてどうでもいいんです。治るか治らないか、2つに1つなの」と言って移植を拒否する。こういったシーンは、現実の医療現場でも頻繁に起きているのではないだろうか。リスクは統計的確率で語るもの。しかし、患者(の家族)が求めているのは「治るか/治らないか」の二択――両者の間の溝は深い。優が統計を持ちだして鷹央を励ますシーンがある。鷹央は「統計的にか。なんか科学的に聞こえるが、実際はなんの根拠もない話だな。お前らしいよ」と茶化すが、この言葉に励まされたことは確かだ。知念さんは、この両者の溝を埋めるのが「会話すること」と言いたいように感じた。科学は正しい、そして信仰もまた正しい。両者の結論が相反するときのために、われわれに人間には会話をする能力が与えられているのではないだろうか。
2024.03.06
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新・宇宙戦争 実際のハイブリッド戦争においては、当初、サイバー空間や宇宙空間での不法行為や攻撃から始まり、サイバー攻撃や非物理的な攻撃によって、運用中の人工衛星が複数、同時に停止し、電力、交通、金融などの社会システムが誤作動を起こすと見られます。さらにはSNS上で膨大なデマやうそが流れる中で、大規模停電が長期化し、公共交通機関が大幅に乱れ、金融システムに支障をきたすなど、市民の生活の混乱が長引くことによって、国内の混乱や治安の悪化が生じる可能性があります。著者・編者長島純=著出版情報PHP研究所出版年月2024年1月発行著者は、航空教育集団司令部幕僚長、航空自衛隊幹部学校校長を歴任後、退官した自衛官で、最終階級は空将という長島純さん。宇宙は、科学技術のフロンティアとして、また経済成長の推進基盤として大きな期待をかけられている。そこはまた、安全保障上の駆け引きの場ともなってきた。人類は二度の世界大戦を経て、犠牲者のいない戦争を志向するようになった。それは、物理的な攻撃(陸海空の軍事力)とサイバー攻撃、欺瞞、妨害行為、偽情報の流布などの非物理的攻撃を組み合わせたハイブリッド戦争である。実際、ロシアは2022年2月の軍事侵攻前後、新たなハイブリッド攻撃をウクライナに仕掛けた。一方のウクライナ軍は、宇宙システムを利用した砲撃支援システム「GIS Arta」を戦場に投入し、GPSやドローンからのデジタルデータ情報の処理および伝達速度を速めて、ロシア軍に対する反撃の時間を大幅に縮めることにも成功した。2019年に、中国は国防白書で「智能化戦争(Intelligentized Warfare)」を、米陸軍は「SF:2030-2050年の戦争の未来像」をそれぞれ公表し、AIを利用した戦争について語っている。中国は、1956年に毛沢東国家主席が掲げたスローガン「両弾一星」の下、国家プロジェクトとして核兵器を運搬する手段として宇宙開発に着手した。中国が高い技術力を必要とする宇宙の軍事利用を加速できる背景には、国家規模で推進する「軍民融合(MCF)」戦略の存在がある。2007年1月11日、中国は地上から中距離弾道ミサイルを発射し、運用終了した気象衛星を破壊するというDA-ASAT(Direct-Ascent Anti-Satellite;直接上昇型ミサイルによる衛星攻撃)を行い、大量のスペースデブリを撒き散らした。この他、宇宙空間に配置され別の衛星などを攻撃するために設計された攻撃兵器「共軌道ASAT」や、高出力マイクロ波(HPM)兵器」が実用化されている。米国の戦略的抑止は、核戦力による機動力と敵の兵器がいつ発射されたのかを知る探知能力から成り立っている。だが、極超音速兵器の登場によって、この能力が否定されるようになると、核による先制攻撃を引き起こしかねない。NATO加盟国の中で2018年に、米国が初めて「国家宇宙戦略」を立案し、宇宙が戦闘領域に変化したことを認めた。2019年9月に、フランスに宇宙司令部が置かれた。