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2023.10.25
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「天宙真の父母連合」宣布
二〇〇〇年 二月十三日

 真のご父母様の「御聖誕八十周年記念」の行事中、二〇〇〇年二月十三日、リトルエンジェルス芸術会館で「天宙真の父母連合」と「天宙平和統一家庭堂」が創立された。「天宙真の父母連合」は、ジャルジン宣言の最後の第八宣言に該当し、この二つの団体は摂理の最後の機関である。


   関連のみ言

​ 韓国に行って「世界真の父母侍衛連合」を宣布しなければなりません。侍衛連合なのです。それは何かというと、真の父母を認定するすべての者たちが加わるのです。ですから、教育を受けたならば、レバレント・ムーンが真の父母に違いないということがはっきりと分かるのです。「真の父母」を各国の大統領を中心として国会で宣布しなければなりません。そうなれば、私たちの国となるのです。その段階まで既に来たのです。そうならなければ、国連を叩きつぶして、宣布した国々を合わせて、国連まで占領するのです。国連の真の父母団体なのです。アメリカの議会が真の父母のみ言を語り、国連を中心として、万民が「真の父母の日」を受け入れるというのです。​

 それで今回、写真も皆、撮ってあげたのです。ジャルジンで祝福家庭と写真を撮ってあげたように、高位層の人々にすべてを教えてあげ、「君たちも皆、写真を撮っておくように」と言って、撮ってあげたのです。写真を撮ってあげた者たちは皆、内的なジャルジン勝利の基準の前に相対的な基準となって、国家を収拾する準備をして、手紙を出すのです。

 それは夢のような話であり、あたかも茫々たる大海に浮かぶ小舟のようです。行くべき道を知らないのに、いかに訪ねていきますか? 心です。心の故郷が羅針盤にならなければなりません。世の中がここまで来たのは驚くべきことなのです。

 誰がみ言の通りになると考えましたか? 浮雲ではありません。地上です。来られる再臨主が千年王国を築くのですが、千年王国は地上と天上の解放圏なのです。地上に来られて歴史的なすべての汚いくぼみまで清算し、この地上に雲の世界のような解放圏を形成して、千年王国を築いたというのです。それがどれほど大変ですか? 雲は水蒸気が蒸発したものでしょう?

 便所のつぼに残った糞のかたまりのようなものをすべて溶かして、共産党の寒帯文明、温帯文明や寒帯文明まですべて溶かして、そこにいる群れたちを地獄から引き出して祝福したでしょう? 夢のような話です。

 それは神様もできないことなのです。「今や解放された基準で「全体全般全権全能」を行使なさってください!」と言うのです。ですから、私がやるようにやるのです。聖人と殺人鬼を祝福してあげたのです。神様にはできません。私に命令することができないのです。先生自身が知って証明したので、神様が私の後ろについてこられるのです。

 神様とサタンの闘いを、神様も止められず、サタンも止められないのです。偽りの父母によってそのようになったので、真の父母が来て止めることができるのです。すべての解決策があるのです。未完成で行使したサタン圏を無視して、完成の場において行使できる、解放的な神様時代なのです。

 それで勝利的な基盤にあって、 第四次アダム圏 に入っていくのです。「全体」というのはサタン世界の全体と同じです。「全般」というのは一つにすることです。全体を合わせて一つにするのです。「全権」というのはサタンの権限です。サタンの権限を全能の権限によって抑え、全般、全能の天地創造本然の軌道を中心として、宇宙を再創造できる理想圏を形成するのです。

 先生が願えば、アダムとエバを創造したとき以上の天国を再びつくることができるのです。堕落した世界の人間を捨てて、再び創造し直すこともできるのです。本来は、「救ってほしい」という請願の言葉さえ、真の父母と神様は聞きたくないのです。

 ですから、今、皆さんの家庭がそのようにしていたらどうなりますか? 個人個人が、かつての天国に入っていく待合室、家庭的な楽園圏内に行って、橋をかけて渡ってこなければならないのです。兄弟同士で争って泣いたりしていますが、自分の方が偉かろうと、相手の方が偉かろうと、すべて切ってしまえというのです。気を引き締めなければなりません。

 今や国を求める時が遠くありません。今、先生のみ言どおりにやれば国はすぐに得ることができます。二〇〇〇年の六月までかかるか、かからないかといったところです。それを率いていくためには、生死の境を越えなければならないのです。世界にすべてを宣布しておいて、準備するように発表するのです。御聖誕日を記念する前に、八十年の生涯による世界的な勝利基盤をすべて整備し、南北統一の理念を天宙統一にまで連結させる立場に立ったのです。そのような立場に立ち帰って語るみ言なのです。『訓教経』のようなものです。国民と世界と天地の前に、「訓示の宣言である」と言って、発表するのです。(三一五-二〇八、二〇〇〇年二月六日)

   「ジャルジン八大宣言」

 尹晶老! 七大宣言について話してみなさい。

 (「ジャルジン第一宣言は、神様が絶対信仰、絶対愛、絶対服従によって人間と万物を創造されたように、私たちも神様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従で報いなければならないということです」)。

 相対の立場に立たなければなりません。それでこそ、一つになって相続できるのです。

(「ジャルジン第二宣言は、神様は絶対、唯一、永遠、不変です。それで、神様の子女である私たちも、絶対、唯一、不変、永遠の子女となり、絶対、唯一、永遠、不変の夫婦となり、絶対、唯一、永遠、不変の父母となり、絶対、唯一、永遠、不変の家庭にならなければならないということです」)。

 そのような家庭となって、国まで求めていかなければなりません。

 (「ジャルジン第三宣言は、神様が第一創造主ならば、アダムとエバは第二創造主であり、アダムとエバが生んだ息子と娘は、第三の創造主にならなければなりません。第一創造主、第二創造主、第三創造主が一つの家庭に共に暮らさなければなりません。神様が一番悔しいことは孫息子、孫娘を得られなかったということです」)。

