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2020.03.08
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カテゴリ: UCI、サンク
​​​『ファミリー』2004.6月号、

『第四十五回「真の父母の日」敬礼式の御言』
(2004年4月19日、米国・ニューヨーク ニューヨーカーホテル)

からの抜粋です。

​サンクチュアリ教会の方々、「天の父母様」は?​



真の愛を中心ヒして成長された神様

 それでは、神様ご自身も、生まれるために心と体が一つになったのと同じように、その心と体が真の愛を中心として一つになっているので、真の愛を中心として心と体のようなものが、小さな所から大きくなってきたということです。

 神様も大きくなっていったのです。神様も大きくなり、アダムとエバが造られる時までにはすっかり大きくなり、もう一回り回って、すべて包括できる立場に入ってきたのです。無形の神様は、実体対象圏と関係を結ばなければならないのです。

​  無形の世界の中心は縦的なもので、一点しかないので繁殖できません。霊界に行けば、繁殖できません。 ですから、実体圏を連結させるべき責任があるのです。「創造原理」を中心として、神様はどのような存在としていらっしゃるのでしょうか? 二性性相の中和的存在です。格位では、男性格を備えた存在であるのです。これは偉大な言葉です。神様が二佳世相の中和的存在として、心と体が一つになり、神様を中心として胎内にいる双子と同じです。​

 真の愛を中心として、骨と肉が、骨と皮になり、骨があれば必ず皮ができます。すべてを見てみれば、骨には膜があり、そこに軟骨のようなものが連結され、すべてのものを連結できるのです。

 ですから、骨のような神様の無形の実体が心的基準であり、それと皮のようなものを包指し、真の愛を中心として初めから一つになるのです。さらに、腹中の胎児に例えれば、胎児は父親と母親の精子と卵子が一つになって、父親の精子が骨になり、母親の卵子が皮になって、母親の子宮に入っていって大きくなるのです。

 それと同じように、神様も、無形の存在を中心として、神様の見えない宇宙の中で、腹中の胎児のように成長してきたのです。何を中心として成長してきたのでしょうか? それは真の愛です。

 ですから、骨と肉がこのときは縦横を中心としているので、心と体のようなものが、無形ですが、骨と肉のようなものが、縦的な垂直と横的な平衡を中心として、愛を中心として大きくなっていくのです。

 ここからこの実体を中心として抜き出したものが骨と体なのですが、そこに器官として入れておいたのが人間の五臓六脈です。あばら骨の中にあるすべてのものは、のどから肛門まで切って、すぱっと抜き出せば、五臓がさっと出てくるのです。

 鳥などを捕まえてみれば、骨と肉がすべて一つになっていますが、その中で五臓は、上と下がつながっています。この体の中で五臓が動くことができるのと同じように、無形の神様が、そのような立場で心と体が、骨と肉が大きくなっているのです。

 それで、これを実体圏に移しておくためのアダムとエバの創造であったということです。分かりますか?

 アダムとエバの創造は、神様が真の愛を中心として成長したご自身の歴史を、実体で見るのと同じです。そのような実体対象が子女の位置になるので、神様が成長してこられた姿を、再び実体で見ることができるのです。

 ですから、これは双子です。アダムとエバは双子と同じなのです。これが分かれていませんでした。初めから、神様からすべて一つになっていたのです。

 胎内にいる双子と同じ立場で生まれて、無形の実体も完全に大きくなったので、実体対象も、それと同じように大きくなることができる位置を中心として、見える愛の相対存在が息子、娘であったのです。それがアダムとエバの創造であったということを知らなければなりません。

 一緒に生まれ、成長したアダムとエバ

 それでは、アダムとエバはどのようになるのですか? 神様が成長してきたのと同じように、アダムとエバの二人は、大きくなっていかなければなりません。

​  ​見えない二性性相の中和的存在として大きくなってきたその道を、二人が一つになることによって、赤ん坊が生まれます。双子の息子、娘を生み、赤ん坊が、 父親よりも母親を中心として乳を飲ませるようになると、 その二人の赤ん坊が母親の懐を中心として、一緒に乳を飲んで大きくなったということを皆さんは知らなければなりません。​

 右側をアダムが飲めば、左側はエバが飲んで大きくなったということです。お互いに裸で大きくなったのです。服を着て大きくなったでしょうか、裸で大きくなったでしょうか? (「裸で大きくなりました。」)

 なぜ裸で大きくなったのですか? 服を作って着たでしょうか、着なかったでしょうか? それを言ってみてください。

 服を作って着れば、人の親戚のような猿が人間になったという進化論の見解から見れば、猿も服を着せて結婚式の祝福をしてあげたでしょうか、着せないでしてあげたでしょうか? 答えは何ですか?

