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2012.07.16
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[チョ・ヨンホンの八字紀行]夢と裨補"死ぬ運命も生かす土地の気勢"

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[チョ・ヨンホン東洋学者・コラムニスト/イラスト:チョン・ユンジョン]

去る2009年1月初めに突然に天正宮に行くことになった。 天正宮は京畿道(キョンギド),加平郡(カピョングン),雪岳面(ソラクミョン)のチャンナク山(長楽山,630m)中腹に席を占めている統一教の本部建物でムン・ソンミョン総裁がしばしば留まる所だ。 建物全体がすべて白色の大理石になっていて,非常に独特の雰囲気だ。 その規模もすごいのみならず,外側外観も米国国会議事堂似ていた。 石柱一つが直径2mに肉迫するほどどっしりしていながらも,圧倒する力がある建築物だ。 ここに行くことになった理由はムン総裁が突然会おうという要請をしたためだ。 筆者が2002年当時大統領選挙走者であったノ・ムヒョン候補を大山猫で,イ・フェチャン候補を鷹,クォン・ヨンギル候補を山羊,イ・ハンドン候補を牡牛に比喩して説明した内容が日刊紙記事で出たのに,米国に滞留していたムン総裁がこの動物観賞(観相)記事を見て筆者の名前を記憶しておいていた。 ‘Rev. Moon (外国で主に呼ぶ呼称)'は自分が会いたい人だけ会う。 会いたくない人は絶対会わないという。 こちらで先に会おうといって会える人物ではないのだ。

石造になったバロックの雰囲気のVIP接見室でムン総裁と話を交わした。 私が風水の話を取り出した。 "この天正宮広場で見るから周辺の山々がこの場所を中心に護衛するように囲んでいる。 周辺山々を見下ろす感じがする。 この場所は君臣鳳鳥(群臣奉朝・色々な臣下がごあいさつする局面)席と見える。"するとムン総裁は"君臣鳳鳥でなく,群王奉朝寝ましょう。 臣下でなく色々な王たちがきてごあいさつする席だ。"

"天正宮がチャンナク山7部稜線ぐらいの高いところに席を占めて,場所が非常に強く感じられる。 総裁はどのように見られるのか?" "強い方だ。 それで私が少なくとも3年間はこの場所にしばしば留まりながら,場所を押さなければならない。"

通商の場所が強いところはこれを押すべきなのに,その方法は色々なものだ。 最初は若い学生たち数百人がしばしば行き来するようにすれば良い。 場所が強いところには学校を作れば良い。 軍人が常駐してもかまわない。 若い気勢が行き来しながら留まればその数えた気勢を色々な人が吸収する作用が起きる。 合わせて人から抱くようになる気勢がその場所にまた,作用を起こす。 でなければ多くの人が行き来する店や集会場で利用するのも場所を押す方法だ。 二番目は大きい石塔をたてたり,池を掘る方法がある。 これは仏教の寺院で多く使う方法だ。

三番目は土地で上がってくる地気を体で吸収して,消化できる力量を持った高段者がその場所に留まる方法だ。 高段者は土地で上がってくるのか気を吸収してもオーバーをしないほどの心理的鍛練になっている人を示す。 普通の人々は気勢が強いところにあれば変にオーバーな傾向がある。 場所が良くないところは邪気や悪霊が留まっている場合がある。 この時も上手が夜に寝ることを寝たり瞑想をしながら除霊をしなければならない。 除霊をできなければ逆トランスにかかって,かえって自分がケガする。

ムン総裁は話を繋いでいった。 "私が天正宮建物を作って引っ越してきた後に夢を見た。 真っ黒な暗雲がこの天正宮側に集まる場面を見た。 この暗雲を見て何か不吉な気勢が来ているんだねと判断した。 それで米国,ラスベガスに家を一つ買った。 生きてみたら夢より夢解きがより難しいものだ。"

ムン総裁の話を聞いて見たら理解するのが難しくて気になる大きな課題が多かった。 統一教同じ巨大組織を運営できる霊発の所有者も自身の夢を解釈するのが難しいと感じるということか? 暗雲がくるのと賭博場であるラスベガスに家を買ったという話はどんな関連があるという言葉なのか?

