【ソウル=ニューシス】シンドンリプの「キャッチノート」<498>

ネパール国民の87％はヒンドゥー教を信じる。仏教（8％）とイスラム教（4％）が続いている。世界平和統一家庭連合が、このような支配権を揺るがしている。現地進出40年ぶりのことだ。

家庭連合傘下の天宙平和連合（UPF; Universal Peace Federation）のアジア責任者であるためジョンシク博士は「世界で唯一の家庭党国会議員を誕生させた国家、文鮮明総裁が予見した神のモデル国家にすることができる場所」とネパールを紹介した。

家庭党所属ネパール国会議員が2人である。 2013年の総選挙で当選したエクラナスダカルの場合、20年前の家庭連合に入信してネパールの貧困救済協力部長官などを務めた。

【カトマンズ=ニューシース】新郎新婦の代表祝祷2015-02-22

ヤンジョンシクUPFアジア議長は「ネパールの指導者たちは、（家庭連合の経典にあたる）統一原理を受け入れ、来るアバター（地に降りてきた神の化身）として文総裁を証明し、自分が所有する大学をUPFに献呈することもある」と明らかにした。ネパールの有名な女性聖職者がUPFに寄付した土地には、平和大学が入っていたりする。

ネパールのTVは、統一原理（divine principle）解説を放送する。講義をしばらく停止し、学生に統一原理を視聴するようにする大学もある。家庭連合に関連するものであれば歓迎する。過去リトルエンジェルスネパール公演を10社以上の放送局が合同で生放送したほどだ。文総裁の自叙伝「平和を愛する世界人として」は、ネパールでも出てきた。

家庭連合はこのように、文総裁が目をつけた「神のモデル国家」を集中的に開拓した。 1200各学校の優秀校の校長·総長夫婦110組をタイに招待し、4泊5日間、統一原理を教育した。ネパールに戻った彼らは保護者統一原理受講を勧誘するに至った。

【カトマンズ=ニューシース】超宗教聖水の儀式。各宗教の聖水をハプス（合水）した。 2015-02-22

19〜22日家庭連合がネパールでマンモス級のイベントを開催することができた背景である。 UPFとネパール議員平和議会（PPCネパール）がカトマンズで「過激主義から民主主義への移行で増加する課題：問題と対応」をテーマに第16回南アジアの平和運動（SAPI; South Asian Peace Initiative）国際会議を開いた。続いて家庭連合とUPFとは、「純潔な真の家庭を介して、平和世界を創建しよう」というキャッチフレーズで、2015多文化家庭の教育平和祭り（Multicultural Family Educational Peace Festival）を行った。

パルマナンドジュハネパール副大統領、スシルコイララネパール首相、マドリッドハブクマーネパール元ネパール首相、チート·ラレッカ·ヤダフネパール教育大臣、スリアースドスインド政府のスポークスマン、ボゴトシンコースヤラインド国会議員、シュリバスターコースと米インドラダラマナ社員ジュジャンシン、ヤンチャンシクUPF世界会長、トーマス·ウィルシUPF世界会長など22カ国主要人物300人余りが会議に出席した。

21日、ダーシャラサランガサラ·スタジアムで80の民族7万人が参加する中開かれた多文化家庭教育平和祭りはネパール初の超宗教祭典として記録された。 126の少数民族と123の言語が共存するネパールの民族間の紛争を解決する静かな雄弁に促した。ネパールの300以上の教育·社会団体が後援するほど関心が集中した。

【カトマンズ=ニューシース】パルマナンドジュハネパール副大統領と文先進家庭連合世界本部長夫婦2015-02-22

純潔教育と貞操の誓いとして幕を上げたフェスティバルではヒンドゥー教、仏教、イスラム教、カトリック、バハ異教、ジャイナ教、シーク教などの8つの宗教の代表者たちが祝祷儀式をした。宗教代表者32人が和合してカップルを祝福した。宗教を超越して、平和の世界を立てようという意志を確認した現場である。

ジュハ副大統領は「ネパールの家族の伝統がまだ健在であることをこの場で見た。 2010年韓国の鮮文大学で開かれた天宙平和祝福式の記憶が生々しい。その時文·韓総裁と一緒に家族の価値を蘇らせ、世界の平和とネパールの未来のために日々尽くすと約束した。家庭で真の愛を成すことができなくては平和も実現することができず、愛が溢れる国も成し遂げことができない。政府は、「父母の日」宣言を真剣に考慮して平和の文化的な未来社会をつくるために役立つことを願って。憲法委員会は、新しい憲法の草案を構想中だ。その憲法がネパール国民の念願を反映して道徳と家庭の価値を擁護することを希望する」と家庭連合を公に支持した。家庭党議員は、ネパール国会に「父母の日」の制定を発議する予定である。

文善進家庭連合世界本部長は韓鶴子総裁のメッセージを伝えた。「宗教的な背景が違うといっても神の性質と愛、喜び、平和への希望は全世界的に同じものである。夫と妻が互いに愛することは神の愛の本質と最も似ている。真の愛で真の家庭をなすのは、神様が自由にとどまることのできる無限の喜びと平和の世界に案内するものである。」

【カトマンズ=ニューシース】スシルコイララネパール首相2015-02-22

神は人類の父母である。人間は根本的に精神的な存在だ。結婚は神聖な制度であり、家庭は愛の学校だ。神様の理想は、他人のために生きるのだ。超宗教超国家協力は、世界の平和の本質である。

家庭連合の5つの平和信念です。宗教に関係なく共感できる価値である。

編集部局長 reap@newsis.com