Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2013/02/04
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カテゴリ: 音楽
 この写真、何だか分かりますか? 私が、「成田一徹さんを偲ぶ会」(2013.1.27.@神戸)で大西ユカリさんの献歌「That Lucky Old Sun」のピアノ伴奏をした際、実際に使っていた譜面です(余談ですが、ピアノはあのスタンウェイのグランドピアノでした!)。
s-IMG_2780.jpg
 偲ぶ会が終わった後、ある方に見せたら、とても驚かれました。「五線譜じゃない! おたまじゃくしがない!」と。 

 そうです。実は、私はほとんど楽譜が読めません。だから、いつも使う楽譜には、基本(歌い手さんや自分が歌う)歌詞とコードしか書いていません。

 いつもピアノBar・Mで伴奏している時も、弾き語りしている時も、だいたい歌詞付きのコード譜だけでやっています。コードは長年の練習のお陰でほとんどが頭に入っていて、鍵盤上ですぐに位置(や指の形)が分かるので、ピアノ伴奏は基本はコードで弾いています。

 もちろん、ただコードでジャーン、ジャーンと弾くだけでは芸がないし、面白くないので、実際には、右手は分散和音(アルペジオ)の様々なバリエーションで弾いたうえで、“おかず”というつなぎの音を挟んだりしています。

 左手も、単にルート音(主音=Cならド)だけでは面白くないので、主音と5度、主音と♭セブンスを組み合わせたり、同じコードでも分数コード(C/G、E♭/B♭とか)にして変化をつけるようにしています。

 ギター弾きからピアノ弾きに転じ、独学で勉強したため、苦肉の策で始めたコード弾きですが、コードさえ記されている楽譜なら初見ですぐに伴奏ができるので、今ではこのやり方に徹したことに後悔していません。何よりも今回、偉大な歌姫・大西ユカリさんの伴奏が出来たのですから。





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Last updated  2020/12/10 01:14:48 PM
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うらんかんろ

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Comments

汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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