筆者も去る20年超えて韓・中・日の道教と仏教界の数多くの導師に会って話をしてみた人なのに,話を交わして面前で"この二つの件がどのように関連になりますか?"と尋ねることができない。 なぜなら自尊心があるから。 "そんなことも分からない?"と相手が反問する状況になれば,その瞬間私は対話で完全に乙に転落するためだ。 分からないが適当に知ったかぶりしながら,他の主題で対話を継続する度胸と忍耐力がなければならない。 さらには高段者は説明を詳しくしない。 点をとるように一言ずつぱんぱん投げるばかりである話法を使う場合が多い。 詳しく説明することもない。 絶対に論理的な叙述型話法を使うこともない。 この話あの話をするのに過ぎて見ればそれが網目のようにみな関連がある。 事件が含蓄している多次元と立体的側面を表現するためには禅家の横説竪説話法が必要なことだ。

その日対話はお昼以後から始めて,4時間ぐらい続いた。 鄭鑑録と風水,そして弥勒信仰に深い関心を持っていた自身のおじいさんに対する話,幼かった時から今後の事が目に見えたという話,14才に初めて学校に行くことになった理由,日本に留学に行った時体験した色々な経験,人間の運命がどのように決定されるのかに対する道理,世界の有名指導者に対するエピソード,運命が良くするなら積善をたくさんして,福を作らなければならないという話等等だった。 このような話を2時間ぐらいして突然その関連関係が頭の中に入ってきた。
‘そうだね! 暗雲の夢はヘリコプター墜落した事件と関連がある話だね!'

Rev. Moonは2008年7月19日に搭乗していたヘリコプターがチャンナク山に墜落する事故に遭った。 当時言論にこのヘリコプター墜落事件が報道された。 普通ヘリコプターが墜落すれば90%が死亡したり重傷を負うという。 ヘリコプターは空中で突然大きく落ちる事故が多いためだ。 ところでこの日の事故でRev. Moonは死ぬこともなかったし,重傷を負うこともなかった。

これまれなことだ。 運が良かったことか? 暗雲が集まる夢は誰が考えても良くない兆しに該当する。 良くないということは皆知る。

しかし具体的にどのように良くないということかを知っていることが重要だ。 因数分解する方法を分からなければならないことだ。 それでこそ対応をすることではないのか。 暗雲が集まるから、Rev. Moonはラスベガスに家を買った。 これは裨補策だ。 ラスベガスは賭博場だ。 お金を取ろうと目を皿にする賭博場ではないのか。 上カラシナ集に行けば通常は花札賭博をたくさん打つ道理とも同じだ。 ラスベガスは乾燥した砂漠という立地条件,そこに火が夜通しついていて,お金に対する欲望が石のようにかたまったところなので陰気が侵入すること非常に大変なところだ。
暗雲が集まることに対する対策でラスベガスに家を買っておいてRev. Moonは一回ずつ賭博場を巡礼したのだ。

もちろんお金を取るためにでなく賭博場を浄化するための措置だったが。
この人も暗雲がヘリコプター落ちる事件であるとは分からなかったという話もなる。 夢解きが難しいという言葉はこの意で理解される。 ところが不吉だから対比はしよう. それでラスベガスで一回ずつ行ったし,その急報策のおかげなのかヘリコプターがチャンナク山に落ちる絶体絶命の状況を体験しても本人は死なないで生き返った。 このような形の説明方式はもちろん筆者の非常に主観的な観点だ。 なぜヘリコプターが落ちたにもかかわらず89才老人が死なないで生き返ろうかと思う疑問に対する私なりどおりの理解方式である。 



[本記事は毎経エコノミー第1665号(12.07.11~7.17日付)記事です]

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Last updated  2012.07.16 20:43:49
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