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2022.07.02
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「言語解放と世界統一」宣布

一九九五年一月五日

 真のご父母様は一九九五年一月五日、済州国際研修院で世界宣教師たちに向かって、韓国語は天が与えた言語であり、言語の分裂による人類の苦痛を解消すると語られ、韓国語を通じた言語解放と世界統一を宣布された。


皆さんは外国にいますから、私たちの統一教会で一番問題にすべきことは言語統一なのです、言語統一。私たちが言語を統一できなければ……。原理は真の父母から始まりました。根源的なすべての起源が真の父母から始まったのです。ですから、言語の起源も真の父母なのです。 神様も真の父母です。真の愛を中心として縦的な真の父母(神様)と横的な真の父母がすべての起源になっています。

 すべての範囲……文化や習慣などは真の父母を由来とします。偽りの父母によって始まったものが、世界的な基準で広がり、国々が分かれたのです。これを反対に、真の父母を中心として統一していかなければなりません。サタンは分立させ破壊しましたが、真の父母はすべてを統一して建設しなければならないのです。 一つの門から出てすべて分かれてしまったので、一つの門、真の父母の愛の門を通じて、新しい本然の世界へと戻っていくのです。



​​ 6000双祝福式映像・聖水儀式は​ こちら から。

​​(※ 6500双までは上記フォトのように真の父母の「愛の門」(聖水儀式)を通過して祝福式が行われていました。30000双からは代表家庭が壇上に上がって、ほかはその場で聖水儀式を行うようになりましたが、それは真の父母の「愛の門」と同等のものです。) ​​
​​
 妻は夫に、夫は妻に、父母は子供に、そうして家庭は氏族に、氏族は民族に、民族は国家に影響を及ぼしながら、統一的な文化世界、一つの統一的な文化世界を、一つの言語を通じて築いていかなければなりません。今後、統一した地上天国時代において、真の父母の使う言葉を話せない者たちは異邦人です。異邦人になります。堕落した世界にいまだに染まっているという事実、要するに、堕落した習慣性を脱げなかったということになるのです。

 今回、韓国の宣教師たちに「言葉を学ばせよ」と指示しましたが、皆さんは各国で韓国語を学んでいますか? 義務的にやらなければなりません。やらなければならないのです。今後、真の父母の国が設定されれば、その国に入って暮らすようになりますが、その国の地に足を踏み入れるとき、真の父母が使う言葉を使わなければ入れないのです。

 ですから、リトルエンジェルス学校で皆さんの優秀な子女たちを十年前から教育し始めましたし、 「一九九〇年からは通訳を使わない」と宣布 もしたのです。それは今日、初めて話すことではありません。すでに十余年前からずっと先生が教えてきたことなのです。その教えてきた基準を中心として、今もなお、実践できずにいる者はすべて落第です。一九八五年からなのです。もう十余年も前に話したのです。

 これは皆さんが一日の生活で、ご飯を食べて生きるよりも重要なことです。「堕落した」ということは事実です。堕落したがゆえに、天国と善なる先祖に被害を負わせたという事実を考えるとき、常にしゃきっと緊張した立場で、真の父母のみ言と風習と文化を相続するために総力を尽くさなければなりません。

 韓国語は難しいです。相手を高める言葉、尊敬する言葉、対等に接する言葉、すべてレベルがあります。かなり難しいのです。韓国語の発音は、世界中の言語「あらゆる動物の鳴き声までも、すべて発音することができるのです。それほどに豊かなのです。これは天によって与えられた言語です。

 ですから、韓国語は三十九億五千の発音をすべてできる言語なのです。宇宙にぎっしり詰まっているすべての発音がみな可能なのです。神様が韓民族に与えた贈り物があるとすれば、それは言語における最高の発音法をもっているのです。それをもっているというのは、驚くべきことです。日本のNHK放送局では、韓国語を五歳の時から勉強してマスターし、それから外国語を学ぶべきである、それでこそ、正しい外国語ができると、韓国語を奨励しています。今でも放送していますね?

