奇   知   外   記

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2023.03.05
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第7回「七・一節」の御言
1997年7月1日
ブラジル・サロブラホテル


  アダムとエバは神様の愛の相対

 創造理想を完成した世界では、救援や救援摂理という言葉はあり得ないのです。救援は、再び取り戻して救ってあげなければならないという意味です。すべてを失ってしまったので、救援して復帰してあげるということです。

 堕落によって、神様が何を失ってしまったのかといえば女性です。ですから、女性はサタンの側に行くようになっています。

 それでは、今までこの地上で生きている男性たちは何かといえば、神様の体にならなければならないのですが、男性は天使長の体、神様の僕の体になってしまったのです。

 サタンの体、サタンの男性になり、その男性と一つになった女性、その男性と女性と一つになった子女たちは、サタンの血統を持つ本当のサタンの息子・娘たちなのです。
 男性は、エバの主人となり、カインとアベルの父となることのできる本然の神様の創造理想を失ってしまったのです。

 ですから、サタンの体、サタンの妻、サタンの子女になったので、神様の体、神様の息子、神様の妻、神様の子女を追放してしまったのです。

 そうして、救援摂理のアダムの時からアブラハム、ヤコブの時まで二千年の歳月が過ぎて、初めてこの地に着地して救援摂理史を始め、メシヤを送ることを神様は約束されたのです。

 メシヤがやってきて、本来の堕落しなかった本然の基準である、神様の体をもって取り戻してこなければなりません。神様の体を持った夫を中心として、サタン世界のエバと子女を復帰してこなければならないのです。

 では、旧約時代のメシヤはどのようなおかたなのかといえば、真の父母となって、真の夫の立場に立ち、真の妻を復帰して、真なる息子をつくるのです。これが真の父母の使命です。

 ここで問題になるのは、堕落によって、本然の神様の血統になるべきものが悪魔の血統になって、また別の最初の男性と女性と子女が生じるようになったことです。

 アダムとエバが、神様の体として継承することのできる十六歳までの期間がありました。彼らが結婚さえしていれば、神様の子女となって、サタン世界は存在しません。そうであれば、このような人類に、戦争の歴史と血を流す歴史がなかったのです。

 神様が天地を創造されるとき、神様ご自身が創造の絶対信仰と絶対唯一、不変、永遠な基準でつくられたのです。ですから、絶対信仰の上で神様と一つになるのです。

 その創造というものは何かといえば、神様が必要とする相対を求めるということです。無形の神様が、見える神様として現れて、これをすべて神様の代身の形状をまとった神様の愛の相対につくろうというのです。

 ですから、創造の最初の目的は、体を身に着けなければなりません。無形の神様なので、将来の人間を中心として創造理想が完成されれば、体をもったアダムとエバの子女が霊界に来ることによって、神様がその霊界でも父となり、王になろうとすれば体がなければならないのです。

 では、神様が体をまとって現れたその姿が、だれの姿でしょうか? 完成したふたりの夫婦が、神様の祝福を受けて一つの体になった、アダムとエバの姿です。

 そうなれば、アダムとエバは神様の愛の相対です。神様は、愛の相対をつくられ、愛によって完成するために宇宙のすべての鉱物、植物の核として人間を立てておかれたので、それを吸収しながら生きるのがアダムとエバ、私たち人間の生活です。人間は万物の霊長です。

  結婚を通して一体化

 完成して祝福を受けなければ、神様の形状も失ってしまい、神様の愛の相対も失ってしまうのです。神様のみ旨のとおりになるためには、最初は形状をまとった愛の相対を求めるのであり、第二には、家庭とその後孫と国のために、子女が必要となるのです。
 家庭が完成する日、神様の形状を持ち、愛の相対を持つようになり、愛する子女を持つようになるということを教えてあげるのです。

 では、これが何を中心として一つになるのかといえば、血統です。中心の根、幹、芽がすべて一つです。見えない神様の血統と、見える神様の血統を継承しなければならないのです。それでは、いつ、見えない父なる神様と、見える父なる神様の血統がいっぺんに出発するようになるのでしょうか?

 アダムとエバが完成すれば、神様が結婚させてくれることによって、アダムの体の中に神様が入っていって、私たちの心としての創造主の父と、体としての創造物である父が愛によって一つになるのです。

 知識でもなく、権力でもなく、お金でもありません。真の愛で一つになることによって、真の愛を中心とした形状が成され、相対が成され、家庭が成されるようになるのです。

 真の愛が重要なのです このことがはっきりと分からなければ、宇宙の根本が分からないのです。それでは、見えない父なる神様の愛と、見える父なる神様の愛がどこで一つになって出発するのでしょうか? それは結婚して、初愛の場で連結されるのです。

 天地が一つになり、男性と女性が一つになり、愛を中心として神様の生命と人間の生命が一つになり、神様の血統と人間の血統が一つになるのです。

 このようなことは、皆さんの子女も同じです。皆さんの子女が何かといえば、自分たち夫婦の姿に再び似て生まれたのです。



 それで、自分たちの家庭を中心として、赤ん坊を産んで、兄弟を育て、祝福して、神様がアダム家庭のためにされたみ業を再び繰り返すのです。

 それゆえ、見えない神様の愛と生命と血統と良心が、見える神様の愛と生命と血統と良心と一つにならなければならないのです。

 では、それが何によって一つになるのかといえば、結婚なのです。アダムとエバの結婚は、愛を結ぶことです。皆さんの心の中に神様が入ってきて、神様の愛、神様の生命、神様の血統、神様の良心を中心として、実体対象であるアダムとエバを中心として、神様の愛を中心として、生命と血統と良心が一つにならなければならないのです。

 それゆえ、霊的な見えない父なる神様と見える父なる神様は、天地と宇宙が合わさり、全体が一つになる実体の一つの核になるのです。核にならなければならないのです。

 愛は一つの体になるのです。皆さんが願うのは、愛を中心として男性と女性が、絶対的に一つになることを願います。また、父母と子供、兄弟を絶対的に一つにすることができるのは、神様の本然の愛しかないのです。

 それでは、見えない神様の愛が、どのように見える人間世界に現れるのでしょうか? また、見えない神様の生命が、どのように人間と関係を結び、見えない神様の血統や良心が、どのように人間と関係を結ぶのでしょうか? そのためには、一つになることのできる相対的条件がなければなりません。ですから、相対が絶対に必要なのです。

 結婚式の初夜に、男性と女性が愛し合うようになることは、天地が合わさることであり、宇宙全体が合わさることです。神様の愛を中心として全体の愛をもって、すべての万有がそこに相対的立場にあるので、その核を中心として全部連結されるのです。

 そうなれば、宇宙が回り、宇宙が往来するのです。これがアダムの理想家庭、創造理想家庭だったのです。このような本然の理想が、堕落によってすべて解体されてしまいました。見えない神様の愛、神様の生命、神様の血統、神様の良心を中心として、見える相対をすべて失ってしまったのです。これを再び、神様が見えるように再創造しなければならないのです。

