ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

May 22, 2009
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eglisestjames.jpg今、カナダのケベック州モントリオールを訪問中

 面白いライブを鑑賞した。来週生誕100年を迎えるクラリネット吹き故ベニー・グッドマンの特集、ノリノリのズージャ大会。
 ジェームズ・キャンベル(クラ)、ジーン・ディノビ(ピアノ)、ミシェル・ドナート(ダブルベース)ほか。80歳ぐらいの方も含む五人編成のバンドで、Sound of Musicのジャズ版や、Sunny Side of the Street、Don't Be That Wayなどが次々と披露された。

 演奏だけでなく彼らの話も興味深かった。(最初はフランス語でしゃべってたのが、途中から英語に変わったのでなんとか聞き取れた。)
 このおじ(い)さんたち、みんなすんごい経歴をお持ち。グッドマンと共演経験があるばかりか、チャーリー・パーカーやシャルル・アズナブールやジャック・ブレルと一緒に世界を周っただとか、生前のショスタコ、カバレフスキーとの思い出話やウラ話も暴露され、会場は爆笑の渦。
 グッドマンはジャズ畑の人という印象があったけど、クラシックにもかなり造詣が深かったそうで、ブラームスのソナタなどの録音と平行してジャズもやってたのだとか。クラリネット吹きにとっては神格化されて崇められてる。

 ライブで彼らが使用してる譜面も、グッドマンらが1950年代の録音当時に実際に使ってたものとのこと。Bennyとの直筆署名入りで、値段がつけられないほどのシロモノ。

 やっぱりジャズはナマで聴くのがいい。楽しい音楽の時間を満喫できた。

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 今宵のライブ、前座は「若者」の演奏によるクラシックだったのだけれど、こちらも特筆ものだった。
 ウェストサイド物語のピアノ独奏版、プーランクだかクープランだかのソナタ(cl、pf)、そしてバルトークの「コントラスト」(vn、cl、pf)。いずれもグッドマンに関係する作曲家や楽曲。
 バルトークでバイオリンを弾いたのは、北米では有名人、レイチェル・バートン・パイン。バロックからロックまであらゆる分野の曲を弾いちゃうお姉さん。
 3楽章冒頭ではもう一台の変則調弦バイオリンに持ち替え、ギコギコ弾きまくってた。





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最終更新日  May 23, 2009 10:49:58 PM
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