 ブラジルに行っている韓国人と日本人を見ると、日本人は五年かかって現地の言葉が通じますが、韓国人は五ケ月で通じるのです。なぜでしょうか? 日本人は発音をしても相手に通じないので、次第に萎縮するのです。韓国人は発音すれば通じるのです。ですから、いつでも萎縮することなく前向きなのです。

 ですから、皆さんはこれまで韓国語を学ぶことを軽んじてきましたが、それではいけません。言語学的な見地で、韓国語のもつ威力を学者たちが論じているのです。哲学的で、宗教的で、詩的で、表現の奥が深いのです。それで韓国人は、神霊世界に通じる高次元的な内面的センスを、感じ取る幅が広いのです。

 それゆえ、韓国はこれまで予言者によって国を維持してきました。予言者たちが「ああなる、こうなる」と説いてきたのです。南思古という予言者は、近年の百年の歴史を、あたかも歴史家が綴るように、「格庵遺録」という書に細密に記しました。ですから、「韓国が独立する」と、韓国人は皆知っていました。「鄭鑑録」や「格庵遺録」を通じて、韓国の情勢がどのようになるか、皆知っていたのです。そして、実際にそのとおりになったのです。聖書の預言書、イスラエル民族の預言者たちも、これにはかなわないのです。高いレベルで、数百年、数千年を予言したのです。

 神様も、世界的にどの国の言葉が一番ご自身に近いか、立体的な内容をもって整理できるのはどの国の言葉か、ということを考えたとき、恐らく韓民族が一番だろうと思われたのです。韓国は言語が特種ですし、「族譜」というものがあります。血筋、歴史的な系図なのです。一族に対する系譜がはっきりしているのです。驚くべき観念です。

 何か過ちを犯した場合には、族譜からその名前を削除してしまうのです。ですから、伝統を尊重し、先祖を崇拝する民族です。神様を中心とした先祖なのです。国家の興亡盛衰は、人間によるものではなく、天によって左右されるのです。そのことを徹底して韓国人は、信じるのではなく、知っているのです。

 なぜ、このような話をするかというと、皆さんが神霊的世界、霊的世界と関係を結ぶべき問題を考慮し、韓国がそうした立場では最高の場ではないかと言っているのです。今日も霊通する者がたくさんいます。霊通する者が、政界、財界、教育会……、未来の分からぬ者たちを指導しているのです。そういう者たちは、「統一教会の文先生……」と言うと、皆、霊的に尊敬するのです。最近では、それらが皆一つの組織を結成できるような段階に入っているのです。

 そのような霊通人たちは、韓国を中心として日本関係とか、アメリカ関係とか、ソ連や中国関係とか、世界がどのように向かうべきかを、すべて一つの方向をもって教えてくれるのです。国民のすべてが、そのような常識をもっているのです。現政府がどこに向かっており、全日成がどこに向かっており、何か間違っているか、国民の立場において、そのような未来に焦点を合わせることができるのです。しかし、中間において役割を果たすべき政治家たちが、韓国人をして悪魔に向かわせてしまうのです。

 今回、私は北朝鮮に行って金日成と会ってきましたが、驚くべき実績とは何でしょうか? 金日成の五親等の甥に当たる金ダリョンという人が言うには、文総裁が来る前に、我が北朝鮮にいる霊通人、占い師たちに文総裁の写真を見せて、鑑別してもらったというのです。そうしたところ、「この方は絶対に裏切らないで北朝鮮の利益となる」と言ったというのです。すべての霊通人、有名な霊通人が一様に言うので、金日成が歓迎して会うことになったというのです。

 金日成が幹部たちを通じて先生の写真を見せた後で、その報告を聞いて知っていると言いながら、「最高幹部たちが文総裁を尊敬し得る環境になっております」と、その人は面白いことに自慢していたのです。金日成が最高幹部を通じて調べさせ、すべてを知っているので、幹部たちも金日成がどのように応対するか知っているというのです。それで文総裁を尊敬するというのです。

 文総裁でなければ、南北を統一できないのです。多くの人が皆、そのように論じています。衆論なのです。政治をする者たちだけが知らないのであって、キリスト教も知っており、全国民の間でも「文総裁でなければ南北を統一できない」というのが正論になっています。なぜでしょうか? 予言された事実、未来がどうなるかを知っているので、政府が道を誤ったとしても、国民はそのような方向に動いているのです。

 韓国で全国大会をするときに、百六十国家の統一教会の幹部たちが皆、韓国語で報告をするならば、韓国の民族が一気に動くのです。韓国で国際大会をするとき、皆さんが韓国語で流暢に報告をすれば、韓国は回ります。それが予言書にすべて記されているのです。予言の中には、世界の人たちが第二韓国人になると説かれているのです。アメリカの国民なのに、アメリカで生まれた韓国人になるというのです。ドイツで生まれたら、ドイツで生まれた韓国人です。ですから、韓国語を使い、韓国の文化を知り、韓国の歴史を知らなければならないのです。

 皆さんはドイツで暮らしたいですか、イギリスで暮らしたいですか、アメリカで暮らしたいですか、先生の近くで暮らしたいですか? 皆、先生の近くで、韓国で暮らしたいのです。そのためには韓国、韓国語に通じなければなりません。ここで韓国の人たちが話をしているのに、イギリス人は座って、まばたきだけしながら居眠りをしています。それで韓国人と言えるでしょうか? 人工衛星から落ちた……。韓国人とは何ですか? 恥ずかしい思いをするのです。