 三代が共に暮らさなければなりません。

 (「ジャルジン第四宣言は、『宿命的な提案解怨』宣言です。神様と私たち人間は、父子関係であり宿命です。宿命なので子女が父母の恨を解いてさしあげなければなりません。神様の恨、父母の恨は子女のゆえに生じたので、子女が絶対的に父母の恨を解いてさしあげるのです。ご父母様は、神様の恨を解いてさしあげるために生きてこられました。神様に『このようにして恨を抱かれたのでしょう?』と提案をすると、神様は『自分では語れないが、それゆえに恨を抱いた」とおっしゃいました。そのような父子関係の因縁をもって、神様の恨を解いてさしあげるために苦労してこられたのです。これが第四宣言の要旨です」)。

 (「第五宣言はアラスカでの『四・四節』宣布です。神様がアダム家庭を失ってしまったというのは、第一代の四位基台を失ってしまったことです。そしてアダムとエバの息子と娘たちである孫息子、孫娘を失ってしまったのです。そのためにご父母様がこの地に来られ、アダムの代わりに家庭で一代の四位基台を探し立て、それからアダム家庭の息子と娘の四位基台を、天の前に正しく探し立てました。それで地上に天が願った第一代の四位基台と第二代の四位基台をいっぺんに取り戻しました。そうすることによって、南北統一が可能となり、天地が統一でき、全世界が統一できる条件となりました。そうして、神様が失ってしまった一代目の四位基台と二代目の四位基台を取り戻したことを記念して、『四・四節』宣布をするにいたったのです。その日が一九九八年九月八日です。それで、その日付の数をすべて合わせると四十四数となります。そのときから、『総生畜献金』も十六数を蕩減するという意味で捧げることになりました。裂かれた献金ではなく、裂かれてはいけない『総生畜献金』をしなければならないと説明されました。かつてはカインとアベルに裂かれたものが、今や復帰されたので、そっくり捧げる時代が始まったのです」)。

 (「第六宣言は『サンパウロ宣言』です。総霊界を解放させました。その霊人たちは神様の前に解放されることによって、祝福を受けられますが、何もせずに祝福を受けてはいけません。「地上に再臨して地上天国の建設を協助せよ」というのが第六宣言です。それで霊人たちにすべて任地を割り当てました。イエス様はアメリカ、ヨセフとマリアは南米、釈迦牟尼は韓国、孔子様は中国、このようにして任地を与えました。なぜ、霊人たちを祝福してあげ、任地を割り当てたのかというと、地上天国が先に建設されてこそ、天上天国が建設されるからです。解放されて祝福を受けたとしても、ただ何もせずに受けてはいけないのです。それで、すべての霊人たちが地上に総動員して、天国建設に協助しなければならないのです。これが骨子です」)。

 (「第七宣言は、お父様が『天宙的な四・四節』と名づけられ、一九九九年一月八日、ウルグアイのプンタデルエステでみ言を語られました。その内容は何かと言うと、地上天国を建設するには、天上に恨を抱いた霊が一人もいてはならないというものです。特に未婚の霊たち、結婚できなかった者たち、あまりに幼くして死んだ者たちも祝福してあげなければなりません。その霊人たちは皆、幼いときに死んだとしても、教育を受けて成長してから、男性、女性として祝福を受けられる恵沢にあずかるのです。それから、地獄の殺人鬼までも聖人と祝福を受けられる門を開いてあげました。そのようにプンタデルエステで宣言されたその日を、真のお父様は『天宙的な四・四節』と呼ぶようにと言われました。霊界に地獄がなく、恨を抱いた霊たちがいなくなって、霊界が先に整理されてこそ、地上に天国が到来するのです。地上天国は、恨を抱いた者や地獄にいる者が一人もなく、解放されてきれいに整理されてこそ始まるのです。ジャルジン宣言がなされた場所は、ジャルジンというブラジルのある限定された場所ではありませんでした。ジャルジンはブラジルの言葉で『庭園』という意味であり、『エデンの園』一を意味する象徴的な意味があります。ジャルジン宣言は、コディアックで語られたこともあり、プンタデルエステで語られたこともあり、サンパウロで語られたこともありますが、真のお父様はそれらをみな『ジャルジン七大宣言』と呼ぶように語られました。私たちが天国理想を実現するにあたって、このような宣言の通りに生きるように語られました。ジャルジン宣言は、私たちが天国生活するにあたって守るべき宣言であります」)。

​ それでは、最後の「ジャルジン第八宣言」は何でしょうか? 天地父母に侍らなければなりません。「天宙真の父母連合」なのです。それはジャルジンで宣言したのではありません。本部に戻って宣言したのです。出発から再帰一、ここで発表しました。ここで終わる前にそれを構成するように話したのです。​

 明日の誕生日がそれほどに重要なのです。考えてみなさい。一九九八年の標語が何ですか?(「真の神様を絶対に誇り、愛することは三億六千万双の祝福完成とサタン世界の血統断絶です」)。一九九九年の標語は何ですか?(「真の祝福天宙化とサタン血統根絶です」)。二〇〇〇年の標語は何ですか?(「真の愛の天宙化は新千年天国完成です」)。それが神様の家です。東洋で言う「天宙」とは、「神様の家」という意味です。

 宇宙の「宇」も家を表し、「宙」も家を表します。「宇宙」と言うと家なのです。家という概念です。家で生まれ、家で食べて暮らし、家で逝くのです。小さな家から大きな家……家庭から国、国から世界、世界から天国、そのように行くのです。世界を越えていかなければならないでしょう。国を越えて世界に行かなければならないので、聖人を立て、世界を越えて永遠なる世界の神様のところに行こうとするので、聖子を立ててはしごをかけたのです。そうすれば、すべて終わるでしょう?