 堕落しなければ、その見えない私たちの心に従って、自由に入ってくることができるのですが、これをサタンが占領したという話です。

 ですから、心も清算しなければなりません。心が何かといえば、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統、偽りの良心なのです。これを清算しなければならないのです。心や体を全部清算しなければなりません。

 神様の再創造の目的がどこで成されるのかといえば、アダム家庭です。本然のアダム家庭で成される内的な見えないお父様と、見えるお父様が、愛と生命と血統と良心が一つになることのできるその基準を、再び取り戻さなければなりません。

 ですから、見えない神様の家庭、神様の宗教、神様を中心とする民族、国家形態を整えて、サタン世界以上の見えない権限を持たなければならないのです。

 見えない父なる神様の愛と生命と血統と良心を中心として、霊的にでも相対的世界の基準を立てなければなりません。その霊的基準の前に、実体基準まで一つにさせることのできる基盤が、第二次世界大戦後の連合国の勝利基盤だったのです。

  最後まで耐える者が勝利

 心と体が分かれて、世界的に心と体が闘っています。体が心をいつも攻撃していたように、第一次世界大戦、第二次世界大戦、第三次世界大戦を中心としてサタンは、常に善なる天の側を攻撃しました。これを復帰してくる運動を、宗教が受け持ってきたのです。

 では、宗教とは何でしょうか? 宗教が、なぜ必要なのでしょうか? 神様が最も必要とする「家庭的核」を捜すのが、宗教の責任です。

 それゆえ、宗教を中心として常に闘いが起こるのです。宗教は常にその時代において個人的宗教時代、家庭的、氏族的、民族的、国家的宗教時代に、迫害を受けて血を流してきたという事実を知らなければなりません。

 さて、宗教が神様の保護を受けるためには、どのようにしなければならないのでしょうか? 神様の保護をむやみに受けることはできません。

 神様が創造されるとき、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準を中心として創造されたので、その立場に帰るためには、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の立場で神様に侍らずしては、神様が協助することはできません。

 サタン世界は不信の世界です。何を信じるというのでしょうか? 愛がどこにあるのでしょうか? 怨讐になっています。何が服従でしょうか? すべて搾取、虐殺の世界です。

 そのようなサタン世界で、一番の怨讐が何であるかといえば、宗教圏なのです。サタン世界が神様の側にある宗教を全部打ってなくそうと、抹殺運動をしてきたのです。
 神様が、サタン世界をすべて助けてあげることはできません。神様は、サタン世界の人たちと、愛の関係も生命の関係も何らの関係もないのです。

 エデンの園で絶対信仰でなく自分勝手な信仰、絶対愛ではなく自分勝手な愛、絶対服従ではなく自分勝手な服従であったので、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準を立ててこそ、初めて神様が干渉することができるのです。

 それでは、宗教がどのように生き残るのかということを知らなければなりません。僕の僕から僕、庶子、養子、直系の子女、母、父、神様まで、八段階の受難の道を経ていかなければならないのです。

 サタンの代表家庭において、天の息子が生まれたならば、その家族が皆、ありとあらゆることをするのです。十人の家族がいたならば、十人が刃物で天の息子を殺そうとするのです。何の罪もないのに、祖母が騒ぎ、父親が騒ぎ、夫が騒ぐのです。

 そして、息子・娘が見るとき、「おじいさんは、やり過ぎではないか? お父さんも、またやり過ぎではないか? お兄さんも、やり過ぎではないか?」と言うのです。
 本心(良心)で見るときに、同情心が起こるように、ありとあらゆる凶悪な行動に対して我慢しても、さらに、ために生きなければならないのです。

 十人の家族のなかで一人が同情心を持ち、また、一人が同情心を持つようになり、半分以上の人が同情心を持つようになれば、女性ならば、「私は、あの男性を夫にしよう」と思うのです。

 また、「お父さんが、あのようであってほしい」と思い、「私の祖父が、あのようであってほしい」と思うようになるのです。そのような心を持つことにより転換されるのです。

 このようなことを知って聖書を見れば、「死なんとする者は生き、生きんとする者は死ぬ」という言葉が理解できるのです。最後まで耐える者が勝利するということです。
 神様の作戦は、「サタンよ、サタンよ、おまえが来て攻撃しろ」というものです。打たれてじっとしているのです。真なる王、真なる父になることのできる立場を握っている天の側は、打たれてじっとしており、打たれながら、ために生きるのです。

 これが宗教、信仰の主流の行動です。主流が行くべき道はこのようなものなのです。そのようにして、仲間をつくってきました。ですから、サタン世界に従って分かれた人たちが、「あのおかたはだれか?」といえば、「私の先祖の中の先祖である」というのです。

 また、「あのおかたはだれか?」といえば、「私の兄の中の兄である」といい、「あのおかたはだれか?」といえば、「王の中の王である」というのです。そのようにして、絶対一つになるのです。

 「私の父親も祖父も偽物であり、夫も兄も偽物、一族が全部偽物だ 本物はこれしかない」というようになるのです。

 このようなものが信仰の伝統ですが、今日の宗教には、その伝統がありません。終わりの日になって、伝統がないすべての宗教は飛んでいって、すべてなくなるのです。
 先生がこのような伝統を教えるので、先生に反対するのです。先生に反対しない国、反対しない人がどこにいるでしょうか? 個人として反対し、家庭として反対しました。それゆえ、父親と母親が自分の子女を拉致する歴史は、統一教会にしかありません。父母が子女を拉致するのです。

 「レバレンド・ムーンから祝福を受けるな」と言うのです。先生が一番の怨讐です。神様が最も好むものは、サタンが最も怨讐視するのです。ですから、祝福を受ければ大騒ぎになるのです。祝福してあげることによって、先生は迫害されたのです。

  真の父母によって家庭の破綻を救済

 全世界の人類が、アダム家庭一つのように解放された立場に立って、一日の祝福が展開されなければなりません。第二次世界大戦以後に、キリスト教と英・米・仏、日・独・伊が連合国を主軸としてすべて一つになりました。体が闘ったものが、一つになって統一されたのです。

 堕落は、エバを失ってしまったことです。将来、アダムが完成して、祝福を受けることのできるあらゆる相対がいなければなりません。

 母親と子女をサタン側が連れていったので、再臨主は国家的基準以上でこれを連結させるために来なければならないのです。世界的舞台において乗り越えていかなければならないのです。

 サタンは、長成期までです。原理的に見れば、完成期と神の直接主管圏はサタンが支配できません。サタンは、国までは支配しても、世界を支配できないようになっているのです。

 それで、終わりの日はどのような時かといえば、肉的な国の人たちが、神様が離れた場で生きるのです。そのようにしながら、その人たちが生きる家庭は、サタンが皆青少年を、アダムとエバを全部淪落させ、破綻させるのです。

 本当にめちゃくちゃになって、エイズによって人類が遠くない将来に滅亡しかねない立場になるのです。今が正にそのような時なのです。

 堕落したアダムとエバのように、青少年が淪落して家庭が破綻する現象の起こる終わりの日が来たのですが、この環境に神様が手を着けることができません。

 堕落したアダムとエバに、神様は干渉できません。血統が違うのです。神様の愛と生命と血統とは、関係がないのです。関係がないのに、どうして手を着けられるというのでしょうか?