 間違いなく恥ずかしい思いをするのです。皆さんは患者のようなものです。目や耳の不自由な患者と同じなのです。そのような時が来るのです。正常な人の前でどれほど恥ずかしいでしょうか? 同じことです。

 今後、すべての堕落人間にとって、先生の一族と結婚するのが最高の希望になります。そのためには韓国語を知らなければ、絶対に関係を結ぶことができません。国際結婚をして暮らすようになると、皆さんの一族を中心として三代目、四代目になれば、一家に五十名、五十国家がそっくり混じっているのです。

 そうなれば、イギリス人は英語を使おう、フランス人はフランス語を使おう、スペイン人はスペイン語を使おう、中国人は中国語を使おう、ロシア人はロシア語を使おうと主張し始めたら、どうするのですか?  結局、すべての言葉を止めて、真の父母が使う言葉を使わなければならないのです。これが結論です。誰が選挙をしたとしても、結果は真の父母の言語になるのです。それは避けようがありません。

 ですから、皆さんが苦労するか、皆さんの後孫が苦労するか、そのどちらかです。言葉を学ぶ伝統を立てるには、苦労はつきものです。苦痛を受け、犠牲にならなければならないのです。「投人しなければならない作用」と同じです。ですから、皆さんの代で解決できなければ、今後、後孫たちが讒訴するのです。「先生が、一九八五年には韓国語を勉強せよ、一九九〇年代には通訳を使わないとまでおっしやったのに、今だにそれができず、すべてこのようになってしまったのは、我が先祖のせいだ」と非難されるのです。称えられることはありません。どんなに立派な実績があったとしても、文化的伝統を主流として相続できる言語を学べなかったという事実は、恥の中の恥です。

 ですから、皆さんのうちで大卒の者は、韓国に来て韓国語を学ばなければなりません。それで今日、急いで鮮文大学に神学の大学院を設けたのです。責任者は皆、二、三年間ここに来て勉強しなければ、今後、教会の責任者にはなれません。韓国語で講義できる者になれというのです。本を用いてやるので簡単なのです。全世界的に、今後先生の行くべき方向を提示するのです。

 今、小山田を日本の代表に立てました。小柄ですが、勉強はたやすいでしょうか、大変でしょうか? 英語を解読しなければならず、韓国語を解読しなければならず、日本語を解読しなければならず、ドイツ語を解読しなければならず……多くの勉強をしたのです。今やドイツに行って六ヵ月だけ暮らせば……自分を六ヵ月だけドイツに送ってほしいと、私に頼みにきたことがあるのです。それから、ドイツ語を学んだ後で、英語、スペイン語、フランス語をすべてマスターして、先生の通訳がやりたいと言うのです。この者は文才があって、理論的な各方面で、日本の学界にも知られている有名人です。

 英語一つで通用する時代は過ぎ去るのです。英語をみるとそれは下賎な者の言葉なのです。「ユー(you)」一つしかありません。あなたも「ユー」で、王も「ユー」で、神様も「ユー」です。英語は科学的な言葉であると言いますが、アイテム(項目)みたいなものをすべて憶えなければなりません。それは下賎な者の言葉です。イギリスは海賊の基地ではありませんか? イギリスはローマ文明と交流しなければ、世界を抱くアングロ・サクソンになり得ませんでした。キリスト教を中心としてローマ文化と一つになり、そこから伝統を受け継ぎ、新しい世界観を得て、十六世紀のエリザベス女王の海洋開拓を通して世界へと拡張したのです。海賊団がエリザベスを背負って世界制覇を夢見たのです。

 イギリスはフリーセックス、ホモセクシュアル、麻薬によって、今やすべてが崩れてしまいました。その文化は後退していくということを知らなければなりません。それで、今アジアでは「ヤンキー・ゴー・バック・ホーム! (Yankee go back home)ゴー・ホーム! (go home)」と叫んでいるのです。来るなというのです。浮気な風で、国民の道義をすべて破壊する「歴魔の群れ」と考えているのです。

 先生を追放し、先生を追い出したがゆえに、その結果として罰を受けているのです。アメリカの歴史において、レバレンド・ムーンを中心とする統一教会に反対した歴史は、アメリカの白人世界にとって永遠の恥となります。それはイスラエル民族がイエス様を殺した罪を、歴史を通して消すことができないのと同じです。それとまったく同じ立場において引っかかっているのです。それは恥ずかしいことです。しかし、それよりも天の愛が大きかったがゆえに、救ってあげようとしたのです。