 すべての万物が雄と雌になっているのは、恥ずかしいことではありません。誇りです。誇りなのです。分かりますか?

 男性が雄ならば、雄が誇るものは何ですか? 目があるといって誇るのではなく、鼻があるといって誇るのではなく、ロがあるといって誇るのではなく、耳があるといって誇るのではなく、手足があるといって誇るのではありません。誇ろうとすれば、自分に向かって誇るのではなく、鏡を見て誇るのです。

 だれに誇るのですか? エバに対し、相対の前で誇り、神様の前で誇るのです。「男性の性を中心として、わたしを造ってくださったことを、神様、感謝します。」と言うのです。

 なぜ感謝するのですか? その男性がだれに似たのかといえば、神様に似たのです。神様に似せて造られたので、神様に不平を言わなければなりませんか、"ありがとう。"と思わなければなりませんか? 造ってもらったので、"感謝します。"とありがたく思うのです。

 何のために「感謝します。」と言うのですか? 性を中心として、男性として生まれたのですが、一人は、男性格主体の姿に似るようにしたことが誇りです。その誇りは、神様の顔、鼻、耳、四肢五体ではなく、"ほかのもの"が似たのです。"ほかのもの"とは、「雄を代表して、神様に似たので感謝します。」ということです。分かりますか?

​ また、エバは、何をもって感謝するのですか? 神様の中にある創造本然の見えない骨と肉が一つになった、見える体、アダムです。それで、見えない世界を、原理で見れば「天宙」という言葉で表示し、見える実体圏である相対圏は、天地を中心として、 父母である神様 を見ることができる実体として育ち、十八歳、そして二十一歳まで越えていかなければなりません。​

​  神様が成長するのと同じように、アダムとエバも造られたので成長するのです。そのためには、お互いに母親の懐でお乳を飲むときに、 足で蹴飛ばしながらお乳を飲むでしょうか? 習慣になっているので、右側のお乳を飲みながら手を伸ばして触るのは、エバならば、おっぱい以外に双子のお兄さんを触るのです。​

 お兄さんに触ってみると、"自分よりも頑丈だ。"と思ったでしょう。

​  ですから、お互いが相対的な立場で触りながら、母親の懐でお乳を飲みながら一緒に大きくなってきたのです。 出生の根本から、根源から、一つになって出発したのです。分かりますか? すべての存在物は、根本から、一つのものから始まったのです。​

 二つの目が生まれるとき、何年か間をおいて生まれたでしょうか? 目は一緒に生まれたでしょうか、別々に生まれたでしょうか?  鼻も、右の鼻と左の鼻があるとき、別々に生まれたでしょうか、一緒に生まれたでしょうか? 唇も、下唇と上唇が一緒に生まれたでしょうか、別々に生まれたでしょうか? 耳も、左の耳と右の耳が別々に生まれたでしょうか、一緒に生まれたでしょうか?

 一緒に生まれざるをえないということは、相対がいなければ存在世界には生まれないからです。相対がいなければ、生まれる必要がありません。それでは、男性は男性のために生まれたのかといえば、違います。なぜ息子が生まれたのですか? 父のために生まれ、母のために生まれました。そうでなければなりません。

 存在の起源は、存在するものがとても小さなものであっても大きなものであっても、プラスとマイナス、主体と対象が授け受けをするカから生じたのです。それが三数圏になります。

 神様は、息子、娘を生むときに、わたしの骨の中の骨であり、肉の中の肉であり、それから何ですか? 皮の中の皮です。ですから、どれ一つ抜くことはできませんし、どれ一つとして、神様の二性性相から抜けた部分は息子、娘にはありえないのです。​

……


一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う 奇知の外の凡人 が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2020.03.10 06:35:13
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