 きょうの話もそうでしょう? 歴史時代の主流として残すべき伝統的な思想が必要なのです。それが孝子、忠臣、聖人、聖子の道なのです。今やすべて終わりました。ですから、私が皆さんを連れて回りながら、教育すべきですか、放っておくべきですか? 今や皆さんの子供たちも成長したでしょう? 皆、息子と娘が十八歳以上になったのです。結婚したなら、その赤ちゃんまでが後ろを振り返らないように、棒でぶん殴って追い立てなければなりません。

 ですから、先生は、既に宣言しました。「息子と娘をすべて分家せよ」と言ったのです。これまで、先生は育てなければならないという責任を果たせませんでした。統一教会において、行くべき方向を定めてあげるご父母様ではありませんでした。天地のすべてを整備できないで、どうしてそれができますか? 子供を捨て、家庭を捨て、国を捨てて、それを果たしたので、それを整備した後に、最後において行く道を定めるのです。

 真の父母と一緒に生活しながらも、真の父母の価値を知りませんでした。今や家を離れてみてこそ、統一教会の食口たちが、イーストガーデンに来るのをどれほど切に願っているかが分かるのです。それでカインの立場にある弟たちの立場を知るようになるのです。立場を変えて同情し合い抱き合ってこそ、弟たちも兄たちがどれほど大変かが分かるのです。「私たちの家で父や母に侍っているけれども、世界の家でもよく侍ろう!」と言ってこそ、統一天国になるのです。きれいにすべてを整理するのです。ですから、自分の父や母よりも、食口よりも……。

 イエス様は「誰よりもわたしを愛さなければ、わたしの弟子にはなれない」と言いました。そして「汝の十字架を背負ってわたしを愛さなければ、わたしの弟子になれない」と言いました。「十字架の蕩減の道が残っている」と言ったのです。それが偉大なのです。そのような言葉を語ったイエス様の内的な心情を、誰が知ることができましたか? 誰も知りませんでした。

 先生の代でそれをやるのです。三十三名と七百八十名は、天の国の主権を中心として祝福を受ける中で、国家次元を乗り越えられる基盤なのです。その基盤をすべて準備したのです。先生がどうして嘘をつけますか? 原理原則から見てぴったりと合っているのです。

 「天宙的四・四節」とは何ですか? ですから、いつでも、どこよりも、その場を愛さなければなりません。それでパンタナールを私が愛しました。世の中の誰もが行きたがらない所に行って愛したのです。夜も昼も時間さえあれば行ったのです。誰もいないときに出かけようとし、誰もいないときに帰ってこようとしました。私はそのように暮らしてきました。主人の因縁を万物世界に残したのです。

 李相軒氏の報告を見ると、霊界でも心霊状態の高い人は、すべての動物と和合するというのです。万物を解放しなければなりません。それゆえに、私がパンタナールに精誠を尽くしてきたという事実を知らなければなりません。魚や獣たちをつかまえて食べますが、これからは、その先祖をなくしてしまっては、根を抜いてしまってはいけないのです。先祖を残しておいて、種を永遠に保存できてこそ、神様が自分たちのために礼物のようにつくってくれた万物が残っていてこそ、それを見つめながら神様の前に威信を立てられるのであって、それがなくなれば、威信を立てることができません。

 それで種を保存するために、どこでも農園をつくるのです。庭園をつくり、花園から、動物園から、養殖場までつくるのです。そのようなものを作れる適地がパンタナールなのです。それを皆、軽んじているでしょう? (三一六-五三、二〇〇〇年二月九日)

   「天宙真の父母連合」を結成した意味

​ 今回の大会で団体をつくりました。それが「天宙真の父母連合」です。真の父母連合。これが何かというと、 神様も、真の父母の冠をかぶり、被造物も真の父母の冠をかぶらなければならないのです。 その冠が何ですか? 血筋を清めた冠です。ですから、復帰摂理の神様は、完全なる神様ではありません。その神様が復活しなければならないのです。ですから、全天宙が真の父母の連合体です。真の父母は、天宙と国家の連合体なのです。すべての連合に通じている魔術師です。​

 万物、植物、鉱物世界のすべてが、真の父母の冠をかぶらなければ完成できません。霊界もそうです。霊界と肉界のどこにおいても、魚もどこでも、獣の子、植物や鉱物まで、すべてが「真の父母」の名を返してもらわなければ解放されません。

 そのような意味で、「天宙真の父母連合」です。天宙自体が既に一つになったのです。その天宙は神様を中心として一つになっているので、地上にあって、必ず一つにならなければなりません。国家がいまだに統一天国になっていないでしょう? それぞれの国家を、国家メシアたちが一つにしなければなりません。カインとアベルが一つになるのです。カインとアベルが一つになることのできる、国家メシアの責任の完了が今できていません。国家メシアたちが、今からカインとアベルを中心として……大統領を中心として、国会もカイン、アベルが上院と下院です。その国の総督と同じです。天の全権の権限を持って、カインとアベルを一つにしておかなければなりません。それでこそ、ご父母様が縦的な父母となるのです。これは原理です。

 ですから、今から私たちが取り組むことは政党の消化です。国を消化しなければなりません。政党を消化しなければなりません。サタンの血筋から変わらなければならないのです。その全体平和の峠を乗り越える、 第四次アダム圏時代 に乗り越えるその境界線に解決すべきことがあるので、女性たちを選ぶのです。 ​女性がお母様の分身にならなければなりません。お母様の分身の立場に立って、息子と娘を一つにしなければなりません。​ 真の父母は、民主世界と共産世界が一つになるその骨髄を連結させ、地上地獄、天上世界が分かれたのを一つにできるようにすべてを連結しておきました。ですから、真の父母を中心として、完全に一つにならなければなりません。昼も夜も四六時中、青年時代から老年時代、水深時代まで一つにならなければなりません。

 ですから、あらゆる小さなものの完成も父母であり、大きなものの完成も父母なのです。真の父母を抜きにしては一つになることはできません。連合されるものがありません。連合とは団結を指すでしょう? 天宙が団結する中心なのです。その中にすべてが入っているのです。その中にすべてが入っています。

 この世の中は一つになっていません。ですから新天宙平和統一です。カインとアベルが一つになっていません。水平になっていないのです。統一教会の女性連合と日本の家庭連合が一つになっていません。この隔たりができたのを一つにしなければなりません。

 社会では、これまですべて破綻してきたでしょう? 社会のすべてが乱れてしまいました。愛の秩序、血統的な整理がこれまでできませんでした。完全に混沌のうちにあります。純潔運動と家庭の破綻を収拾するための仕事を、今やるのです。それが私たちの全権です、全権。特許権です。どこに行っても妨げはありません。栄えている国、先進国においても後進国においてもそうです。