 アメリカは新婦圏として、第二次大戦の勝利的な覇権を握りながらも、すべてを失って滅びるようになりました。私がそんなアメリカを復帰してあげなければならないのは、イエス様と神様ゆえにです。アメリカの国民がイエス様を信じ、イエス様の本来のみ旨を知り、天の本来のみ旨を知っているから愛するのではありません。キリスト教とイエス様と神様を愛するがゆえに、キリスト教文化圏を捨てることができないのです。イギリス人やアメリカ人のためではありません。キリスト教のためです。

 先生の使命はイエス様を解放し、神様を解放することです。そうですか、そうではないですか? それを知らなければなりません。 神様も苦労された歴史があります。その苦労した伝統的な歴史、愛した内容を失ってはならないのです。したがって、ユダヤ人までがレバレンド・ムーンを叩き潰せと、暗殺計画をしているのですが、そのような彼らのためにも尽くさなければならないのです。すべてがアメリカと一つになって、レバレンド・ムーンの打倒運動をしたのです。

 このように先生がアメリカに尽くし、ユダヤ人に尽くしてあげましたから、まともな考えをもったアメリカの国民やユダヤ人は、悔い改めなければなりません。神様が立てたユダヤ教とキリスト教を愛するがゆえに、このように言っているのです。ユダヤ人自体やアングロ・サクソン民族を愛するからではありません。アングロ・サクソン民族がキリスト教を中心として……そのキリスト教を愛するがゆえに、そのように扱うということを知らなければなりません。キリスト教を立てなければならないのです。キリスト教は恥ずかしくないのでしょうか? ユダヤ教を信じたイスラエル民族と、キリスト教を信じた自由世界は、恥ずべき立場、恥ずかしさを覚えなければならないのです。キリスト教の伝統は先生に反対することではありませんし、ユダヤ教の伝統はイエス様を殺すことではなかったのです。

 皆さんが、自分の国と文化を克服できなければ、すべてを捨て切ったゼロの基準、言語を中心として交替するその位置を越えられません。ゼロの過程を通過することができないのです。年の初めに先生が世界宣教師を集めてこのように語った内容は、永遠に残ります。記録として残るので、直ちに皆さんの後孫たちは……。ご父母様のみ言、故郷の言語を学べなかったことが恥です。「一九九五年の年頭に、宣教師たちに済州島で語られませんでしたか?」と言われたらどうしますか? 宣言です、宣言。これが永遠について回るということを知らなければなりません。

 今後、後孫たちが、父母や祖父がどんなに頑張ったとしても「先生があんなに深刻に重要視してきたのに、韓国語をまったく解決できなかったのですか? どうしてできなかったのですか?」と言うのです。それでは二世たちは、何を勉強しなければならないでしょうか? 一世たちの使っていた言語をすべて放棄し、真の父母の祖国の言語や伝統を受け継がなければなりません。

 文化が違うのです。変えなければなりません。皆さんのようでは駄目なのです。全世界的に韓国語を早く習得することが、完全に地上天国が表面化できる早道となるのです。神様と真の父母が用い始めた言語を、堕落していない真の愛のうちにささやく本然の言葉を、全人類が伝統として倣うべきなのです。否定できない原則です。否定できない伝統的規範となるのです。ノートに記録しなさい。 「私は我が国を代表して、ご父母様のみ言を先がけて学ぶ先祖となり、その伝統を我が国に伝授する!」 。書き留めておくように。

 一九九五年は解放から五十年目で、半世紀の峠を越える時です。百年間かけて世界は完全に違った世界になるのです。それでこそ天国になるでしょう?  一九四五年、第二次大戦からいつが百年目ですか? 二〇四五年です。その時まで世界は、地上天国になってしまうのです。そのようになると思いますか、ならないと思いますか? それで、世界のモデル国家を形成すべき時が来たというのです。私が峠を越えて求めるのは何でしょうか?国です。何の国ですか? 神様の構想された国です。サタン世界に染まった国ではありません。

 旧約から新教が分かれて、アベル的なピルグリム・ファーザーズ(Pilgrim Fathers :清教徒)という追われた群れが、アメリカに地上天国と化すことのできる「第二キリスト教文化圏」を築いたのです。ところが、これが失敗することによって、先生は「第三キリスト教の理想的世界」を建設しなければならないのです。世界から追放され追われたレバレンド・ムーンが、アベル的な立場で新しい大陸を中心とし、新しい地を中心として、世界的な文化世界を創建しなければならないのです。それが地上天国の理念なのです。

