Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2011/10/02
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 Hola!(オラ!) 9月19日から27日まで、生まれて初めて「情熱の国」スペインへ旅してきました(もちろん連れ合いと一緒です。「治安が悪い」と聞いていたマドリッドや場バルセロナでも、幸いスリや強盗にも遭わず、無事帰国できました)。なぜ行き先がスペインなのかは、いくつか理由がありました。
s-IMG_9316.jpg
 (1)ヨーロッパでまだ行ったことがなくて、プラド美術館、アルハンブラ宮殿、サグラダ・ファミリア、世界遺産のトレドなど見たいところが多い

 (2)シェリー好きの僕としては、「スコッチ・モルトウイスキーにおけるアイラ島」と同様、アンダルシア地方のヘレス・デ・ラ・フロンテーラという聖地(シェリーの醸造所が最も多い)を訪れるのがずっと夢だった

 (3)何よりも食い物(タパス、ピンチョス等)が旨そう。現地でバル巡りをするのが楽しみ--等々( 写真左 =ドーハ空港の案内標識を見て、イスラムの国にいることを実感)。


 今回の旅の主な日程は、以下のようなものでした。s-IMG_9319.jpg

9月19日深夜 関西空港発 カタール航空 ドーハ経由でマドリッドへ

9月20日午後 マドリッド着(マドリッド泊)( 写真右 =ドーハ空港の免税店街。24時間営業ですが、意外とこじんまりしている。ドバイ空港の免税店はもっと充実しているとか)。

9月21日午前中 マドリッド、 午後は電車でトレドへ 夕方再びマドリッド(〃)

9月22日早朝 電車でマドリッド発 ヘレス・デ・ラ・フロンテーラへ(昼頃着)(ヘレス泊)

9月23日午前中 ヘレス、 昼頃 へレス発 バスでセビージャ経由でグラナダへ(夕刻着)(グラナダ泊)

9月24日 夜までグラナダ(アルハンブラ宮殿などへ) 夜9時半すぎ空路バルセロナへ(バルセロナ泊)

9月25日 終日バルセロナに滞在(〃)

9月26日 午前中 バルセロナ、 午後 空路ドーハ経由で帰途へ(日本着は27日午後4時頃)
s-IMG_9323.jpg

 いつものように団体ツアーではなく、往復の航空便とホテル(朝食のみ)がセットになっただけの、完全なフリー・プランの旅を選びました(頼んだ旅行会社はHISでした)。


 「フリー・プラン」だと、自分たち行きたいところへ行けて、食べたいところで食べれて、お仕着せの観光ツアーでは味わえない時間が過ごせます。ガイドがいない分、それなりにハプニングや苦労も多いけれど、それも含めてが旅の面白さだと思ってます( 写真左 =ドーハ空港のカフェ。少し納得できないけど、イスラムの国だからアルコール類は一切ありません)。


 スペイン語はまったく勉強したことはありませんが、かつて独学で勉強したイタリア語と少し似ているのでとっつきやすい感じがします。事前に特訓すれば(クソ度胸だけはあるので)食事や買い物、移動、ホテル周りくらいなら、まぁ何とかなるだろうと一応、4カ月ほど前からほぼ毎日ウォークマン(ヒヤリング)と会話本でしっかり勉強いたしました。s-IMG_9321.jpg


 その御蔭かどうかは分かりませんが、込み入った内容以外はまぁ何とかコミュニケーションはとれました。「たとえ片言でも現地語でコミュニケーションした方が、旅は10倍楽しくなる」というのが僕の信念です。現地の人と現地の言葉で触れ合える楽しさは何ものにも代えられません( 写真右 =ドーハ空港ターミナルビル内にあるモスク)。


 前置きが長くなりましたが、関西空港発のカタール航空(QA)803便は出発予定時刻より10分早く(?!)、19日午後11時40分に離陸。経由地ドーハへのフライトは約9時間です。中東の航空会社を利用するのは初めてなので、機中の食事にアルコールは出るのか出ないのかと少し不安(笑)でしたが、ちゃんと出ました(料理は味はいまいちでしたが…)。


 機中のアナウンスがアラビア語と英語(ドーハ~マドリッド間はさらにスペイン語が加わる)であるとか、機内の端末で見られる映画の字幕もアラビア語が付いているのが多いとか以外、サービスは他の航空会社とほぼ同じです。s-IMG_9322.jpg


 唯一の不満は乗り継ぎのドーハ空港です。とてもきれいで近代的なターミナルですが、残念ながら空港内の飲食関係の場所がすべてアルコール類禁止(!)です。ターミナル内には、メッカに向かってお祈りができるモスクまで!設けられていて、結構たくさんのモスリムが集まっています(なかにはお祈りをした後、そのまま仮眠している人も)( 写真左 =空港内の書店には、あのオサマ・ビンラディンに関する本も)。


 カフェにも、バービカンとか炭酸飲料、ジュース、コーヒー類くらいしか置いていません。フランクフルトとかアムステルダム経由なら、必ず空港内のカフェ・バーでビールくらい一杯飲めるのですが、ここはイスラムの国なのだということを改めて実感させられます。いくらドーハでも、せめて空港内くらい、イスラム圏(イスラム教徒)以外の人には飲酒を認めろよー(笑)と言いたいです。


 さて、ドーハで約3時間ほどのウェイティングがあった後、同じカタール航空のマドリッド行きに乗り換え、いよいよエスパーニャへ出発です。マドリッドまでは約7時間の旅です。ドーハまでの間ですでに食事が2回出ているのに、マドリッドまでの間にあとまだ2回も食事が出るんだとか(多すぎるよ!)、ほとんど運動していないので腹が減りません。航空会社は余計なサービスが多すぎますね、ほんとに。いずれにしても次回は、ドーハ経由のヨーロッパ行きはご免こうむりたいです。


【スペインへの旅(2)マドリッド編<上>へ続く】

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うらんかんろ

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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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