 ですから、 「天宙平和家庭堂」 です。「家庭堂」とは何ですか? 実体となられた真の父母、真の師、真の主人の権限がここにすべてあるので、それに備えて、分かるように絶対に教育しなければなりません。 絶対信仰 です。 絶対信仰、絶対愛、絶対服従 をして、野党と与党が一つになれば、国がさっと回ります。原理がそうなのです。与党と野党が一つになれば、その中央に天が臨むのです。必ず中心の縦的基準に臨むのです。家庭統一、氏族統一の中心となるので、すべてが連結されるようになります。

 この内的基準の前に互いが衝突しないように、平準化を目指すのです。ですから、教育するのに必要なのが何かというと家なのです。何の家ですか? 神様に侍り、真の父母に侍る家で教育するのです。それでは、み言が何かというと、個人完成、家庭完成、氏族、民族、国家、世界、天宙完成をするみ言なのです。そのようなみ言がすべてあります。そこに絶対に一つになることによって、急速に発展するのです。地獄からすうっと飛び上がって、世界のために生きようとして、さっと地の果てまで関係を結ぶことのできるはしごが連結しているのです。これは絶対に必要です。

​ これまで 「世界平和家庭連合」 は、サタン世界のアベル的な家庭だったのですが、カイン家庭と一つになっていません。それを一つにすることのできる基盤として、吸収できるプラスの磁石のようにならなければなりません。今はすべて絶縁体となって通じていませんが、それを引っ張ってでも真の愛の母体である神様の愛の圏を中心として一回りさえすれば、自動的に上がってくるのです。回せば上がるのです。運動すれば下っていきません。上がったり下がったりするのです。​

 この二つの団体をつくったのです。その団体は何かというと、自分の家です。下の町にある家は心身一体、私の家です。それに対して、天の一番上の町におられる王、大統領を中心として上院と下院、プラスとマイナスになっているのです。これが一つになっているのです。大統領と一つになって、私たちのメシアと一つになれば、その中で中心点において、天と自動的に連結するようになっています。

 ですから、今や問題は、野党と与党が統一に向かうようにしなければなりません。「文総裁が願う理想的な国はこうあるべきである」というその原則にすべての国を結束させるためには、どうしても第四次アダム圏に定着することができる基盤が必要なのです。それでその中心基盤、完全なるプラスが生じたのです。完全なプラスは完全な対象を創造するのです。それを連結させるためには、み言を通してやっていくのです。そうすれば、自然に大きくなって上がっていくのです。対象の立場で大きくなるのです。

 何かあっても女性が先頭に立って息子と娘を教育し、それから夫を教育しなければなりません。女性たちが追い出したでしょう? カインとアベルが怨讐になったでしょう? 夫も、自分も滅亡時代に入ったので、女性がこの仕事をすべてするのです。女性がこれまで歴史時代に責任を果たせなかったので、揺れ動く天地となったのです。すべてが体を売る娼婦たちとなり、引っ張り回されて滅んで混乱が生じたのです。

​ 「母観」を探さなければなりません、「母親」を。ですから、息子と娘が母親を尊重しなければなりません。「私たちの母は、この国の代表的な母である」、また夫までも「この国では私の妻が代表的な妻である」と言えなければなりません。国を代表できてこそ世界に行くことができ、世界を代表したときに天の国に行くことができるのです。それが原則でしょう? 息子たちが「我が国の代表的な母である、神様の似姿である」と言わなければなりません。 夫が「私の妻はこの国の代表であり、神様の新婦にもなれる」と言わなければならないのです 。​ そのような家庭になりましたか?​

 母親の責任は何だと言いましたか? 息子と娘が一つになって、「私たちのお母さんは国と世界を代表している」と言わなければならないのです。 夫が「世界に女性は多いが、私の妻が一番である。神様の前に紹介してあげられる妻であり、息子と娘の前に、隣り町の前に代表として立てる責任者である」と言わなければなりません。 誰がそのようにつくるのかというと、妻たちがつくらなければなりません。

 「天宙真の父母連合」、真の父母が絶対プラスです。これが世界に統一されるときまでは、神様も先生の言うことを聞かなければなりません。 神様も先生に対して絶対信仰、絶対愛、絶対服従なのです。 創造当時の結果になってこそ、すべてが成就しませんか? そのようにしてこそ、目的を達成できるのです。神様も意のままにできません。ですから、祈祷して「文先生はどこにいますか?」と言っても教えてあげません。自分が訪ねていかなければならないのです。てっぺんに行って捜さなければなりません。

 なぜ「祈祷して精誠を尽くすように」と言うのでしょうか? まったくあきれてしまいます。イエス様も精誠を尽くし、先生も精誠を尽くしているのです。神様も「祈祷するように、一生懸命に祈祷するように」とおっしゃっています。空高くどんどん上がっていってこそ占領できるのです。そのようにわきまえて、解怨成就の最後のページに皆自分の名を記録し、サインし、回れ右した場合には、天国に直行するようになるのです。そのような特権を与えようとしているのに、立派に成し遂げなければなりませんか、成し遂げなくてもいいですか? 立派に成し遂げなければなりません。

 郭錠煥、万歳をしなさい。ちょっと待ちなさい、これを書いておきましょう。(「真のご父母様の平和統一家庭堂万歳! 統班撃破万歳!」と板書されてから、万歳五唱がある)。自由に会議でもして、指示すべきことをまとめて風呂敷にぎっしりとつめて、元気に出発して、死なないで再び会えることを願います。(三一六-二八二、二〇〇〇年二月十五日)

 全世界で訓読大会をしながら、真の父母の看板を高く掲げなければなりません。真の父母の中にすべてが入っています。 真の父母を嫌うのは、すべてを失うことです。「天宙真の父母連合」を創設したのはなぜですか?「世界平和家庭連合」は地上でしかだめなのです。水平なのです。天宙が入っていません。「天宙」というのは「家」を指します。愛の家です。家の中に必要なものが、すべて入るでしょう? 納屋まで、田んぼの端まで草を刈った古い鎌までも、そこにおいて使わなければならないのです。すべてが入ります。「真の父母」の御名、「真の父母」の権限を完全に一〇〇パーセント必要としてこそ、神様が自由にこの地上で治め、天上で治めることができる家になるのです。安息所なのです、安息所ですから家です。皆さんの心には、すべて骨髄の家があります。私の家、我が家なのです。新婦の家は新郎です。妻の真なる愛の家は夫です。夫の真なる愛の家は妻です。父母の真なる愛の家は子女であり、子女の真なる愛の家は父母です。その両者を裂くことはできません。裂けばすべてが分かれていきます。すべて壊れてしまいます。相対的な理想にならなければだめなのです。 (三一六-二四七、二〇〇〇年二月十五日)

