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2023.07.11
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第39回「真の子女の日」記念礼拝の御言

1998年11月19日
ニューヨーカーホテル


  神様を中心とした愛

 世界には数多くの宗教があります。その宗教が目指すものは天国であり、どのようにして天国に行くのかということが宿題になっているのです。堕落がなかったならば、そのような宿題はありませんでした。

 神様はアダム・エバを創造されるときに、一人の男性と一人の女性としてつくられました。何のためにそのようにされたのでしょうか? 男性であるアダム、女性であるエバのふたりが喜ぶためにつくられたのでしょうか、それとも神様が喜ばれるためにつくられたのでしょうか? どちらが先に喜ぶべきなのかということが問題になるのです。どちらが先でしょうか? (「神様です」)

 どのようにしたら神様は喜ばれますか? アダムとエバの顔を見ることで喜ばれるのですか? (「いいえ」)。神様は、顔を見て喜ばれるでしょうか、それともキスしながら喜ばれるでしょうか? (「キスしながらです」)。それでは、アダム・エバが神様の所に上っていって、そのようにしたでしょうか、それともアダム・エバが住んでいる地上に神様が降りてこられて、そのようにされたでしょうか? どちらが先だと思いますか? (「地上に降りてきてされました」)

 それでは、神様が地上でキスされたとすれば、だれに先にキスをされたでしょうか? (「エバです」)。(「アダムです」)。(「エバです」)。(「アダムです」)。(笑い)はっきりと答えてください。どちらですか? (「エバです! )。皆さんがエバであると言うなら、アダムがそれを見てじっとしているでしょうか?

 「私に先にキスをすべきなのに、なぜエバに先にキスをするのですか?」と言わないでしょうか? 息子のほうが貴いでしょうか、それとも娘がもっと貴いでしょうか?(「息子です」)。(「娘です」)

 このような問題が生じるのです。これはどれほど複雑な問題ですか。いくら複雑に考えても、事実を知らなければ意味がありません。真実を知らなければならないのです。

 神様とエバがキスするときにアダムも喜び、アダムとエバがキスするときに神様も喜ばれることのできる位置はないでしょうか? そのようになれば神様も喜ばれ、アダム・エバも喜ぶはずです。アダムを先にしてもエバを先にしても問題になるので、それをどのようにして解決するのかを、私たちは考えざるを得ないという結論が出てこなければならないのです。

 神様は、その問題を考えられたでしょうか、考えられなかったでしょうか? アダム・エバは、成長する過程において考えることはできませんが、神様はそれらのことをすべてご存じで考えておられたでしょう。アダム・エバが神様とともに喜ぶことのできるキスをしなければならないということは理想的結論なので、神様もよくご存じであったのです。

 キスするときにも共に喜び、何かいいことがあっても共に喜ぶことのできるというのが理想的ではないでしょうか?神様が、「あなたたちふたりは、神様まで喜ばせることのできるキスができますか?」と言われるとき、アダムに尋ねてもエバに尋ねても「できません」と言い、このふたりが神様に、「それでは神様はできますか?」と尋ねれば、神様は「できる」と言われるでしょうか、「できない」と言われるでしょうか? どちらでしょうか?  神様の体が分かれて、その分かれたものが再び合わさって一つにならなければならない、という論理しかないのです。

 なぜこのような話をするのかといえば、重要なことだからです。私たちが喜ぶとき、キスをするとき、何を中心とすれば一番いいのか、ということです。お金を分けてあげるためにキスをするのですか? 神様が力を誇るためですか? 愛を成就するためです。愛のためにキスをし、愛のために抱擁もするのです。

 アメリカの人たちはカップルのことだけしか考えないでしょう? 第三者は必要ない、ということではないですか? アメリカの人には、祖父母も必要なく、父親、母親も必要なく、兄弟も必要ないのではないですか?男性には女性がどれくらい必要でしょうか? 絶対必要です。女性には男性がどれくらい必要でしょうか? 絶対に必要なのです。

 それでは、どのようなパートナーを願いますか? 瞬間的な愛のパートナーですか、永遠に絶対的な愛のパートナーですか? (「永遠に絶対的な愛のパートナーです」)。本当ですか? (「はい」)夫にとって、妻のすべてのものは絶対的でなければなりません。妻にとって夫は絶対的でなければなりません。服や足の爪、髪の毛までも絶対的であるというのです。

 それでは目はどうですか? もちろんです。鼻はどうですか? もちろんです。口はどうですか? もちろんです。手ももちろんであり、すべてのものが絶対的なのです。

 それでは、アメリカにそのような家庭はありますか? 偽物ですか、本物ですか? (「偽物です」)。偽物なら、ゴミ箱に入れなければなりませんか、父母の机の上に宝物として置いておかなければなりませんか? (「ゴミ箱に入れなければなりません」)

 神様がごらんになれば、ゴミ箱にほうり込まなければならないのです。そのような人が霊界に来て永遠な神様に出会うようになれば、地獄にほうり込まれるということを知らなければなりません。ゴミ箱の代わりに脱落者が行く所が地獄なのです。フリーセックス、ホモ、レズビアンが入り交ざったアメリカは、神様が愛される国ですか、呪われる国ですか?

 今日、堕落した世の中の人間たちを、堕落していない本然の主人であられる神様がごらんになれば、何層にもなる地獄のいちばん真っ暗な、人も見ることができない所にほうり込まなければならないのです。それで底なし地獄というものがあるのです。

 「アメリカの国民は優れている」と誇ってはいけません。偉そうに横柄な態度をとってはいけないのです。「チャンピオンである。お金がある。軍事力、知識がある」と誇ってはいけません。

 「ワン・ワールド・アンダー・ゴッド」といえば、世界のためのアメリカになるのですが、アメリカはアメリカ国民のための「ワン・ネイション・アンダー・ゴッド」です。そのような国は必要ありません。アメリカ政府や上下院を中心として世界のためのアメリカとなることを決定し、そのような思想を持つようにしなければ、神様を訪ねていく道がないのです。

 そのような意味から、レバレンド・ムーンのみ言を聞かなければならないのです。赤ん坊から国会議員、大統領、すべてがひざを折って悔い改め、神様の前に引導者を探し求めたとき、神様が「レバレンド・ムーンのみ言を聞きなさい」と言われれば、どのようになるでしょうか? レバレンド・ムーンをどれほど必要とするのかといえば、絶対に必要なのです。(「はい」)。神様が愛されることができる道を教えてくれる代表者であるからです。

  愛の道

 それでは、アダムとエバはキスのしかたを知っていたでしょうか、知らなかったでしょうか? 考えてみてください。男性と女性が成長したらキスして抱擁して愛し合うことができる、ということがアダム・エバに分かるようになっていたでしょうか、分からないようになっていたでしょうか?