日本は、2022年12月16日に新たな国家安全保障戦略、国家防衛戦略及び防衛力整備計画の3つの文書の閣議決定を行い、岸田総理は新たに強化すべき能力として、宇宙・サイバー・電磁波などの新たな領域(新領域)への対応能力、経空脅威に対する反撃能力、中国の脅威を意識した南西地域の防衛能力に言及した。2015年にパリで開催されたCOP21では「パリ協定」が採択され、これまで聖域だった軍隊の温室効果ガスにもメスが入った。これを受けフランス軍では、熱帯夜砂漠と言った過酷な環境でも兵士が任務を全うできるよう、兵士の心身を強化改造する技術の研究を進めている。長島さんは SFプロトタイピングの条件として+自然科学の制約と技術の進歩に基づくこと+人間が主体的役割を果たすこと+人間の願望が含まれていることの3つを挙げ、この手法を使って未来の戦争をシミュレーションしてみせる。超大国テュポン国から分離独立しようとするベンヌ国との間での戦いの様子が時系列を追って描かれる。戦いは2027年にはじまり、テュポン国はベンヌ国併合に成功したものの、2049年に至っても終息をみていない。最後に、著者の長島さんと、多摩大学客員教授で地政学の研究家である奥山真治さんとの対話が収録されている。2人は、戦争は人間同士の根源的な戦いであり、その形態が変わっても、人勝ちを流して命を奪われるという事実は変わらないだろうという想定のもと、無人機を操縦する兵士への心理的負担や人間の脳と兵器が直接繋がるBMI(Brain Machine Interface)を考え、新しい戦争では民間への被害が大きくなる可能性について言及する。また、爆撃機から伝染ビラを撒くかつての宣伝戦より、ネットから攻撃の相手を特定して効果的かつ集中的に情報を流して行動変容させる認知戦のおそろしさを説く。本書は『新・宇宙戦争』と題されているが、宇宙における戦略・戦術が中心というわけではなく、宇宙空間やサイバー空間で展開する未来の戦争形態について論じている。SFファンとしては、最終章の SFプロトタイピングによる仮想のストーリーが興味深かった。2027年にはじまったテュポン国の戦争が、22年を経過しても終息せず、戦場はサイバー空間から宇宙空間へ拡散し、地球環境も悪化する――。ここで思い出すのはジェームズ・P・ホーガンのSF『巨人たちの星』――地球人より進んだ科学文明をもつ宇宙人ガニメアン/テューリアンが作ったAIシステム「ゾラック」「ヴィザー」がサイバー空間に偽情報を流し、惑星間戦争を攪乱するというストーリーだ。まさに「新・宇宙戦争」である。このSFでは、敵を殲滅することができたので戦争は終結するのだが、現実の戦争で敵国を〈殲滅〉することはできないだろう。戦争は外交の手段だと言われることが多いが、それは戦争が始まるまでの話で、いざ戦争が始まってしまうと、感情が戦局を支配する――結局、敵対する宗教/民族/文化がある限り、戦争状態は継続する。お互いに大量の血を流し、戦争を継続する意志が挫けた時点で、いったんは戦争状態が停止する。だが、サイバー空間や宇宙空間で、AIの力を借りて〈それほど血を流さない戦争〉を続けていると、かえって戦争状態は長引くのではないだろうか。長島さんと奥山さんの対談の後半に、新しい戦争では民間への被害が甚大になるという指摘も不気味である。ウクライナ戦争やイスラエルのガザ攻撃の経過を見ていると、こうした予想が現実のものになるのではないかと不安でならない。第一次・第二次世界大戦という総力戦を経験した人類は、戦争に莫大なコスト(死傷者を含め)がかかることに恐怖を感じている。サイバー空間を使った戦争は低コストかもしれないが、それが長引けば、トータルコストは総力戦と大して変わらないものになってしまうのではないだろうか。
2024.03.02
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2024.03.02
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