 先生が今や渡してあげなければならないので、代理人を立てました。代理会長を立てたのです。それが誰ですか?(「郭錠煥会長です」)。国家的な代表です。先生が天地の代表ならば、地上で国家的な代表を中心にして、先生を代理できるのです。アメリカの代理代表、日本の代理代表……。そこにおいて成立した公式を中心として、全世界において一元化していくのです。

 それゆえに「天宙真の父母連合」です。それから「天宙平和統一家庭堂」です。平和は水平です。そして統一は縦的です。「天宙平和統一家庭堂」です。家庭が責任を果たせませんでした。縦横の一体圏、天の父母と子女、上下、左右、前後の関係が築かれていません。

 問題は家庭を中心として、上下関係、左右関係、前後関係を形成することです。先祖を中心とし、真の父母を中心として、子女の立場に立ち、真の父母のように祝福された家庭となり、息子と娘を生むことによって、堕落してない本然の基準で真の血統を中心に定着することができるのです。サタンがいないので自然に定着できる環境となり、それを決定できる時代に入ったのです。それは歴史的な最後の総決算であると同時に、最後のサタン世界の終末、天の世界の新しい出発、地上、天上の理想的な愛の王権時代へと越えていくのです。

 先生のみ言は霊界の憲法になります。霊界と地上において、柱になるということを知らなければなりません。そのまま適用するのです。(三二〇―四四、二○○○年三月二十五日)

 「天宙真の父母連合」を創設したのは、今や天と地の問題を中心として、全権をもって結束したからです。周辺のすべては、カインとアベルの分かれたものであり、父母が分かれたもの、国が分かれたもの、世界が分かれたものなのです。外的にそのようになっているのです。心と体が分かれて、個人が分かれ、家庭が分かれ、国家が分かれ、世界が分かれ、天地が分かれたのです。外的にそのようになっているのですが、それをいかに統一させますか? この根本に、すべてが一体圏とならなければなりません。それで「天宙真の父母連合なのです。真の父母は、天宙のすべてが連合した中心なのです。

 神様を見ると、真理と人格と心情世界がありますが、それを中心として個人的な心と体が一つになり、家庭が一つになり、国家が一つになる、心情的な統一を完成しなければならないのです。そのような内容を中心として一つになるのです。ここはすべてが分かれています。分かれた一番てっぺん…………蕩減時代が過ぎて私たちが自由にできる時代が到来したので、てっぺんの与党と野党、彼らの夫人たちを中心として、 真の父母、お母様と一つにならなければなりません。お母様が教えたその基準を中心として、変遷していく立場にあるのです。 また、カインとアベルが統一されて、今霊界と肉界が変遷していく立場にあるのです。​

 ですから、そのような内容を中心として訓読会をしなければなりません。訓読会をすれば個人完成がどのようになり、家庭完成がどのようになり、国家完成がどのようになり、天地完成がどのようになり、解放がどのようになるか、すべて出てくるのです。そのとおりにやらなければなりません。

 今や「世界平和統一家庭連合」を創設しましたが、これが何かというと、サタン世界において天が探したカインたちです。カイン型なのです。その基盤を通じて、天側の世の中と天側のアベルがいるので、長子権を復帰できる土台となるのです。そこにおいてすべてが一つにならなければなりませんが、一つにするのは国家から出発します。ですから、四十代以降は放棄するのです。先生は四十歳で世界的にみ旨を成就しようとしました。

 四十歳の基準を中心として、そのようになるので、すべての母親たち、夫人たちは、夫をすべて後ろにおいて、振り返ることなく一つにならなければなりません。何と一つになるのでしょうか? 息子、娘と一つになるのです。息子、娘と一つになれば、その次は夫婦が一つになって、自分の夫を前面に立てるのです。基盤を整備して夫を前面に立てますが、立てた夫が真の父母と一つにならなければなりません。それが国家的な基準で完成すれば、すべてが終わるのです。(三一七-九、二〇〇〇年二月十五日)

  「天宙真の父母連合」と「天宙平和統一家庭堂」を設立した意義

 統一教会の信徒は多いでしょうか? わずかな数を中心として、世界の平準化運動をどれほど多くやったことでしょうか。誰がそのようなことを願いますか? 先生はその仕事をやってのけたのです。ですから、非常に骨が折れるのです。

 今もそうです。訓読会をやったのですが、訓読大会をして六大州に組織をつくったので、郭錠煥が今やその位置に就いてしなければなりません。ですがそれも私が行って道を開いてあげなければならないのです。来る者たちは先生に会おうとしているのです。郭錠煥に会おうとするのですか?

 ですから、先生は体制を中心として進みますが、中間の責任者として、その体制を保護しなければなりません。体制は一方的ではありません。四方の平準化体制をいかに整えるかというのです。ですから、教育して人員を拡張するのです。原理原則がそのようになっています。それで先生が一生の間、時間さえあれば皆さんに会って語ってあげました。それが教育なのです。いつ遊びましたか? 一生を通じて教育してきたのです。

 そのような横的な基盤を整備しなければ、縦的な基盤はなくなります。すべての思想や運動全体がそうです。ですから、神様が創造するとき、横的な基盤である環境を造成して、そこに主体と対象であるアダムとエバを創造しました。創造がそうです。ですから、すべてペアシステムなのです。鉱物世界、植物世界、動物世界、すべてがペアシステムになっているのです。

 天地創造がそうでしょう? 日と月をつくり、水と空気と地を創造して、生物が存続できる基盤を造成してから、そこでその環境が連関関係を結び、中心となり得るアダムとエバ、主体と対象を創造したのです。大本の主体と対象です。主体と対象といっても一つです。