 神様がいちばん喜ばれることが、男性と女性がキスして抱き合うことであるならば、アダム・エバが成長し大きくなったならば、そのようにできるはずです。ふたりがその年になったとき、神様が喜ばれる場所で愛し合ったでしょうか、神様が嫌われる場所でしたでしょうか? 嫌われる場所でしたのなら、それ以上神様の前に近づくことはできず、喜ばれる場所でしたのならば、それ以上神様と離れることができないのです。

 アダム・エバはキスして抱擁したいと考えたでしょうか、考えていないでしょうか? (「考えました」)。どうしてですか? だれに教わったのですか? (「自然からです」)。自然です。自然を見れば、オウムが二羽くっついて、夫婦で大騒ぎして子を産み、キスしたりしているのです。そのようなものを見たでしょうか、見ていないでしょうか? 

 そして、何をするのですか? 男女が愛し合って一つになり、子供を産むのです。子供がどれほどかわいいでしょうか。「アイゴー、赤ちゃんが欲しい。どうやってあのようなものを手に入れたのだろう? 私たちもあのようにできるのかな?」と思ったでしょうか、思わなかったでしょうか? 

 娘も大きくなれば淑女になり、ティーンエージャーになれば、「男性のあれはどうなっているのだろう?」と気になり、それを神秘的に考えます。そうですか、そうではないですか? ミステリーのように考えるのです。すべての神経、五官が集中することが、思春期に起こりますか、起こりませんか?

 皆さんも、昔のサタン世界の堕落した人々も皆そうであったのですから、本然のアダム・エバがどれほど激烈であったかということを考えてみてください。それでは、アダム・エバが思春期に近づくほど、それに対して関心を持つようになり、すべての神経が集約されるでしょうか、されないでしょうか? 神様がおられれば、そのような人に「善悪の果を取って食べるな」と言われたでしょうか? 善悪の果とは何ですか?

 思春期になると、自分でも知らずに自分の目と鼻と感覚の細胞が一つになって一つの火の玉のようになり、そのようになれば、自然にアダムとエバが抱いて愛し合うように神様がされたのです。目を見ても、鼻を見ても、口を見ても、耳を見ても、手足を見ても、すべてが笑っているのです。口も、耳も、手も、すべて開いているのです。愛に占領されようということです。すべてがそうなのです。死んでもよいというのです。

 愛の道とはそのようなものです。その熱さが、百度どころか、千度、万度まで到達することを神様は望まれます。神様が抱いて愛されることができるということを教えてあげようとされたのですが、そのような境地まで行く前に問題が起これば大変なことになります。それゆえに「取って食べるな! と言われたのです。

 そのようなレベルまで到達すれば、アダム・エバ以上に神様も興奮されるでしょうか、興奮されないでしょうか? 興奮されるのです。それでは、アダム・エバの熱と神様の熱を比較してみれば、どちらが熱いでしょうか? 神様のほうが熱いのです。レバレンド・ムーンがどうしてそのようなことを知っているのでしょうか? 見たのでしょうか? どうしてか知りたいですか? 教えてあげましょうか? (「はい」)

 このことは、私の宝であり、神様の宝であり、男性・女性の宝であり、人類歴史の宝であるのに、皆さんに教えてあげるのですか? (「はい」)。きょうは「真の子女の日」なので、良い贈り物として教えてあげましょう。
 (「正分合作用は神様の愛の母体」と板書される)

 アダムの愛やエバの愛というのは、それ自体が原因ではありません。結果的なものです。原因的存在は神様です。神様の性相と形状に愛の根が存在するので、アダムとエバが上に上がっていき、そこで出会って火がついて二倍の熱が出るので、アダムの愛よりも神様の愛がもっと熱いのです。

 (板書されたものを指されながらお話しされる)これが性相です。男性性相、性相と形状。そしてこれがプラス・マイナス、男性と女性は縦的・横的に四位基台をつくるためにいるのです。これは無形世界であり、これは有形世界です。このようになっているので、ここで回るのです。復帰ですから、このようにして回るのです。

 皆さんは、神様よりも劣った存在になりたいですか、優れた存在になりたいですか? (「優れた存在になりたいです」)。そうです。真の愛の相対は、自分よりも優れていることを願います。それゆえに、アダム家庭においては、アダムはエバが自分よりもりっぱであることを願い、エバはアダムが自分よりもりっぱであることを願うのです。神様よりも優れていることを願うのです。

 なぜ、そうでなければならないのですか? なぜ、神様がそのようでなければならないのですか? 神様は霊界でも見えません。そのような神様が見えれば、それよりももっと優れようとするはずです。アダム・エバは、神様が愛を中心としてご自身よりも優れていることを願われる、見える存在なのです。

 刺激的で衝撃的な地上で、そのようなことを願われるのです。愛する相対は、自分よりも優れていることを願うという原則があるために、神様よりも優れていなければならず、息子・娘は父母よりも優れていなければならず、夫と妻も相対が、より優れていることを願うのです。

 ですから縦的横的な関係において、父母は子女がりっぱであることを願い、夫は妻が、妻は夫がりっぱであることを願うのです。真の愛の相対は、自分よりも優れていることを願うのです。

 男性がそのようにりっぱな妻を迎えようとすれば、自分のすべてを投入し、そこからさらに投入しなければならず、妻が自分以上に優れた愛の相対を願うならば、妻が投入しなければなりません。この天理に背くことはできないので、犠牲にならなければならないという結論が出てくるのです。