 世界から反対され追放されたにもかかわらず、世界的なアベルとなって、一番最後に出たものが、新しい大陸において天国を築き、全世界を吸収するのです。アメリカは皆、追慕しなければなりません。キリスト教が二百年間、ヨーロッパの旧教文化圏のエキスを吸い取ってきたように、我々が新しい地上天国の理念を抱いて、全世界のキリスト教文化圏、統一されたその世界のエキスを吸い取り、新しい天国を築いていかなければなりません。それは長くかかりません。瞬く間です。

 南米と北米を中心とすれば、キリスト教文化圏を捨てられず、旧教を捨てられないのです。神様が理想としていたものが、地上天国が理想としていたものが、旧教を中心とし、新教を中心として一次、二次と失敗したので、この地を代表して成功しなければならないのです。中世にカトリックを中心としてすべてを成そうとしたことが成せなかったのです。二つの世界です。二つの世界。

 ですから、先生の時代に旧教と新教を一つにして、地上に神の国を実現できるモデル国家を形成しなければなりません。先生がこれから国を築こうと、現在パラグアイを……。パラグアイは南米一の山岳地帯であり、一番貧しい国です。これを中心として……。

 先生がアメリカに行ったのは、アメリカの影響圏を中心として(摂理的に)合うものがあれば、すぐに入っていくためでした。今ではCIA(米国中央情報局)やFBI(米国連邦捜査局)も、レバレンド・ムーンがアメリカから離れないよう願っているのです。かつて「ヤンキー・ゴー・ホーム!(Yankee go home)」と言い、「レバレンド・ムーン・ゴー・ホーム!」と言っていたのが、「ドント・ゴー・ホーム! (Don t go home :帰らないで)」と言っているのです。

 今やカイン・アベルを一つにして、カトリックを一つにすれば世界統一圏になるのです。そこに私たちの母国の山河を、新しい言葉と新しい国を築かなければならないのです。そこではどの国も、韓国語を使わなければおしです。ご飯を食べる時も、「ブレッド(パン)」とか「ブレックファースト(朝食)」とか言ったらだめなのです。「パプ、パプ、パプ、パプー(韓国語:ご飯)」です。学んで知らなければなりません。徹底的に始めなさいというのです。

 そこに入ったら、韓国語を話さなければ通じないようになっています。責任者だからといっても、韓国語を話さなければ大変なことになります。どういうことか分かりますか? これは先生の言葉ではありません。天の言葉です。天が宣布した言葉です。天の宣布なのです。英語を用いてどれほど悪いことをたくさんしたでしょうか? ドイツ語を用いてどれほど神様を滅ぼそうとしたでしょうか? どれほど善の世界を侵犯したかというのです。罪が重いのです! 韓国語を使うレバレンド・ムーンは、アメリカ人や英国人、ドイツ人やフランス人、イタリア人や日本人、ロシア人や中国人と同じではありません。犠牲になり、犠牲となりながら、打たれながら、このように出てくるのです。違うのです。質が違います。頭にガーンと響きましたか?

 今後、世界が統一されたときには、神様のみ名において、それまで自分の国の文化を誇っていたことを恥ずかしく思い、すべてを地に埋めてしまわなければなりません。国民が皆そのことを知らなければならないのです。

 レバレンド・ムーンは、今や世界最高のクラスに入ったのです。政治世界の最高の座、宗教世界の最高の座、科学技術の最高の座、文化世界の最高の座……すべてに着手してサタン世界以上のものをもってでてくるのです。ドイツのハイテクノロジー世界を占領し、日本の電子世界を占領し、アメリカのキリスト教文化圏を占領しているのです。すべてです、すべて。最高です。羨むものがありません。誇るものがないのです。全世界、自由世界が自分の文化を誇る前にレバレンド・ムーンを誇るのです。

 これは皆さんを動かすための方便ではありません。実際的に動かすのです。二千年になると、皆さんは三代になります。皆さんはおじいさんになるでしょう? おじいさん、父母、子供の三代が皆、韓国語を知らなければならないのです。あと、六年残っています。

 それでこそ、大移動となります。韓国に入籍できるのです。本国に入籍できます。頭にガーンと響きましたか? いいですか皆さん、やらなければならないのです! それを知らなければなりません。一九九五年一月五日、皆さんが韓国語を学ばなければならないと宣布するのです。そうでなければ道が無く、希望がありません。神様に希望がないのです。真の父母も同じです。