 また、サタンも政治の力でここまで引っ張ってきましたが、世界舞台に引っ張っていくことはできないのです。国家までは引っ張っていきましたが、世界までは引っ張っていけないのです。

 サタンの限界線は、国家基準にあるので、数多くの国家をつくって統一できないようにしておいたのです。神様が統一してきたものに反対するようにつくっておいたのですが、これを引っ張って、本来帰ることもできないのです。

 もっと進むこともできず、帰ることもできません。神様も手助けすることもできず、どうすることもできません。

 ブラジルの国ができますか? ブラジル大統領ができますか? ブラジルの経済ができますか? ブラジルの教育ができますか? ブラジルの軍事ができますか? できません。宗教もできないのです。

 これに手を着けて処理できるのは、真の父母しかいません。偽りの父母によってすべて分かれてしまったので、真の父母が現れて青少年の淪落と家庭を再度収拾して、神様の本然の愛を中心とした生命的、血統的因縁を備えるように祝福してあげるのです。

 完成した家庭の形態を築いてあげれば、サタンは自然と離れ、世の中と区別して新しい家庭、氏族、民族、国家が編成されるのです。
 また、いっぺんに、世界祝福してあげれば、そこには家庭があり、氏族、民族、国家、世界が共にあるのです。

  キリスト教は父母権復帰の宗教

 さて、キリスト教の人口が、第二次世界大戦後は八億だったのですが、その時に来られた先生と一つになったならば、祝福は七年かかりません。七か月以内に終わるのです。

 世界を統一した英・米・仏を中心として、「祝福を受けよう」と言えば、一週間以内に約四十億に近い人類が祝福を受けて、完全に一日で復帰されるのです。

 ところが、先生はそのすべてのものを失ってしまいました。キリスト教が先生を追い出したのです。キリスト教は、新郎を迎えるための新婦の宗教です。新婦が民主世界と共産世界という子女を持った立場です。

 その時、主軸国家の英・米・仏が、カインとアベルを抱いて母親の立場で父親さえ迎えれば、アダム家庭で失ってしまったものを世界国家で一つにできたのです。あとは、祝福して血統だけ転換すれば、すべて終わったのです。

 そのようになれば、どうなるでしょうか? 先生は苦労しません。先生が四十歳には、世界天下を統一して王の中の王になり、神様が初めてこの世界の都に勝利の長子権、勝利の父母権、勝利の王圏を備えて、堕落しなかった解放された地上天国が、一時に広がるのです。

 地上天国個人ではなく、地上天国家庭でなく、また、氏族、民族でもなく、地上天国世界が一時に広がって、霊界も空いていたものを共に祝福して、霊界も全部満たしてあげるのです。

 堕落する前の基準で完結して、サタンの痕跡がない世界をつくっていかなければならないのです。ここから地上天国、天上天国の統一的神様の愛の主権、覇権時代が到来するのです。

 そうして、地獄まで解放するのです。地上は地上地獄です。愛を中心とした地上地獄です。フリーセックスがどこにありますか? ホモがどこにいますか? レズビアンがどこにいますか?

 自分の夫と暮らしながらホモを願い、レズビアンを願い、フリーセックスを願う人が、この中に一人でもいますか? これに手を着けられる人は、先生しかいません。真の父母しかいないのです。

 それでは、皆さんはだれに似なければならないのでしょうか? 神様に似なければならないのです。無形の父が有形の父と一つにならなければなりませんが、有形の父が無形の父に似ることができなかったのです。

 ですから、一つになることができるのは、見えない愛、見えない生命、見えない血統を中心として、見える父の愛と生命と血統と良心が、一つになる基準を再度編成していかなければなりません。

 そこで、真の父母が現れて進むのですが、皆さんがついてくるに際しては、命懸けでついてこなければならないのです。そうすることのできる群れにならなければならないのです。

 サタンは、殺して直接引っ張っていくのですが、真の父母に従っていけば天国に行くのに、何回死んだとしても、ついていかなければならないのです。

 ここで問題になるのは、女性です。女性が何かと言えば、一番目にアダムを殺しました。二番目には、イエス様を殺しました。三番目には、エバ圏であるキリスト教が、再臨主を死の場に追いやったのです。三度も蹂躙したのです。

 ですから、英国のようなエバ国家が誤ることによって、国家的立場に立ったエバ国家は、これに対する蕩減の役割を果たさなければならないのです。

 英・米・仏が、責任を果たせなかったので、再度このことを蕩減する業をするのです。では、再臨主は、何をしなければならないのでしょうか? 再臨主は、一次アダム、二次アダム、三次アダムが失敗したものを、完成すべき責任が残っているのです。

 このように見れば、旧約時代は、アダムに匹敵し、新約時代は、イエス様に匹敵し、成約時代は、再臨主に匹敵するのです。アダム・エバ、男性・女性が神様からつくられて、神様の前に最も要求するものが何でしょうか? 「私たちの結婚式をしてください」ということです。未婚の男性と女性が成長すれば、「結婚式をしてください」と言うのと同じです。

 旧約は、アダムとエバが堕落したために、神様を中心とした結婚式ができず、約束を果たせなかったのです。

 それで、イエス様が、メシヤ、第二アダム国家的責任者として来られて、イスラエルを中心として国をつくるのです。国家的基準でアダムを失ってしまったものを救うところは、国家以外にはありません。

 国家の基準で勝利をするために、イエス様が来られたのが新約です。新しい約束である結婚式のために、神様を中心として国を取り戻すのが新約です。

 今まで何回失敗したでしょうか? アダム家庭、イエス家庭が、どのようになったでしょうか? ですから、仕方なく死に、イエス様の心と体を裂いてしまったので、これを救援しなければならないのです。

 そのために、第二次世界大戦を中心として復帰するのです。日・独・伊と英・米・仏が全く同じ立場で闘ったのです。体が心を打ちました。

 サタン世界が全世界のキリスト教文化圏を打って、なくしてしまおうとしました。しかし、七五パーセントまで勝利しても、全部滅びていくのです。皆さんはこのことを知らなければなりません。

 キリスト教は何の宗教でしょうか? 父母権復帰の宗教です。その他の宗教は、天使圏復帰の宗教です。どの宗教が中心なのかといえば、家庭編成を中心とした内外の核心が備わった宗教が、主流宗教になるということを知らなければなりません。