 このような概念の世界を成就するためには、投入して忘れ、犠牲になり、奉仕をするという精神がなければなりません。神様ご自身がそのような精神を持たれ、アダム・エバも、兄弟も、国と国王も、すべての主体と対象がそのような関係になっていてこそ、神様は喜ばれ、神様がさらに愛することのできる道に導いてくださるのです。それゆえに、天国も無限なのです。永遠に新しい天国をつくることができる後代、永遠な世界がなければなりません。

  アダムの中に入られる神様

 それでは、初めに戻りましょう。アダム・エバが喜び、神様まで合わせて三人が喜べば、どのような世界になっていたでしょうか?この世界の息子・娘たちは、霊的にも肉的にも形がありますが、神様は無形です。死んで天国へ行ったとき、神様が見えなくてもいいのでしょうか? 「私がいちばん好きなお父様だ」と言わなければならないはずなのですが……。

 アダム・エバがキスして愛し合うのは有形世界でのことですが、どのようにしたら無形であり、見えない神様と見詰め合うことができ、触れ合うことができる位置に立てるのかということを考えなければならないのです。

 神様が喜ばれ、アダム・エバも喜ぶように愛を中心として一つになることを願うならば、どのようにしなければならないのでしょうか? これが問題なのです。それが一つになれば、見えない父母が見える父母になり、霊界に行っても実体であり、地上でも実体であるので、笑うときにもいつも一緒に笑うようになるのです。見えないのにどのようにして一緒に笑い、その相対になるのでしょうか?

 このことが問題です。一つになれる道をどのようにして立てるのかということが、神様が創造されるときの最後の宿題の中の宿題であり、人間の希望の中の希望であり、宿題の中の宿題なのです。

 問題は簡単です。見えない二性性相の神様がアダムの中に入っていかれるのです。そうすれば、霊界の神様はいなくならなければなりません。どこに来られていなくなるのですか? ここ(形状的なアダムとエバ)と合わさったというのです。(板書されたものを指しながらお話しされる)アダムの体、エバの体に入っておられるのです。分かりますか? (「はい」)。はっきりと知らなければなりません。

 アダムの中に神様が入っていかれれば、神様とアダムとエバの三人が喜ぶようになるのです。アダムとエバのふたりが喜べば、内外すべてが完全に喜びます。霊界、肉界がすべて喜ぶのです。

 未婚の男女は、なぜ結婚しようとするのですか? 男性の世界を完全に絶対的に占領するためであり、女性の世界を絶対的に占領するためです。それゆえに自分の夫に、宇宙全体、神様までがすべて入っているのです。

 神様の愛と人間の愛をすべて占領して抱くようになれば、宇宙を抱くようになります。(板書されたものを指されながらお話しされる)これらがすべて一つになるためには、このセンターの位置に来なければならないのです。男性もここに来なければならず、女性もここに来なければなりません。

 男性・女性の体の四分の三が水です。水が一つになり、愛が一つになって動物を育てることができる平原地帯のようになって、その愛の懐で水を飲み、草を食べて世の中のすべての動物が幸福にすくすくと育つようになるとき、このすべてのものを創造された神様が、それを見て笑われるのです。それを見て泣かれるでしょうか? 

 女性が泣くときにはどこに行きますか? 女性は隠れて泣きます。台所のような所に行くのです。男性は外に出て泣きます。男性は門をけ飛ばして、家から出ていって泣くのです。(笑い)相対的です。そうではないですか? 出ていって、木や海など自然に話しかけながら泣くのです。

 また、女性が喜ぶと「へへへへ」とこのようにし(体を縮めて笑うまねをされる)、男性は「ホホホホ」とこうするのです(肩を広げておなかを突き出しながら笑うまねをされる)。(笑い)そうですか? どのようなことをしても女性は女性であり、男性は男性です。女性は男性になれず、男性は女性になれません。絶対的なのです。アメリカの女性たちは、よく聞いておきなさい。

 「なぜ男性が主体なのか? 主体は女性だ」と言うならば、夫婦が愛し合うときに「男よ、横になりなさい。私が上にいく」と逆さまにならなければなりません。(「女性が主体になろうとすれば、そのようにしなければならないということですか?」)。そうです。女性が主体であると思うなら、そのようにしなければなりません。男性を横に寝かせて、自分がその上に乗って愛するのです。

 そのようにしたらどうなりますか? 水が全部あふれてしまうではないですか? 皆がはっきりと分かるように露骨に話をしているのです。笑わないでください。(笑い)このような夫婦は破壊します。女性は「受ける存在です。

 アメリカの女性たちは、主体を知りませんでした。主体と対象を誤って暮らしていれば滅びます。世の中を滅ぼすのです。どこにおいても女性が出しゃばれば滅びます。自分の位置を失えば滅びるのです。前後が逆さまになれば罪になります。

 それでは、動機は神様ですが、その結果を合わせる所はどこでしょうか? 頭から脊髄すべてに神様が連結されなければなりません。神様の見えない骨が、男性の見える骨に移されるのです。見えない肉が女性に移されるのです。男性は骨、女性は肉になり、ふたりが一つの体になることによって第二の神様になります。神様の愛の相対になることができる存在になるのです。そのようになってこそ、男性と女性が愛し合うときに、愛を中心として神様は喜ばれ、キスして抱擁し、踊りを踊られるのです。

 それでは、どこで一つになるのでしょうか? キスするところですか? 抱擁するところですか? どこですか? (「生殖器です」)。生殖器を今までいちばん悪いものとして扱ってきませんでしたか? 卑しいものとして扱ってきたのではないですか? それは堕落したためです。生殖器は生命の根源であり、血統の根源であり、愛の根源なのです。

​  アダムとエバの結婚式は神様の結婚式​

 個人主義王国時代に、個人主義王権を主張する者たちは孤独、単身です。皆、相対を失いました。天使長によってそのようになりました。すべての男性・女性は相対的になっていますが、愛のパートナーを失い、息子・娘までもすべて失ってしまったのです。

 そうして、「人生の価値とは何だろうか? 真の愛の道とは何だろうか?」と言うのです。真の愛の道を捜し出すことができないので、人生の価値が分かりません。フリーセックスになれば、自分の父親を殺した怨讐と関係を持ち、その怨讐の息子をはらんだことを憂えて、産むやいなや子供をゴミ箱に投げ捨ててしまうようなことが多いのです。
 フリーセックスとは一体何ですか? どうやって本然の立場に返っていくのですか? 返っていくことはできません。すべて失ってしまいました。

 そしてヒッピーになり、雨や雪が降る日は行く所、休む所がないので、嘆息しながら薬を飲んで死んでしまうのです。自殺者がどんどん増えていきます。人生行路において真の愛を失ってしまったら、どのようにして真の人生を生きていくのですか?