 先生は深刻な人です。理論的にそのような立場です。ばっさりと切ってしまわなければなりません。ですから、鮮文大学やUTS(アメリカ統一神学大学院)をつくって教育するのです。ベリータウンでも韓国語科を強化しようと思います。今までは闘ってきました。闘うにあたって峠を越えられなったので、そのような教育ができなかったのです。宣教師は機関車の役目を果たすのですから、言葉や文化をはじめとして、あらゆる精神姿勢をすべて改めなければなりません。

​ 今日のみ言は、一つ目が「言語解放」です。二つ目が「世界統一」です。何を中心として世界統一をしますか? 世界はまだ真の父母を知りません。 ですから、お母様を中心として、真の父母を中心としてアメリカから……… 一九九二年からもう三年が経ちました。「真の父母」を宣布し、「真の父母と成約時代」を宣布したのです。 一九九二年に韓国を中心として全国で講演しました。そして日本、アメリカ、ヨーロッパを中心として講演し、再び帰って来たのです。一回りして帰って来たのです。​

 「真の父母と成約時代の安着」というのは、驚くべき言葉です。一九九二年、一九九三年、一九九四年、今年の四月までで三年になって、三年期間を越えるのです。とてつもない言葉です。それはどういうことかと言うと、「成約時代」とは創造理想が成就する時代です。 ​「真の父母と成約時代」は、神様と真の愛を中心として真の父母が一つになり、堕落のない時代に移行して定着したということを意味するのです。​

​ では、いかに世界統一をしますか? 統一教会はいかに世界統一をするのでしょうか? 昨夜も話しましたが、公式を通じて行うのです。復帰の公式はカイン・アベルを一つにし、母と一体となって、神様と一体となるのです。神様は「縦的な真の愛の父母」であり、完成したアダムは「横的な真の愛の父母」です。この二人の父母に仕えて世界的に一つになって、世界がこのような思想で一つになるならば、サタン世界のすべてを平定してしまうのです。​

 イエス様が亡くなって天の国に昇天してから、誰が来ましたか? 聖霊です。聖霊は母の神です。母の神が来るのです。地を中心として母が来るのです。この地上で父を追い出してしまったので、母が来てカイン・アベルを再び生み、父に仕えるのです。そのようなことから、イエス様の死後、右の強盗(アベル)と左の強盗(カイン)の闘いが始まったのです。父母がいないので闘いが始まり、それが世界的に拡張して、右翼と左翼になったのです。

 右の強盗と左の強盗の闘いが始まって、世界的に父母様が、イエス様が父母になりうる立場で死ぬことによって、そうなってしまったため、再び来ることによって右翼と左翼を一つにして、平和の世界に向かうようになっているのです。

 イエス様は「霊的救い」だけを残して逝かれたため、「再論」という言葉が出てきました。霊肉共の救いの役事を成就したならば、再臨は必要なかったでしょう。キリスト教の役事は「霊的救い」です。霊的な父母の立場を中心として、カイン・アベルを生み、それを一つにするというみ業をなしてきたのです。しかしながら、肉的な父母を中心として、世界的カイン・アベルのような立場で一つにならなければ、霊肉が完成できる世界的な版図は造成できません。それゆえに、霊的救いの摂理を立てるイエス様は「再臨」を語らざるを得なかった、ということを知らなければなりません。

 キリスト教文化圏に、肉的な勝利の覇権が必要だったため、第二次大戦においては、英・米・仏がアベル側、日・独・伊がカイン側の立場に立ちました。サタン側の分かれている肉的基準を接ぎ木するために勝敗を争い、英・米・仏が日・独・伊を統一して、統一の世界になるのです。そうして、その統一世界のために来られる再臨主に侍らなければなりません。 霊肉が一つになった基盤の上に再臨主が来るようになっているのです。

 第二次大戦直後に勝利した英・米・仏が、キリスト教文化圏であり、新婦です。新婦文化圏が、歴史上初めて世界を統一したのです。第二次大戦以降の情勢が、神様の摂理から見た統一圏だったのです。再臨の時に一つになるのです。

 それは何かと言うと、エデンの園で母と息子と娘を失ったのを世界的に一つにするのです。英・米・仏が一つになった基盤の上に……。エデンでエバとカインとアベルが一つになって、アダムを追い出したのです。アダムが神様から遠ざかったのです。サタンとサタンの実体であるアダムが一つになって地獄に行ったのを、復帰しなければなりません。アダム家庭で失ったものを、まったく同じ立場の世界的な版図において蕩減復帰したのが、第二次大戦直後における英・米・仏の勝利的な覇権の世界でした。

 その時、エバとカインとアベルが、縦的父母(神様)と横的父母(再臨主)と一体になれば、新たに「縦的な神様の愛」と「横的な神様の真の愛」に連結され、真の愛の種を受けることができたのです。全世界の人々が、天と真の父と一つになって種を受け堕落していない立場、サタンの血統に代わって接ぎ木して相続した立場に立って、天国に入るのです。