 それが創造原理の組織的な原則でしょう? 先生が歩んでいくのは、共産党をつぶすためです。

 「天宙真の父母連合」が何ですか?これは相対的なのです。東洋と西洋、天と地、すべてが分かれています。政治も野党と与党の相対世界です。それをすべて総合するのです。何によって? 真の愛によってです。

 それから「天宙平和統一家庭堂」です。ここにも平和が入ります。平和が実現して、統一が実現するのです。ここで真の愛によって統一されるのです。統一家庭堂です。家庭は何かと言うと、横的に広がらなければならず、縦的に接ぎ木するというのです。縦的なものは既に皆知っています。

 個人完成をいかに成就するかというと、自分を伝道した者に従っていくのではありません。真の父母に従っていくのです。神様に従っていくのです。ですから、縦的な基準は既に完成しています。個人から家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙まで、解放圏、祝福圏がすべて連結していますが、横的基準が完成していないでしょう? それで天宙平和、それから理想家庭なのです。

 堕落とは何ですか? 理想家庭にならなかったことです。破壊家庭になったことです。理想家庭を中心として「平和」なのです。平和は横的です。統一しなければなりません。何によってですか?東西南北のうちに、中心を中心として横になってこそ可能です。中心を中心として三六〇度、すべてが同じ位置において回転するためには、「真の愛」でなければなりません。それが家庭理想です。

 祖父がいても全体の家庭に尽くさなければなりません。自分たち夫婦だけのために生きてはなりません。父母がいても、自分たち夫婦だけのために生きてはなりません。上下、前後の秩序を合わせて、全体が回ることのできる平面的な面に合わせていくのです。それが「天宙平和統一家庭堂」です。

 なぜ家庭ですか? 家庭が問題なのです。「家庭堂」だからと言って、何かのお堂をつくるのではありません。家庭において堂の主体が生じるのです。野党と与党の中心がそこで設定されるのです。それで「家庭堂」です。ですから、「家庭堂」は左翼や右翼を問わずに、連れてきて教育するのです。彼らの夫人たちを教育しなければなりません。それが韓国の婦人、北朝鮮の婦人ということでしょう?

 北朝鮮の婦人と韓国の婦人を一つにするのが一番の早道です。今回もそうです。群れを意味する「黨(党の旧字)」という字を書いてみなさい。なんと騒々しいことでしょうか。家を表す「堂」の字で書いたので、女性たちを前面に立てるにあたって平安なのです。金正日も同じです。

 文総裁が何をやりますか? 女性たちを中心として「家庭堂」をつくって教育するのです。立派な妻にしてあげるのです。男性には皆妻がいるでしょう? 立派な妻にしてあげ、立派な母にしてあげるのです。ですから、私たちの家庭を愛国の家庭にするのです。それが目的です。

 立派な妻がいれば何をして、立派な息子と娘がいれば何をしますか? 立派な愛国の家庭となるのです。愛国の家庭になったら何をしますか? 国をつくるのです。それでは国があれば何をしますか? 聖人の道を行くのです。世界に尽くすのです。世界があれば天地に尽くすのです。天地があれば神様に尽くすのです。公式がそのようになっているのです。このような全体を解明できる内容として、今回二つの団体を創立したわけです。これを連合しなければなりません。

 「天宙真の父母連合」です。真の父母を中心としてすべてを創造しませんでしたか? 創造がそうでしょう? 天宙が何によって形成されていますか? 霊的な世界の左右と前後の関係が、真の父母を中心として形成されたのです。

 真の父母の中心は何ですか? 神様とアダムとエバが一致して、愛に定着するのです。愛の中心に定着できるポイントが軸となり、それからアダムとエバの夫婦が横的になりませんか? それが上弦、下弦です。男性は右弦であり女性は左弦です。神様を中心としてみると、神様は上弦で、真の父母は下弦ではないですか? 愛を中心として前弦と後弦、息子と娘が出てくるでしょう?

 それが根本です。その根本を合わせなければならないのです。ここは超党的です。政治、経済、文化の面がそこに連結されなければならないのです。上弦、下弦、右弦、左弦、前弦、後弦です。これが上下関係と夫婦関係で一つになってこそ、息子と娘が出てくるでしょう? 息子と娘を持てなかったのが堕落でしょう? その原則を中心として帰結させたのが、この二つの団体です。それで今回、この二つの団体を発足させたのです。

 それで神様と天地父母です。それから祝福された家庭、祝福家庭の息子と娘が、その愛に一致できる立場で神様に侍り、平和の家庭を築かなければなりません。それでこそ平和の基準にも合い、統一の基準にも合い、上下全体の理想的な面で回るにも互いに衝突しません。そのような組織形態なのです。

 「天宙真の父母連合」を中心として、世界、個人完成、家庭完成が連結されるのです。それを中心として横的な内容……小さいので個人が回るのも三六〇度、氏族が回るのも三六〇度、互いに衝突しないでバランスを取るのです。どこに行っても、その中心を中心として回っていくのは水平なのです。水平が大きくなれば大きくなるほど、縦も大きくなっていくのです。縦が大きくなっていけば、前後も大きくなっていくでしょう? それを離すことはできません。三位一体です。それで上下、前後、左右です。

 堕落とは何ですか? 上下、左右を完成しましたが、前後を完成できなかったのです。息子と娘を持てませんでした。サタンが上下、前後、左右を束ねたのです。それを正さなければなりません。

 それがだめで、家庭がすべて合わないので、家庭を教育するのです。「家庭堂」で教育するのです。「絶対孝子となり、絶対忠臣、絶対聖人、絶対聖子の家庭になれ」というのです。神様と常に離れられない、定着できる家庭を築くのが、神様の創造理想です。それが根本です。それが根本にならなければ、すべてのものがねじれてしまいます。それで「家庭堂」という言葉が出てきたのです。はっきりしています。

 それが創造理想です。この軸を中心に三六〇度ですが、一八〇度はいつも主体と対象の関係です。一八〇度の主体と対象が編成されてこそ、三六〇度が出てくるのです。少しねじれただけでも壊れてしまいます。完全に九〇度に合わせなければなりません。球形世界は、ここはすべて三六〇度です。垂直に通じる三六〇度は、この一点を通じるのです。

 愛と連結していない存在は、運動する球形体制において、一つの要素として残ることができません。理論的なのです。先生は八十歳にカナン復帰するのではありません。八十歳に地球星に着地するのです。それは、どういう着地ですか? 天下をすべて収拾して着地するのです。その着地家庭は、天地を代表し、氏族も天地を代表し、神様の心情世界、すべてを代表した着地基盤だというのです。

 四十年ぶりに帰ってきて、カナン地球星に着地するのです。天地にいたるまで、すべてを一斉に祝福したので、家庭さえ築いて組織編成し、着地できる日には、世界は一つになるのです。その道がないというのに、上下の間をどのように一つにまとめますか? 上下がこのようになりますか? 垂直にならなければなりません。左右がこのようになりますか? 水平にならなければなりません。前後も水平にならなければなりません。三つのかけらを合わせて球形を形成するのです。二つのかけらではだめでしょう?