 未婚の女性たちは男性に目が行くでしょう? 男性の中を搜して真の愛がありますか? 男性たちは、女性に真の愛があると思いますか? 男性が信じられますか? 女性が信じられますか? 女性が生まれたのは男性のためであり、男性は女性のために生まれたということを知っている人はいません。自分のために生まれたと思っているのです。

 それでは、男性は何をするのですか? 女性は何をするのですか? 相対を僕にしようとします。ために生きようとはしないのです。ために生きなければ愛はあり得ません。初愛は永遠なのです。エデンの園では、エバ以外に他の女性がいましたか? 男性一人、女性一人でした。

 自分自身が絶対に信じられる人がいますか? 心と体が一つになっていますか? 毎日、心と体が闘っているのです。これを、どのように解決しますか? 休戦も停戦もない戦争を、どのようにして終わらせるのですか? 

 (板書されながら語られる)九〇度です。すべて同じなのです。十二角が三つずつで三十六です。これはどこに持っていって合わせても、すべて合うのです。統一教会もこれを中心としているので一、二、三の三対象であり、これを中心としても一、二、三の三対象であり、神様を中心としても一、二、三の三対象なのです。

 これは、一つの永遠な公式的カテゴリーなのです。男性は神様が絶対に必要であり、息子・娘が絶対に必要なのです。女性も神様が必要であり、夫が必要であり、息子・娘が必要なのです。息子・娘は父母が必要なのです。同じことです。どれか一つ欠けるだけでも、すべてが崩れていきます。

 これが春ならば、これは秋です。そして東側は男性に当たるので主体です。これを中心として、これが一つになるのです。ですから、祝福家庭は神様の形状にならなければなりません。神様は父母なのですが、堕落以後、形状を持つことができませんでした。形状を持つはずが持てなかったのです。

 これを再び復帰して、ここにおいて神様が初愛を中心としてアダムとエバに入られて、縦的な父母と横的な父母がここの一点で愛されることによって、始まりが縦的・横的になるのです。そうなることによって、霊界と肉界を一つにすることのできる息子・娘が出てくるのです。

 神様はここにいて、アダム・エバはこのようになっているのですが、これが一つになってこちらに上がっていくのです。アダム・エバは上に上がっていきます。神様は上から降りてこられるのです。アダム・エバは見えない性相を備えるために、見えない神様は見える形状を備えるために訪ねてこられるのです。

 それはどこで出会うのですか? 赤ん坊から兄弟時代を経て、男性は男性として大きくなり、女性は女性として大きくなってここまで来て、擦れ違うのではありません。エバは「アイゴー、私をほうっておいて泣かしたまま逃げ回り、一人で歩き回っていたアダムが必要だ」と思い、アダムは「アイゴー、わんわん泣いてじゃまだったエバが絶対に必要だ」と思って、ふたりは出会います。それで神様も同様に訪ねてこられるのです。

 思春期になると、神様がアダムとエバの中心に入っていかれ、「さあ、行こう。祝福することができる場所で会おう」と言われるのです。そして霊的な父母と肉的な父母が一つの体になり、霊肉が一つになります。そして霊的世界、肉的世界を見ることのできる息子・娘が生まれるのです。それが堕落していない天の国の家庭の息子・娘であり、それを拡大させたものが天の国の民族なのです。アーメン。


 横的な父母であるアダム・エバは神様の体であり、縦的な父母であられる神様が心なのです。神様は、アダム・エバの心なのです。ここで心と体が一つになって愛するとき、アダム・エバの結婚式は「体」的な父母の結婚式であると同時に、「心」的な神様の結婚式になるのです。

 二つの世界の結婚式をすれば、息子・娘の結婚式になります。息子・娘の結婚式、横的な父母の結婚式、縦的な「心的神様の結婚式になるのです。この三つをすべて祝福することのできる日を迎えることによって、神様が喜ばれ、アダム・エバが喜び、全体が喜びます。アーメン。そこから幸福になるのです。

 ですから、神様もアダム・エバの結婚式をどれほど待っておられたでしょうか? それはご自分の結婚式なのです。女性が男性を訪ねていって完全占領して、男性が女性を占領するとき、ふたりで神様が喜ばれる場所を訪ねていくのです。そしてアダム、エバが神様の体になり、神様はアダム・エバの心になって、結婚式が完成するという結果になっています。

 ですから結婚とは、男性が女性を完全に占領し、女性が男性を占領するものなのです。ふたりが占領した真の愛を中心として、神様までも占領するのです。神様がすべての主体なる動機になられ、その神様と愛によって一つになることによって、そこに属したすべての宇宙の存在は私の所有になります。アーメン。

 神様といつ出会うのでしょうか? 結婚式に神様と出会うのです。アダム・エバの結婚式は、エバの喜びの日であり、アダムの喜びの日であり、夫婦の喜びの日であり、神様の喜びの日であるということを知らなければなりません。

 神様は縦的なお父様であり、アダム・エバは横的なお父様です。九〇度の角度です。永遠に九〇度なのです。皆さんの心と体が堕落することによって体を失ってしまったので、堕落した後に、角度が狂ってしまいました。これを立て直さなければなりません。

 自分の心と体が何度狂っているのか、皆さんは知っているのです。心を中心として体が一つになっていないということを知っています。一年三百六十五日の半分、心と体が一つにならなかったとしても、五〇パーセント狂っています。それどころか毎日のように体の命令に心が従って、すべてマイナスになって地獄に落ちていくのです。

 アダム・エバは神様の体である、ということを理論的に認定しなければなりません。分かりますか? アダム・エバの心に神様が臨在されるのです。神様と一つになり、心と体が一つになっていたらサタンが入ってくる所がありません。

 それでは、なぜ男性が生まれたのでしょうか? 女性のためです。女性はなぜ生まれたのでしょうか? 男性、女性はなぜ生まれたのですか? 人類といえば男性、女性しかいませんが、男性、女性はなぜ生まれたのですか? 愛のためなのです。愛して何をするのですか? 男性の世界は半分でしかありません。半分が完全になり、さらに神様までも占領するために結婚するのです。

  三代から地上天上天国が出発

 神様も赤ん坊から成長されました。神様が赤ん坊のときから兄弟時代、結婚段階に至って子供を創造されたのと同様に、皆さんの妻にも、相対的実体として体と一つになって育ってきた時代があります。その成長時代においては感じられなかった愛が、結婚して一つになれば永遠に継続されるのです。

 見えない神様が見える神様として現れ、見えない神様と見える神様の世界、地上世界と天上世界が三代において初めて結実として現れます。アダムは神様の一代の愛しか受けることができませんでした。それは四位基台にならないのです。

 それゆえに、神様も三代の愛を経ていかれなければなりません。息子・娘の愛と孫の愛まで経てこそ、三対象目的の四角形を中心として一つの完成体になることができるのです。この角度を満たすことをグローバルと言います。三角形では運動するのが難しいのです。

 見えない神様が成長されて、見える神様になられて衝撃を感じられるために、息子・娘を代身としてつくられました。見えない内的な神様を見える神様として感じることによって衝撃を受けるのです。

 同様に、アダム・エバも息子・娘を産むことによって、自分が育ってきた赤ん坊時代から兄弟時代、そして結婚して父母になる道を経て、三大創造主権を成し遂げることによって一つの実を結ぶはずであったのです。ところが、神様は孫を持たれることができず、三代を成すことができませんでした。実が結ばれなかったのです。

 神様は、幼いときから結婚するときまで過ごしてきたすべてのものを、実体でごらんになって刺激を感じられます。霊界と肉界を一つにするのです。霊的に一つになって現れてきます。

 皆さんが成長するときに皆さんの親は、子供が育つのをどのように見ていたのでしょうか? 自分の息子・娘を通してもう一度、自分たちの成長過程を見るのです。神様もご自身が成長してこられたことをもう一度ごらんになるときに、衝撃を感じられます。そのようにして神様が横的に拡張する世界を持たれたように、皆さんも子供を産むことによって、縦的な世界ではなく、横的な世界に発展することのできる愛の版図が広がるようになるのです。

 アダム・エバは二代であり、その息子・娘が三代です。三代から四位基台が広がっていきます。アダムは、神様の愛、すなわち一代の愛しか受けることができませんでした。しかし、アダムの息子・娘は、神様の見えない父母の愛と、アダム・エバの見える父母の愛の二つの愛を受けるのです。

 アダム・エバの心を中心として、霊人体に神様の愛の血統が三代の息子・娘に連結されます。ですから、二つの父母、二つの国の王の血統を受け継いだ、アダム・エバの息子・娘から地上・天上天国が出発するのです。

 堕落した皆さんは、神様の愛と真の父母の愛を受けられなければ地獄に行きます。天国ではありません。それを知らなければなりません。その三代の神様の愛を成すためにアダムが来たのであり、メシヤが来られたのです。そして三代を成して天国の種を拡大していくのです。

 偽りの父母から、天国の種を破壊する偽りの愛、偽りの生命を受け継ぎました。ですから、その反対にメシヤである真の父母が来られて再び三時代の基準をつくることによって、どこに種を植えても繁殖し、天国に直行する人々をつくります。それが、統一教会の家庭を立てて天国に行くことのできるチケットに印を押してあげていることです。(拍手)

 そのようにするためには、野生のオリーブの木を切ってしまい、真のオリーブの木の芽を接ぎ木しなければなりません。新しい芽です。そのようにして血統が変わるのです。接ぎ木すれば、切ってしまったものは肥料になります。切ってしまって接ぎ木すれば、世界全体は肥料とともに養育することができる新しい家庭の体になるのです。腐ったものは肥料になります。

  芸術的な夫婦の生活

 それでは、人間で最も貴い所はどこですか? (「愛の器官です」)。愛の器官とは何ですか? 生殖器です。生殖器とは何ですか? 自分のものですか? (「いいえ、違います」)。だれのものですか? (「妻のものです」)。(笑い)

 それは、だれがそのように言ったのですか? だれがそのように決めたのですか? (「神様です」)。神様です。天地がすべてそのようになっています。存在するものはすべて愛のために生まれました。愛のための存在は、自分のための生殖器は持っていません。相対のためにあるのです。

 女性はイヤリングをしますが、どうしてか分かりますか? 女性は、ぶら下がっているのを好むのです。神様を象徴する上部構造である頭にぶら下がっているものは何ですか? 耳は四方を象徴します。そこにぶら下がっているものが何だと思いますか? イヤリングは女性です。女性が男性にぶら下がっているのです。

 そして女性は、ネックレスが好きです。これも、「男性にぶら下がって生きていこうということです。首にぶら下がってです。(笑い)首にくっついていなければなりません。そのようにすると、女性が傾きますか、男性が傾きますか? 男性は傾きません。その次は何ですか? 指輪です。女性は指輪をはめて生きていくのです。これは、愛を象徴します。指輪は、なぜ四番目の指にはめるのですか? それは「東西南北を経由するということです。

 よく寝て、よく休むのは男性ですか、女性ですか? (「女性です」)。男性よりもよく食べてよく寝て、夫が帰ってくるのを化粧をしながら夕食の準備をして待ち、帰ってくれば「アイゴー、お帰りなさい。おふろに入ってください」と言います。(笑い)男性たちは、死ぬほど疲れて帰ってくるのです。(笑い)おふろに入って疲れてしまい、ご飯を食べながら、うとうととするのです。うとうととしているときに、妻はご飯を片づけてしまい、背を向けて夫に悪口を言います。「この人は夫の役割も果たせない」と不平を言うのです。

 それは、女性が悪いのですか、男性が悪いのですか? 先におふろではなく食膳を出して、「早く家に入ってきてください。とても疲れたでしょう?」と言いながら、ご飯を食べさせてあげながら抱いてあげ、「ひざの上で一眠りしてからおふろに入ってください」と言えば、その夫はどれほど幸福でしょうか! そのようにお互いに抱き合って、夫にご飯を食べさせてあげたならば、その夫婦はどれほど幸せでしょうか?

