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毎週土曜日の夜9時から、「小さな村の物語 イタリア」という番組がBS日テレで放送されている。
カンブリア宮殿等の、成功者のサクセスストーリーではなく、どこにでもあるような片田舎のごく平凡な人達の、平凡だが、幸せそうな暮らしを紹介している番組である。
何時からか、好んで観るようになった。
物心ついた頃から、小高い丘の上や山の上、車窓から眺める見知らぬ土地の集落をみるのが好きで、「一つ一つの家にそれぞれ色々な物語があって、それぞれの人生があるんだなー。当然、私の人生なんて知る由もなく、同じくして私もその人達の人生なんて知る由もない。肩肘張らずに楽に行こうや・・・。」
なーんて思っていた。
そんな私に、この番組は平凡でも一生懸命生きている人達の人生を紹介してくれる。
この前は珍しく、娘と一緒に観ていた。
丁度、美味しそうなモッツァレラチーズが出てきた時に「パパも食べれるといーのにね・・・。」と泣かせるセリフ。
いつもはゴーヤの水やりすら拒否するが、たまにはいいこと言うじゃねーか。
パパの病気がいつ治るのか?と心待ちにする娘。
久しぶりに親子の時間が持てました。
平凡だが、幸せな人生。それもいい・・・。
今回の人世はある意味非凡でドラマティックだわな。
貴重なひとときでした。
番組の概要は、下記のとおり。
海を臨む小さな漁村、山肌にはりつくように佇む村、雪に覆われた山間の 気候や風土に逆らわず、共存しながら暮らす。 先人たちが築き守ってきた伝統や文化を誇りに思いながら生きる。 人間本来の暮らしが息づく「小さな村」が今、注目されています。
古き良き歴史と豊穣の大地を持つイタリアで、心豊かに生きる人たち。
美しく暮らす 美しく生きるとはどういうことなのか。 私たちが忘れてしまった素敵な物語が、小さな村で静かに息づいていました。 番組ではありのままの時間の流れを追い、村人たちの普段着の日常を描いていきます。