 四大聖人のだれが中心か、今までは分かりませんでした。宗教人は、分からないのです。統一教会の先生と、統一教会員しか分かりません。神様とサタンと先生しか分からないのです。

 彼らの救援の目的は、個人です。天使長は個人です。相対がいないのです。しかし、統一教会の時代になってからは、家庭救援を中心として親族救援、国家救援、世界救援がいっぺんに成されるのです。

 今まで、宗教だと信じてきたキリスト教も、天使長の体が代表の立場に立って、個人救援をしたのです。その個人救援が、宗教圏を立てて捜し立てたのは、アダム家庭で失ってしまった愛の巣です。

 家庭を取り戻してくるということを、知らなかったのです。これを復帰するのが、神様の救援摂理の目的であるということを皆、知らずにいたのです。知っているのは、先生を通した統一教会員だけです。

  絶対信仰・絶対愛・絶対服従の上に摂理は発展

 さて、キリスト教の歴史の中において、血統を転換して復帰した内容があります。ほかの経典にはありません。カインとアベル、その次にはヤコブとエサウを中心として、ペレヅとゼラという胎内にいる双子を中心として転換するみ業をしたのです。

 血統を転換させて天の側に立った一族が出発したのが、イスラエル選民であり、その一族を通して血統を転換させた王が現れた内容をもったものは、キリスト教の歴史しかありません。

 キリスト教のイエス様の歴史しかないのです。そのことを知らなければなりません。ほかの宗教にはありません。

 イエス様は、「神様は私の父である 私は神様のひとり子である」と言いました。これは偉大な宣布であるということを知らなければなりません。

 神様のひとり子です。ひとり子は、神様の初愛、神様の全体の愛を独り占めできる代表者です。ひとり子の権限をキリスト教は持っているのです。それゆえ、キリスト教文化圏が世界を統治しているのです。

 サタンに心が奪われて家庭が破綻し、青少年は手が着けられないくらいに滅びるのです。そこに真の父母が来て、青少年や家庭問題を収拾し、国と世界を一時に神様のみ旨にかなう創造本然の内容を中心として組織編成できる、確実な観点が現れるようになっています。

 絶対信仰、絶対愛、絶対服従の上に神様の摂理は発展するのですが、それを伝統的に立てておいた民族や国家がないのです。

 それゆえ、そこから落ちたりしながら上に上っていくのです。このようにしながら、数多くの人が犠牲になって、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基盤を通して、復帰歴史は成し遂げられるのです。

 ですから、宗教圏を中心として血を多く流し、虐殺され、殉教していった伝統は、キリスト教しかないのです。仏教ではなく、儒教や回教ではありません。このようなことを皆が知らなければなりません。

 このような話をするのは、皆さんが統一教会に入ってきて、すべてを知ることによって、自分で落ち着いて自分の方向を備えて進むことを願うからです。

 英・米・仏が責任を果たせずに、第二次世界大戦で来られる主を迎えることに失敗したのです。王の中の王、父母の中の父母、長子の中の長子として迎えることができる基準、エデンの園で神様が祝福して、神様の霊的父母と実体の父母が愛と生命と血統を中心として一体になることのできる基準にならなかったのです。それで、すべて分かれたのです。これを一体にさせる運動が起こらなければなりません。

 再臨主を追い出したので、英・米・仏をだれが持っていったのでしょうか? 今の全世界の統一された環境をだれが持っていったのかといえば、サタンが持っていったのです。ですから、先生はすべてを失ってしまいました。

 最も神様が愛していたものをサタンが握っているので、全権がサタン世界に入っていくのです。廃虚となり灰の山になった日本とドイツとイタリアを中心として出発したのが、再臨主の歴史であり、統一教会の歴史です。

 さて、英・米・仏を神様が立てて役事したのに失敗したのです。しかし、神様は一度失敗したものを、もう一度拾って使うことはできないのです。

 復帰という言葉は、神様ご自身がアダムの後孫を通して、子女の二世を通して復帰する立場にあられるということです。それゆえ、神様は失敗した英・米・仏に再び手を着けることができないのですが、救援摂理歴史は子女を通して復帰するので、息子の立場にいる先生が、初めて英・米・仏の代わりに日・独・伊に責任を持つのです。それゆえ、日・独・伊を立てるのです。

 さて、キリスト教がもし先生を歓迎し、エバ国家として使命を果たしたならば、どこを訪ねていくのかといえばアメリカです。アメリカを中心とした南北米がカイン、アベルです。

 カトリックがカインであり、プロテスタントがアベルです。お互いが怨讐です。これを完全に一つにするのです。そのようにして世界救援が成し遂げられるのです。

 アメリカとプロテスタントが、アベルの立場に立って方向を決めてあげたのです。プロテスタントに対して二十余年間、方向を決めてあげたものを南米では、一年六か月の間に全部平準化させて、南米三十三か国を中心として、反対に引っ張っていくみ業をしようとするのです。

 前に行くのではなく、反対に回っていくのです。南米がカインです。それを一つにする運動を今、しているのです。そのようにしながら世界を祝福させるのです。世界的祝福時代です。

 ですから、見えない父なる神様と、見える父なる神様の愛と生命と血統と良心圏をこの地上に再度編成して、サタンの痕跡があるのを完全に消して、解放された基準で、天の国を成し遂げなければならないのです。

  交差結婚

 来られる再臨主が荒野に追い出されて、この世の中に千年、数千年にわたって築いた第二次世界大戦後の英・米・仏の勝利を求めることはできないのです。

 四千年の蕩減歴史を四百年では、なせないのです。先生が四百年生きることはできません。生きることのできる期間が四十年ですが、この四十年期間に神様の創世以降に今まで四千年にわたって捜し立てた基盤を失ってしまったものを、再度、取り戻してこなければならないのです。

 キリスト教が先生に侍ったならば、東洋、西洋が一つになります。祝福をして怨讐の国同士が交差結婚をしたならば、世界の人類が皆血統が混ざったでしょうか、混ざらなかったでしょうか? 国がありません。今ごろ、全部が一つの国になったはずです。そのようになったならば、東洋、西洋が分かれずに一つになって、韓国も南北が分かれませんでした。

 先生を追い出すことによって、東洋、西洋が一つに統一されるのが、そのまま分かれたのです。先生と一つになったなら、韓国の南北が統一され、世界の中心国家として、世界国家を統一することができたのです。絶対的主体を中心として統一されるものが、全部倒れてしまったのです。

 それゆえ、先生もすべて失ってしまいました。父母も否定しなければならず、子女も否定しなければならず、全部分かれてしまったのです。先生一人しかいません。世界がこのように分かれるので、韓国が分かれないはずがありません。サタンがほうってはおかないのです。