 先生は不幸な男性ですか、幸福な男性ですか? (「幸福な男性です」)。私が幸福な男性ですか? (「幸福な男性です」)。なぜ幸福な男性なのですか?先生が、なぜ幸せなのですか? 髪の毛が長くなったときは、「オンマ、髪の毛が長くなった」と頭を差し出せば、お母様が髪の毛を切ってくれます。つめが伸びれば、「アイゴー、つめが伸びた。つめを切って」と言えば、切ってくれます。足のつめが長ければ、「アイゴー、靴下が切れるから足のつめをちょっと切って」と言えば、不平を言わずに切ってくれるお母様なのです。

 何を頼んでもお母様がすべてしてくれるので、それが幸福なのです。おふろ場に入っていって、「アイゴー、背中がかゆい。背中に垢がたまっているからこすって」と言えば、こすってくれるのです。(笑い、拍手)お母様はどんな女性よりも、少しでも多く先生を愛すれば、それで幸せなのです。それが芸術的であり、幸福なのです。先生は、お母様の突き出ている所は全部触ってあげるのです。鼻も、耳たぶも触ってあげます。指も、お尻もです。(笑い)

 それが、芸術的夫婦が生きる愛の方法であり、暮らし方なのです。それは素晴らしいですか、素晴らしくないですか? (「素晴らしいです」)。私は、お母様の長男のようです。わたしたちには息子・娘が十三人いますが、皆、「お母様、髪の毛を切ってください」と言うので、お母様は、「子供たちはお父様に似ている」と言います。

 ですからお母様は、一週間に何度も切ってあげなければなりません。そのために、お母様の鏡台の引き出しには、髪の毛を切る道具があります。そのように、外的に必要なものは母親が与えてあげ、内的な愛は父親が与えてあげるのです。それが理想的家庭です。外的なことは母親がして、内的な愛は父親が与えてあげるのです。

 その日、よいことがあったか嫌なことがあったかは、女性の目を見れば分かります。その目をどのようにして笑わせるのかが問題なのです。向かい合えば目が笑い、鼻が笑い、口が笑い、走ってきて首にぶら下がって夫を抱き締めることができるようにしなければなりません。

 女性たちは首にぶら下がって生き……。そして抱いてあげて、寝台に寝かせてキスすれば、どれほど幸福ですか? それが芸術的な夫婦の生活なのです。教主が、愛に対してこのように話さなければならないのは、どれほど大変なことでしょうか? かわいそうな教主です。(笑い)このような話をしたら、「アイゴー、文総裁は下品な男だ。聖なる壇上であのような話をする」と言う人がいるのです。この世の人は、そのように言うのです。「聖なる教皇のようだ。神様のようだ」と考える人は一人もいません。「淫らな話を良いことのように話す」と言うのです。

 どのようなものが理想的なのですか? (「お父様です」)。正しく暮らさなければなりません。そうしてこそ天国に行くのです。神様を訪ねていかなければなりません。教えてあげることがどれほど多いでしょうか?ですから、皆さんは首にぶら下がって生き、夫婦が一つになって生き、芸術的に幸せに生きなければなりません。そのためには、「ために生きなければならないのです。

​  すべての存在は相対のために生まれた​

 女性という言葉は、女性が先にいて出てきた言葉ではありません。女性という言葉は男性を認めている言葉だということを知らなければなりません。「上という言葉は「下を先有条件としていう言葉です。「下という言葉は「上を先有条件としていう言葉なのです。

 「右の目は「左目を認めている言葉であり、「左目は「右目を認めている言葉です。上の唇は下の唇のためにあります。上の唇だけあれば、どうなりますか? 人には五官がありますが、五官の中で自分のために存在するものがありますか? 目は目自体を見るために存在しているのですか? 鼻や、口はどうですか?

 すべての存在は、相対のために生まれたのです。そのことを知りませんでした。独身の牧師が「自分も男性である」と言っても、男性である自分のために生まれたのではありません。男性は女性のために生まれた、ということを知りませんでした。女性もそれを知りませんでした。自分の体は自分のものだから、思いどおりにしようと考えていますが、そうではありません。主人は夫(妻)なのです。

 女性の胸は、だれのためにありますか? 自分のものですか? (笑い)子供のものです。胸の主人は子供です。そうですか? (「はい」)。女性のヒップがどうして大きいのですか? 子供のためです。自分のものはありません。女性はどうして美しいのですか? 女性は肉なのです。男性は骨です。女性が骨のようであれば、火が出ます。骨と骨をこすれば火が出るのです。

 ここにいる美しい女性は荒っぽい男性を好みます。女性のような夫と結婚したら逃げていくのです。女性のように白くふわふわした手の男性を女性は嫌います。ふたりとも全く同じであれば、けんかするではないですか。ですから女性がソフトなのです。それでこそぴたっと合います。男性の空いた所を女性がぴたっと埋めてくれるのです。

 発電所では、何十万ボルトの発電機のシャフトが回っていますが、それを支えているものは鉛です。ですから、引っかけば裂け目ができます。それはダイヤモンドのように固いものではなく、ソフトなのです。シャフトが回るのを支えているのは鉛なのです。そして、油がその間に入って、何千トンにもなるものを支えているのです。

 ダイヤモンドは何で削るのか知っていますか? ダイヤモンドよりも硬いものだと思うでしょうが、そうではありません。それは何かといえば銅です。分かりますか?女性は口を隠して笑いますが、男性は口を開いて笑います。女性が笑えば、「あー」と言いながら手が上がるのです。男性が女性のようであれば、毎日のようにけんかになります。

 そのようなときは、さっと妻をおんぶしてあげればいいのです。(ジェスチャーをされる)それができなければ、夫はトイレに十五分間だけ行ってくるのです。(笑い)分かりますか?

