ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 5, 2009
XML
 この夏は、多くの人との出会いや別れがあり、楽しかったこと、苦しかったこと、いろいろありました。ま、海にも行けたし山にも行けたし、こないだは海外に行ってきたし、総じて充実した日々を過ごせました。

 最大の想ひ出は以下。
 声を大にして周りの人にしゃべりまくってしまいたいような、いや、誰にも言わずに自分ひとりでひっそり喜びを噛みしめたいような、そんな「ひと夏の経験」。何ごとにも多少の利害が絡むからなかなか言えないことも、ブログにだったら気軽に書けます。単なる自慢ネタと捉えられるでしょうが、やっぱり僕としてもどっかに記録しておきたいわけでして。

*****

 友だちの紹介で、某バイオリニストと知り合いました。
 僭越ながら、夏のある日にちゃっかりご自宅にお招きいただき、ニューヨーク郊外の豪邸を訪ねました。
 そして、なんとその方がお使いの楽器を間近で見せていただいたのであります。ストラディバリなどに次ぐイタリアの18世紀の銘器(Gで始まる)。日本円で1億円(!)ぐらい。←ホントです
 至近距離で見られ、感激のあまり思わず「 マンモスうれピーっ !」と叫んでしまう僕でありました。←ウソです

 それだけでも光栄なのに、そのお方は「弾いてごらんなさい」とさらりとおっしゃる。別に懇願したわけじゃないし、多少は躊躇しましたが、お言葉に甘えて弾かせていただきました。
 何の曲を弾いたらいいのかわからずオロオロする僕。とっさに浮かんだ曲はバッハの協奏曲2番の3楽章。なぜこの曲を弾いたのか自分でもよくわかりません。とにかく緊張しまくってて、ほとんど覚えてません。わずか2、3分の出来事でしたが、ギコギコ弾かせてもらったのは事実。今思うと、ちゃんと証拠写真を撮っておくんだったと悔やまれます。

 おそらく今までの自分の人生で最も緊張した瞬間でした。

 さすがは銘器。大きな音がしたし、自分の弾いてる音というよりかは、背後か頭上でほかの誰かが弾いてるような、不思議な感じがしました。

 あまりに緊張したために、弾き終わった後に、どっと汗が出てきて、身体がぶるぶる震えました。しかも情けないことに、首や腕に軽く湿疹が出てました(笑)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Sep 5, 2009 07:26:26 AM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: