ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 15, 2009
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カテゴリ: 旅情
 今さらながら、この夏に見物した催しについてやっぱり書き留めておこうかと。

 先月、南欧での休暇の帰路に、所用でアムステルダム(蘭)に一瞬だけ寄りました。そこではたまたま「アウトマルクト Uitmarkt」だかという、晩夏恒例の「熱狂の日」文化祭みたいなものが開催されており。

 クラシック、ジャズ/ポップス、舞台などの分野それぞれにおいて、複数の会場で次から次へと芸能が披露されてました。入場無料。しかも、ひとコマだいたい30分なので飽きない。

 ちゃっかり二つの公演をのぞいてきました。

 まずピアノのリサイタル。uitmarkt1.jpg

 ずーっと前から気になってた「エディット・ピアフに捧ぐ」とかいう曲を運良く聴けました。プーランクだかクープランだかの作った曲。

 もうひとつは屋外での公演。地元オケ(オランダ・シンフォニア Holland Symfonia)を従えて、三人の歌い手さんが独唱、重唱してました。オペラとか歌謡曲とか。

   ダム広場uitmarkt2.jpguitmarkt3.jpg

 どうやらこのお三方、「国民的歌手」らしく、会場に集まった老若にゃんにょの皆さんも一緒にオランダ語で大合唱。
 ふと、日本だったら、老若男女全てに好かれる現役歌手って誰だろ、などと考えてみたり。そもそも、「日本人だったら誰でも歌える楽曲」って何だろ。いい日旅立ち?

 とにかく、この夏祭り、ナニゲにすごい。出演者は基本的に地元オランダ人ばかりというのもさすが。今まで地道に活動してきたベテラン音楽家とか、将来が嘱望される音大生とか。国外の著名な奏者を高額報酬で招くんではなくて、背伸びせずに地域に根ざした手づくり感を保ちつつ、さりげなく地元発信の文化/芸術提供の仕組みを築いてる。
 芸人さん側にしてみれば、ひとコマ30分というのは中途ハンパかもしれないけれど、観客側としては便利。簡単にはしごできるし。

 運営も限りなくボランティアが関わってる感じ。背後でしっかりと行政やスポンサーが支えてるはずなのに、敷居が低い。

 端から見てて感心してしまいました。この国この街、勝手ながら惚れ直してしまったわけで。





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最終更新日  Sep 18, 2009 08:03:34 AM
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