 なぜけんかをするのですか? 一度けんかをすれば、一時間で傷ついたことが十日間も続き、離婚にまで至り、息子・娘も傷つき、万物までも気分が悪くて泣くのです。それは夫婦同士ですることですか? 「夫婦げんかを永遠に見たいですか、見たくないですか?」と目に尋ねれば、「見たくありません」と言います。

 鼻もそのような臭いは嫌であり、聞くのも、話すのも、そこにいるのも嫌になるのです。雲がかかって雨が降るのです。日の光を受けなければなりません。そのようなとき、先生が今、話したことを思い出さなければなりません。分かりますか? けんかをよくする女性、私がこの時間に賞を上げるので、手を挙げてみてください。(笑い)いないのですか?

 アメリカの女性は、男性とけんかをすればいつもチャンピオンです。東洋ならば男性が殴れば、それで終わります。アメリカでは、男性が一発殴れば、「離婚だ。離婚すれば息子・娘はすべて私が連れて行く」と女性が言います。アメリカは法律が悪いのです。

 息子・娘は自分のものですか? 父親の骨の中から出てきた生命です。これは骨です。男性が骨を植えてくれるので、肉を付けて母親の体から生まれるのです。ですから、夫がたとえ博士になっても骨の役割が果たせなければ、女性がかわいそうです。女性が博士になっても、夫が半人前の男性ならそれで終わりなのです。男性は骨である、ということが分かりますか? (「はい」)

 子供の種が骨の中にあります。骨の中から出てくるのです。女性は肉です。夫が骨を植えてあげ、母親のおなかの中で大きくなって、肉を付けて出てくるということを知らなければなりません。それゆえに母親と息子が一つになり、母子が父親と一つになってこそ完全な家庭なのです。

 ですから父親は骨を、母親は肉を付けて私を産んでくれるのです。そこには自分という概念はありません。自分というものはないのです。愛だけがあります。愛には、すべてが入っているのです。愛と生命と血統だけがあるのです。

 私にあるものは、父母の愛と父母の生命と父母の血統です。それゆえに父母が離そうとしても離せないと言うようになるとき、父母の永遠な所有となるのです。皆さんは、そのようにならなければ天国に行くことはできません。 

  祝福家庭の価値

 祝福家庭は手を挙げてください。全員そうですね。なぜ「祝福家庭というのですか? それは天国の招請なのです。偽りの父母の偽りの愛、偽りの生命を受けることによって地獄まで行ったので、百八十度反対の真の父母、真の愛、真の夫婦、真の子女を中心として真の家庭を成してこそ、天国へ入ることができるのです。

 天国には、真の家庭を中心として神様と共に暮らし、内的父母であられる神様と永遠に共に暮らすことができる夫婦生活をする人たちが入っていきます。神様の家庭に属するアダム完成家庭が入るのです。

 天国には家庭で入っていくようになっているのであって、一人で入っていくようにはなっていません。個人救援を受けるというのは、それは天使長の世界です。このことを知らなければなりません。

 家庭をしっかりとつかんで、家庭を復帰しなければなりません。家庭を正しく立てなければならないのです。サタンが、神様の家庭理想を完全に破壊することができる武器が、フリーセックスやホモです。それは、完全に人間をなくしてしまうものです。

 彼らの家庭がどこにありますか? 「家庭が嫌だ」と言いながら、ホテルに行って男性と女性が暮らしているのに、家庭がどこにあるというのですか? 永遠に片方しかない立場ではないですか。

 一日に何人も相手を変えて、ありとあらゆることをするのです。それが何の理想家庭ですか? 息子・娘は必要ないと言う人たち、独身生活がいいと言う人たちは地獄に行って、家庭世界の天国の前の隅の方に立って眺めながら、和合する所がありません。和合する相対がいないのです。

 真の家庭の主人と所有を占有することのできるのが、天国なのです。真の家庭と真の主人と真の所有権を所有するのです。真の家庭が何かといえば、夫婦です。夫婦が何かといえば、神様の実体対象です。神様の体なのです。真の家庭を持てば、皆さんは神様を「お父様」と呼びます。親子関係です。父親と息子、母親と娘であり、一つの体なのです。縦横を合わせたものだからです。

 み旨に従って一つになった夫婦が愛し合うときには、お互いが「神様をお迎えして愛の部屋に入っていく」と考えなければなりません。そして完全に心と体が一つになり、その妻が天下の女王の中の女王であり、美人の中の美人であり、一人しかいない絶対、唯一、不変、永遠なる、愛する私の体であると考えるのです。愛の体です。このようなことを知らなければなりません。

 主体が主人であるならば、愛で一つになることによって主体である主人が自分の愛の所有になります。愛の所有として一つになるときには、主体を中心としてその愛も自分のものなので、主人も所有も自分のものになるのです。

 主体と同じ価値を持つようになるので、宇宙のものは自分のものになります。「全世界の美人大会で、千回も万回も優勝した女性と、美男子大会で千回も万回も一位になった男性の夫婦より以上の位置に立って、一度しかない愛を結ぶというのが夫と妻である。神様まで関心を持たれて、共に暮らそうとされるような家庭をつくる。アーメン」と言わなければなりません。

 神様に侍って暮らし、神様をお迎えして愛したという経験をしなければなりません。そうしてこそ天国の神様の血族になれるのです。妻は、王妃があいさつして、王の部屋に入っていって王に侍るとき、または、侍女が王と結婚して初夜を迎えるとき以上の謙遜な心を持って夫を愛し、夫もそのような謙遜な心を持たなければなりません。そして、雷のプラスとマイナスが何億万ボルトでパッと一度に爆発し、ごろごろと音を立てながら世の中を燃やしてしまうことができるくらいに愛そうという心を持たなければならないのです。

 祝福家庭がどれほど……。天の国で神様がごらんになれば、家庭は星のように光り輝いているのです。神様も喜ばれます。太陽や月のように最高に光り輝くことができる愛し合うカップルになろうと思わなければなりません。

 そして、どれほど掘っても、十年共に暮らしても、その愛の谷間を搜し出せず、一生の間掘り続けながら死んで、永遠の天の世界に行って初めて神様の前ですべてが公開され、一度でピタッと合わせるのです。

 ですから、夫に対して研究してください。平面的に夫を見て「性格がこのようだと思っていても、後ろを見ると宇宙全体が入っています。「神様よりも素晴らしいと思うようになるのです。上から下に、東西南北の四方に違う面があります。

 それゆえに、結婚するときに「私の夫はこうだと思っていた印象から抜け出すことができなければ、愛の理想を成就することはできません。上も見て、下も見て、寝ている姿も見て、すべて研究しなければなりません。

 皆さんは、自分の夫に関して死んでも忘れることができない魅力的な部分を記憶していますか? (「はい」)。それはどこですか? 体全体です。「パチパチする目が私と似ている。息をするのが私と似ている。聞き方も私と似ている。唇も私と似ている。感じ方も私と似ている。好む愛も私と似ているので、それを手放すことはできないというように感じたことがありますか? 