 ですから、「堕落」とは何ですか? 上下関係と左右関係は持ちましたが、息子と娘、前後がないので、血筋が断たれたのです。それで最近になって強調するのが血筋です、血筋! 上下関係も血筋のゆえ、夫婦関係も血筋のゆえ、愛と生命も血筋のゆえにあるのです。息子のためにあるのです。息子を生めなければ、アダム家庭一つだけで神様が生きられますか? 孫もいないのに何がおもしろいのですか?

 郭錠煥も孫を愛しますか?(「はい」)。それが原則です。そこから根本が定着して家庭を元返さなければなりません。個人の体、心が一つにならなければなりません。

 神様が私たちの心の中におられるのです。私たちが個人の家ではないですか? 男性は神様が性相的に分立した神様の家です。女性は神様が形状的に分立した神様の家です。二人が新しい一つの主体として、大きな主体となるために、夫婦を中心として家庭形成の主体的な形状になるのです。真の愛がなければ、心と体が一つになれず、プラスとマイナス状態が一つになりません。愛がなく、二人がだめになれば神様が離れます。神様が離れれば、私の心も離れるのです。男性の心も離れて、女性の心も離れるのです。なぜ、離れるのですか? 神様が離れるからです。

 家庭もそうです。息子と娘がいて、三代が一つになって、互いが必要であると感じなければなりません。祖父母も必要であり、父と母も必要であり、夫婦が必要であり、息子と娘が必要でなければなりません。お互いが必要なのです。「あいつがいなければだめだ」と、お互いすがらなければならないのです。そうして、築いたのが家庭です。それが核となって、さらに大きいもののために投入するのです。

 そのような家庭が十家庭あるとして、その十家庭のために投入すれば、中心家庭になります。十家庭のためにより多く投入すれば、結果的に十家庭の中心になるのです。そのようになるのです。原理の内容が、先生が語ったその原則を中心として、すべて連結されているのです。

 宇宙全体がそうです。上下においてもそうであり、前後においてもそうであり、左右においてもそうであり、すべてが連合なのです。天宙真の父母。天宙が運動しているでしょう? 「天宙真の父母連合」と言えば、すべて入るのです。上下関係、前後関係がこれを中心として、育っているのです。

 真の父母とは何でしょうか? 神様の愛を中心として、生命圏を中心として、血統圏を中心として、良心圏を中心として、すべて一体になることができるのです。真の父母が定着できるのは、そのような場です。それが芽となって、そこから育って世界に枝が伸びれば、国家、世界、天地がすべて連結されるでしょう? それは移動するものではありません。

 神様は絶対、唯一、不変、永遠なので、定着する基準も絶対、唯一、不変、永遠でなければなりません。何によって? 政治力ではありません。手段によってではありません。力によってでもいけません。真の愛によって為に投入するようになれば、より多くの価値を持つようになるのです。

 真の愛を中心として、為に投入すれば、それは絶対になくなりません。発展するのです。入力よりも出力が大きいのです。なぜでしょうか? 宇宙がそうです……頻繁に現れれば宇宙が来てくっつきます。真の愛も核が現れれば、来てくっつくようになっています。磁石も鉄分があれば、鉄分の配合比率によって引っ張る力が違うでしょう? 同じなのです。真の愛が宇宙を引っ張るのです。

 神様は、真の愛をもって創造されたでしょう? 一人ではいけません。真の愛があっても、一人で何をしますか? 女性がどんなに美人であっても、一人で愛や生命、血統があっても、一人ではすべてなくなるでしょう? あってもないような存在になります。ですから、女性と男性はどうしてこんなにも慕い合うのですか? なぜ、数千年が過ぎても慕って、相対がなければ生きられず、生命を投げ出してまでも互いに保護しようとするのかというのです。それは真の愛があるためです。

 「天宙真の父母連合」について分かりましたか? 核です、核! この中心は、相対的な面で水平を持てなければ球形になりません。これが大きくなりません。それで総決算的な永遠の定着基盤を中心として、韓国で摂理するために、このような組織を組んだのです。

 永遠にいかなる存在であっても、真の父母が絶対に必要なのです。真の父母の愛が必要です。私たちの四肢に生命がぶら下がっているでしょう? 生命がぶら下がっており、愛がぶら下がっています。神様の愛は永遠に生きていて、その愛の本体なる力が、生命をもって動かすことができるので、永遠となるのです。愛だけが永遠なのです。愛だけが常に縦的なてっぺんに立つことができます。愛し合う夫婦は横的になります。

 愛と生命がここで和して、血統が連結されるのです。分かれていたのがここに入ってきて合わさるのです。合わさって上がっていったのが下りてきたので、下りてきてこちらに広がっていくのです。血統が重要だというのです。血統を残さなければなりません。

 愛の根である神様から、数多くの先祖を経て生まれ、だんだんと大きくなりますが、一なるこの中心は変わることはありません。血統は永遠だからです。神様の血統的な根源の相対になれば、ぴったと一挙にくっつきます。神様を中心として世界の球形を形成すれば、自動的に連結するのです。そのような意味から天宙何ですか?「真の父母連合」です。

 真の父母が何ですって? 真の愛です。絶対、唯一、不変、永遠なる愛の基準において、中心の立場にいるのが真の父母です。すべて相対的な基準が必要です。誰しも相対が必要なのです。小さいものは小さな相対が必要です。小さいものは小さいながら、主体と対象を中心として球形を形成し、大きいものはこれを中心として球形を形成するのです。こうしてさらに大きいものとなっていくのです。神様は根本であられるだけに、始まりから終わりまで球形を形成するのです。宇宙がすべてその愛の圏に入るのです。

