Performers Radio Station

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2013年11月03日
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タイトルに、当たり前の事を書きました。

アイテム課金のネットゲームのように、戦力を強化すれば、それが勝敗にほぼ忠実に反映されるのではなく、
「いかに勝利をつかむための努力をしているのか」
という、人間として勝利を目指す意志も必要であるか。
そして、ネットゲームでは存在しない、選手たちに声援を送るファンの存在のありがたさ。

読売巨人軍のV9時代。
パ・リーグを制覇したチームは、ある意味「孤立無援」で戦っていたようなものでしょう。
21世紀のパ・リーグとは大違いの世界。
読売巨人軍の伝統、ブランド力。ファンを巻き込んだ、一種の威圧感。

2013年も、「暗黒パ・リーグ」と同じ環境であったならば、イーグルスは日本一になれなかったでしょう。
イーグルスファンの強い意志が、イーグルスを日本一に導いたと感じています。

「果報は仕事をして待て」
「果報は違う事をして待て」
という、迷言を放った私らしく、9回表の2アウトまで中継を見ませんでした。
テレビを点けた瞬間、ロペスに打たれたのは、ある意味
「ワシらしい」
と痛感しましたが。


正直なところ。
1回表からテレビ観戦して、イーグルスの活躍をリアルタイムで見たかった。
しかし、イーグルスの日本一を願う心が、それを許さなかった。
自分ひとりの満足のために、多くの人から喜びを奪ってはならない。
それが、リアルタイムでテレビ観戦しなかった理由。
ただ、最後の1アウトだけならば、神通力などない自分であっても、イーグルスに日本一をもたらすアウトを実現するための、気持ちを送る事が出来るのではないか?
これが、最後の1アウトからテレビを点けた理由。



監督・星野仙一の視点から語れば、
「打倒巨人を唱え続けたら、現実になった」
事から、
「思い続けて努力すれば、それは現実となる」
好例になるのかも知れません。

しかし、野球は一人でできる競技ではありません。
ましてやプロ野球。
ファンという名の
「自分たちに好意を持っているものの、基本的には赤の他人」
に囲まれた、選手や首脳陣。
一般人には克服できない緊張感に打ち勝つには、
「想いを現実にしたいという力」
だけでは、足りないでしょう。

ファンそれぞれが、イーグルスを思い、応援したからこその日本一。

イーグルスファンのみなさま。
おめでとうございます。
そして、ありがとうございました。





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最終更新日  2013年11月03日 22時44分54秒
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