おはようございます。


人の営みは昔から変わりませんね。

よりよくありたいものです。
(2017年01月23日 08時05分45秒)

幸せ探し

幸せ探し

2017年01月21日
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カテゴリ: 私のすきなこと


写真は借り物です。
続き)
源右衛門と善六は下手に訴えられてはかなわないと、しおしおとその場を去っていく。清兵衛は久松に、板の間が汚れたからこれで拭いておきなさいと、善六に拾われた久松の紙を返してやる。
母「清兵衛さんには本当にお世話をかけました。あなたがいなければどうなっていたことやら。それにつけても情けないのは多三郎。親の身代をつらまらぬことに使いつぶして、清兵衛さんの手前も世間の手前も面目ない。お前のようなものは勘当じゃ。さっさと出てお行き。」
清兵衛「いえいえ、若気の至りということで許してあげてください。なんでしたらしばらく多三郎さんを家に寄こしてくれれば、とっくりと私が意見をしてこのようなことがないように言い聞かせます。」
多三郎を連れて清兵衛が出ようとするところへ、母親は押入れに隠れた小糸を連れ出して「私の情けじゃ、着替えの荷物として持ってお行き。清兵衛さん甘いとお思いでしょうが許してください。」と小糸も連れていくように頼む。小糸は母へのあいさつもそこそこに多三郎に駆け寄って、3人は去っていくのだった。
そしてその夜まだ懲りない源右衛門と善六は、油屋にしのびこみ再度色紙を取り返そうとしている。たまたま玄関にいた久松は、盗人が入って来たらしい様子に、手燭を吹き消し隅で震えながら様子をみている。善六は勝手を知っているので、隠し場所を見つけそれらしい箱を取り出している。隙をみつけて久松はその箱から色紙を取り出し、ありあわせの雪駄とすりかえる。二人はそれとも知らず、箱を持って逃げて行くのだった。
(久松は丁稚で金もなくて、好きだけでやっていけないのに流れに身をませてて問題解決能力はなし、清兵衛は頭も切れて度胸もあり、人の不始末を大目にみる度量ももっている。こっち方が私なら絶対いいと思うが)
生玉(いくたま=地名)の段
お染は地蔵参りにかこつけて、久松を供にして外出してきた。縁談は進むしどうしよう。
久松「こうして深い仲になっても、ご主人様にも申し訳なくもう針のむしろで、どうしようもありません。」
あたりを見回すと、芝居小屋のようなものがあり看板に「お染久松祭文」とかかっている。同じような名前の人がいるものだ。どんな話だろうと芝居小屋の前に立って、漏れ聞こえる言葉は「油屋の娘のお染は年は二八の十六で、子飼いの丁稚久松は~」
なんと自分らの事が芝居に乗せられているのかと、驚く二人。これでは世間に顔向けできぬと嘆いていると、突然善六が現れ「色紙も取り返せず、逃げ回って大変な目にあっている。清兵衛にひどい目にあわされて意趣返しに、あいつに恥をかかせるため芝居をかけて破談にさせてやろうとの心づもりじゃ。さあ、私と一緒に逃げようお染さま。」とお染に抱きつく善六。久松に向かっておまえは邪魔だと、脇差を抜きかけるのを、久松は奪い取って善六のわき腹につきたてる。人を殺しては生きては行けぬと近くにある井戸に久松は身を投げる。それを見たお染も私も一緒にと井戸に飛び込む。(これは夢の話)

質店の段
久松は玄関先の帳場に座っていて、目を覚ます。さっき見たのは夢だったのかと少し安心した久松だった。
ところがそこへ祭文売りの売り声が聞こえてくる「ここらあたりでは大声でいうことはできないが、新作の歌祭文ができたよ。さあ買っておくれ。」その声が夢に見た祭文を読んでいる声にそっくりなので、ぞーっとする。
そこへお染が顔色を変えてやってきて「そなた別条はないか。」
久松「もしや、お染さまも不思議な夢を見たのでは・・・」これは二人して死ぬことになる予知夢なのかと顔を見合わせるのだった。
久松「二人で死ねば心中となり、ご主人さまにも清兵衛さまにも申し訳がたちません。私は嘘の理由書き置きにして、一人で死にますからあなたは清兵衛様に嫁いでください。祭文なぞのいやがらせ世間はすぐに忘れましょう。」
お染「いえいえ、私は他の男に嫁ぐ気持ちはありません。しかも悲しいことに風呂上がりに、母さまが私を見られて、そのお腹妊娠しているのではないかと問い詰められました。ややこのできたことはお前にもだまっていたが、母さまは『なんとなく久松とのこと気がついていたが、身持ちには気をつけよと再三いっていたのに、これほど深い仲になっているとは知らなんだ。このようなことお父様へも相談しなんとかせねば。いったいどうするつもり。』と厳しいお怒り。山家屋さんへこの身体で嫁ぐことはできません。」と泣き崩れるのだった。
そこへ母親がお染を呼びお染は去っていく。
表からは久松の父親久作が入ってくる。





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最終更新日  2017年01月22日 10時44分59秒
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Re:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
エンスト新  さん
おはようございます
クライマックスが近づいているご様子ですね。 (2017年01月22日 11時10分29秒)

こんばんは  
mogurax000  さん
>小さい鳥はうろうろして忙しそうですね。
ヒヨドリが来て追い払われても、1~2mの近距離で様子をうかがっています。
そして姿が見えなくなるとすぐに出て来てついばんでいます。
(2017年01月22日 17時24分18秒)

Re:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
写真拝見し、母が作成した、
人形様を、思い出しました。 (2017年01月22日 18時44分06秒)

Re:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
じゅん1234  さん
文楽 一度も観覧していません。今年はぁ一度行きます。 (2017年01月22日 19時24分27秒)

Re:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
美優100715  さん
こんばんは。
話の流れが面白くて、この先どうなるのか期待してしまいます。
でもこのような内容を、一つの公演の中で見ることができるのですから、行ったら楽しいですね (2017年01月22日 20時52分51秒)

Re:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
Hiroki Nara  さん

Re[1]:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
エンスト新さん
はい、大人の方はなんとか収拾を考えているのですが・・・ (2017年01月23日 12時43分31秒)

Re:こんばんは(01/21)  
mogurax000さん
この、こまめさで食事にありついたり危機回避しているのでしょうね。 (2017年01月23日 12時44分51秒)

Re[1]:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
☆☆。えっこ。☆☆さん
同じような表情なのですが、人の心を映して表情をかえます。奥深いと思います。お母様は素晴らしいお仕事をしておられたのですね。 (2017年01月23日 12時46分50秒)

Re[1]:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
じゅん1234さん
機会があれば是非ご覧ください。6月には初心者向けの公演があります。 (2017年01月23日 12時48分18秒)

Re[1]:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
美優100715さん
はい、だいたい通常は4時間半で、そのうち30分は食事休憩であと15分ぐらい休憩があるので4時間弱ありますから、中身は濃いです。 (2017年01月23日 12時50分56秒)

Re[1]:2017初春文楽公演第2部その3 追い詰められる二人(01/21)  
Hiroki Naraさん
愛すること、共に生きると言う事はどういうことなのか色々考えさせられます。 (2017年01月23日 12時53分02秒)

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