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2007.11.04
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カテゴリ: ボクシング
WBA世界フライ級王座戦
王者・坂田健史VSデンカオセーン・クラウィチット

良くも悪くも坂田らしい試合になりました。

1R、挑戦者が先手を取る。
開始直後の攻撃からペースを奪いにいき、常にリング中央に陣取って戦う。
スロースターターと言われる坂田は動きが少ない。
ジャブを打ちながら単純にサークリング。手も足も体もあまり動かず。硬いか?
ラウンド終盤にはジャブに右を合わされた形でダウン。
挑戦者が最高の立ち上がりを見せる。
10-8デンカオ

2R、少し動きが多くなる坂田。ただ手数はあまり出てないか?
10-9デンカオ

3R,前のラウンドからエンジンが温まってきた坂田がペースアップ。
コツコツ当てながら前進。坂田ワールドに突入か?
10-9坂田

4R,坂田が前回に続き前進し良いボディをヒットも
途中ここまで打たなかったデンカオセーンのアッパーをクリーンヒットされる。
これを取って10-9デンカオ

5R,ガクッと動きが鈍るデンカオ。ボディが効いた様な感じ。
この回は挑戦者ほとんど攻撃せず。
10-9坂田

6R,この回も動きが鈍い挑戦者。大きなパンチを溜めて打つ。一発狙いか?
坂田は対照的にエンジン全開で細かいパンチを打ちまくる。ペースは掌握。

7R,偶然のバッティングで坂田が目の上をカット。実況の反応鈍すぎワロタ。
カットした直後にデンカオの強打が二発ほどクリーンヒットする。
ただしそのほかは完全に坂田ペース。
微妙だが10-9デンカオ。

8R,そろそろスタミナが切れてきた感のある挑戦者に対し
王者・坂田はこれからが本番といった感じ。手数で圧倒。

この回以降自分は全てのポイントを坂田に。
坂田ワールド全開。

終盤、疲れとボディへのダメージでヘロヘロの挑戦者。
たまに良いパンチを返すも坂田は意に介さずガンガン前進しガンガン手を出す。
が、ボディブロー以外に目に見えるほど有効なパンチが無い王者・坂田。
おそらく、この坂田のいつも通りの特徴(欠点)が判定に響くことになったのだと思う。

最終回にはホールディングで挑戦者に減点1

坂田はたまに良いパンチをもらいながらも完全に自分のペースで試合を進めた。
自分の採点では115-111で坂田の勝利。
負けはまず無いだろうと思っていたら判定は意外な感じに。

115-112デンカオセーン
114-112坂田
113-113ドロー

とまあ三者三様のドローという結果に。
最終回の減点が無ければデンカオセーンが勝利していたということですね。
ホントにボクシングは何があるか分からんな・・・
と、改めて思いますね。

上で書いた通りこういう判定になるのは坂田のスタイルに原因があるんじゃないかと。
WBAの判定基準は有効なクリーンヒットが最優先で、続いて手数、主導権ときます。
坂田は手数が多く主導権も握れるんだけど、有効なクリーンヒットを取りにくい。
確かに当ててる。そりゃもう数え切れないくらい当ててたし、クリーンヒットだったと思う。
でも有効か?と、きかれるとそれは微妙。
相手が嫌がってるのは分かる。
でも効いて嫌がってるのかうっとおしいだけなのか分からない。
そもそも腹を打たれるのを嫌がってるだけにも見えなくない。
ボディブローにどの程度ポイントを与えるかはジャッジによって分かれる。
坂田の上へのパンチを有効と見るか触ってるだけ(ひでぇ)と見るかによっても
採点が変わってくる。

つまり坂田はジャッジ泣かせの選手だということです。
顔へのパンチはまったく効いてるように見えないし、ボディブローも難しい。
相手のパンチをキレイにかわすわけでもないし、クリーンヒットも貰う。
だから余計に難しくなる。
自分もこの試合、結構迷うラウンドがありました。
それでも、あそこまで主導権をとれば坂田だろうと思ったのですがね。

ジャッジ次第の面がある試合を続けてちゃ長期政権は難しい。
坂田には、そこらへんを改善して欲しいですね。
もっとメリハリをつけて、ボディだけでなく上への強打を増やしてみるとか。
あのしつこさに加えてそれがあれば終盤、相手は立ってるのも嫌になると思うのですが。

どうでしょうか?
倒してしまえば判定なんか気にする必要は無いですし
それになによりKOはやっぱりボクシングの最も分かりやすい魅力でもあります。

べ、別に坂田の試合が退屈だってワケじゃないですよ。
ボクシング界の為を思ってのことです。ハイ。うそじゃないです。
あまり一般受けしない坂田選手ですが世界戦でKO勝利ともなれば世間の注目も一気に・・・
とか思ってまでです。ホントですよ?。
終盤まではちゃんと見れますもの。
某ジョンルイさんとかワル巨人なんて5回には眠く・・・・





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Last updated  2007.11.04 17:46:43
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