 次に、先生の氏族が分かれるのです。聖進の母親の崔氏と文氏が宗親会を成して統一されるべきであるのが、すべて分かれてしまったのです。子女が、すべて分かれてしまったのです。

 このようになれば、先生自身も家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家的メシヤを先生自身が編成してこなければならないのです。捜し立てなければならないのです。そのようにしてこそ、初めて一つになるのです。それが国家的ではなく、世界的です。超民族的な世界版図の上に生まれなければなりません。

 先生は独りで、日本をエバ国家に、それからアメリカをアベル国家、ドイツをカイン国家に立てたのです。すべて怨讐です。

 アメリカも新婦として、新郎である統一教会を追放した代表的国です。怨讐の中の怨讐です。そのことを知らなければなりません。ドイツも怨讐であり、日本も怨讐です。第二次世界大戦の怨讐です。赦すことのできない怨讐です。

 それがなぜ、最も怨讐中の怨讐であるキリスト教・新婦圏内で最高のアメリカをそこに入れたのかというのです。旧教・ユダヤの国と新教・アメリカが、旧約と新約の基盤なくしては成約があり得ないのです。ですから、人類とアメリカを救うために、アメリカを選び、日本人、ドイツ人、ヨーロッパ人、アジア人を選んで、アメリカを再度復帰するみ業を二十一年間してきたのです。

 個人的、家庭的、氏族的、民族的、国家的に、キリスト教まで先生が責任を持ってブレーキをかけて、引っ張りあげるみ業をしたのです。

  母親の役割をする日本人

 今、アメリカ自体が生きる道がありません。キリスト教も家庭もすべて倒れました。新しいキリスト教、新しい家庭理想は、レバレンド・ムーンにしかないので、このレバレンド・ムーンは次第に世界版図を持って、アメリカが持った権限以上の権限を持ってくるのです。

 彼らが気がついて、「ああ 行く道は、レバレンド・ムーンにしかないのだ」という方向に展開して、これを全世界、民主世界に一元化させて、ワシントン・タイムズを中心とした方向をあらかじめ整えて、一つの体制につくっておくのです。

 日本の国が怨讐です。韓国人と日本人は結婚できないのです。韓国人は死んでもできないようになっています。韓国が歴史上、九百三十二回も侵略されましたが、その大半は日本が侵略しました。

 島国がどこかに、船に乗って海辺に侵略してきて、蕩尽していくのです。日本人に侵略されて、女性たちが蹂躙され、子供たちが虐殺され、ありとあらゆる歴史があったことを韓国人は知っているのです。日本人と死んでも結婚できません。

 女性にとって、貞操がいちばん重要ではないですか? 純情と貞操を誇るのは、韓国の女性しかいません。九百年の歴史を通して、中国を兄の国として侍っていきながらも、中国人と結婚した人が皆無に近いのです。また、日本が四十年間侵略してありとあらゆる業をすべてしたとしても、願って結婚した人はほとんどいないのです。

 このような日本人と韓国人が、交差結婚をしたのです。怨讐を愛さなければなりません。怨讐の娘であり、怨讐の王の娘であり、怨讐の父親であり、怨讐の兄なのです。

 先生によって二千七百名、三千名に近い人たちが交差結婚をしました。日本女性は韓国男性、韓国女性は、日本男性と交差結婚をしたのです。日本が韓国と結婚することによって、絶対「性」を中心とした親しい立場で絶対服従しなければならないのです。

 氏族的メシヤたちが、すべて一つになるようになれば、国家的基準において南米と北米の交差結婚です。私たち統一教会の教会員たちは、南米の人たちと結婚するのが問題ではなく、南米の人たちが北米の人たちと結婚するのが問題ではありません。すでにそのような伝統が立っているというのです。南北米合わせた六億が、すべて交差結婚できる日が遠くないのです。

 日本と韓国が交差結婚したのです。アダム・エバ国家です。天使長国家、ヨーロッパ代表の版図がカトリック国家ですが、全世界と交差結婚するのです。宗教圏が全世界と結婚するのです。そうすれば、一つの世界になるのです。

 そうして、日本人を中心として百八十五か国に行って、母親の役割をするのです。祝福をしてあげて、自分の後孫と交差結婚することのできる準備をしているということを知らなければなりません。

 それでは、世界が一つでなければなりませんか、二つにならなければなりませんか?(「一つでなければなりません」)。血統が一つですか、二つですか? 入り乱れて純粋でないものは、すべてなくなるのです。

 今の時は主人がいません。完成したアダムが現れる時です。サタンも神様も、「真の父母の時だ」と言うのです。サタンも「そのとおりです。あなたの思いどおりにしてください。私も今困難であり、神様も困難です。ふたりとも困難なので、ふたりを救ってくれる人は、あなたしかいません」と言うのです。

 第二次世界大戦以降、解放された後に、共産主義と民主主義の世界が交差結婚をするのです。英・米・仏と日・独・伊が交差結婚するのです。

 事実、四十年ではなく、七年もかかりません。七か月間にすべて仕上げることができるのです。それを蕩減するために先生が独りで闘ったのです。全世界のサタンが、歴史を通して屈伏するように、「四十年間、攻撃しなさい、私を打ってみなさい」というのです。

 先生が先頭に立つのです。そうして、個人的に攻撃、家庭的に攻撃、氏族的に攻撃、民族的に攻撃、国家的に攻撃、民主世界、共産世界から攻撃され、反対されたのです。
 地上天国、天上天国を願う神様の前に、地上地獄、天上地獄をつくったサタンが、全権をすべて持って、「地上天国が何だ。天上天国が何だ」と言いながら、たたきのめそうとしたのです。

 その結果、先生が倒れましたか、勝利しましたか?(「勝利しました」)。世界の個人的な男性、女性を徹底してつくって、世界的な夫婦を教育して、世界的な氏族をつくって、世界的な民族をつくって、世界的な人種を編成してくるのです。

 世の中がどんなに反対しても、私たちには前進あるのみです。世の中がどんなに反対しても、私たちの行く道は変わりません。(「アーメン」)「アーメン」。「アー(A)」は、ナンバーワンを意味し、「メン(men)」は、人を意味するのです。ですから、「アーメン」というのは、ナンバーワン・メン、「勝利した者」すなわち、勝利者を意味するのです。

  祝福の台風が吹く

 一九九二年を前にして、先生が四十年生涯をかけて再蕩減路程の受難の道を歩んできました。これをすべて清算し、「七・一節」を通して、お母様を世界的なお母様として、お母様の子女を世界的な子女として、前に立たせる時代が来たのです。それが「七・一節」です。