 だからといって、小さい存在はそのままでは存在しません。真の愛ゆえに存在するのです。個性真理体の理想が何ですか? 私の細胞が四百兆以上にもなりますが、その細胞を一つも無視できないのです。それでは「天宙真の父母連合とは何ですか?」と聞かれれば、どのように説明しますか? 今、先生が説明したことを話すのです。

 「天宙平和統一家庭堂」とは何ですか? 根源の場に合わせることのできるのが、家庭です。家庭が合わせることができるのです。個人時代の家庭、氏族時代の家庭、民族時代の家庭、それが水平にならなければなりません。ですから、自分の家庭よりも大きいのが氏族なので、氏族のために完全に投人して生きていくのです。そのようにしてこそ広がっていきます。自分の家は上がって、投入したものは下がっていきます。それで水平になるのです。

 ですから、縦的な基準の権限を持ってどこでも行けるのです。一つになったならば、神様が行かれる所にどこでも行くのです。神様はこのように高いのですが、一つになったので、個人時代から八段階が一つになったので、縦的に連結され、この軸を連結して、この軸を中心に回るのです。宇宙がその圏内に入ってきているので、神様のものとなり、私のものとなるのです。それは私だけではいけません。神様もそのような息子と娘を願うのです。

 ですから、この真の父母の思想を連結できる横的な基盤があって、主体との相応的な内容が連結されてこそ、球形となるのです。それは神様のものであると同時に相対のものです。

 ですから、夫と妻は互いにそれを壊すことはできません。壊せばそれまでの基盤がすべてなくなります。再びやったとしても、二度目は下がっていくのです。世界から国家基準に落ちて、下っていくのです。後には、愛も何もかもすべて無視してしまいます。「愛が何ですか? 組織が何ですか?」と言うのです。

 このように離れて下がっていったので、必要のない愛になります。愛を求めていきましたが、生命の価値を見いだせずに無視されたので、自殺するようになるのです。理論的にそうなります。「何が残るというのか? ひどく苦労しながら、ああでもなくこうでもなく生きるなんて!」と言うのです。「きれいな青春時代に愛の傷跡をつけず、生命を害さないで生きられないならば、きれいな立場で死のう」と言って、若者たちの中に自殺する者が増えるのです。この内容を知らないからそうなるです。

 それで「天宙真の父母連合」、「天宙平和統一家庭堂」です。どこに行っても縦と横を連結しなければなりません。心と体が一つになれというのです。夫と一つになれというのです。氏族の中には数多くの家庭が入っています。自分の家庭を中心として数多くの家庭を犠牲にしようというのは破壊分子です。ですから、氏族のために家庭が犠牲になるのです。民族に対しては氏族が犠牲となり、国家の前では民族が犠牲になるのです。これが存続の原則です。先生が考え出した適当な手段的論理ではありません。天理の原則です。

 間違いなくそうやれば、どんなに端っこの位置にいても、ぱっと真ん中に来るのです。あなたたちがここで全体を中心として、そのような立場でやるようになれば、次第に近くに来るのです。中心の立場に立たされるのです。近くに来て中心にならなかったとしても、その中心の相対的な立場に立つことによって、知ることによって、時間が過ぎれば自然と中心を代身できる立場に入っていくのです。

 この両者が合わされば、さらに別の中心として現れるのです。体制が変更すればそうなります。家庭時代と氏族時代は違うのです。自分の家庭時代の習慣を持ち出してはいけません。ですから、今、統一教会が問題です。家庭時代の習慣、昔の習慣性がどれほど恐ろしいでしょうか? 自分の活動基準を中心として、家庭時代の活動をそのまま世界時代に適用しようとすればだめなのです。天が協助しません。

 中心が大きくなるのに、家庭時代の基準でよいでしょうか? これは破壊です、破壊。消耗です。じっとしている方がましなのです。ですから、新しい分野に責任を負えば、新しい分野において歴史時代のいかなる者よりも、立派に成し遂げなければなりません。立派にやる者以上に立派にやり遂げるのです。その者が十時間動けば、私は十一時間動くというのです。十分でも多く動いてこそ、発展するのです。

 先生は南北統一だけやるのではありません。世界の頂上に向かわなければなりません。それで今、準備しているのです。今回、全世界的にそのような組織を築いたのですが、ずばぬけた者たちが参席したので、文総裁が願う基準を中心として、ここに来た者たちを平準化しなければなりません。この者たちはそうなっていますが、全体はなっていないのです。国家を中心として回って、その基準まで来ていないので、回って教育して、一つの基準を中心として連結しなければならないのです。

 個人完成してくっつけ、家庭完成してくっつけてこそ、三六〇度が大きくなっていきませんか?人間の構造を見ると、すべて中心になっています。人間を見てみると、ここからずっときて、鼻から、唇から、鼻の下から、あごから……あごも二つに分かれます……腹、生殖器まで、一直線になった人は良心的なのです。

 皆さんが鏡の前に立って、生殖器をじっと見れば、どのようになっていますか? 角度がねじれているか分析しなければなりません。左側かそれとも右側かというのです。娘をたくさん生むか、それとも息子をたくさん生むかというのです。角度が違うのです。女性たちもそうです。歪んだ女性たちもいるのです。それは浮気をするのです。男性たちもそうです。

 木を見ると、どんなに丸くても、てっぺんがどこかを探さなければなりません。そのようなことを考えないでしょう? てっぺんと一つになり得る垂直関係がどこにあるかというのです。その木は、育っても円満に育つというのです。(三一七-二六三、二○○○年二月二十八日)

 今や韓国から始めて世界の女性を動員するのです。新しい戦線です。それで「天宙真の父母連合」と「天宙平和統一家庭堂」を創設しました。これが新しい戦線の標的です。これらの組織を完成すれば終わりです。それ以上はありません。それ以上、タイトルを掲げられる表題がありません。最後なのです。(三七-一四八、二○○○年二月二十四日)




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
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すなわち神様の知恵
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Last updated  2023.10.25 23:50:52
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