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今日まで「 マインド・コントロール
」といえば、特定のカルト集団に対して使われることが多い。ところが、逆の立場から見たとき、 「どちらがマインド・コントロールされているのか?」
と疑問が返ってくることがある。その一例が’統一教アレルギー’である。
日本では、誰もが信じやすいマスメディアを通してその悪評は、計り知れないほど溢れている。それはどちらの側も同じである。違うのは、窓の外(世界)のよい事の一つ・二つだけ多く聞いている点である。
さて、先の疑問をもう一度考えてもらいたい。
膨らんだ悪評という風船の中にいてマインド・コントロールされていないと、誰が言い切れるだろうか?
その風船と米粒を天秤にかけて判断できる自分である、とハッキリいえるのか?
日本の江戸時代を見る思いである。
因みに、 Wikipedia から、米国の裁判所の「マインドコントロール」への判例についての記載があったので、参考までに。
10.マインド・コントロール理論への批判的見解
ある種の宗教団体が信者に対してマインドコントロールをしているといういわゆる「マインドコントロール理論」は、米国の裁判においては採用されなかった。この理論の主唱者であった心理学者の マーガレット・シンガー は、米国心理学会内の有志によって、彼女の主張は科学的な裏付けが乏しく心理学者の間で一般に認められてはいないことを指摘する法定助言書が提出されたことにより、裁判で専門家として証言することを裁判官から許されなかった。このように、この理論は 疑似科学 と見なされるべきだとする学者もいる。
ただし、米国心理学会自体はマインドコントロール理論とそれへの批判のどちらも公式には支持していない。
(より詳細な情報は、「外部リンク」にある「宗教社会学者によるマインドコントロール理論への批判」「『マインド・コントロール』論争と裁判-『強制的説得』と『不法行為責任』をめぐって」を参照のこと)
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