 第一次イスラエル選民圏を失ってしまい、第二次イスラエル選民圏であるキリスト教を失ってしまったのです。その失ってしまったものを、全部蕩減しなければなりません。

 再度家庭を編成して、天の側の家庭と、天の側の氏族と、天の側の民族と、天の側の国家まで現れなければならないのです。サタン世界の国家基準まで現れなければなりません。

 皆さん、日本も先生が選んだのですが、日本の国は最後まで反対し、アメリカも最後まで反対し、ドイツも最後まで反対し、ヨーロッパも最後まで反対するのです。

 統一教会は王であれ、大統領であれ、国家の首班であれ、従ってこれないようにするのですが、一方通行のようなレバレンド・ムーンに、命懸けでついてくる者が、今までの統一教会員です。ですから、家庭から追い出され、拉致される事件が起こってくるのです。

 日本、アメリカ、ドイツの三大国家を先生が立てたので、世界経済圏がこの三つの国にすべて集まるのです。

 諸国のチームがやってきて調査をしてみると、統一教会の根があまりにも深くて、日本だけでは統一教会をなくすことはできないのです。

 ですから、レバレンド・ムーンの話に従って二百十万双祝福を完成すれば、大変なことになるようになっているのです。

 韓国もそうです。南韓や北韓も分かれてすべてサタンの国になったのです。韓国も、もはや文総裁でなければ南北統一できず、北韓も文総裁でなければ南北統一できないというのです。それがすべて私にかかっています。

 アメリカの作戦と南北の作戦においては、韓国が経済的に支援することができる時を失ってしまったのです。それはだれがしなければならないのかといえば、エバが復帰しなければなりません。

 百八十五か国に行って、任地国で伝道した霊の子女と、自分の子供たちをカイン、アベルとして全部一つにさせなければなりません。

 エサウとヤコブは腹中でも争い、生まれてからも争いましたが、腹中から和合し、子女を産んでからも一つにさせることのできる業をしなければならないのです。

 ですから、百八十五家庭、百八十家庭を祝福した人たちは、これから自分の故郷に帰ります。そして、祝福した人たちは自分の腹中に子供がいれば、母として子女であるカインとアベルを復帰することのできる条件を立てるのです。今後、自分の親族と、自分が伝道した人たちの子孫同士が結婚するようになるのです。

 このような伝統が起こるのです。今後、国と国が国境を中心として怨讐になっているのですが、その国を救うためには千二百名の正義隊、一万二千名の正義隊、十二万二千名の正義隊を中心として、お互いその国を助けて、復興させて、同じ基準に上っていくことができるように奉仕し、ために生きて再創造の役事を始めるのです。そうすれば、地上天国が形成されるのです。

 日本は島国です。アジア大陸のエバ国家です。アジア大陸だけ数えても、三十二億にもなります。世界人口の五分の三です。アジア人と西欧社会の五色人種が、大陸を超えて結婚式をするのです。

 さて、この家庭破綻したすべての環境を、私たちだけが特権をもって収拾することができるのです。自由世界、民主世界、黒人、白人ということなく、早く早く祝福しなければなりません。祝福の風が吹くのです。台風が吹くのです。

 ブラジルで、百二十双祝福してあげた人たちを今回、連れてきたのですか? 六人ですか?(「五人です」)。その人たちに、拍手しなければなりません。(拍手)

 エバ国家、母親の使命を果たしたエバ国家の女性たちがやってきて、精誠の限りを尽くして、自分の血と肉を食べさせてあげなければならないのです。子女は自分の血と肉の延長です。

 自分の骨だけが残ったとしても、骨に皮をかぶせたようになったとしても、子女を食べさせて生かすべき立場が、母親であることを知らなければならないのです。

 私たち統一教会の食口たちが、国を代表して世界を代表して働くのですが、エバ国家の女性たちが世界に再び出ていって、復活させるために行くとすれば、だれが保護し、経済的に援助してあげなければならないかといえば、アベルとカインのアメリカとドイツです。これができずにいるので、私たちがしなければならないのです。

 家庭祝福を完遂すれば、この三大国家のすべての資源と愛する子女の人脈が、全部いっぺんに私たちに従ってくるのです。

  三千六百万双の祝福

 ですから、「七・一節」がなぜ必要なのでしょうか? 家庭編成して家庭を約束するのが祝福です。結婚させてあげるのですが、十二の峠を越えなければなりません。天使長の代わりに、三家庭を祝福してあげなければなりません。その次には十二家庭ですが、アダム時代、ノア時代、ヤコブ時代を縦的に代表する三十六人が先祖なので、祝福しなければなりません。

 三家庭、三十六家庭、その次は何ですか? 七十二家庭です。その次は、百二十四家庭。その次は四百三十家庭です。その次は、七百七十七家庭、千八百家庭です。その次には六千家庭。その次は六千五百家庭です。これが三×三=九、サタン世界の国家基準を越えるのです。

 その次には、九二年に世界的時代である三万双時代、九五年に三十六万双です。世界が反対して殺そうとしましたが、すべて切り抜けて上ってきました。

 ですから、世界的祝福時代の道が生まれるためには、世界の先祖の母親がいなければなりません。お母様が今までは、先生の後ろに従ってきました。ですから、「七・一節」を中心として、ようやくお母様が先生の横に立つのです。(拍手)

 そうして、九二年四月十日を中心として、世界女性解放が始まるのです。「七・一節」を中心として、蕩減条件を完全に乗り越えることのできる条件を立てずしては、お母様を前に立てて世界女性を解放させることができません。

 ありとあらゆる女性がいるのです。思春期に売春をした婦人がいないでしょうか? ありとあらゆる立場の女性がいるのです。その人々を解放しなければなりません。

 ですから、お父様とお母様のふたりが立つとき、お父様を代身した男性と、お母様を代身して女性が立てば、天使長がいないのです。血統が一つになっているので、兄弟の立場に立ち、同じ血族同士が結婚できる時代になるのです。

 すべてサタンに従っていっていたものを、ようやくこれを全部占領しておいて、神様を前にして先生に従って全面的に神様を宝座にお迎えすることのできる時代になるのです。

 今まで宗教者は、結婚できなかったのです。出家をして、独身生活をしてきました。それが「還故郷」をして、結婚できる家庭的祝福時代になったということを知らなければなりません。

 サタン世界に従っていくその家庭は、悪なる家庭であり、悪なる愛、悪なる生命、悪なる血統、悪なる良心を基盤としてきました。

 これから真の父母に従っていくようになるときには、善なる愛、善なる生命、善なる血統、善なる良心圏の祝福された家庭と、一族の世界が兄弟の圏内に一つの家庭の食口のようになったので、いっぺんに結婚すればすべて終わるのです。

 今年、十一月二十九日に世界的に祝福を受けるようになれば……。今は、自分の国家を中心としたありとあらゆる国があります。百六十国家がありますが、元来は百八十家庭を祝福してあげれば、故郷に帰って自分の一族に頼んで、「このように外国に出て百八十家庭を祝福したのですが、一族を捨てておけますか?」と言いながら祝福するのです。