 ですから、神様の愛に連結した人類になることによって、神様の直系の子女を中心として、弟や妹の立場に立つのです。それまでサタン世界で天を滅茶苦茶にしてきた全人類が、地上に条件を復帰した立場で直系の子女を長子として侍り、次子の立場で愛される立場に立つのです。今後は、兄弟姉妹が神様の息子や娘となり、皇族となって、愛されたそのような人たちが天国に入るのです。

 堕落した世界の人たちは、弟や妹のような立場に立って、アベルを中心として長子と一つになり、父や母と一つになって暮らしてから、天国に入っていくのです。蕩減復帰してそれらを成すことによって、地上天国が展開し、天上天国が展開し、全人類が一つの方向、天国に入っていくことができる結果となるのです。

 それで、真の愛を中心として一つになった、堕落していない世界の理想家庭型である「皇族圏」を形成するのです。ですから、地上天国と天上天国に入っていくのは問題ありません。これが本然の創造理想です。

​ 先生は祖国に帰って、国と世界を一つにするのです。第二次大戦後にレバレンド・ムーンを追い出したので、北側にサタン側の父が現れ、レバレンド・ムーンは神側の父となって闘うのです。今は北韓と南韓がカインとアベルです。 そのカイン・アベルが母を中心として一つになって、韓半島に定着するのです。 その国が地上天国となって、自動的に天上天国と連結するのです。そこにおいて、神様の下に一つの国、一つの国の下に一つの世界となるのです。こうした目標を失ってしまったので、再びその目標を探し立てるのです。​

 ですから、南北統一は先生を抜きにしては駄目なのです。北朝鮮も今では、首脳部が祈祷しています。私たちが行けばご飯を食べるとき祈祷するのです。そのような世界になったので、サタン世界に汚れた痕跡が必要でないため、国連のモデル形態をつくろうというのです。それが新しい国です。

 母を中心として人間の心と体が分かれました。こうしてここで父と一つになるので(以下板書をされながら)、心と体が一つにならなければなりません。偽りの父母、悪なる父母を除外して、統一されるのです。このような現象が国連で展開しなければならないのです。それが何かと言うと、「世界平和宗教連合」です。それは心を表しており、体を表すのが「世界平和連合」です。それは外的で世界的です。

 すべての女性たちは、母の分身となるのです。八段階で、すべての婦人がいるのです。個人、家庭、氏族……すべてが母の分身になるのです。これを合わせて「世界平和女性連合」が出てくるのです。世界的に一つになったので、今や家庭的に一つにならなければならないのです。世界的に母を中心として、家庭的に心と体が分かれたのを、カイン・アベルを一つにするのです。家庭において母が子女を一つにしなければなりません。完全に一つにならなければなりません。子女たちを一つにしなければならないのです。母を中心として横的な見地でカイン・アベルが誰かというと、高校生と大学生です。

 それでこの八段階の母たちが合わさって、いかに縦的に連結させるべきでしょうか? 横的な面の高校と大学がアベルとなり、カイン的な立場で青年を連結させるのです。これを連結させたのが「世界平和青年連合」です。これを縦的に連結させたのがカープ(CARP:全国大学原理研究会)、「世界総学生連盟」です。カープとハープ(HARP:中高校原理研究会)が「世界総学生連盟」に入るのです。「世界総学生連盟」がアベルとなり、世界平和青年連合がカインとなって一つになることによって……。すべての家庭が、カイン・アベルの形態の公式にぴったりと当てはまるのです。

 母を中心として心と体が分かれ、カインとアベルが生じたのです。歴史的に発展した現実の舞台において、家庭を中心として失ってしまったものを、家庭において……。高校は横的な面のアベル、大学は社会人との中間なのでカインの立場となって、一つになったそれがアベル的な立場に立つのです。

 個人、家庭、氏族、民族、国家、世界まで連結する八段階のすべての母が、カイン・アベルとなったものを横的に連結するのです。そこで世界にすべての母を中心としてカイン・アベル、内的なカイン・アベルと外的なカイン・アベルを一つにすることによって、世界のすべてが統一されるのです。世界統一です。「世界平和青年連合」で八段階です。アダムとエバの家庭で堕落したすべての公式的な内容が、世界の頂上において全体的な国家を代表したこの形態が連結することで、一つの地上天国の形態が復帰されるのです。