  天国の一番の夫婦になる

 それでは、結論を出しましょう。心は年を取りません。そうですか? (「はい」)。心が年を取らないならば、愛はどうでしょうか? (「年を取りません」)。生命はどうでしょうか? (「年を取りません」)。血統はどうでしょうか? (「年を取りません」)

 神様の真の愛を中心としては、すべて年を取らないのです。十年、二十年と愛が深まっていくほど、美人になっていきます。世の中で一番の美人、美男子になるのです。
 地上においての醜い男、醜い女、黒人、白人であるということとは違います。愛の光ほど明るいものはないので、地上で醜い姿であったとしても、天の国ではその姿が最高の美しさになり、どんどん若くなっていくのです。

 世の中の美人たちは、だんだん老けていきます。美人が天国に行けば、この世の美しさを中心として美女にならなければならないはずなのに、そうならないのです。愛の光が最高の光なので、そうならざるを得ないということを知らなければなりません。ですから、愛する妻は天宙の私の光であり、私の夢であり、私の幸福であり、私の平和はそこにあるのです。分かりますか? (「はい」).

 どこに行っても、いくら世の中の美人、有名な俳優を抱き抱えても、自分の夫や妻以外の相手には、腐った臭いを感じるようにならなければならないのです。天に通じる心を美しくする道以外にはありません。神様のように、太陽のように光り輝くことができ、神様もその光が慕わしくて訪ねてこられるような皆さんの家庭にならなければなりません。

 先生が霊界について話したことを李相軒氏も信じなかったのですが、霊界に行ってみたら、先生のみ言がとても正確だったのです。皆さんも、李相軒氏の霊界からの証言を聞いてください。

 四位基台理想というものは、神様と父母を中心として三対象目的が一つになるのです。神様は見えないのですが、三人が一つになってこそ見えるのです。夫婦の中に息子と娘が入っていき、神様がその中におられます。ですから、四位基台が一つの体にならなければならないのです。

 きょうの総結論として題目を語るならば、「天国の一番として入っていくことのできる私たち夫婦となります」です。それがアダム家庭です。(拍手)アダムの神様がお父様でした。私たちの神様もお父様なのです。同じです。

 私たちはサタン世界の家庭の前に立っているので、勝って突き抜けていかなければならないのですが、その仕事を先生がすべてしました。先生が祝福を世界化時代にすることによって、アダム家庭、天国のチャンピオンになることのできるチケットをもらったと考えて、皆さんが努力して先生のみ言と完全に一つになった世界、地上・天上の無限な解放世界で、王子・王女として主人の資格を持って登場しなければなりません。それが祝福を受けた家庭であったのです。アーメン。(「アーメン」)

 真のご父母様は、地獄の門と天国の門のすべてを開いて聖子と殺人魔まで同じ位置で祝福しました。子女である皆さんも、堕落せずに祝福してあげられる愛を終わりの日にこの地上で成したという位置に立っています。ですから、その父母を絶対信仰、絶対愛、絶対服従する位置に入っていけば、真のご父母様が行く所に間違いなく入っていくことができるので、私たち統一教会では「ジャルジン宣言」が宣布されたということを知らなければなりません。(拍手)神様は、堕落がなかった世界の位置を必ず回復されるのです。神様は、堕落がなかったアダムの完成世界において、すべての怨讐をなくされます。

  これから学ぶべき七つの内容

 皆さんの家庭が天国に行くことのできる、りっぱな家庭になることを願いながら、第四十回「真の子女の日」を過ぎて、四十一回から四十三回までにすべてを整理しなければなりません。(「アーメン」)

 いつもこのような集まりに来るときは、一人で来るのではありません。先祖を連れて、一族を連れて、後孫の道をならすために来るのです。アダム家庭で孫を考えることができなかった基盤を、今日、皆さんの家庭において成し、その基盤を地上天上天国完結のために、霊界と現在の国と自分の後孫が合わせて喜びの祭物として天の前にささげる時間であるということを考えなければなりません。集まるときには、いつもそのように考えるのです。

 (板書されながら話される)
 一番目は予言者(『彼は誰なのか』)。
 二番目は父母天国論(『地上生活と霊界』)。
 三番目は李相軒氏の霊界の証言(『霊界の実相と地上生活』)。
 四番目は『父の祈り(孝心編)』です。
 五番目は「ジャルジン宣言」(第一宣言から第四宣言まで)。
 六番目は「コディアク宣言」(『四・四節』宣布の内容)。
 七番目は一九九八年十月五日、秋チュ夕ソク(陰暦の八月十五日、先祖に祭祀を行う韓国の名節)の「全体解放統一式」です。

  先祖を崇拝しなければなりません

 以上の内容を、しっかりと学んでください。
 アダムの生まれた日、アダムの結婚した日、アダムが死んだ日がなければならないのですが、その日がありません。生活の記録がないのです。しかし、それは神様に必要ありません。

 真の父母のときにおいて、真の父母が生まれた日と、真の父母が結婚した日と、真の父母が死んだ日と、真の父母の生活観を残すのです。皆さんは、それを守らなければなりません。(「アーメン」)。(拍手)新しい愛の世界をつくってこそ天国に行くのです。

 先生が願う以上の息子・娘になりたいという人はいますか? 「なりたい」というのは希望なので、未来のことですから大丈夫です。「なりたい」という人は、手を挙げてみてください。(歓呼)ワー! 一所懸命に努力してください。(拍手)




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Last updated  2023.07.11 22:03:38
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