 その各国で祝福するとき、自分の一族と縁戚を結ぶのです。「私たちの家庭の中で、私たちの一族の中で、数多くの民族と数多くの国家の人たちが暮らしている。十二国以上、数十か国に親戚が暮らしている」ということを考えてみなさい。そのようにしてこそ、初めて神様の子女の資格があるのです。神様も家庭を求めようというのです。

 七月末までは、三百六十万双は問題なく完了します。また、一気に進めば、数か月間に三千六百万双になり、数年間に三億六千万、人類全体を祝福できるのです。早くしなければ大変なことになります。

 日本の二万二千二百人、一つの国に百二十人ずつ百八十五か国に派遣するようになり、いっぺんに百八十家庭をして日本に戻れば、日本人の数百万人が復帰されるかもしれません。そのことが分からずにいるというのです。

 南米で百二十名を祝福して、皆さんの子女と結婚をするようになれば、南米の地に来て日本の二百五十倍の土地を買うことができます。二百倍以上です。日本人になりますか、世界的な地上天国人になりますか?(「世界的な地上天国人になります」)

  祝福かエイズか?

 「七・一節」が必要ですか、必要ありませんか?(「必要です」)。その時から縦的に蕩減する家庭時代を過ぎて、九二年に横的に三万双、九五年に三十六万双祝福をしたのです。

 十二の峠のなかで、三万双が十、三十六万双が十一、三百六十万双が十二番目の峠です。アリラン峠は、いくつの峠ですか? 十二の峠です。十二の峠を越えるのです。
 アリラン峠という言葉は、愛の「愛」の字と、町村の「里」の字と「嶺」です。愛里嶺です 愛の園、家庭を求めて十二の峠を越えずしては、神様が安息できる国がありません。その仕事を今、私がしているのです。

 きょう七月一日は、「七・一節」を出発してから七年目になる日です。新しい愛を中心とした絶対氏族時代です。その時、絶対氏族的メシヤから、絶対国家メシヤに移っていくときです。

 今、韓国の国家メシヤたちが、責任を果たせなかったものをすべて世界が争奪するのです。奪われていくのです。「すべてのものを私がします」というときに、「私がする」というようになるときには、全部すり替えるのです。

 皆さんが韓国人になり、その人たちは全部追い出されるようになるのです。すり替えられるのです。大移動です。大混雑が起こるようになるのです。
 さあ今、祝福のブームが起こり始めましたか、起こり始めていませんか?(「起こり始めました」)。レバレンド・ムーンが三百六十万双の祝福は可能だと言ったでしょうか、不可能だと言ったでしょうか?

 「レバレンド・ムーンは滅びる。三万双をするときに滅びる、三十六万双するときに滅びる。三百六十万双すれば、跡形もなくなる」と言ったのです。では、その反対ですか、そのとおりですか?(「その反対です」)

 これから一つの町があれば、町内に千軒暮らし、数千軒になれば、旗を持って何曜日であっても祝福式であり、土曜日の二時になれば祝福式であり、祝福式を行うサイレンが鳴れば、その部落全体が礼服をつくって着て、結婚していないその町の人たちは追い出される時が来るのです。

 さあ、今後、オーストラリアのような国はいくらにもなりません。約五百万~七百万名になるのを祝福してあげて、大移動が起こるのです。ですから、エイズ患者たちを警戒しなければなりません。

 ハーバード大学のエイズの最高の専門学者が発表したのは、二〇一〇年までに人類の中で十億がエイズ患者になるというのです。そうすれば、その時は人類は赤ん坊をたくさん産まないので、五十億の人口が六十億を超えられないのです。

 六十億人類といえば、六人に一人がエイズ患者ということになるので、人類がエイズ感染によって滅亡する日は、わずか数年以内であると見ているのです。
 エイズは、潜在期間が七年から十二年です。十二年間病気が現れないので、次第に十二億の人類が完全に滅亡すると見るのです。

 それを救援できるのは、絶対「性」を中心として純潔と貞操を守らなければならないというのが、解決の鍵です。それをすべて知っているのです。
 では、祝福を受けますか? 祝福ですか、エイズですか?(「祝福です」)。世界が祝福を受けることのできる時が来たのです。

 ですから、私がここに来て苦労し、一年半、二年苦労してアメリカと同じ組織をつくっておいたのです。これからアフリカに行くようになれば、六か月以内に私が使ったお金の三分の一で、そのまま上がっていくのです。
 これから南米と北米を連結させれば、新聞社もつくり、教育機関もすべてつくるようになっています。南北米が一つにならなければならないというのは、もはや常識的なことになったのです。

 これをするためには、レバレンド・ムーン以外にはいないと言っているのです。ローマ教皇庁もそうであり、プロテスタントのすべての総会長たちも、そのように認めることのできる時になったのです。

  世界の頂上の峠を越える

 第二次世界大戦以降に新婦圏であるキリスト教の文化圏を失ってしまったのを、ようやくカインとアベルを立てて母を求め、父を求めることのできる時代となりました。そのような復帰路程を経て、今こそ解放の地上平和統一の世界へと前進すべきです。(「アーメン」)

 神様の全権とは何でしょうか? 神様の全体、全般、全権行使が何であるかと言えば、結婚を思いどおりすることです。家庭だけ祝福してあげれば、それで氏族編成も問題なく、国編成も問題なく、地上天国編成もすべて問題ないのです。

 アダムは家庭の長兄であり、家庭の父であり、家庭の王です。また氏族の長兄であり、氏族の父であり、氏族の王です。また国の長兄であり、国の父母であり、国家の王であり、世界の長兄であり、世界の父であり、世界の王です。

 さらに天の国の父であり、地上天国の長兄であり、父であり、見えない神様と一つになることによって、今まで空いている天上世界を、皆いっぺんにいっぱいにできるのです。

 ですから、家庭では自分が長男であり、家長であり、「絶対父」であり、「絶対王」です。ですから、皆さんは全部アベル的な王に侍らなければならず、氏族的なアベルの王に侍らなければならず、民族的なアベルの王に侍らなければならず、国家的なアベルの王、世界的なアベルの王に侍らなければならないのです。

 先生一人が全体をすべて完成させたので、ある家庭や氏族や八段階のすべての国が、絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしてこそ、初めて統一世界と平和の世界は成し遂げられるのです。

 皆さんがなぜ、絶対にそのようにしなければならないのかといえば、先生がはしごだからです。家庭的はしご、氏族的はしご、民族的はしご、国家的はしごを上っていって解放圏に行き、アダム家庭から世界家庭に思いどおりに通じることのできる道が、先生にはあるのです。

 それゆえ、先生の話だけ聞けばいいのです。先生の話に絶対信仰、絶対愛、絶対服従して、アダム家庭で個人的に失敗したものを家庭から八段階で、すべてのものが完成したという条件に立ってこそ、初めてそこでようやく相続権解放が起こるのです。解放、解放、解放です。