 それで今やアメリカに「父母の日」を設定しましたが、国連に「父母の日」が設定される場合には、すべてを一挙にもってきて……。国連が、体の国連ではなく宗教の国連、女性の国連、青年の国連、……国連の途上に連結される場合には、世界が統一されるのです。国がありません。南北を統一して超国家的な面で一つの国をつくるよりも、アメリカと自由世界で国家をつくるよりも、国連を完全に我々の国家……。新しい国家を立てる理念が統一の理念なのです。平和の理念をもった国連にぴったりとつけば、一挙に世界がそのモデルに従って統一されるのです。

 新しい国というのは百六十国家のモデルです。それはすべての国のプラスであり、国連機構はカインです。すべての国を代表した国が築かれれば、その国がアベルの立場となって統一世界となるのです。私たちが国を築かなければなりません。一つのモデル国家を築かなければならないのです。それはアベルの立場です。

 皆さんの国は国ではありません。観念的な国です。アベル型のモデル国家を築かなければならないのです。今、国連が地上の勢力を代表していますが、それは失われたアダム家庭型ではありません。復帰世界のアダム型を代表する新しいモデルをつくらなければならないのです。

 心と体が分かれて母と息子、娘が分かれたのです。 真の母がカイン・アベルを抱きますが、それが左翼と右翼です。縦的な高校と大学を一つにしてアベルの立場に立て、他のすべての若者をカインの立場に立てて、母を中心として一つに束ねるのです。 それで今や、そのようになるので世界が一つになるのです。国連は今、国がありません。我々が国連を動かす仕事を、今やるのです。それで国連大学をつくり、国連国家形態をつくることのできる、すべてを示さなければなりません。プラス・マイナスです。このようにして、今日重要なのは言語の解決であり、世界統一をいかに成すかということであると分かったのです。

 我々がなすべきことは「世界平和連合」、「世界平和宗教連合」、「世界平和女性連合」、「世界平和青年連合」を国連に加入させることです。国連に加入すれば、今後、統一の世界へと移行していくのは問題ではありません。「世界平和女性連合」は強力な団体です。一つしかありません。母を中心として完全に一つにならなければならないのです。母が中心なので、「女性連合」が国連に入った場合には、問題がないのです。

 「女性連合」は強力な組織なので、現在の選挙制度が残っている限り、「女性連合」を中心としたその国の責任者に、ファーストレディーや大統領夫人が就こうとするのです。そうなれば大統領夫人たちを国連に送り、提案ということになれば、一斉に手をあげて蕩減するのです。「私たちに必要なのは宗教国連であり、女性国連であり、青年国連です! 国家を代表した、肉身を代表した現在の国連は駄目です!」このように提案して挙手するのです。ファーストレディーたちが女性連合の会員として国連に入っていけば、統一国連は問題ないのです。現在の国連は根も無く、国もありません。

 お母様の組織は大したものです。お母様が指導者世界、政界、大学、そして若者の世界をりードしています。どれほどすごいことでしょうか! 選挙の時にお母様が国に影響を及ぼすのです。世界のファーストレディーたちが女性連合の会員になりますが、自動的にそのファーストレディーを国連大使として送るのです。

 今、国連に百八十二か国が連結されていますが、すべてのファーストレディーたちがそこに行っています。それで「世界平和女性連合」と「世界平和青年連合」が必要なのです。若者たちを連結して「国連大学」をつくるのも問題ありません。私たちが百八十二か国に人々を送り、国連の理想を教育するのは問題ありません。今、国連にそうした人がいません。先生がブリッジポート大学を準備して「国連大学」として連結しようと思っているのです。

 皆さんは国連に対する観念を抱かなければなりません。女性時代が到来するのです。女性時代が到来したことが分かりますか? 宗教圏も七五パーセントが女性です。政界に影響を及ぼすのも、今日のアメリカでは完全に女性たちです。家庭で影響を及ぼすのも女性たちです。息子や娘に影響を及ぼし、青年にまで影響を及ぼすのが母親です。必然的に女性時代が到来するのです。地上天国になるまで、二千年になるまで女性全権時代に入るのです。

 先生が国連に理想国家型として何かを提示できるような国家基盤がありません。それを提示しなければなりません。先生が語ったことを全部読んで調べてみなさい。ですから、言語を統一しなければならないのです。真の父母がすべきことは「言語統一」と「世界統一」です。これは外的です。血統を復帰して真の息子、娘を生むのは内的です。絶対信仰、心情圏一致です。

 今や皆さんの責任が重要です。皆さん、祝福家庭がイエス様以上の立場に立ったので、皆さんが自分の氏族と国を救わなければなりません。イエス様に代わって国をも救うべき時代が到来したということを知らなければなりません。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

世界平和を願う 奇知の外の凡人 が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2022.07.02 21:26:55
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