 七年前に始まった日が、七年後に世界的にすべて成し遂げられるのです。では、そのようなブームが起こると思いますか、起こらないと思いますか?(「起こります」)。天の全権を持っているので、どこのだれでも良心的な心は人がよくて、「いらっしゃいませ」と言うというのです。

 祝福をしてあげれば、彼らがアベル的なので、三百六十万双までは興進君や大母様が来て祝福してあげることによって、祝福候補者を選定してあげて、自分の先祖たちが来て全部守ってあげるのです。右手は世界人類をつかみ、左手は霊界の先祖をつかんでぐるりと回っていくのです。

 今、共産圏、民主世界に左右されていたものが、お父様、お母様が振り向いて見ると、右側が左側になり、左側が右側になるので、共産党にキリスト教が奪われてしまったのです。

 ソ連と中国が、アメリカとヨーロッパのすべての祝福圏を全部、占領するようになりました。二世たちが一つになって先生の思想で教育され、完全に先頭に立ったのです。
 二世たちの教育を、しっかりしなければなりません。このように統一の運勢が、すべて「七・一節」を中心として飛躍するのです。七年を迎えて世界の頂上の峠を越えるのです。

 三万双、三十六万双、三百六十万双、三千六百万双、その次に何ですか? 三億六千万双、その次に六番目は何ですか? 三十六億双です。すべて終わるのです。

 それは問題ありません(笑い)考えてみてください。三百六十万双だけすれば、皆さんのお父さん、お母さん、一族を十双ずつだけ、まとめなさいと言えば、三千六百万双になり、三千六百万双が皆さんの親戚まで、結婚してできた義理の親兄弟や八親等まで十人ずつまとめれば、三億六千万双、さらに、十人をまとめなさいと言えば、一瞬にして、一年に一回ずつですべてすることができるのです。

 難しいですか、簡単なことですか? 七代、七代、七代を連結するようになれば、一瞬にして一か月以内にすべて終わるのです。

 小学校の先生に尋ねてみなさい。「先生 私たちが結婚するときに、この世の中の結婚のように結婚して一週間たって別れて、数年間に全部離婚するような結婚をしなければなりませんか?

 それとも、統一教会の祝福のように、いっぺんに数万双、三百六十万双、三千六百万双、三億六千万双結婚する者になって、ある日結婚式に皆会うこともできず、人工衛星で言葉も分からないで祝福された人たちであっても、間違いなく千年万年暮らすことのできる結婚をしなければなりませんか?」そのように質問するとき、どのように答えるでしょうか?

 それらの祝福を受けた家庭が、変わることのない家庭となって、小学校の先生が模範的な家庭を眺めるようになるとき、小学校の先生が統一教会の結婚を否定するでしょうか、中、高等学校の先生が否定するでしょうか、大学の先生が否定するでしょうか? 全部が肯定することによって統一教会に行かざるを得ず、祝福を受けざるを得ないのです。

 「私たちの町では、祝福家庭の中でだれだれがいちばん先祖です。その先祖を始祖としてお迎えしたいので、教えてください」と言うのです。すべて一つになるようになっているのです。

  数年間で神を中心とした世界に

 先生は、百八十五か国に新聞社をつくるのです。そうして、ラッパを激しく吹き、太鼓をたたいてラジオ放送、テレビジョン放送で激しく吹けば、六か月以内に世界の五十億の教育はすべて終わるのです。

 「レバレンド・ムーンが祝福を通して、家庭倫理の破滅や青少年の淪落と世界のホモ、レズビアン、あらゆるフリーセックス、麻薬関係を解消することのできる仕事を主導しています。そのような人が、神様の人ですか、サタンの人ですか?」と言えば、「神様の人です」と言うのです。

 これに反対した人がだれかといって、「カトリックのだれだれ」と言えば、絶対服従しなければ、そんな人は町から全部追い出そう、という運動が起こるのです。

 では、祝福家庭が予備祝福を全部しているのですが、同じ祝福家庭でありながら、予備祝福をしないで、ぐるぐる回っていれば、「えい、この者」と言われるのです。どのようになるか考えてみなさい。グループに入らなければならないのです。

 日本にいる女性たちがエバ国家からやってきて、血の汗を流して、全部血肉を投入して祝福してあげた伝統を、その国民が相続できなければ、しっぽのような立場になるのです。

 国連での決議によって、南米の祝福家庭たちは北米に行き、北米にいる人たちは南米に移動する、ということが可能なのです。

 南米の貧しい人たちがアメリカに行けば、どれほどいいでしょうか? 日本人たちは豊かに暮らしていますが、南米の人たちはどれほどいいでしょうか? アフリカの人たちは移動すれば、どれほどいいでしょうか?

 祝福を受けた所で、いちばん数字が上がらない所が先進国でしょうか、後進国でしょうか? どちらですか? 先進国家がビリになりますか、後進国家が一等になりますか? 先進国家がビリになれば、アメリカの地を放っておいて、アフリカに行くべき時が来るのです。

 国連の決議によってです。大移動が始まるのです。入籍が始まるのです。これは、うそではありません。

 先生の話のとおりにしてこそ、初めて統一の世界、平和の世界が実現されるのです。その国で百八十家庭を祝福できない人は、先に百八十家庭をしようという人が入ってきて、すり替えるみ業が起こるのです。 

 さて、ですから、「七・一節」が必要ですか、必要ありませんか?(「必要です」)。三百六十万完成が七月に終わり、三千六百万双を発表しなければなりませんか、してはなりませんか?(「しなければなりません」)

 三千六百万双になり、部落ごとにメシヤが行くようになれば、部落解放が始まります。今後、私たちの思想と、私たちの節操を守らない人はいません。それゆえ、尊敬されるようになるのです。

 今回、先生が韓国に行って何をするのかと言えば、七が八回になる日を記憶して行事をするのです。今まで神様が安息されることができませんでした。安息天下、安息の地上、天上天国をつくらなければならないのです。

 ですから、お父様、お母様、文氏、韓氏の宗親たちを中心に集めて、バンケットをして全部、祝福を受けさせるみ業が起こるのです。

 「婿と嫁、一族までも集まれ」と言って、有名な人を招くようにしなさいというのです。先生がそのようにすれば、統一教会の協会長だとか、有名な人たちが氏族編成の下に降りていきながら、国編成、氏族編成、家庭編成を拡大していくのです。

 全世界人類が、再び祝福を受けなければなりませんか、受けるべきではありませんか?(「受けなければなりません」)。堕落したという事実を知れば、受けざるを得ないのです。

 百八十家庭をすべてその国に定着させ、自分の宣教国であるカイン圏の家庭まで定着することのできるみ業が成されれば、世界は数年間で神様を中心とした世界になるというのが結論です。アーメン、勝利と讃揚と栄光です。(「アーメン」)



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

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Last updated  2023.03.05 22:56:54
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